2020年05月19日

2020年5月19日 ツイキャス PCR検査不要派の詐欺計算について

毎日、21時よりツイキャスしています



全員PCR検査をしても、7%しか本物を見つけられないと主張する「オウム真理教症候群」のサギの根元はどこにあるかを解説しました。

下記ブログもご覧ください
http://onodekita.sblo.jp/article/187506017.html
posted by いんちょう at 21:35| Comment(1) | Covid-19

PCR検査阻止理論の詐欺話法

 PCR検査をやり過ぎると、偽陽性の患者が出るだけで全く意味がないとの結論を読んだ人も多いでしょう。世界的な潮流と真逆ですし、どう考えても納得出来ないのは確か。しかしながら、計算をごまかしているわけではない。どこかに詐欺が存在しているわけですが、それに騙された人たちが、オウム真理教のごとく、検査の反対を叫んでいます。この理論のどこがおかしいのか、明らかにしてみます。

お金で考える。

陽性を1000円の品物と考える。購入の際にはチップが必要(金額任意)

偽陽性率が、陽性率の10倍 1万円札のみ
9000円の損 (90%が無駄)=10%の的中率

偽陽性率が、陽性率と同じ 1000円札のみ
1000円の損 (50%が無駄)=50%の的中率

偽陽性率が、陽性率の1/10 100円玉のみ
100円の損 (10%が無駄)=90%の的中率

偽陽性率が、陽性率の1/100 10円玉のみ
10円の損 (1%が無駄)=99%の的中率

お金が細かく(精度が高く)なればなるほど誤差が減るわけです。

(古いたとえ話)・・あまりできがよくありません。
考え方
 1ミリの物体の長さを測ろうと思うときに、1メモリが1センチ(10倍)の定規を持ってきて、定規ではうまく測れないから、定規で測るのは無意味だと主張する。

詐欺の核心
 1ミリのものを10倍の目盛りではかったら、きちんとはかれるはずがない。

きちんとはかるためには
 1ミリのものをはかるには1ミリの目盛りではまだ役不足。1ミリの1/10の0.1ミリ単位の測定器具を用いれば、何の問題もない。

 これが、PCR詐欺の核心です。それが巧妙に仕組まれていますので、なかなか気がつきにくい。以下、実際の計算を例にとって解説します。

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posted by いんちょう at 12:53| Comment(21) | Covid-19