2020年08月09日

遂には精神論で、コロナと戦う日本。

75年前の日本は特攻隊を編成し、若者の命を無駄に捨てさせました。美談にする小説もありますが、この狂気の作戦を立案し、認めたのは確かです。そして、そのときの最高責任者は、戦争責任がないことになってしまいました。原爆投下にも「やむをえなかった」と発言できる。どうにも信じられませんが・・


特攻隊に関しての記事がありました。
特攻隊員の自爆機が敵に突っ込んでいく時、なぜ基地の無線で「最後の瞬間」を聞いていたのか
戦後75年 『昭和史七つの謎と七大事件』より #3 保阪 正康
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私は百パーセントの特攻批判はできないとの立場である。というのも、この作戦を選ぶというところに、戦時指導した参謀たちの意識のどこかに、日本的文化があったのではないだろうか、と考えているからである。最後の段階では思考を放棄して、情念だけで事態を捉える。あるいは感性のみで現実に向き合おうとする。その習性を私たちは持ち合わせているのではないかと、自省することが必要なのである。


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posted by いんちょう at 16:34| Comment(1) | Covid-19