・相馬市長が理事長を務める「医療法人社団茶畑会 立谷病院」が前身で、「公的」病院ではない。
・この病院で勤める医師と、相馬市に寄付をしている団体の構成メンバーには共通点がある
相馬市の被曝関連の中核を担っている「相馬中央病院」。いくつか情報をいただきましたので、ネット上で得られる情報をまとめてみました。

就 任
1期 平成14.1.19〜18.1.18
2期 平成18.1.19〜22.1.18
3期 平成22.1.19〜26.1.18
連続3基をつとめ、現在4期目に入っています。市内の実力者と言って良いでしょう。

(院内パンフレットより)
福島県浪江町の出身で双葉高校・東北大医学部・先進外科/旧第二外科を経て、2000年より13年間故郷の地域医療に携わってきました。 専門は、食道外科・臨床栄養です。一般急性期から慢性期までの医療を地域に密着して行ってまいります。
とんでもない秀才だと思います。浪江町から東北大学医学部に進学できる人はほとんどいないはず。(前医師会長も浪江出身)勤務表を見ますと、外来・内視鏡に「月、火、木、金、土」と出られているようですので、ほとんど常駐されているようです。
そして、不思議なことにこの方は、横浜にある「アカデミーオブホリスティックセラピー」の校長も務めています。ブログを読みますと、かなりの頻度で横浜におられるような気もします。

私は福島県立医大の災害医療支援講座の教員として相双地区に派遣される形で、福島県相馬市にある相馬中央病院で今年の4月から勤務を開始しました。
3.11 から1年余りが過ぎました。相双地区は大変な医師不足です。地震、津波の被害、原発への不安は、この地域の方々の心身の健康に、いまだ大きな爪痕を残しております。
福島医科大学からの派遣医師のようです3.11 から1年余りが過ぎました。相双地区は大変な医師不足です。地震、津波の被害、原発への不安は、この地域の方々の心身の健康に、いまだ大きな爪痕を残しております。

この方については、以前紹介いたしました。
2点目は、相馬市に住むのに勇気はいらない、ということです。もし相馬市で放射線量が測定されていない町であったら、もちろん私も移住はためらったと思います。しかし実際には南相馬市立病院の坪倉正治医師を中心とした被曝調査チームにより住民の放射線の内部・外部被曝量に関してはデータが蓄積しており、住むには安全だと考えるには十分でした。
余談になりますが、ロンドンで知り合った放射線医師には、「あの被曝量じゃ研究にならないからあまり興味ない」とすら言われてしまいました。
インペリアル・カレッジ・ロンドンについては、かなり要注意ですので、明日再度ブログにまとめます。余談になりますが、ロンドンで知り合った放射線医師には、「あの被曝量じゃ研究にならないからあまり興味ない」とすら言われてしまいました。
森田 知宏 東京大学(平成24年卒)
情報−坪倉医師が所属している東大の上昌広医師の研究室に所属していたことがわかりました。医学部の学生は、通常どの研究所にも所属しないものですが、これは東大独特のカリキュラムなんでしょうか?

2012年3月東京大学医学部医学科卒業
2012年4月より亀田総合病院にて初期研修。
2014年5月より相馬中央病院 内科医として勤務中。
文章を読むと、失礼ながら坪倉医師よりも、数段上の能力がある印象を受けます。

経歴・バックグラウンド
平成18年3月 東京大学医学部卒
平成18年4月 医療法人 鉄蕉会 亀田総合病院研修医
平成20年4月 帝京大学ちば総合医療センター 第三内科(血液) 助手
平成22年4月 都立駒込病院血液内科 医員
平成23年4月 東京大学医学部医学系研究科大学院生 東京大学医科学研究所研究員
平成23年5月 南相馬市立総合病院非常勤医
平成24年3月 相馬中央病院非常勤医 ひらた中央病院非常勤医
大学院生になったとたんに、南相馬市立総合病院の非常勤になったわけですか・・亀田総合病院で研修したことからも、優秀であるのは間違いないところ。平成18年3月 東京大学医学部卒
平成18年4月 医療法人 鉄蕉会 亀田総合病院研修医
平成20年4月 帝京大学ちば総合医療センター 第三内科(血液) 助手
平成22年4月 都立駒込病院血液内科 医員
平成23年4月 東京大学医学部医学系研究科大学院生 東京大学医科学研究所研究員
平成23年5月 南相馬市立総合病院非常勤医
平成24年3月 相馬中央病院非常勤医 ひらた中央病院非常勤医
相馬市は、ダウ・ケミカル(大手製薬会社)とも仲がよろしい。
ダウ・ケミカル、福島県相馬市への高齢者向け集合住宅寄贈を完了
北米最大の化学会社であるダウ・ケミカルは、水処理に使用される樹脂(イオン交換樹脂)の生産を相馬市所在の相馬工場で行っています。東日本大震災発生直後、ダウ・ケミカルは、相馬市災害義援金に緊急対策費として200 万ドルの寄付を行いました。また、被災高齢者が避難生活で孤立死するケースが後を絶たない中、相馬市の復興を目指す長期的な寄贈プログラムとして、「ダウ相馬井戸端長屋」の構想が固まりました。これは、被災高齢者の孤立死を相馬市から出さないようにとの立谷市長の熱い思いにダウが共感し、「ダウ相馬井戸端長屋」の実現に至ったものです。
北米最大の化学会社であるダウ・ケミカルは、水処理に使用される樹脂(イオン交換樹脂)の生産を相馬市所在の相馬工場で行っています。東日本大震災発生直後、ダウ・ケミカルは、相馬市災害義援金に緊急対策費として200 万ドルの寄付を行いました。また、被災高齢者が避難生活で孤立死するケースが後を絶たない中、相馬市の復興を目指す長期的な寄贈プログラムとして、「ダウ相馬井戸端長屋」の構想が固まりました。これは、被災高齢者の孤立死を相馬市から出さないようにとの立谷市長の熱い思いにダウが共感し、「ダウ相馬井戸端長屋」の実現に至ったものです。
相馬市長立谷秀清メールマガジン 2014/08/19号 No.287
相馬市では、東大医科学研究所の上教授とそのスタッフ達、また東大医学部国際保健政策学教室の渋谷健司教授や、さらに相馬市医師会の先生方の協力を得て、仮設住宅特別仕様の健康診断(#7)を毎年行ってきた。費用は、ノバルティス・ファーマからの支援金を充てている。
相馬市では、東大医科学研究所の上教授とそのスタッフ達、また東大医学部国際保健政策学教室の渋谷健司教授や、さらに相馬市医師会の先生方の協力を得て、仮設住宅特別仕様の健康診断(#7)を毎年行ってきた。費用は、ノバルティス・ファーマからの支援金を充てている。

どんどんとつながってきます。医師の世界はものすごく狭いのです
■関連ブログ
1141.国内のみならず、外人までいる放射能安全教の司祭たち2014年08月22日
1033.フクシマ甲状腺がん健康調査−調査を妨害する国立がん研と、重要性を説く鈴木眞一2014年03月13日
彼については現在3年目にあたるからセーフなんじゃないかしら?
むしろ「 越智小枝医師(インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院客員研究員)」の方は臨床での戦力になるのかしら?と思われ。
現代のメンゲレの真打ちは「坪倉正治医師」でしょうけれど。
官僚製薬会社医師会の医療村と利権繋がり・・・
30万の医師で誠実な先生が少ないのが現実・・・
下手なジャーナリストや新聞記者よりもずっとしっかりと書いてます。
「よくわかる放射線教室」は英訳されて、海外に向けても発信していくそうです。安全デマの逆輸出?になるのでしょうか。
昨夜ユーストの「祈りの時間」という番組で聴いた内容は、二歳の甥っ子が「大血管転位症肺大動脈狭窄」で12/1に朝の九時から夕方6時まで手術すると。「ラステリ手術大動脈転位術」をするそうです。(聞いただけなので、漢字が違っていたらすみません)手術の過程も聞きましたが、これが成功したとしても、その後はこの子はどんな生活を送っていくのでしょうか。
もう一つの話は、同僚がステージ4のガンで、もう一人の同僚も何かの手術を控えていると。
ボロボロとこんな話題が耳に入ってきます。
月曜のツイキャスを聴いて思い出して調べたのですが、11年の10/17にNHKで虎ノ門病院の白血病の専門医の特集番組を放送していました。さわりしか観ずに2階に上がった私に、「この場面だけは気になる」と夫が続きを少し観てました。「さっき出てた人死んだわ」と、後から教えてくれました。本当にすぐ亡くなってしまうのだなと印象に残っています。