・「撤退」など考えてもいなかったという社員の証言もあるが、3月15日未明に「退避基準」を定め、全員退避を考慮していたのは事実
・安倍も朝日を非難しているが、菅直人を「海水注水を停止させ、爆発させた張本人だ」とデマを飛ばしたことをもう忘れているのか。

吉田調書「命令違反で撤退」記事取り消します 朝日新聞
朝日新聞社は、政府が非公開としていた「吉田調書」を独自に入手し、5月20日付1面などで「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、福島第一原発にいた東電社員らの9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退した」と報じました。
しかし、社内で精査した結果、「命令違反で撤退」という記述と見出しは裏付けがない、と判断しました。多くの所員らが吉田所長の命令を知りながら第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った記事でした。
取材班は吉田調書を読み解く過程で評価を誤り、取材源の保護に気をつかうあまり情報を共有していた記者が少なく、チェック機能が十分働かなかったことなどが原因と判断しています。
朝日新聞社は今後も経緯の調査を続けますが、事態を深刻に受け止め、取材・報道の問題点や記事がもたらした影響などについて、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」に審理を申し立てました。
2014年9月11日20時21分
朝日新聞社の木村伊量社長は11日、記者会見を開き、東京電力福島第一原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した、吉田昌郎所長に対する「聴取結果書」(吉田調書)について、今年5月20日付朝刊で報じた記事を取り消し、読者と東京電力の関係者におわびしました。報道部門の責任者である杉浦信之取締役編集担当の職を解くとともに、木村社長も改革と再生に向けた道筋をつけた上で、進退を決めます。その間の社長報酬は全額カットします。朝日新聞社は、政府が非公開としていた「吉田調書」を独自に入手し、5月20日付1面などで「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、福島第一原発にいた東電社員らの9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退した」と報じました。
しかし、社内で精査した結果、「命令違反で撤退」という記述と見出しは裏付けがない、と判断しました。多くの所員らが吉田所長の命令を知りながら第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った記事でした。
取材班は吉田調書を読み解く過程で評価を誤り、取材源の保護に気をつかうあまり情報を共有していた記者が少なく、チェック機能が十分働かなかったことなどが原因と判断しています。
朝日新聞社は今後も経緯の調査を続けますが、事態を深刻に受け止め、取材・報道の問題点や記事がもたらした影響などについて、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」に審理を申し立てました。
読売新聞は、東電はそもそも撤退など考えてもいなかったという報道をしています。
吉田調書公開 朝日が「撤退」取り消して謝罪2014年09月12日 01時17分(読売新聞)
(前略)
◆東電作業員名誉損なう
吉田調書は、政府の事故調査・検証委員会が、福島第一原発の吉田昌郎元所長から生前に聴取した証言だ。その記録を入手したとする朝日新聞は5月20日朝刊で、「所員の9割が所長命令に違反し、約10キロ離れた第二原発に撤退した」と報じた。
政府が11日に公開した吉田調書を読めば、そのような事実がないことは明らかである。
吉田元所長は「撤退」という言葉を強く否定している。撤退の指示も出しておらず、所員や作業員が自らの命令に違反したとの認識もない。
現場に多くの作業員が残り、事故対応に当たっていたことは、国内外で周知の事実だ。朝日新聞の報道直後から、記事内容について疑問を呈する声が出ていた。
(前略)
◆東電作業員名誉損なう
吉田調書は、政府の事故調査・検証委員会が、福島第一原発の吉田昌郎元所長から生前に聴取した証言だ。その記録を入手したとする朝日新聞は5月20日朝刊で、「所員の9割が所長命令に違反し、約10キロ離れた第二原発に撤退した」と報じた。
政府が11日に公開した吉田調書を読めば、そのような事実がないことは明らかである。
吉田元所長は「撤退」という言葉を強く否定している。撤退の指示も出しておらず、所員や作業員が自らの命令に違反したとの認識もない。
現場に多くの作業員が残り、事故対応に当たっていたことは、国内外で周知の事実だ。朝日新聞の報道直後から、記事内容について疑問を呈する声が出ていた。
原発事故対応の東電社員 「撤退の誤解解けた」
2014/9/12 中日新聞朝刊
朝日新聞が東京電力福島第一原発の事故対応をめぐり、第二原発への退避を「命令違反」と報じた記事を取り消したことに、三年半前、事故対応に当たった五十代の東電社員は「誤解が解けて良かった」と話す。
この男性社員は「第一原発の免震重要棟では皆、命がけで事故対応に当たっていた」とした上で「しかし私たちは事故の加害者。地元に迷惑をかけたことに変わりはなく『逃げた』と報じられても反論できないことがつらかった」と語った。
別の男性社員は「吉田さんたちは死を覚悟して免震棟に残った。退避した所員の中にも『自分は残る』と申し出た人が何人もいる。命令違反でも、逃亡したのでもないことは、現場の人間に取材をしてくれればすぐに分かったはずなのに」と、疑問を呈した。
吉田氏とともに免震棟に残った男性所員の一人は「『2F(福島第二原発)に退避する』というのは全員が認識していたと思う。報道があった時に『何で2Fに行ったことが駄目だと言われるんだろうか』と不思議に思っていた」と話した。
2014/9/12 中日新聞朝刊
朝日新聞が東京電力福島第一原発の事故対応をめぐり、第二原発への退避を「命令違反」と報じた記事を取り消したことに、三年半前、事故対応に当たった五十代の東電社員は「誤解が解けて良かった」と話す。
この男性社員は「第一原発の免震重要棟では皆、命がけで事故対応に当たっていた」とした上で「しかし私たちは事故の加害者。地元に迷惑をかけたことに変わりはなく『逃げた』と報じられても反論できないことがつらかった」と語った。
別の男性社員は「吉田さんたちは死を覚悟して免震棟に残った。退避した所員の中にも『自分は残る』と申し出た人が何人もいる。命令違反でも、逃亡したのでもないことは、現場の人間に取材をしてくれればすぐに分かったはずなのに」と、疑問を呈した。
吉田氏とともに免震棟に残った男性所員の一人は「『2F(福島第二原発)に退避する』というのは全員が認識していたと思う。報道があった時に『何で2Fに行ったことが駄目だと言われるんだろうか』と不思議に思っていた」と話した。
肝心の吉田調書の全面撤退の下りは次の通り
○吉田所長 そうです。今はこういう状態なんで、いずれにしても、ずっとプラントの状況を見守っていく必要があるので、見守りますが、関係ない人は退避させることも考えていますと。実際、そのときに免震棟にいた協力企業の人で、廊下にいた人は、あなた方、お仕事がもし無かったら、一回退避していただいて結構です左申し上げて、お帰りになられた方もかなりいらっしゃいます。
○質問者 それは、15日の夜が明けるよりも前の話。
○吉田所長 要するに、2 号機が水が入る、入らないの頃です。
○質問者では、プラントの制御のために必要な作業などを放棄してというのはまずないわけではないですか。現実に15日の2号も4号もやられてしまうような状況でも、なお、その後も少なくとも50人ぐらいは残っていますね。要するに、プラント制御のために最低限必要な人員は残して、所長以下、必要な人間だけは残って、その他の、当面、すぐに何かをしなければいけないという人たち以外は、とりあえず一旦。
○吉田所長 2F とか、そういうところに退避していただく。
○質問者 プラントの制御を見ながら、1 人帰り、2 入帰りと、どんどんまた立て直していくというイメージでいたというごとですね。
○吉田所長 そうです。
○質問者 例えば、言葉遣いとして、「撤退」という言葉は使いましたか。
○吉田所長 使いません、「撤退」 なんて。
○質問者 使わないですね。
○吉田所長 使わないです。「撤退」みたいな言葉は、菅が言ったのか、誰が言ったか知りませんけれども、そんな言葉、使うわけがないですよ。テレピで撤退だとか言って、馬鹿、誰が撤退なんていう話をしているんだと、逆にこちらが言いたいです。
○質問者 社長は、私は「撤退」という言葉は使わないですよ、「退避」 という言葉を使いますと言うんですね。私の言う退避というのは、当然、全面放棄などということはあり得なくて、そんなことをしてじまえば、それこそ菅さんが言うととろの、日本が東京も含めて全部つぶれてみたいな状況になりかねないから、そんなことは絶対考えていない。退避というのは、プラント制御に必要な人間を残して、それ以外の人聞が一時場所的お移動をすることだと、自分の頭では、そういう意味で使っていただけなんだと言われるんですね。
所長が言われているのも、必要な人聞を残してということも将来あり得ると考えているということだったんで、そういうことも状況においてあり得るというととだったら、危険な状況になっていくんで、場合によってはそういうこともあるということは、保安院長と、海江田さんに言ったかどうかは記憶がないけれども、保安院には言っていると言うんですね。寺坂院長に確認したら、院長も皆さんと同じ認識なんです。だから、院長は撤退するなんて思っていないんです。全員がいなくなるなどというのは。7 時、8 時とか、夜の段階でですね。それが、政治家の方々の聞ではそういう話になってしまっている。
○吉田所長知りません。アホみたいな国のアホみたいな政治家、つくづく見限ってやろうと思って。どこかにないですかね、との国を見限るようなあれは、もう、本当に。
○質問者恐らく「退避」という言葉を開き違えて「撤退」と聞いて、その撤退というのが、日常用語で言うところだと、撤退というととんでもない話だというので、どんどん想像を膨らませていって、伝言ゲームでああい!うふうになっているのかなというのは祖像はつくんですね。その辺は恐らく委員会でも聞くことになると思うんで、その辺りのところを。
○吉田所長 一言だけ、誰が逃げたんだと所長は言っていると言っておいてください。事実として逃げたんだったら言え。逃げていないんだから、私は誰が何を言っているか知りません。
○質問者今は余り言っていないですが、ある時期は、菅さんが自分が東電が逃げるのを止めたんだみたいな。
○吉田所長辞めた途端に。・あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが、辞めて、自分だけの考えをテレピで言うというのはアンフェアも限りないんで、あれは事故調の委員会としてクレームをつけないといけないんではないかと私などは思っているんです。
○質問者 それは、15日の夜が明けるよりも前の話。
○吉田所長 要するに、2 号機が水が入る、入らないの頃です。
○質問者では、プラントの制御のために必要な作業などを放棄してというのはまずないわけではないですか。現実に15日の2号も4号もやられてしまうような状況でも、なお、その後も少なくとも50人ぐらいは残っていますね。要するに、プラント制御のために最低限必要な人員は残して、所長以下、必要な人間だけは残って、その他の、当面、すぐに何かをしなければいけないという人たち以外は、とりあえず一旦。
○吉田所長 2F とか、そういうところに退避していただく。
○質問者 プラントの制御を見ながら、1 人帰り、2 入帰りと、どんどんまた立て直していくというイメージでいたというごとですね。
○吉田所長 そうです。
○質問者 例えば、言葉遣いとして、「撤退」という言葉は使いましたか。
○吉田所長 使いません、「撤退」 なんて。
○質問者 使わないですね。
○吉田所長 使わないです。「撤退」みたいな言葉は、菅が言ったのか、誰が言ったか知りませんけれども、そんな言葉、使うわけがないですよ。テレピで撤退だとか言って、馬鹿、誰が撤退なんていう話をしているんだと、逆にこちらが言いたいです。
○質問者 社長は、私は「撤退」という言葉は使わないですよ、「退避」 という言葉を使いますと言うんですね。私の言う退避というのは、当然、全面放棄などということはあり得なくて、そんなことをしてじまえば、それこそ菅さんが言うととろの、日本が東京も含めて全部つぶれてみたいな状況になりかねないから、そんなことは絶対考えていない。退避というのは、プラント制御に必要な人間を残して、それ以外の人聞が一時場所的お移動をすることだと、自分の頭では、そういう意味で使っていただけなんだと言われるんですね。
所長が言われているのも、必要な人聞を残してということも将来あり得ると考えているということだったんで、そういうことも状況においてあり得るというととだったら、危険な状況になっていくんで、場合によってはそういうこともあるということは、保安院長と、海江田さんに言ったかどうかは記憶がないけれども、保安院には言っていると言うんですね。寺坂院長に確認したら、院長も皆さんと同じ認識なんです。だから、院長は撤退するなんて思っていないんです。全員がいなくなるなどというのは。7 時、8 時とか、夜の段階でですね。それが、政治家の方々の聞ではそういう話になってしまっている。
○吉田所長知りません。アホみたいな国のアホみたいな政治家、つくづく見限ってやろうと思って。どこかにないですかね、との国を見限るようなあれは、もう、本当に。
○質問者恐らく「退避」という言葉を開き違えて「撤退」と聞いて、その撤退というのが、日常用語で言うところだと、撤退というととんでもない話だというので、どんどん想像を膨らませていって、伝言ゲームでああい!うふうになっているのかなというのは祖像はつくんですね。その辺は恐らく委員会でも聞くことになると思うんで、その辺りのところを。
○吉田所長 一言だけ、誰が逃げたんだと所長は言っていると言っておいてください。事実として逃げたんだったら言え。逃げていないんだから、私は誰が何を言っているか知りません。
○質問者今は余り言っていないですが、ある時期は、菅さんが自分が東電が逃げるのを止めたんだみたいな。
○吉田所長辞めた途端に。・あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが、辞めて、自分だけの考えをテレピで言うというのはアンフェアも限りないんで、あれは事故調の委員会としてクレームをつけないといけないんではないかと私などは思っているんです。
「退避」と「撤退」にどれほどの差があるんでしょうか。一時「撤退」を退避というのではないのですか?それこそ、「敗戦」を「転進」と言い換えたようなもので、本質的にその差はありません。
しかも、東電はテレビ会議で「退避基準」を話し合っているのです。
小森「退避基準というなのをだれか考えておかないといけない。発電所の方も中操なんかに居続けることができるかどうか。どっかで判断しないとすごいことになるので、至急検討してください」
武藤「18時22分タフになったと言うことで意見を統一しよう」(TAF Top of Active Fuel)
武藤「で、2時間でメルト、2時間でRPV損傷の可能性あり。いいですね。じゃあ、あと退避の基準については、保安班か。AMのガイドラインに照らして、メルトしてRPV損傷したらどうしたらいいんだっけ」
返答「すいません、私頭に入っていないです。」
「本部長の清水です。今プラントの状況が確認されていますが、現時点で最終避難を決定していないところを確認してください。」
「撤退」と「退避」そこにどれだけの差があるのでしょう。中操にまで居続けることさえできないかもしれないと認めているのですから、菅直人が怒り心頭になってもおかしくも何ともありません。
「退避」と「撤退」が違うなんて、これは「事故」ではなくて「事象」だという原子力用語に他なりません。「逃げていない」、「名誉を毀損された」と東電社員が発言する資格があるのでしょうか?中枢が「退避」を本気で考えていたのに。
安倍もまたこの騒ぎで偉そうに「朝日新聞による慰安婦問題の報道に関し「慰安婦問題の誤報で多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられた」と発言していますが、海水注水を止めたから首相を辞めろと菅直人にデマの中傷をしています。このことに対しては、一切謝っていませんね。
実際は、東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。
しかし、 やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです。
この事実を糊塗する為最初の注入を『試験注入』として、止めてしまった事をごまかし、そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいたのです。
これが真実です。
菅総理は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです。
しかし、 やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです。
この事実を糊塗する為最初の注入を『試験注入』として、止めてしまった事をごまかし、そしてなんと海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいたのです。
これが真実です。
菅総理は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです。
東電中枢は退避基準を考えていて、実際それを実行に移そうとしたところ、官邸にとめられて大々的な退避はしないできなくなった。それで、「一時構内に退避」という無意味な・・・(免震重要棟にとどまれないのなら、全面マスクだけで構内のバスにいられるはずがありません。それも深夜に)命令を吉田所長が出し、それをうけて(あうんの呼吸で)、実質的には2Fに一時撤退した。そのまま引き替えされなくなった場合に、官邸の「全面撤退拒否」命令を、現場作業員が聞き入れなかった という落としどころを用意していた。実際には事態がそこまで進展はしなかったため、「命令違反」にはならなかった。
というのが真相ではないのでしょうか。2Fに避難するのが、「退避」なのか(一時)「撤退」なのかはどうでもいいことです。(言葉の問題に過ぎない)
東電が公開した事故当時の動画2012年08月06日

タグ:吉田調書
正直、吉田所長がどんな対応してたかなんて、もう壊滅的な汚染を受けている関東を見ていると、どうでもいいです。
まるで吉田所長を英雄視、民主党の対応が悪いということで、東電と自民党のこれまでの悪行が免責されているかのようです。
まるで原発事故に英雄的に立ち向かったかのように報じられることも、原発なんてやってなければそんな必要はなかったわけで、アホらしいです。
つまり、それに合わせて、最大与党である民主党と、現在もそこに留まり脱原発を主張している管直人、そして自分たちにとって永年に渡って不倶戴天の敵である朝日新聞に、致命的なダメージを与えておこうとしたのでは?
自民党にとって幸い(我々国民にとって不幸)だったのは、福1事故時に自分たちが政権を担当していなかった事でして。ですから、事故時の政府の対応に関しては、叩きまくれる立場でもありますしね。まぁ実際、当時の民主党政権のあの事故に対する責任は、免れようもない事なのですが。
でも案外、今回朝日新聞があっけなく折れたのは、安倍首相が日頃から社長に饗応していたからしれませんけど(汗笑)。
まぁどの道、この件により、現政権によるマスコミ抱き込みが完全に成功し、翼賛体制といえる物が完全に確立されたとも言える訳で。
ついに日本は完全に暗黒社会に突入しましたね・・・。
それこそ間違ったことを謝罪するべきです。
今日のYahooのトップページには、報道ステーションが川内原発の再稼働に際して偏向報道を行ったという記事が載っています。
火山の噴火にたいしてコメントする必要があるかといったこと。
メルトダウンの危険があることはもちろん検討すべき。報道ステーションは正しい報道だと思いますが、それについて、コメントがひどいです。
原発の危険について、私たちが広く正しい理解をしないといけないと思いました。
確か免震重要棟には、事務職員の女性も何人かいたので、その人たちはせめて逃がそうとフクイチの幹部なら思うはずで、その際にあと何人逃がすかということを考えていただろうなあと思います。
吉田所長や東電の肩を持つつもりはありませんが、もし自分が吉田所長の立場なら、あれだけの指揮がとれたかどうか自信はありませんし、この日本で同じことができる人が何人いるだろうかと思いました。
行ってることだ。そして、最大の過失は。国民に放射能プルームの情報を流さず、国民に防護の指示をしなかったことだ。さらに、計画停電をすると国民の関心を原発事故から逸らした。
菅内閣の責任は、重大である。ブログ主は、ちょくちょく太平洋戦争関連の言葉をだしていたはずである。菅直人はじめ政治家、官僚に責任を取らせなければならないはずだ。
国民に防護を指示しておけば今起きている、初期被曝による、死亡、病気は減っている。
ここのブログ主は、いわゆる左翼脳なのだと最近確信した。以下列挙する。
1、反原発のために、被曝を利用しているように感じる。都知事選でも被曝防止よりも、反原発の候補を応援した。
2、日本、日本人が嫌いのようだ。退避に対して、原発事故現場に残ると志願した人達がいた。この、日本人の倫理観、職業意識に対してコメントしていない。
3、韓国の原発が故障を起こしているのにブログに一言もない。
時間を見て聴取結果を拝見しようと思いますが、当時の総理を「あのおっさんが」など痛烈な表現がありますね。
もし事故った当時の総理が現総理ならば、この表現公開したのかな?なんか こういうのが公開されて今のだれかさん、溜飲下がるよねって、よほど毛嫌いしているせいか妄想に走ってしまいます。
なまなましい報告書ですね。
菅調書によると全面撤退と説明を受けそれはまかりならんと怒鳴り込んでいったとのこと。
また吉田調書によると院長先生が引用している通り吉田所長は全面撤退など考えてもいなかった。
この頃の報道では菅総理が怒鳴り込んで全面撤退を止めたような論調になっていましたが単なる伝言ゲームで勘違いした菅総理が一人踊っていただけじゃないんでしょうかね。
吉田所長が不要不急の人員を退避させたのは3号機の爆発で負傷者を出したことが影響しているのではないでしょうか。
このとき、3号機爆発の危険があるので作業員いったん退避するが本店?の要請により作業再開した途端に3号機爆発。
しかもそのとき初の外部からの参加者である自衛隊員に負傷者を出したことを悔やまれていることが調書より読み取れます。
これがトラウマになり作業員の安全確保により慎重になっていたものと考えられます
1号機、3号機爆発時の調書をみても爆発に作業員が巻き込まれると安否確認・負傷者の収容など余計な仕事が増えるだけというのがわかります。
それを避けるため作業員の安全確保するのは当然のことではないでしょうか。
バスの中で待機は別として退避させたことは当時の現場判断としては悪くないと思います。
それにしてもこれらの調書、全部が全部自分上げ他人下げでそれを割り引いて読まなきゃいけないので疲れます。
特に吉田所長のは酷いw
http://www.asahi.com/special/yoshida_report/1-1.html
調書を読んだ時には「命令違反」と取られても仕方がないと思っていたのですが朝日の記事には悪意があり謝罪してしかるべきものと思います。
所長自身「伝言ゲーム」(=伝達ミス)と言ってますし仮に命令違反だとしても違反したのは「バスの運転手」あるいは「運転手に命令を伝えた人」に限定されるでしょう。
朝日の記事では、「所員が大挙して所長の命令に反して福島第二原発に撤退し、ほとんど作業という作業ができなかったときに、福島第一原発に本当の危機的事象が起きた可能性がある。」などとしてあたかもみんながみんな逃げ出したようなことを書いてますがバスの搭乗者に行き先の選択権はありません。
また調書にはこのことにより作業が滞ったという記述はなく単なる憶測に過ぎません。
人員が必要になったならもっと早く呼び戻すはずですし。
ただ、このような朝日の悪意ある誤報がなければ一連の調書が公開されることも無かったはずなので一概に非難もできないのですが。
TV会議に清水・武藤と2F所長の間で退避の打ち合わせをしている部分が有り、2Fから体育館は用意できるが除染をする水がない、などという具体的な話をしている。
その話を吉田所長も訊いており、確認の返事までしている。
それなのに事故調の聴取には、行けとは言わなかったなどと言っている。
こんな変な話はないだろう。知っていてバスの
中で近くに居るように言うなどというのは、どう
考えてもおかしい。
ここから導きられることは、この政府事故調の問答文に作為があるとい事になってしまう。
朝日新聞だけでなく他のメディアもこの事には一切触れないという摩訶不思議な状態が続いている。
これは日本メディア、ジャーナリストが「終わった」と思わなければいけないようだ。
国民性が顕在化してきました。
日頃からナチスによく学んでいる
ナチス気取りの自民党の面目躍如
ですね。
ドイツ本国では左翼に集中砲火を浴びせて
叩き潰しましたが、左翼らしい左翼が居なく
なった日本ではみなし左翼の朝日新聞社が
標的です。
以前から親米路線の朝日新聞ではありますが
日本国憲法肯定の朝日新聞が安倍自民党は
許せないのでしょう。
ナチスによく学んでいる安倍自民党ですから
あの手この手、表も裏も責めたて攻撃します。
現経営陣の中にCIAが居て敵役を進んで
やっているという見方も出来るとは思います。
原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/archive/nisa/earthquake/plant/1/plant-1-2303.html
の中の、
3月15日6時31分 第15条-70報『訂正』
6時00分〜6時10分頃に大きな衝撃音がしました。
準備ができ次第念のため対策本部を福島第二へ移すこととし、避難致します。
3月15日7時00分 第15条-71報
先程の避難については、念のための監視作業に必要な要員を除き?次待避することに内容を訂正いたします。
原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/archive/nisa/earthquake/plant/1/plant-1-2303.html
3月12日11時39分 第15条-20報
1号機のD/Wベント操作に伴い、R/B内で作業していた当社社員1名が 100mSVを超過した。
以下略。
3月12日12時20分 第15条-21報
当社社員が左胸をおさえて立てない状態のため(意識有り)救急車を要請しました。
以下略。
3月12日17時59分 第15条-25報
先に「100mSv超過」の連絡をした当社社員について、頭痛や熱っぽさ等の症状を訴えたことから業務車にて
大野病院へ搬送しましたが、医師がいなかったため17時30分に OFCに搬送しております。
ネガキャンの道具に使えれば嬉しい頭の弱い連中が残念ながら日本には沢山
いますので、以下基本的には退避を使うことにします。
14日夕の状況:2号炉の燃料棒がむき出し。しかしベント・注水ともに難航。
このままだとメルトスルーへと事態が悪化する恐れが高い。
TV会議録画を観ると、この問題に対する東電の共通認識・指針は以下である。
・2号炉がメルトスルーしたら、現場作業は不可能。
・メルトスルーに備え、退避基準を策定しておく。
・(退避基準に達したら)全員退避、行き先は2F
・2Fも受け入れ準備を整えておく。
退避は全員を想定していることは、以下の発言などから明らかだ
(一部退避とか必要な人は残すといったフレーズは誰一人として、使っていない。)
・高橋フェロー「全員のサイトからの退避っていうのは何時頃になるんですか?」
・2F益田所長「1Fに居る人は皆、2Fのビジターホールに避難すんですよね。」
ただし、高橋フェローの発言に対する武藤フェロー?の「まだ早い」や
清水社長の「最終避難を決定している訳ではないしかるべき所(官邸)と確認・・・」
といった発言から、全員退避は、今すぐではない、メルトスルーまで?は踏ん張る、
官邸と合意を得てからといった事柄も読み取れる。
以上から東電の指針は、最大限の努力を続けるが、最大のリスクに備え、事前に方針
を決め、サポートの準備も怠らず、関係方面へ連絡し合意をとっておくというまこと
に理路整然、合理的なものである。さすが東電のエリート群、きわめて優秀だ。
ただし、これが平時、原発危機の話でなかったらの話だが。
メルトスルーに至り状況が”退避基準”より悪化したら、これが基準内へ自然に回復
することなど常識的にあり得ない。(こんな程度は東電役員なら全員分かっている)
つまり一度退避したら、二度と戻ってこないのは必然である。
このとき東電が想定していたの退避=(メルトスルーになったら)全員・永久・退避
に他ならない。このことはTV会議の場に居た吉田所長も当然分かっている。
また、私が思うに退避に関わる調書の吉田発言は虚偽の口裏あわせである。
私は1Fの周りに居ろと指示したのに2Fに行っちゃったという吉田証言は、聞き及ぶ
吉田の性格からしてどうみても不自然に思える。
東電に乗り込んで「撤退は許さない!」という管発言があった翌朝に、東電役員でもあ
る吉田がこれをあからさまに無視した命令を出すことは、東電としての責任を問われる。
これを避けつつ部下達を安全な2Fに退避させるため、俺は表向き1Fの周りに居ろと
指示するが(伝達ミスということにして)実際はバスに乗せて2Fまで連れて行け
ということだったのではと想像している。これならばいかにも吉田らしい。
朝日の誤報・謝罪の原因は実は慰安婦の件と同じ。偽証である吉田証言を信じて鵜呑み
にしてしまったこと、というのが私の結論。
菅が出て行って怒鳴ったのは無駄だったが、
小心者の菅には怖くて仕方なかったんだろう現場が逃げ出さないかどうかたしかめないと。
午後に事故って
一晩対応にあたったら
24時間くらいで、もうヘロヘロ。
撤退とか待避とかじゃなくて、
交代体制とか援軍って
話が欲しい所です。
ボクだったら、48時間なんて保たないよ。
ーーーーーー
日本で初めてだったから
人生ハラくくって残ったんでしょうと
想像する‥‥‥。
次、暴走はじまったら
現場廻せるほどは残らない‥‥と思うよ。
川内の職員、スタッフには‥‥(以下略)
見た外注作業員及び社員が相当数数十キロ先まで、車で避難とか 近所に避難所に制服のまま
居て非難を浴びたとか有りましたね。
吉田調書は入院中の聞き取り調査
数カ月後
社員をかばった発言ですよね
確かに操作員が居ても復旧には余り役立たないが
こちらを読むと撤退どころか
増員すれば、もう少し被害は少なかったかもしれないそうです。
50人と消防 自衛隊では無理だとは思った。
川内原発を一刻も早く再稼働させるために、日本の電力会社で問題なのは東電だけで、後の各社はクリーンだと、福1事故以降、政府はあえて東電に、一手に悪役を引き受けさせていたのではないかと。
で、川内原発の再稼働に目処が付いたので、ここで吉田調書を公開して、少しながらも東電のイメージアップに動き出したのでは?そうしないと、この先、柏崎刈羽原発を再稼働させられないから。
冒頭に申したように、これは単なる妄想です。
高圧線地表に引きなおし
格建屋仮設配線(これは途中までかな)
300msv以上のヤード環境
10時間以上で急性被曝死亡レベル
3日連続ぐらいか
すぐ交代で
他電力から来たようです。**電工
応援1週間以上作業ですが、後遺症でてると思う。
瓦礫撤去250人
ブル作業1日で被曝(燃料棒)
この怖さが理解できないと
金目で再稼動 新建設となるのでしょう。
6,7000人が居たのだが
半分は逃げたのかな
残った人を工務作業など組織したかと。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/a3547374563177977b0403b0d56af484
それにしても過酷な作業
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%BC-%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%83%93%E3%82%AD%E3%83%8B%E6%B0%B4%E7%88%86%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E9%AB%98%E7%80%AC-%E6%AF%85/dp/4582824722/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1411821064&sr=1-1&keywords=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%BC+%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%83%93%E3%82%AD%E3%83%8B%E6%B0%B4%E7%88%86%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F
・・・読売新聞だって、人の事を言えた義理じゃねぇじゃねぇか(唾棄)。
●吉田調書めぐり
元技術者ら議論
東京で原発シンポ
東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長(故人)が政府の事故調査・検証委員会に証言した聴取結果書(吉田調書)からくみ取れる教訓について議論するシンポジウムが15日、市民グループの主催で都内の衆院議員会館で開かれた。
元原発技術者で原子力コンサルタントの佐藤暁氏は、吉田元所長らの事故対応について「行動としては英雄的だが、結果的に成果はほとんどなかった」と指摘。「過酷事故時の対応を人間に頼るのは最低限にしなければならない」と強調した。
国会事故調査委員会の元委員で科学ジャーナリストの田中三彦氏も「事故時に現場の英雄的決断を前提にしたシステムのまま、原発を再稼働してもいいのか」と訴えた。
シンポジウムでは第1原発事故の原因解明のため、政府事故調や国会事故調などの全ての聴取内容を公開すべきだとする意見も出された。