2012年04月29日

戦闘機が衝突しても崩落しないはずの1F-4号機の外壁は、なぜ崩落したのか

 フクシマの事故の中で、なぞに包まれているのは1F-4号機です。正直、なぜあのような崩落が起きたのか、私も未だにわかりません。関連ブログで紹介しているように何度か分析しているのですが、いくつか新しい情報もありますので、ここで再度まとめてみます。

まずは公式の東電プレス
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変形が起きた時に、目撃者がいることが、ここからわかります

1F-4の平面図 出典
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上空から 2011.3.20 出典
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位置は、上図のように表しています。

海側 2011.3.20 出典
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南側 2011.3.20 出典
2012042903.jpg

山側 2011.3.24 出典
2012042902.jpg

南・山側 2011.3.22 出典
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北側 2011.3.15 出典
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よく見ると4号機から黒煙が上がっているように見えますが、単にオイル(MGセット)が焼けているだけかもしれません−線量を考えるとそうでしょう。白煙は、3号機からのようにも見えます。

衛星写真 2011.3.14 (3号機爆発直後)
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4号機の海側の壁から白煙が上がっていることがよくわかると思います。

3月15日の4号機火災の動画?

Kataklizm w Japonii. Walka o schłodzenie reaktorów 投稿者 drabikpanytv

裸のフクシマから

p.43 『4号機は一番ミステリアスで、特に大きな爆発音もなかったのに、見ている前で建屋の外壁が映画のSFXのモーフィングのようにみるみる変形し、結果的には側面がぐちゃぐちゃに壊れたという』(作業員)

原子炉の壁がとてつもなく頑丈にできていることを証明するビデオ

F4 Phantom が体当たりしても、びくともしません。それだけの非常に堅いコンクリートで作られているのが原子炉建屋であり、これが5重壁の最後の砦。これが破壊されることは原子力村の住民は誰も想定していません。

 余談ですが、この実験を知っているのでしょう、昨年の関西電力の株主総会では、次のようなトンデモ発言が飛び出しています。9.25脱原発デモ『東京に原発を!デモ』から
「北朝鮮が原発に対してテポドンを撃ってきたらどうしますか。その対策を教えて下さい」
―男性株主の質問に、原発事業の担当役員である豊松秀己常務取締役(57)が答弁に立った。「テロ対策は、侵入があれば治安機関に通報する。大規模テロには対策本部を設置し、テポドンの場合は国民保護対策本部を作って国と対応する」その上で「仮に着弾があっても、堅固な立派な格納容器と思っている」と言い放った。関電の原子炉11基は日本海に面する福井県内にあるが、弾道ミサイルの標的になっても「大丈夫」との強弁だった。


こちらではクラック?指摘されています。
2012042913.jpg

 ミサイルでも破壊されないと、電力会社が太鼓判を押す外壁がなぜ崩壊してしまったのでしょうか。なぞがなぞを呼ぶばかりです。

◆関連ブログ
1F-4号機を再度分析する2012年01月07日
4号機が3号機からの水素で爆発?2011年11月10日
9.25脱原発デモ『東京に原発を!デモ』2011年10月06日
タグ:1F 1F-4
posted by いんちょう at 22:11| Comment(12) | 原子力