2014年07月03日

1108.プロンプターを眼に映しながら集団的自衛権を主張する安倍と、まるで人ごとの慶應生

・7月1日に安倍が、集団的自衛権で記者会見を行った
・生気のない表情をしていたが、その目に映っていたのは、記者達の顔ではなくプロンプターであった
・安保闘争では大学生が表に立って反対していたが、今の学生達は自分たちのこととは全く考えていない

にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ  
2014年7月1日に、安倍が「集団的自衛権」を容認し、「より平和な」日本にすると訳のわからない理論の記者会見を行いました。
安倍内閣総理大臣記者会見平成26年7月1日
【安倍総理冒頭発言】
 いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく。内閣総理大臣である私にはその大きな責任があります。その覚悟の下、本日、新しい安全保障法制の整備のための基本方針を閣議決定いたしました。自民党、公明党の連立与党が濃密な協議を積み重ねてきた結果です。協議に携わった全ての方々の高い使命感と責任感に心から敬意を表する次第であります。
 集団的自衛権が現行憲法の下で認められるのか。そうした抽象的、観念的な議論ではありません。現実に起こり得る事態において国民の命と平和な暮らしを守るため、現行憲法の下で何をなすべきかという議論であります。
 例えば、海外で突然紛争が発生し、そこから逃げようとする日本人を同盟国であり、能力を有する米国が救助を輸送しているとき、日本近海において攻撃を受けるかもしれない。我が国自身への攻撃ではありません。しかし、それでも日本人の命を守るため、自衛隊が米国の船を守る。それをできるようにするのが今回の閣議決定です。
 人々の幸せを願って作られた日本国憲法がこうしたときに国民の命を守る責任を放棄せよといっているとは私にはどうしても思えません。この思いを与党の皆さんと共有し、決定いたしました。
(中略)
 今回の閣議決定を踏まえ、関連法案の作成チームを立ち上げ、国民の命と平和な暮らしを守るため、直ちに作業を開始したいと考えています。十分な検討を行い、準備ができ次第、国会に法案を提出し、御審議いただきたいと考えています。
(後略)

 まるで、米国が「平和と民主主義のため」に水爆実験を行うと主張していたことを思い出させるではありませんか。大昔から、ありとあらゆる戦争は「侵略」のためではなく、「自国民を守るため」に行われてきたのですから、安倍の主張はちゃんちゃらおかしい。世界史など勉強したことすらないのでしょう。

さて、このときの安倍首相の目。細かいことに気がつく人はいるものです。

眼を強拡大してみましょう。
2014070301.jpg
右目にくっきりと2枚のプロンプターが映っています。つまり、記者どころか、一生懸命プロンプターを見て、あまりにも空虚な「集団的自衛権」の話をしたわけです。まさしく、「天ぷら総理」にぴったりの写真。

 さて、この集団的自衛権に対して、大学生がどう考えているか。毎日新聞が鋭いレポートを記事としていました。
別の日、今度は慶応大湘南藤沢キャンパスへ。3人の総合政策学部生に話を聞いた。行使容認にも解釈改憲にも賛成。「護憲派の上の世代の理想主義って既得権を守ろうとする人と同じにおいがする」という。

 3年生(20)は「このままじゃ自衛隊の人に申し訳ない。法整備のないまま手足を縛られて」と嘆く。少子化の日本ではいずれ徴兵制が必要になるかも、と話を向けると「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。この国で徴兵制は無理。若者は竹やりより弱い。専門性の高い軍隊に国を守ってほしいから、戦闘員が足りないなら移民を。そのために相当のカネを投入し、法整備も必要」。

 それって雇い兵ってこと? 何だろう、この「誰かに守ってもらいたい」的な当事者ではない感じ……。

 思わず「身内の戦争体験を聞いたことは?」と尋ねると、「全然ないですね」。

 別れ際、彼らは言った。「正直、僕らの世代で行使容認に反対の人、ほとんどいないと思いますよ。W杯の時期で愛国心、すごいですから」。本当にそうなんだろうか。

この慶応大学生は、「学徒動員」さえ勉強していないのでしょう。そもそも、慶応クラスの大学で「こういう大学」と選民思想を持っていることに驚き呆れます。慶応どころか、東大、東大の助教授クラス、いやいや40を超えた開業医まで、戦争にかり出されたのが、先の大戦です。しかも、この学生が「総合政策学部」だというのですから、信じられません。まあ、日本の大学がレジャー化しており、勉強などしていないのは知っているにしても、あまりにもお粗末。わからないのなら黙っていればいいのに、こう言う恥さらしのコメントまで平気で出しているのですから、開いた口がふさがらないとはこのことでしょう。

 そうはいっても、まだ狂信的な安倍内閣が、閣議決定しただけです。安倍が怖がっているのは内閣支持率と日経平均。いったいどうすればいいのでしょうか・・・

関連ブログ
放射能は身体にイー 自ら実践する日本国首相2013年02月27日
安倍の作る「うつくしいくに」の正体−「積極的平和主義」(空母建造)2013年12月11日
吹き出す矛盾−ほら吹き男爵となった安倍首相とその仲間たち(都知事、役人)2013年09月20日
東京オセンピックの風刺画まとめ2013年09月14日
戦車に乗り込み、独立の日記念式典で「天皇陛下万歳」三唱−安倍首相の「愛国」表現2013年04月29日
放射能防御をせずに背広でフクシマを訪問した自民党総裁2012年10月05日



参考になりましたら、クリックを → にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
posted by いんちょう at 23:01| Comment(26) | 原子力
この記事へのコメント
国立大2年の子供を持つ親ですが、今の普通の大学生が、今回の問題に無関心なのを痛感しています。
我が子ながら…。
私は親として、「安倍というクレイジーな総理による、集団的自衛権の閣議決定により、あなたたちの世代が戦争に駆り出され、あなたが徴兵される可能性が高くなりました。私は兵隊にするために、あなたを産み育てたのではありません。」
というようなメールをあまりに無関心で閣議決定したことすら知らなそうなので、子供に送りました。
アホな親だと思っているようです(ーー;)

子供はまだ選挙権すら持っていません(19歳なので)。でも徴兵制にひっかかるのは、確実に彼らの世代です。
選挙権もない世代の子供たちの将来を気の狂った老人たちが決めていくんですね。
安倍夫妻には子供がいません。
親の気持ちは子を持って初めてヒシヒシと実感するようになります。
東京都議会のセクハラ発言議員達や衆院総務委員会で上西氏に「早く結婚して子どもを産まないと駄目だぞ」と発言した自民党議員には、是非安倍首相にも「早く子供つくれ」とヤジとばしていただきたいです。
女が子供産まないから少子化が進むというんなら、まず安倍夫人にその暴言吐いてみろよなー。
自分より上の者には絶対言わない暴言を弱者に言ういじめセクハラだと思います。
Posted by なおんぼ at 2014年07月04日 00:14
レジャー化されてるのは、日本全体で、テレビや娯楽が外国に比べてとても多い。また労働基準法で、守られるはずの休みも少なく年間の連続休日は長くて夏休みの9日間のみ。
旅行をすると、いろんなことを知ることができるのですが、愚民化、政治に無関心となっても仕方のないことです。
集団的自衛権の反対を叫んで焼身自殺したニュースのコメントをみてもまともなことを書いている人が少なくて不可解に思います。

阿倍政権になって、国民のためによい政策はひとつも思い浮かばないですが、初期の民主党は、高速道路の無償化、子供手当てなどなど、よいことをたくさんしてもらったような気がします。

残業代ゼロ、集団的自衛権、特定秘密保護法、、悪法ばかり。
国民のための法整備をすすめてほしい。
でも、どうしたらいいのでしょう。。。

友人と、政治のはなしをするようにしています。
Posted by いつもみてます at 2014年07月04日 05:44
この間の選挙の後で、自民党が選挙公約をことごとく反故にした事を覚えていれば、首相の言うことなんて全然信用できないと思い至るのですがね。

この慶応生のアホっぷりは、冷戦時代を体験していないのが大きいのではないでしょうか?自分もそうですが、あの頃は皆、大なり小なり第3次大戦及び全面核戦争の恐怖に怯えていましたから。
あと、80年代の頃は、ベトナム帰還兵の問題がクローズアップされていましたからねぇ。あれで戦争の悲惨さ、特に精神をやられてしまう恐ろしさを知った日本の若者も多かったのではないかと。

まぁ院長先生もおっしゃっているように、今後徴兵制が復活したら、実際戦場へ行って地獄を見るのはそのアホな若者達ですから。ほっときゃいいかと。と辛うじて徴兵対象年齢を超えたオッサンが言ってみます。あ、こんなこと言ってれば、将来懲罰徴兵食らうかな?(汗)

現実の戦場には、ミポリンも、秋山殿も、艦娘もいませんから(笑)。
Posted by 新潟県民 at 2014年07月04日 07:06
先の大戦で母方の末弟である叔父貴を失いました。早稲田の商学部の学生でした。埼玉のさる家に養子に出された人でしたので生前に会ったことはありませんでしたが、戦地から沢山のカタカナで書いた葉書を貰いました。

自分の兄弟の子供というのが、その当時私の兄弟だけだった所為か、何枚もの葉書を出してくれて、その葉書を全て保管していました。フィリピンの飛行場近くで戦死したと後に聞かされました。
戦後神宮球場での雨の中の学徒出陣式の写真を見て、改めて涙したものでした。どんなことがあっても、戦争だけはしてはならないものと、当時は小学生でしたが心に誓ったことを思い出しました。

戦地だけではない、銃後の国内の国民がどんな苦しみを背負って生きてきたか? 現在のアホ馬鹿政治家もノー天気な大学生も知らないのです。ただ記録としての戦争を知っているだけなのです。そんなものでは体験できません。

米国の戦争に参加して帰国した兵士達がどんな環境に置かれているか? 一度お調べになることをお勧めします。なかなか表に出てきませんから、調べるのも難しいですが。
Posted by ハマの住人 at 2014年07月04日 07:24
7月1日 スタート CM

すべては
『だれか』を
まもっっていくために。

ここでしか
できない仕事があります。

ーーーーーー
問1,
『だれか』に 
当てはまる言葉を、並べましょう。

Posted by 先生の本買ったよ at 2014年07月04日 08:43
慶応は原理研(統一教会)の巣ですから、
あながち、この選民思想も・・・。
Posted by 蟷螂男 at 2014年07月04日 09:41
バーチャルゲームとバラエティ番組とマンガやアニメで育った若者が自分のこととして考えられないのは当然です。

年寄りが頑張るしかないでしょう。

あえて徴兵制を導入させろと訴えている有名人もいましたね。
貧しい者が兵士にさせられることになるのが目に見えている世の中は不公平だから。

自分の身に危険が降りかかって初めて人は平和を求めるのです。

若者を自立させましょう。
Posted by kei at 2014年07月04日 10:42
自業自得だ(古い世代の)。

>>別れ際、彼らは言った。「正直、僕らの世代で行使容認に反対の人、ほとんどいないと思いますよ。W杯の時期で愛国心、すごいですから」。本当にそうなんだろうか。

すべては「愛国心」にある。

戦後日本は、侵略戦争の反省から、愛国心を不要なものとして忌み嫌った。他国では当然の国旗掲揚・国歌斉唱すら忌避してきた。

確かに行き過ぎた愛国心はよくないのはわかっている。

しかし、郷土愛にもつながる自然な人間の感情としての愛国心はどうなのか。それをも否定してしまうのは、人間の持つ自然な感情の否定ではないか。

愛国心は決して全否定するものではない。それこそ正しく教え、養わねばならない。

それを怠ったのは若者のせいではなく、その親の世代のせいだ。

だからまた歪んだ愛国心にむしばまれてしまうのだ。

アメリカ言いなりの政治、テレビでの白人黒人混血垂れ流し(完全に外国人崇拝の洗脳効果狙いでしかない)、たまにテレビを聞くとまあなんと不必要な外国語(欧米語)の多いこと多いこと。

自国文化に正しい誇りを持てず、まともな愛国心もない。だから簡単につけこまれてしまう。

このことをわかっている人が、日本には皆無ではないかと思いたくなるほど、本当に少ない。
Posted by 夜勤仕事 at 2014年07月04日 10:50
「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。」・・・こういう大学?!・・・歴史を知らないばかりか、自分の通っている大学がどういう大学かも知らない自意識過剰の超アホ学生。

ウイキペディアで慶応義塾大学の歴史を読めば読むほど、この大学は兵士に相応しい若い肉体の宝庫なんじゃないかと思ったりする。こういう過去が脈々と地下に流れていることも知らない超ウブ学生。

明治時代にさかのぼると・・・
「慶應義塾では新銭座時代から心身共に健康を保つ手段として学生の体育を奨励し、1892年(明治25年)の體育會創設[37]によって専門家を雇って指導に当たらせた。」そうで、

大日本帝国時代には・・・
「戦中の様子を窺うことのできる重要な資料として、大日本帝国海軍(旧海軍)との間には深い関わりがあり(当時の塾長は小泉信三)、」そして「日吉(キャンパス)は実質的な海軍の中枢となった。」のですよね。

慶応義塾大学 ウイキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E6%87%89%E7%BE%A9%E5%A1%BE%E5%A4%A7%E5%AD%A6

一心不乱に受験勉強でお互いに競争させられて、突き進むことしか知らない優等生ほど洗脳されやすいのではないかとは常々思っていたけれど・・・ここまでひどいとは。所詮、このような歴史的背景から、財界などの人脈を期待して一生懸命勉強して入ってきたのでしょうけれど。

だいたい、今どき慶応義塾大学がエリート校などと思っている人いるのですか。入学選考は「基本的には書類選考だが、学問領域関連書籍の論評などを含む志望理由書を提出する必要がある。」とあるので、いろいろな人が入っているという印象。早い話が「俗っぽい学校」。レジャー化、ビジネス化、という表現は当たりですね。上っ面ばかりアメリカの大学を真似するとこういうノリの大学になるわけです、竹中なんかにそそのかされて。

慶応クンたち、徴兵を拒否したら「死刑」だと言った石破茂は君達の大先輩だったね。「若者は竹やりより弱い」から「外国人に闘ってもらう」そのためには「相当のカネを投入し」云々・・・あきれる、あきれる。そのカネはどうやって捻出するのかね、慶応クン?東電はとうとう溶融燃料を見つける方法も見出せず、世界に「Help us!」と悲鳴をあげた、これも相当な、というより莫大なカネが投入される。もう海も陸もメチャクチャ状態だから!

国防軍と東電のために一生馬車馬のように働き税金を納めていく慶応クンたちの輝かしい未来が少しずつ見えてきたゾ!

福島第1、溶融燃料 取り出し方法、国内外で公募
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7747696.html

そもそも「被爆」して「竹やりよりも弱い若者」の溢れる国に、頭脳も体力もあるガイジンさんたちがわんさかやってきたらどういうことになるか・・・慶応クンたちはもう不要ということだ。キミたちだけが守られるなんて甘い発想はいったいどこから来たのかね。
Posted by 京王デパート義塾大学 at 2014年07月04日 11:13
この慶応大生らは20歳のようですが、将来、自分の子供はもたない気なんでしょうか。
数年後に自分の子供を抱いていてもおかしくない齢でしょうに。

また、特定秘密保護法案やら今回の集団的自衛権などをみていると「戦争をする」「武力行使できる」だけが目的なんでしょうか。
どうも「戒厳令を敷ける事が出来る」「国民に銃を向けることができる」こともできるようになるのだな、の方が怖く想像してしまいます。
Posted by まつたけ at 2014年07月04日 13:00

・ 1) カリフォルニアでの、甲状腺症例の増加
・ 2) 米国の今後の動きとして注目されること  − フォールアウトの分析
・ 3) 躊躇した報ステ。次回、期待を
・ 4) 放射能プルームの行方
・ 5) 福島第一原発で使っていた原子炉の輸入時の詳報
・ 6) 経常プラス決算、おめでとうございます! 是非、黒字の顧客還元を
・ 7) 放射能を取り込まない食事の一例
・ 8) 安く上がる本人訴訟
・ 9) 福島第一から遠ざかる方法
・10) 総括

・ 1) カリフォルニアでの、甲状腺症例の増加
http://www.10news.com/news/study-says-fallout-from-nuclear-disaster-in-fukushima-japan-may-be-harming-local-infants-04042013
翻訳の主部は
「米国経済企画庁の調査によれば、事故が起こって、サンディエゴでは、
 通常(福島の事故前)の6倍のβ線のレベルを観測したことがある。
 事故直後に生まれた米国西海岸での幼児では、身体の生育不全を誘発する
 先天性甲状腺機能不全症への疾患が28%増加し、その中でも、特に、
 カリフォルニア州が飛びぬけており、39%増加していた。
 今後数年、いや10年は、要注意となる。」

・ 2) 米国の今後の動きとして注目されること  − フォールアウトの分析
1)の記事で、1つ注目されることとしては、章末、
Joseph Mangano says there should be concern because if the radiation is impacting the young, the true impact may not be known for years, even decades. He said he plans more studies in the next year looking at the fallout and any links to infants' deaths and birth defects.
翻訳:
「放射能研究機関である、ニューヨーク放射線・保険事業プロジェクトの
 常任理事 ジョセフ マンガノ氏は、
 『年層的に、もし、壮年・老年よりも、若年の方に、放射能の影響が顕著だと
  するならば、今度数十年は、カリフォルニアを中心に、
  健康被害が高位で継続して出て来ることを、我々は危惧している。
  来年早々、当機関でも、幼児の病死や出生率低下があった場合、福島からの
  放射能の影響なのかどうか、その原因を探るため、実際に死の灰を
  観察して行くこととなる。』
 と述べている。」
つまり、環境中に出た放射性物質を意味するthe falloutの後に、
前置詞 of _____ が書いてはいないが、1)に書いたような、
カリフォルニアで増えている先天性甲状腺機能不全症や病死した幼児の検体を
取って来て、放射性物質が、体内に入っていなかったかどうかを観測すること
になると言っている。実際、放射性物質のみを析出させたり、そこだけを光らせた
り、その上で、電子顕微鏡なりトンネル型走査顕微鏡なり原子力間顕微鏡なり
で、原子単位でモノを見、入っている物質を特定する技術が進んだので、身体で
悪さしている犯人を割り出すことは出来る時代になったということである。
これを思うに、福島第一のように、原発の爆発があって、何等かの病気が増えたと
場合には、チェルノブイリ前の昭和の時代であれば、確かに、何が悪いのか、
風評被害なのか健康被害なのか、うやむやにも出来たが、あの時の被害を経、又
懲り、科学技術が進歩した今、それが、丁半、はっきり特定出来る時代になった。
福島第一は、あらためて今、海外のニュースを見ると、世界の大きな関心事に
なって来ていると感じる。米国のみならず、欧州も、この、体中における微細物質
観察・同定の流れに乗り、日本も追随するだろう。その方が皆すっきりして良い。
と、同時に、上記のように、原発の爆発→病死や病気の増加があった時、
身体を開くか、あるいは検体を持ってくれば、単にウィルス発露の風評被害なのか
ホットパーティクル依存の健康被害かが全てわかってしまうことになる。
と、言うことは、今後、この災害列島で、原発再稼働をしようとする者は、
建前でもなければ、原発立地への見繕いでもなく、完全な本音ベースで、
自らもよく咀嚼した上で、「絶対、安全です。」「事故の可能性は0%です。」
と言い切るだけの腹が据わってなければ、今後は、その彼自身がリスクを負う。
つまり、再稼働の言い出しっぺは、一旦事故が起こり、チェルノブイリのような
被害が出た場合や、しかも、福島の例で言うと、事故後、僅か3年で、
色々な症状が表出して来る今のような時こそ、上記のような鑑定で、物証を
取られる。そして、その時、もしクロと言う判断がなされれば、事故があっても、
3年以上は元気に生きている筈の本人達は、再稼働を認可した人間と共に、
危険な毒物を撒き散らす行為をしたということで、法治国家の鉄則により、
刑務所なり死刑台に送られる。(サリンを撒いたオウムの例がそうだった)
目を転じると、国内の実情としては、全てをひっくるめた総体コストにおいて、
より安い電源も幾つかあるし、実態は、原子力がなくても、電気は逼迫して
いない(夏は、節電を言うが、電力会社として、実際には電気が余っていても、
そう言わないと、最早原発を稼働させてもらうチャンスはないと、踏んでいる)。
しかも、日本が、嘗てそのやり方を取った北朝鮮を非難したような、
もし仮に、原発を隠れ蓑にして、核兵器を作りたいような場合でも、現実問題、
研究用のウラン燃料を安倍政権になってから、早く返せと言って来たように、
解釈改憲の行方まで握っていたアメリカが日本にそれをやらせないし、どうしても
それを作りたければ、東アジアでの緊張を嫌う(自国の兵力まで、東アジアに投入
しないといけないから。アメリカも、各国に派兵して、苦い思いをしている部分も
あるので、出来たら、日本の軍国化や緊張は避けたいのだ)アメリカと結んでいる
安保を反故にされるくらいの覚悟でやることが必要だろう。
つまりこう言う少数意見さえも、あり得ないのである。
その中で、「原発をやれば、電力会社だけが、自腹を切らなくていいから。」
「その周囲組織も、若干の利権で儲かるから。」と、言わば現実的なことを言う、
安易な利己主義的な理由だけで、或いは「既に、言ってしまったから。」と言う
個人の意地だけで、自分の命まで賭けて、肝試しのようなことはすべきではない。
一旦、事故が起こってしまえば、各種事象の隠蔽か、
本人達どおしで、見苦しく、責任のなすりつけ合いをするのが関の山である。
米国からの上記健康に関する記事は、このような日本人への教戒を示唆している。

・ 3) 躊躇した報ステ。次回、期待を
非常に内容がよかったが、テレビ朝日が、1か月前の、報道ステーションでの、
福島の甲状腺がんの報道。ただ、この時、同時に、東京の健康被害の様子も
当初、報道しようとしていた模様。
古館さんも、その重篤な健康被害を指摘し、子供さんを抱えた自らも、
危ないということで、2014年3月に移住された、三田医師に
「名前と顔が出ますが、いいですか?」と訊き、その三田医師も
「現実の状況をしっかり伝えてもらえるのならば、全く構いません。」
と、了解を取っていた。しかし、実際には、東京のことは、
何も報道されなかった。
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7630199.html
さすがの報道ステーションさえも、トップから待ったか、
2020年のオリンピックに向かい、走っている安倍政権に、そんなことをして
欲しくない空気を読んだのか。。。
ただ、反響は大きくなるが、現行、
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7659407.html
となっている東京への警告により、流せば多くの何も知らなかった人達
が救われる部分もあるので、テレ朝には既に頼んだが、近い機会に、
より、症例の紹介や患者の血液の各種パラメータの状況はもちろん、
東京でも、実態からの対策としては、歩行中、マスクなども要るのか、また、
東京も含め全国に入る食料などは全部、確実に全数検査されているのかも含め、
内容を集めにし、東京の健康情報として、報道してもらいたい。
同じ日本人であるならば、首都の状況は共有すべきである。情報公開が、
後になればなるほど不安は増大、パニックになり、人の損失も大きくなる。
日本人には、冷静な叡智もあるので、早めに深刻な情報が来た場合においては、
何とかなると思う。
Posted by 気の合う推進派・脱原発の共同通信  − 風評被害か健康被害かの確実判定に捧ぐ at 2014年07月04日 20:30
・ 4) 放射能プルームの行方
最近、キプロス視覚化研究所より発表されたものである。
https://www.youtube.com/watch?v=R1jqMZC2M-w
実際、西海岸に到達。実際、カリフォルニアで、
被害が出ていることもさもありなんかと。
東南アジアにまで飛んでいるのだ。
我々日本人、真摯に謝る所が多くなりそうな気もする。
ただ。。。

・ 5) 福島第一原発で使っていた原子炉の輸入時の詳報
時期は、40年前に遡る。
福島第一の原子炉は、元々、アメリカのGE社から輸入されたものだが、
その型番Mark Iは欠陥品だった、
http://archive.today/kgfI
(文中、黒抜きの?の箇所は、Iを意味する)
と、設計者自身が述べている。
地震や津波などの大きな災害によって冷却機能を喪失すると、格納容器に
想定されていた以上の負荷がかかり、破裂する可能性がある。
そのことが明らかになったのだ。
GE社の技術者で、福島第一原発にMark I型原子炉を建造した
技術者、菊地洋一氏も、同様にこんな事を言っている。
http://p.booklog.jp/book/39656/page/803144
「GEがどこまで丁寧に実験しているかは話でしか知らないが、
 日本のメーカーとは違うという事は感じた。
 間違いなく色んな欠陥があった。
 最初に感じた事は原子炉を見た時、これは日本人が設計する炉じゃないなと。
 要するに地震国に建てる原発じゃないな。
 底の部分をスカートと言う。その名の通り薄い。
 原子炉圧力容器は15センチなり18センチと結構厚いが、
 それに比べたらスカートとしか呼びようのないもの。
 それが間に挟まっている。
 それが直下型の地震で下から突き上げられたら、ひとたまりもない。」
とにかく、GE社は、東電に早く納入して、売り上げを立てるのに
焦っていた帰来がある。東電は、この時点で、こう言う緊急対応での
欠陥は知らなかった模様である。
ここで、考えておくべきは、
日本にトモダチ作戦で来てくれた、ロナルド・レーガンの乗組員たちが、
日本からは、原発爆発時の危険を何も知らされないまま、
内部被爆したということで、東電を相手に、集団訴訟になっているように
(乗組員の1人だったセオドア・ホルコム氏は、38歳の若さで、
 滑膜肉腫により、今年4月下旬に死亡)、アメリカは、元々訴訟社会だから、
このカリフォルニアの幼児達の甲状腺の病気の件でも、再び裁判になろう。
事故数年前には、外部機関から、津波による電源喪失の危険性を指摘されながら、
何も手を打たなかった、当時の東電の社長・会長の責任も重いが、
裁判時、GE社の瑕疵(不具合)をどれだけ、汲み取られるかが、
損害賠償の額決定のポイントになると思う。
東電も、何れかの時点で、この緊急時対応の不具合というか、
オシャカものを納入されたことを知りつつ、営業運転していたとしたら、
根は深い。
福島の事故の経緯としては、元々、国内の原発は、震度5か6で壊れると
言うのが、周知の事実であるのに、何故か東電は津波だけのせいにさせて欲しい
ようである。しかし、高さ15mの津波だけだと、高さ35mにあるタービン
建屋の破損は説明できない。http://takedanet.com/2014/02/post_2206.html
あそこに水素が充満し、爆発に至ったのであるから。
しかも、決定的なのは、大熊町の教職と、原発の作業員が3.11その日の
津波到来前に交わされた会話である。
「どうしたの、何があったの?」
 一人が叫んだ。
「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」
 まだ津波が来る前である。それでも彼らは原発から逃げ始めていた。
(朝日新聞「プロメテウスの罠・原発城下町1」2013年7月19日朝刊より)
よって、事故は、地震と津波の相乗効果により、起きたとするのに、
誰しも、異論は無いだろう。
(a) 米国側の瑕疵と、(b) 東電側の保守点検の怠慢、
(c) 地震対策であろうが、津波対策であろうが、設置時点で、絶対安全だと
いうことが既に、意図的に妄言だったこと。
その辺りの重篤性のウェイト付けは、吉田調書の国民への全公開を待つしかない。

・ 6) 経常プラス決算、おめでとうございます! 是非、黒字の顧客還元を
先日、9電力の株主総会が、各地で行われたが、
東電の場合は、事故後3年ぶりに経常利益ベースで、黒字に転じた。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2959.html
一列に整列。一同、顧客に向かって、礼!
http://saigaijyouhou.com/img/20140626211707sadipoid.jpg/
これで、海外も含め、いろんな裁判費用が捻出できるかと。
下記は、参照案件。
橋本市長、誠意もなく、どうしても原発再稼働にこだわる関電に激怒。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2978.html
大阪市は、彼らが信用出来ないので、株主放棄するようだ。
三行半を叫んで、彼は総会場を後にした。
9電力とも、再稼働反対を唱えた、株主からの異議を
その議場の場で、反対否決し。

・ 7) 放射能を取り込まない食事の一例
カリフォルニアで被害が出ているのだから、
福島第一には、より近い東京では、当初、テレ朝が放送しようとしていたように、
尚更、健康被害があり得る話で、
環境中に毒物を飛ばした人間が一番悪いと言う論理からすれば、
素早く警察なり検察に、風呂場にて、石鹸で自らの首筋を洗っていもしない
その犯人を捕まえていただきたいと切に願う次第である。
ただ、現実として、モノが飛んでしまっている以上、防御用に、こんな話もある。
http://metok.org/post/6882357484
身体の組織に、セシウム137やストロンチウム90が入り込む前に、
基準値以下の食品でカリウムやカルシウムを多く取ることでそれらを吸収させ、
代わりに上記の放射性物質は、排出させよう、とする考え方である。
ふと、事故継続中と言うことからするとするならば、
今でも食事で、半減期が8日程度と短い、ヨウ素
対策もしないといけないのかなあ、と思ったりもするが、
何れにせよ、人間は、過酷な環境の中であろうが、
日々、飲食しないと生きてはいけないのも、事実であるので、
(このご時世。飲食しないでも、生きていける方法を発明したら、
 ノーベル賞が取れよう)
少し、突き詰めてみたい気はする。

Posted by 気の合う推進派・脱原発の共同通信  − 風評被害か健康被害かの確実判定に捧ぐ at 2014年07月04日 20:31
・ 8) 安く上がる本人訴訟
訴訟は、日本では、弁護士を雇わないでも、個人で出来る。
http://www3.ueda.ne.jp/~motomura/sosyou.untitled.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%A8%B4%E8%A8%9F
損害賠償の請求額に比例するが、訴訟費用は、¥1万〜¥数万とかなり安くなる。
この本人訴訟だけで、最高裁まで、控訴・上告して行く人もいる。
いい人に対しては、自分が原告になり訴訟する必要もなく、仲よくしてればいい。
ただ、311以降、、悲しいことだが、私自身も、本邦にも、やはり
人を騙したり、平然と人を傷つける人がいたり、平然と、単なる
自分のポケットマネーのためだけに、日本人の従来の美徳であった、
“安全第一”どころか、“安全無視”して来た人間がいたんだなあ、
と、現実を見るようになった。「そう言う人間に対しては、
自分が危害を加えられ、被害者になった時は、泣き寝入りなどせずに、
状況も元に戻してもらうために、また同様な人間が、他の何処かで、徒党を組む
なりして“悪党”を繰り返すのを防ぐためにも、反撃に転じないとし方がない。」
とも考えるのは、至極自然なことである。
思い起こせば、汚染瓦礫を1箇所に集めないで、
「受け入れろ。でないと、日本人ではない。絶対、安全だ。」と強硬に言いつつ、
全国に拡散させた男と、「福島を日本1、健康な県にして見せます。」と
高らかに言ってのけた男が、同一人物であったのも、憶えている。結果が、しかも
特に人の命に係わることで、現実と違えば、心臓の表面に、無駄毛を生やしつつ
今でも平然と党間の離合集散を模索しているのではなく、責任を取らないと
いけないのではないか。
一方で、チェルノブイリの例を見て来ている欧州では、
「福島の案件においても、1000万人は、逃がしておくべきだった。」
と言われながら、殆ど逃がさずに、現場で同胞を足止めさせた人間に対しては、
何も裁きと言う名の鉄槌を与えなくていいのか?
事故後、ここに来て、状況が危ないと解っていながら、同胞を危険に追いやる
人間も罪である。
本当に安全で、風評被害を完全に消そうとするならば、1日・2日行って、
福島の物産を食べてる姿を新聞記者に取らせる程度でお茶を濁すでのはなく、
国会議員・閣僚・官僚、皆、オフィスごと、家族も連れて、政府が今公営住宅を
建てている、1Fから半径15kmの場所に、移転すれば、一番効果がある。
だが、誰もしない。誰も、彼らは組織の内側から、双葉遷都と言う形でそれを
提案しない。被災地に寄り添ったということで、内閣支持率も日経平均も上がる
のに、こちらから、強く進言してあげても、だ。それは、彼らも本音として、
チェルノブイリの例もあるから、放射能の危険も、知り抜いているので、
自分可愛さが故に、明白に心の中ではビビッているからだ。その中、他人で
あれば、危険の真ん前に、自分達の盾として、立たせるとはどういうことか?
しかして、本題に戻るが、誰に対してやるかはとも角として、本人訴訟でやると、
被告には、プロの弁護士も付いて来る場合もあるので、手ごわい相手と
なり得ることも事実だし、文面を出す時に、主張や論拠をいろいろと整理して
おかないといけない。それなりに時間と労力も使う。ただ、訴えたということで、
例え、勝訴できなくても、「人を傷つけようが」、「自分だけは、他の人達は
違う。」、「自分の権限で、危ない事でも、何でも出来る。」などと高飛車に、
間違ったことを考えている人間には、一撃を加えたことにはなるのかもしれない。
Posted by 気の合う推進派・脱原発の共同通信  − 風評被害か健康被害かの確実判定に捧ぐ at 2014年07月04日 20:33
・ 9) 福島第一から遠ざかる方法
現実に、毎日、1Fの現場で収束を目指し、頑張っておられる、作業員の方々に
対して、このタイトルは、冷酷だし、同じ日本人として失礼かとも思う。
しかし、従来、国が、責任を持って逃がすようにすべきだが、市民レベルでは、
個々の命を守るために、依然、自分で逃げるという選択肢は残されていると思う。
事故が起きてから、半年ほど経った時から、福島県の人達には、そう言う選択肢も
あると、再々言い続けて来た。その時は「余計なことを。」との反論は無かった。
でも、「進言、ありがとう。本当は逃げたいが、土地や仕事からの縛りが
あって、逃げるに逃げられない。」とか、「友達とその日その日を和気藹々
楽しくやって、そして、飲んで、その時になったらその時のこと。開き直る
しか。」とか、非常に反応が鈍かったり。複雑な気持ちになったりもした。
現在の状況を見ていると、「最終的に判断するのは、自分自身だけど、逃げる
選択肢もあるよ。」と、それとなく言う、地域的範囲が広がったような気がする。
思えば、日本人も皆、アフリカから発祥して、500万年かけて、徐々に北東に
移って来た移住の民だった。拠点を移すことで、大変なことも待ち受けている
だろうが、1万km以上の長距離を移住して来ても、我々こうして、現実に
種が絶えず、生きているのだから、幾分楽観的に考えるのもいいのかもしれない。
国内移住だと、仮に、福島第一の原発の再稼働がなされない、
と言う前提に立てば、やはり西か南が最適かと。
http://shiawaseippai2525.seesaa.net/
但し、先に言ったように、何かあった時、確実に足が付くので、
申請者・許可者共々,
福島第一が爆発して、東日本がああ言う状態で、南西日本で事故があったら、
日本人は、国内逃げ道がないので、その際には、他人に責任をんすりつけず、
東電の福島の事故時の東電の会長・社長の勝俣恒久・清水正孝のように海外逃亡も
せずに、同じ清水でも、“清水の舞台”から飛び降りる覚悟で、
拘置所に留まった上で、死刑になるか、新宿の橋げたで、あぐらかいて、
灯油を被って自殺する覚悟が出来ていなければならない筈で(何故なら、その場合
は、何も原発をやらなくても電気は足りてるので、俺らは全然悪くなく、
あいつら自身が一方的に悪いので)、何も難しい事は要らない、
そこまで腰が入っておらず最悪の時には、今から卑怯で姑息なことを考えているのならば、
違法行為に対しては、警察は、何処にいても、追いかけて来るので、親御さんの顔まで、晒し者にされないためにも、
即刻双方辞めた方がいい訳だが、原子力規制委員会が、今月9日に安全審査の
合格証を出し、鹿児島県の川内で10月再稼働されるのでないかとの話も
俄に立ち、状況が、怪しくなって来た帰来もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140703-00000098-san-soci
そうした中、海外移住を考えてみると、原発を使わず、火力・水力・自然エネ・
自家発、あるいは、その組み合わせで、電気を作っている国も多い。
やはり、放射性プルームは、偏西風と海流に乗って、日本と同じようない緯度の
アメリカ(カリフォルニア、それに東側だとテキサス・フロリダからNY州辺り)
と、少し上のカナダの西側、それに東南アジアにも流れて行った帰来があるし、
欧州にしても、米国を通って流れて行ったと思われるが、英・仏・スペインあたり
の西海岸の汚れは酷い。北アメリカ・欧州を選ぶとしたら、やはり線量計を持って
行って、下見をしてからの方がいいかもしれない。まだあくまでマシなと言う観点
で探すと、汚染マップがそう言っているのだが、3大陸近辺の南半球か、或いは、
中東・インド・チベットも含めた中国西半分・アフリカ辺りになるのだろうか。
その際には、多少不便な面があっても(日本ほど便利な国は無いので)、
治安もまずまずよく、伝染病が無い所を選んでいただきたいものだが。
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/
観光ビザだと、国によっては、延長も含め、6か月ないし9か月と言う
比較的長期にいられる国もあるが(一旦帰国してまた来ればいい)、ただ、
それでは、現地で働けないので、収入は得られず、どんどん出費していくと
いう現実がある。
現地人や他の外国人との競争を乗り越えて、仕事を海外で得て、
就業ビザを得られる。あるいは相手国が必要とする
特殊なスキルがあったりした場合は、現地の企業等で、働くことを前提で、
優先的に入国審査してもらえる場合もある。
あるいは、それこそ、東電の事故時の会長・社長の勝俣氏・清水氏のコンビの
ように、¥7000万あるいは¥1億以上のお金があったりした場合は、何処に
いるのか、国によっては、敢えて現地で働かなくとも、投資家としてだけも、
長期滞在ビザが下りたりする。また、ある程度の試算で、成功率も、他国は、
日本とも環境が違うので、成功率が必ずしも高くないが、¥2000万
ほどの資金で、起業などもさせてくれる(3年はいられる)国もある。
何れにしても、これらの場合は、日本で培った地位など、一時的に
一気に吹っ飛ぶことになるので、徐々に、努力もし実力を見せて、
這い上がって行く事になる。(自分の国籍を一旦リセットし、客観的に見た場合、
元々日本人は、先進国から来たと言うプライドが、他の国の人よりも高いし、
日本でいい職位に付いていた後に移住する人も多いので、実際、現地に行き、
こんな仕事しか与えられないのか、とボヤく人も多数いる。そこは、あらかじめ、
履歴書を出しておき、面接してもらい選考が通ったって、出勤後最初、数か月
か1年は、どんな人物でどんな才能があるのか、先方に、見ず知らずの人間を
テストされている部分もある。ブー垂れないで、放射能から遠ざかっての
安全と健康が、最低限確保出来ているだけでもハッピーと思い、業務での、一見
不利とも見える状況を跳ね返して行くしかない)。どの国であっても、職場や
市民生活では、独裁国でない限りは、そうやっておいた方が、後ろめたくない
ことの証明にもなり、実際後々、禍根も残らないとの判断であろう。日本では
決して見る事のない、独立国としての民主主義(あらかじめ、上や他国からの
意図で、既に方向性が決まっているのではなく、人の命に係わる事は勿論、白紙の
状態からの、自分込みの民意の吸い上げ)に触れ、新鮮な気持ちになる時もある。
また、指導者が、無用な争いを嫌う、好戦家でない国も、多くある。
少なくとも、英語か現地の言語の語学試験で、ある程度の点数に達していることを
前提で、相手国は受け入れる。
決意した場合、何処に行くべきかは、汚染マップのデータを元に考えてみるのが
いいかもしれない。 http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/0911gmap06.jpg
http://enenews.com/eu-funded-study-56000-square-km-japan-potentially-contaminated-fukushima-releases-home-43-million-people http://www.mpg.de/5809418/reactor_accidents http://allegedlyapparent.wordpress.com/2012/05/01/radiation-fallout-maps-for-the-united-states/ http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_30mars.aspx
http://www.youtube.com/watch?v=UKdsjyUB_dI

・10) 総括
チェルノブイリ事故後、全世界的に科学がここ迄発達して来たので、昨今、東日本
中心に起こっている、人々の各種症状の増加や若年層の突然死等が、理学・工学・
医学のコラボレーションにより、風評被害なのか健康被害なのかは、政治家が
言わない迄も、まもなく判明します。長く続いた推進・脱原間の内戦も終ります。
各位、身体・命は一つです。
どうか、情報を、各方(複数方向)からしっかりと取り、お大事に。
また、ご家族共々、ご安全に。

  ※ 小野先生の、“USの原子力選考の学生にお手盛りを”の話、
    概して適訳だと思いますが、Sign-on bonus up to $12,000の箇所は、
    “契約金:最高額$12,000まで支給”
    の方が、より妥当かもしれません。
Posted by 気の合う推進派・脱原発の共同通信  − 風評被害か健康被害かの確実判定に捧ぐ at 2014年07月04日 20:34
現行の日本国憲法の、一番の問題点は、「ラドンしんちゃんのような、平気で憲法違反の閣議決定を行うトチ狂った総理大臣を想定していなかった」ということなのでしょう。まさにラドンしんちゃんは憲法の想定(キチ)外。
よくよく考えてみれば、ナチスが憲法違反の法律を次々に作って、憲法をなし崩しにした先例があったのですから、平気で憲法違反を行う政府が出てきた時のための方策を立てておくべきだったのかもしれません。
例えば、有権者の15%以上の署名で、違憲、合憲を判断する国民投票を実施することができ、投票結果の過半数で閣議決定や法律の無効、3分の2で閣議決定及びに法案提出の内閣の総辞職、もしくは議会の解散が決定されるというものです。そのぐらい厳しいルールがあれば、政治家たちも(他の法律でも)もっと緊張感を持って、慎重に議論するようになっていたのではないでしょうか。
この酷すぎるラドンしんちゃんのご乱心ぶりを、嘗ての派閥政治の自民党であれば首相の座から引きずり下ろしたのではないかと思います。
なぜ自民党内からラドンしんちゃんへの批判が広がらないかというと、小選挙区制という選挙制度のためだと考えております。
つまり、中選挙区制の頃であれば、執行部の考えがおかしいと思った議員が、執行部と対立して、選挙で公認も、推薦も貰えなくなったとしても、地元の支えがあれば当選できたのです。対して小選挙区制の場合は、公認も推薦も失ってしまったならば、議席を失う可能性が高くなってしまうのです。それを証明したのが、小泉の郵政解散であり、また小泉が選挙区に放った「刺客」なのです。
郵政解散で自民の議員たちは学習してしまったのです。執行部に楯突けば議席を失うという事実を。ちなみに比例代表制もまた、執行部にモノを言えない議員をつくる制度なのでしょう。
小選挙区制は、一票の格差を拡大させ、モノを言えない政治家をつくる、国民にとっても、政治家にとっても、最悪の制度です。いま思えば浜幸が好き勝手なことを言っていられたのも中選挙区制のおかげだったのかもしれないと思います。当時、浜幸の事は嫌いでしたけれど、あんなのが国会にいると云う許容性が大事だったのですね。あの頃は気が付きませんでした。ラドンしんちゃんよりは害も少ないですし。
ただ、このラドンしんちゃんの強引なやりかたが、いつまでも続くとは思えないのです。なにか一つ大きな切っ掛けさえあれば、この内閣は総崩れになると思っています。
むかし「日本は神の国」などと言っていた政治家がいましたので、きっと日本国民にも神風が吹くことでしょう。ラドンの風がシンちゃんに効いてくるかもしれません。
Posted by 肝澤幅一 at 2014年07月04日 22:14
(国を問わず)
戦争大好き政治家、原発はいらない!!!!


こんな動画を見つけました

戦争に行ったアメリカ兵の告発!
「本当の敵はアメリカ国内にいた!」(シリアやエジプトも全く同じ構図)
https://www.youtube.com/watch?v=cR5zoW1W4ac


ここ数年、ひしひしと感じていたことなので、
アメリカ兵自身が言っているのを見て、ますます確信を深めました。

もう知らないフリをしている場合じゃないですね・・・。

私は、日本人もアメリカ人もその他の国の人々にも死んで欲しくない。
憎みあうよりも、力を合わせて、明るい未来を作りたいです。

みんなで力を合わせることで、人類はここまで繁栄してきたのに、
一部の反社会的人格(良心が欠落した人)に踊らされて、
戦争に参加させられて犠牲になるなんて、絶対にイヤです。
Posted by No true no life at 2014年07月05日 05:57
大阪に住んでいたら、行ってみたいなって思いました。

http://www.asuno-jiyuu.com/2014/07/blog-post_3490.html

弁護士さんたちも平和のために頑張っています。

参加者が1人でもも増えるってことが、力になってくると思います。
Posted by はじめまして at 2014年07月05日 06:00
まあ毎日新聞の記事なんか、どこまで信用できるかわかりませんけどね。
学生にインタビュー取った中で、一番、面白いというか、読んでる人をエキサイティングしそうなのを選んでるでしょうし、もしかしたら記者が、より面白く内容を変えてたり、捏造してる可能性もある。

安保闘争は一見、学生が表に出て騒いでいましたが、あれは操られていただけで、バックで動かしていたのはCIAです。金は日本の財界が出していました。

詳しくは孫崎享氏の「戦後史の正体」をどうぞ

>なぜ自民党内からラドンしんちゃんへの批判が広がらないかというと

不正選挙ですよ。例え実力で選挙に受かる力があると思っても不正選で落とされます。

…ま、地方選では不正できないから、反対も何もできないうちに地方の力がどんどん削り取られていっているので、それこそ議員にとっては生殺し状態なのですがね。
Posted by Cipher at 2014年07月05日 12:28
異様に長いコメント(コメントではない、単なるコピペ)はカムフラージュしたい書き込みなんでしょうね。
いろいろ(幼稚なりに)考えるもんですね。
Posted by まつたけ at 2014年07月05日 20:46

 
ブログ主が集団的自衛権に反対なのはわかったが、 憲法改正はどうなのでしょう。マスコミは、9条を含めて憲法改正も論じるべきであったと私は思っています。

 学生が言っていた、このままじゃ自衛隊の人に申し訳ないに憲法のおかしさが出ている。そして、彼らは、少しは国を護ることを考えている。単に戦争がいやだではない。
現代戦争では、彼らの言っていることは間違いでない。記者の誘導尋問で徴兵制を出すが、防衛省の利権になるだけで不要だろう。

 重要なことは、なぜ安倍首相が、急いで集団的自衛権を有すると解釈を変更したのかであると思う。それがアメリカの意向であり、アメリカの意向で政治が動くなら、なぜアメリカに対して批判を向けないのだ。この点をマスコミは、多く論じられない。
 
 何度も書いたことだけど、日本は、アメリカの属国なのだ。我々、日本人は、属国民なんですよ。
まあ、これによりアメリカ国民に少しは心象をよくできただろう。もちろん、安保ただ乗り論等批判はなくならないが、日本の番犬よりはいい。

属国の一例、証券は、すべて米国債と考えていいと思います。

平成26年3月末における我が国の外貨準備高は、1,279,346百万ドル  証 券 1,197,495 百万ドル

平成23年3月末における我が国の外貨準備高は、1,116,025百万ドル  証 券 1,027,573 百万ドル

平成26年3月末と平成23年3月末の証券の差額   169,922百万ドル   16兆 9922億  (1ドル=100)

来年以降は、今までの米国債の買い増しで少し増える。
Posted by  きく at 2014年07月05日 23:32
 いつも豊富な情報をありがとうございます。ツイキャスもおもしろいですね!

 最近、朝日新聞の投書で、「戦争絶滅受合法案」というものがあることを知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8F%97%E5%90%88%E6%B3%95%E6%A1%88

現実には、採用されることはないだろうかと思われる法案ですが、集団的自衛権の行使容認をされたので、いっそのこと、この法案も抱き合わせに作成してほしかったです。

 可能性のある話なら、今年のノーベル賞に日本国憲法9条を守る日本人が受賞できて、代表として安倍さんにストックホルムでの授賞式に出席してほしいですね。外遊も出来て、注目もあびれること間違いなしです。。
Posted by さら at 2014年07月06日 00:10
sign-on bonus up to $12000
正訳:契約報酬 12.000ドルまで

上の方に“契約金”の方が妥当かもとの意見が出ていましたので、意味がわからず、本文を見に行きました。
院長さんの“サインしたら..”の方が意味をなしています。
“契約金”と訳しては意味が通じません。どちらが払うのかわかりませんからね。
Posted by 老婆心mm at 2014年07月06日 05:31
先生、こんにちは。
毎回貴重な情報発信をありがとうございます。
世の中を知る重要な場になっています。
改めて、新聞やテレビは(昔から見てないですが)体制の補完機関なんだなと気づきます。

慶応の学生、こういう子もいるだろうなあ(呆)と思いました。
戦争にいかんでいいのは、ほんの一部の有力者の子弟だけなのになあ、そういうこともわからないのかなあと思います。
まあでも意図的に愚民化するような教育政策を戦後ずーーーっとやってきた、その成果ですね。
今こそ皆が気づかなくてはと思います。

それからフト思ったのですが、歌(歌謡曲など)は、どーーしてどうして恋愛モノの歌ばっかりなんだろう(ウンザリ)・・・と中学生くらいの時からうすぼんやり思っていて、でも今はよくわかります。
そういうのも(芸能界関係も)結局は市民の不満をそらすもの、突き詰めていえば、体制の補完、そういうことなのだと思います。

アメリカの兵士たちもだんだん気づき始めています。
「本当の敵は役員室にいる」と。
ほんとうにそうだ!と思いました。


Posted by りえ at 2014年07月06日 11:11
安倍の集団的自衛権は米国から強要されたわけで、日本を守るものではない。

慶應義塾大生はマスコミに洗脳された結果であり普通の現在の青年の思考はマスゴミの反映に過ぎません。

集団的自衛権は日本の青年が米国の傭兵になるということです。

安倍とマスゴミは一体ですから、米国の覇権のために日本の青年が死ぬことを報道しません。

君死に給うなかれ
Posted by 放射能は復讐する at 2014年07月06日 11:22
 納得してもらえるか分からないが、日本がアメリカの属国であると思う事項を列挙する。

1、米国債 の購入
 東日本大地震や、福島原発事故があっても、米国債を買い続けている。

2、憲法より安保
 憲法と日米安全保障条約(安保)のどちらが上位にあるのか。日米地位協定の運用を見ると安保が上位にある。

3、首都圏の空(横田ラプコン)
ANA 小松と羽田間の往路と復路がかなり違う。
 http://www.ana.co.jp/dom/airinfo/viewpoint/index.html
横田ラプコンは、首都圏に巨大な在日米軍の基地があるためですが、日本だけである。

4、首相がアメリカの意向で交代する
 マスコミが騒ぎ立て、いかにも民意によって首相が止めたように見せる。他、謀略により首相が変わったこともあるようだ。エシュロンからの情報は貴重で決定的。

5、官僚がアメリカの意向に沿う
小沢一郎事件の検察、裁判所の動きはアメリカの意向で動いていた。統治の代理人として自国民を統治する。
官僚のアメリカへの研修、留学は、統治の代理人になりうるか適正を判断されている。

6、ODA等海外援助 
最近では、ウクライナへの援助が、予想の100億ドルから150億ドルに簡単に変わる。そして、中東、アフリカ等日本が援助した額は、何十兆にもなる。
アメリカの政策に合わせて行ってきた。

Posted by きく at 2014年07月06日 18:47
 属国の例   
  1、米国債 の購入    2、憲法より安保  3、首都圏の空(横田ラプコン)   4、首相がアメリカの意向で交替する   5、官僚がアメリカの意向に沿う 6、ODA等海外援助 

上記の 6、ODA等海外援助 を 6、ODA等海外援助,IMFや世界銀行等への出資に変更して、内容を以下のように訂正する。

最近では、ウクライナへの援助が、予想の10億ドルから15億ドルに簡単に変わる。そして、中東、アフリカ等の援助をアメリカの政策に合わせて行ってきた。

Posted by きく at 2014年07月14日 22:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。