2020年08月27日

PCRスンナ派は、卑怯者の集まり

 世田谷区が、中国武漢で実績のある大規模検査の手法である「プール方式」を採用することを発表しました。


世田谷PCRは「プール方式」…4人分の検体混ぜて検査、陰性なら全員「陰性」
2020/08/25 09:14
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 東京都世田谷区は24日、区内で働くすべての介護職員や保育士ら計約2万3000人を対象に、発熱など症状の有無にかかわらず、新型コロナウイルスのPCR検査を行うと発表した。検査能力を向上させるため、複数人の検体を混ぜてまとめて検査し、陰性の場合は全員を陰性と判断する「プール方式」を導入する。
PCR検査の感度は非常に高く、下水からでも検出できるのですから、4人をまぜて検査するのは非常に効率的です。

 このような検査を実施刺さると困るのは、スンナ派の面々。まず大きく取り上げられたニュースといえば。。。

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posted by いんちょう at 20:34| Comment(48) | Covid-19

2020年08月26日

新型コロナをただの風邪に分類?ガラパゴス日本医療

 世界各地の新型コロナの感染は未だに収まっていません。最初の流行地、中国武漢では病床が足りないと国が判断し、2週間足らずで1000床の病院を2つ作り、さらには体育館を軽症者用の入院施設と改造し、数ヶ月でほぼ撲滅いたしました。

 世界各国が、検査を増やし、隔離をして、流行を抑えようと努力を続けているのに、

検査忌避
自粛
ワクチン

を3本柱にして、金をけちってきたのがニッポンです。そして、いよいよ「正しく怖がれ」とばかりに今後は「ただの風邪」扱いするとする方針を発表するようです。



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posted by いんちょう at 20:28| Comment(3) | Covid-19

2020年08月24日

なぜ、マスコミは安倍の受診を「訪問」と書くのか。

 安倍首相の健康問題が、いよいよ抜き差しならぬ状況になったようです。大学病院を一週間足らずのうちに2回も受診するとは、いくらVIPとはいえ何かある感じを受けます。しかしながら、気になったのはマスコミの流した記事。

首相、24日午前に病院再訪へ 17日に「万全期すために検査」
毎日新聞2020年8月23日 23時09分(最終更新 8月24日 10時57分)
 安倍晋三首相は24日午前に東京・信濃町の慶応大病院を再び訪問する調整に入った。複数の政府・与党関係者が23日、明らかにした。

 首相は夏休み中の17日に同病院を受診し、公務に復帰した19日に記者団に「体調管理に万全を期すために検査を受けた」と説明。「これから再び仕事に復帰して頑張っていきたい」と公務への意欲を語っていた。【畠山嵩】
この日本語の使い方はどう考えてもおかしい。

患者が診察を受けるときに病院を「訪問」するとはいいません。実際、夏休み中は「受診」ときちんと書いています。おそらく、内閣広報から

「受診」とは言わずに「訪問」と書け

と指令がきたのでしょう。だから、一つの記事の中で、「訪問」と「受診」の二つが混在しているわけ。

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posted by いんちょう at 21:05| Comment(2) | Covid-19

2020年08月23日

かかりつけ医でPCR可能な名古屋方式を全国へ

感染症専門学会が、「無事」終わったようです。ウイズ コロナの学会で、クラスターが発生しないかどうか、注意深く見守っておきましょう。

 日本は、
・清潔好きで
・医療に書かれない貧困層がほとんどいない
・全国に網の目のように医療機関が存在している

ことから、新型コロナへの対応では世界各国から見学者が訪れてもおかしくない「日本モデル」を構築出来る可能性がありました。しかしながら、日本がやったのは

・極端に検査を絞る
・自粛のみ
・隔離に消極的

という感染症の原則から外れたモデル。しかも、感染症専門医、患者に寄り添うべきプライマリー・ケア学会までもが、「検査は不要」と主張したのには信じられない思いがしました。結局、第一波のときの開業医の仕事は

「4日間家にいさせて、保健所の電話番号を患者に伝える」

ことになってしまいました。検査ができないのですから、結局

「診療拒否」→ 医療崩壊

となるのは自明の理でした。

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posted by いんちょう at 17:24| Comment(3) | Covid-19

2020年08月22日

各地で相次ぐ新型コロナの再感染

 麻疹、風疹などのウイルス性疾患は、一度罹患するとほぼ終生免疫がつきます。逆に水疱瘡は一度治ったとしても、体力が弱ってくると「ヘルペス」という形で表面に出てくることがあります。

 新型コロナはどちらのタイプか今のところはっきりしませんが、再感染症例が多発しているところを見ますと、ワクチンによる免疫もなかなか厳しいのではないかと思われます。(麻疹、風疹では、一度かかったことがある人は、通常免疫を獲得しますので、二度罹患することはまずありません)

 Googleで検索してみますと、日本のように数少ない検査数でもたくさんの報告がみつかります。

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posted by いんちょう at 20:31| Comment(1) | Covid-19

2020年08月21日

三密で強行された感染症学会−クラスター発生の可能性

 以前より注目していました感染症学会が、「無事」8月19日〜8月21日に東京で行われたようです。

最悪シナリオ「可能性低まった」 新型コロナのシンポで専門家
8/20(木) 22:53配信産経新聞
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日本感染症学会の新型コロナシンポジウム=20日、東京都港区台場(伊藤壽一郎撮影)

 新型コロナウイルスに関する日本感染症学会のシンポジウムが20日、東京都内で開催され、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らが感染拡大の現状などについて見解を明らかにした。
まず、この密度に驚かされます。さすが、「感染症専門医」たち。御自ら、新型コロナ肺炎患者を多数診ている(コンサルトだけではなく、患者も診てますよね?) にもかかわらず、本人たちは絶対にかかっていない自信があるのでしょうし、かつ自分が「無症候患者」ではないこともPCR検査をせずとも否定できている。そして、専門医全員が、そのような状況にあると信じられるとは、私には全くもって不可能です。正直、日本の中でも最も有病者が多い集団の一つではないでしょうかね?

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posted by いんちょう at 21:12| Comment(0) | Covid-19

2020年08月20日

リモート診療の体制を整えました

 先日、地域医療センターの当番医では、iPad を使ったリモート診療を実施しました。

発熱患者来院 → 胸部レントゲン → リモート診療

の流れでした。胸部レントゲンは、肺炎患者は理由のいかんを問わず入院となるためでしょう。一般開業医レベルでは、発熱患者をいきなりレントゲン撮影するのは難しいので、困難です。しかしながら、コロナ流行下でのリモート診療はなかなか有用だとおもいましたので、当院でも導入してみることとしました。
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 新規設備投資をするのも厳しいので、現在ある機器を使って工夫してみました。
まず、なにがなくともWifiが必要となります。鉄筋コンクリートのためか、室内のWifiは屋外には届きません。
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posted by いんちょう at 21:04| Comment(0) | Covid-19

2020年08月18日

PCR検査を飛躍的に増やす手法を提案します

 新型コロナの猛威が止まりません。大本営は、全然たいしたことないと主張していますが、実際には患者が増え、さらには重症者まで明らかに増加しています。日本の医療は、

・全国を網羅している
・公的医療が保証されている
・スラム街に住むような貧困者がほとんどいない

という点から、世界の模範となる能力は十分にあったのにもかかわらず、いまだにまともに検査も受けられません。(人口あたり、世界の150位以下)しかもPCR検査有害論を振りまく連中がたくさんいるのは、世界広といえども日本だけです。このため、世界で使われているPCR検査機器が日本国内で製造されているにもかかわらず、それが全く生かされていません。まるでウソみたいな本当の話です。

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posted by いんちょう at 20:59| Comment(2) | Covid-19

2020年08月16日

日本のコロナ対策は完全に破綻している

 新型コロナ肺炎が流行し始めてから、怖くないと主張する一派が未だに活動を続けています。どの国もPCR検査を拡充し、隔離して、まともに戦っているにもかかわらず、英語を教養としてほとんど持ち合わせていない日本だけが、いまだに検査を増やすのは害しかないと主張しています。



 人口当たりで、世界で158位のほとんど最下位といってよいPCR検査数で、いったい何を主張しているのでしょうか。嘆かわしい。PCRは意味がないと言っているのにもかかわらず、
 と手のひらを返したかのような発言。ご本人はこれらの発言に矛盾があるとは考えていないんでしょうか。


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posted by いんちょう at 16:04| Comment(3) | Covid-19

2020年08月10日

「日本人すごい」の情緒的報道をするグループは、コロナ軽視、スンナ派

 日本独自の「ファクターX」にかけて、無為無策のまま、5ヶ月が経過しました。PCR検査の是非を未だに続けているのは、専門家、教養層が英語を理解出来ない日本だけです。フィルターを通った日本語の情報しか見ていないために、このような情けない状況に陥っているのでしょう。そのことは、感染者数の推移を見れば一目瞭然



 ひどい状況です。だいたい、1000人しか死んでないとか、まるで戦争での死者のようにたいしたことないとする報道には憤りを覚えます。感染対策さえしっかりしていれば、亡くなる必要のなかった人たちです。それを交通事故より少ないとか、たいしたことないとか、よくぞまあマスコミに対して発言出来るものです。それこそ、

「原爆はやむを得なかった」

と発言した昭和天皇と発想がかぶります。本当に医療者なんでしょうか。

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posted by いんちょう at 16:54| Comment(3) | Covid-19

2020年08月09日

遂には精神論で、コロナと戦う日本。

75年前の日本は特攻隊を編成し、若者の命を無駄に捨てさせました。美談にする小説もありますが、この狂気の作戦を立案し、認めたのは確かです。そして、そのときの最高責任者は、戦争責任がないことになってしまいました。原爆投下にも「やむをえなかった」と発言できる。どうにも信じられませんが・・


特攻隊に関しての記事がありました。
特攻隊員の自爆機が敵に突っ込んでいく時、なぜ基地の無線で「最後の瞬間」を聞いていたのか
戦後75年 『昭和史七つの謎と七大事件』より #3 保阪 正康
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私は百パーセントの特攻批判はできないとの立場である。というのも、この作戦を選ぶというところに、戦時指導した参謀たちの意識のどこかに、日本的文化があったのではないだろうか、と考えているからである。最後の段階では思考を放棄して、情念だけで事態を捉える。あるいは感性のみで現実に向き合おうとする。その習性を私たちは持ち合わせているのではないかと、自省することが必要なのである。


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posted by いんちょう at 16:34| Comment(1) | Covid-19

2020年08月08日

ホリエモンは、体制派の一員。原発、コロナ、すべて

 47歳になったホリエモン。未だにいろいろとお騒がせな行動をしていますが、体制にかみつくヒーローなどと勘違いしている人はいないでしょうか。

 彼は「東大卒」のブランドがほしいために、一番簡単な文IIIを受験し、見事に東大文学部の「学歴」を手に入れました。目的を果たしたため、彼は大学を中退します。学歴を見ますと、久留米大附設中学、高校と進学していますので、文IIIに合格するのは、難しくはなかったでしょう。

 ライブドアを立ち上げ、株式分割を駆使して、実態のないまま人気をあおり、多額の時価総額をてこに、フジテレビの親会社ニッポン放送の買い占めを実行。当時33歳。

「お金で買えないものはない」
「想定内」

を何度も叫んで、世間を席巻したことは記憶にあたらしい。あまりにも無理な買収で、倒産間違いなしと私の目には見えたところで、ソフトバンクの孫がでてきて、結果的にホリエモンを救った形になりました。刑務所にはいったものの、その後は衆議院選挙で自民党から立候補したりと結構派手な動きをしています。

武部勤自民党幹事長や竹中平蔵経済財政政策担当大臣など自民党大物幹部が堀江の応援演説に訪れていた(武部は「我が弟です、息子です」と堀江を持ち上げた)

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posted by いんちょう at 19:55| Comment(3) | Covid-19

2020年08月06日

無能集団「日本感染症学会」は、いつ学会の中止を決断するか。

 日本全国でコロナの流行が激しくなってきました。ここ、熊本市でも大学病院の医師が感染したりと、もはや流行を食い止めるのが、かなり困難になってきた印象を受けます。負けている戦争を勝った勝ったと宣伝し、本土空襲までやられていながら、「勝っている」と信じ込んでいた日本人。もちろん、そのDNAは捨て去られていません。今は、

・感染者数は増えているのは、検査数が増えているから(だから心配ない)
・重症者はいないので大丈夫
・そもそもコロナはインフルエンザより怖くない
・感染者数の発表をやめろ

といったまさに「大本営」的な手法で、国民を騙そうとしていますね。私自身はこのような情報社会の中で、騙される方が悪いとは感じていますが。

 さて、このコロナ楽観論をまき散らす有害な学会の一つに「日本感染症学会」があります。先日もブログで紹介しましたが、未だに全体学会を開くことをあきらめてはいないようです。

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posted by いんちょう at 19:54| Comment(1) | Covid-19

2020年08月05日

ついに馬脚を現したスンナ派。彼らにとって国民は単なるモルモットにすぎない

諸外国がPCR検査をどんどんと拡充し、陽性者を社会から隔離、治療。そして、感染が広がらないようにして、経済を回し始めています。日本は、検査を拡充しないどころか、真反対のGOTOキャンペーンを税金を使ってやり始めました。
 当院にもGOTOキャンペーンで××に行って、熱が出てきたので心配だと言われてこられた方がいました。そこまでリスクがわかっているのなら、なぜ行くのでしょう。また、お盆の時期にかえっていいかどうかを政府が決めようとしています。
 そもそも、自分の田舎に帰るのに政府の指図はいりません。行きたければ帰りますし、行くとまずいと思うのならば帰りません。なぜ、国民は自分のプライベートな事柄に関して政府の「指示」をまとうとしているのでしょう。いい加減、幼稚園児のような甘えた考えは捨ていただきたいと強く思います。情報はあるのですから、自分で判断する。それとも政府がかえっていいと発表したから、お盆に田舎に帰ったらコロナを広めてしまった。自分は被害者だ、政府に責任があると主張するつもりなんでしょうか?
 自分でコロナの流行状況を見て、帰省してよいかどうか位は自分で判断すべきでしょう。

 さて、未だにPCR検査をなんとかさせないようにしようとする抵抗勢力−私は(PCR)スンナ派と命名しております−−が、その理論はまさに情けない限り 

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posted by いんちょう at 19:50| Comment(1) | Covid-19

2020年08月01日

なぜ、外科医は検査結果を待たずにコロナ陽性患者のオペを強行したのか

神戸市立医療センター中央市民病院で、非常に不可解なコロナ感染症例が報道されました。

PCR検査結果待たずに患者手術、途中で陽性判明… 執刀医ら自宅待機に
2020/7/31 20:15神戸新聞NEXT
 神戸市と市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は31日、外科手術のため入院した60代の男性患者が、新型コロナウイルスに感染していたと発表した。執刀医らは手術前に行うPCR検査の結果が出ていないことを知りながら外科手術を始め、手術中に陽性が判明したという。執刀医はそのまま手術を続け、8月10日まで自宅待機となった。

 男性は26日に入院し、検体を採取。翌27日朝になっても結果は出ていなかったが、執刀医らは男性の健康状態などから「問題なし」と判断したという。当初は防護服などを身に着けずに手術をしており、陽性判明後、感染対策をしたという。

 同病院が5月7日〜7月28日に実施した術前検査は計325件で陽性は初。感染の再拡大を受け、現在は入院患者全員を検査している。同病院は「検査結果を確認しないまま手術を始めたのは問題。今後はルールを徹底したい」としている。
一般人は、なぜ外科医が検査結果を待たなかったのか、不思議に思うことでしょう。

まず、この神戸市立医療センター中央市民病院は、続きを読む
posted by いんちょう at 20:26| Comment(1) | Covid-19