
・日本の前軍縮大臣も、「いかなる状況でも(核を)使用しないとしている点が、日本の安全保障政策と相いれない」と発言しているから驚くに値しない。
・外務省は原発導入時より核武装に言及し、さらにはIAEA事務局長のポストを握っていることから容易に想像できるように、核利権構成員の一員である。
またも、日本の軍縮大臣が情けない発言をしました。
“核爆発後も対処可能” 核非人道性会議で日本政府代表発言−被爆者ら批判2014年12月10日(水) 赤旗
【ウィーン=島崎桂】オーストリアのウィーンで8日に開幕した「第3回核兵器の人道的影響に関する国際会議」で、会議の趣旨に水を差す日本政府代表の発言を、被爆者が問いただしました。
「核爆発後の市民の救出は不可能」との専門家の研究報告に対し、佐野利男・軍縮大使が質疑で「(核爆発後の)対処能力がないというのは悲観的だ」と述べました。
同氏は日本の記者団に対しても「防護服があれば(爆心地に)入れる」「救出を諦めていいのか」と自身の発言を正当化しました。
【ウィーン=島崎桂】オーストリアのウィーンで8日に開幕した「第3回核兵器の人道的影響に関する国際会議」で、会議の趣旨に水を差す日本政府代表の発言を、被爆者が問いただしました。
「核爆発後の市民の救出は不可能」との専門家の研究報告に対し、佐野利男・軍縮大使が質疑で「(核爆発後の)対処能力がないというのは悲観的だ」と述べました。
同氏は日本の記者団に対しても「防護服があれば(爆心地に)入れる」「救出を諦めていいのか」と自身の発言を正当化しました。
核爆発認識「悲観的過ぎる」 日本の軍縮大使が発言
朝日新聞デジタル 12月9日(火)18時3分配信
ウィーンで開会中の「核兵器の人道的影響に関する国際会議」で、日本の佐野利男軍縮大使が8日、核兵器の爆発時には「対応できないほど悲惨な結果を招く」との見方について、「悲観的過ぎる。少し前向きに見てほしい」と発言した。反核団体などからは「核爆発の影響が壊滅的なことは日本が一番よく知っているはず」などと疑問の声が上がった。
同会議は2013年3月にノルウェーのオスロ、今年2月にメキシコと過去に2回開催。いずれも、核爆発が起これば国際社会が対応できないほどの悲惨な結果を招く、との見解が議長総括で確認された。
佐野大使は8日の会議で、壇上のパネリストが同様の見解を述べたことを受けて、発言を求めた。「人道支援を提供するための能力を築き上げないといけない」と述べ、今回の議長総括では「もう少し前向きな面から見てほしい」と求めた。「核兵器の攻撃で被害者が出た場合に人道的、科学的、医学的、技術的に助けるための適切な方法を取る」とした1995年の国連安保理決議にも言及した。
朝日新聞デジタル 12月9日(火)18時3分配信
ウィーンで開会中の「核兵器の人道的影響に関する国際会議」で、日本の佐野利男軍縮大使が8日、核兵器の爆発時には「対応できないほど悲惨な結果を招く」との見方について、「悲観的過ぎる。少し前向きに見てほしい」と発言した。反核団体などからは「核爆発の影響が壊滅的なことは日本が一番よく知っているはず」などと疑問の声が上がった。
同会議は2013年3月にノルウェーのオスロ、今年2月にメキシコと過去に2回開催。いずれも、核爆発が起これば国際社会が対応できないほどの悲惨な結果を招く、との見解が議長総括で確認された。
佐野大使は8日の会議で、壇上のパネリストが同様の見解を述べたことを受けて、発言を求めた。「人道支援を提供するための能力を築き上げないといけない」と述べ、今回の議長総括では「もう少し前向きな面から見てほしい」と求めた。「核兵器の攻撃で被害者が出た場合に人道的、科学的、医学的、技術的に助けるための適切な方法を取る」とした1995年の国連安保理決議にも言及した。
確かに日本政府は、核爆発の対処方法をイラストにして発表しているくらいですから、まあこういった主張をするのも頷けないこともありません。ヒバクシャの経験など、一切聞く耳を持たないのですから、当然と言えば当然。


被爆直後の注意事項と、現在における核兵器防御策に何ら違いがないことに慄然とさせられます。しかも、核兵器による内部被曝を一切無視していながら、外部被曝を防げない「放射能防護服」を着れば、爆心地に入れると話していることも大きく矛盾しています。
外務省の公式ページを見ますと・・
第3回核兵器の人道的影響に関する会議
平成26年12月10日
1 全体概要
12月8〜9日,オーストリア・ウィーンのホーフブルク宮殿において,同国政府主催により,第3回核兵器の人道的影響に関する会議が開催された。同会議は,第1回オスロ会議(2013年3月),第2回ナジャリット会議(2014年2月)に引き続き,核兵器の使用がもたらす様々な影響について,専門家のプレゼンテーションと共に事実に基づく議論を行うことを趣旨とする国際会議であり,158か国,国連,赤十字国際委員会,NGO及び学術界等が参加した。我が国からは,佐野利男軍縮代表部大使を団長とし,朝長万左男日本赤十字社長崎原爆病院長,星正治広島大学名誉教授,田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会事務局長他計8名が我が国代表団として出席した。なお,5核兵器国(米・英・仏・中・露)からは,米国と英国が初めて参加した。
平成26年12月10日
1 全体概要
12月8〜9日,オーストリア・ウィーンのホーフブルク宮殿において,同国政府主催により,第3回核兵器の人道的影響に関する会議が開催された。同会議は,第1回オスロ会議(2013年3月),第2回ナジャリット会議(2014年2月)に引き続き,核兵器の使用がもたらす様々な影響について,専門家のプレゼンテーションと共に事実に基づく議論を行うことを趣旨とする国際会議であり,158か国,国連,赤十字国際委員会,NGO及び学術界等が参加した。我が国からは,佐野利男軍縮代表部大使を団長とし,朝長万左男日本赤十字社長崎原爆病院長,星正治広島大学名誉教授,田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会事務局長他計8名が我が国代表団として出席した。なお,5核兵器国(米・英・仏・中・露)からは,米国と英国が初めて参加した。
この軍縮大使の質疑応答のことは一切書かれておりません。このうちの朝長万左男氏は、一見被曝者の側により沿った発言をしながら、内部被曝のことを一切認めない「学者」ですから、有名と言えば有名。現地でも何人ものヒバクシャが泣かされてきたことでしょう。彼は、次のような発表もしています。
−毎日新聞 2014年03月28日より転載ー

水爆が上空2400メートルで爆発した場合は、郊外も含め37万人が即死し46万人が負傷、原爆が同600メートルで爆発すると6万6000人が即死し20万5000人が負傷すると推計した。研究報告は、12カ国が参加し4月11〜12日に広島市で開催される軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)外相会合で配布される。
(中略)
水爆の場合、熱線が爆心地から14キロ、爆風による破壊は18キロに及び多くの人が死傷。さらに3キロ以内の3万6000人が放射線の影響を受け、通常より白血病が70人、がんが650人増えると推計。原爆の場合は熱線が爆心地から2.8キロ、爆風の破壊は4.5キロに及び、2.8キロ以内の15万5000人が放射線の影響を受け、白血病が220人、がんが1万2000人増えるとした。水爆は生存者が少なく、爆発高度が高いことなどから原爆より放射線の影響を受ける人が少なくなっている。
無差別な殺傷で医療・救助機関や人材も喪失して救護活動が不可能になると分析。「核兵器の爆発はいかなる状況においても耐えられない非人道的結末をもたらすことになる」と結論づけた。
外務省軍備管理軍縮課は「核兵器の非人道的影響について科学的知見を深める必要があり、こうした成果をNPDI内外の国で共有したい」としている。【樋口岳大、加藤小夜】
それでも、朝長万左男氏は「核兵器の爆発はいかなる状況においても耐えられない非人道的結末をもたらすことになる」と結論づけたはずなのに、なぜ自分の団長である軍縮大使の「暴言」を戒めなかったのでしょうか。単なる観光気分でウィーンまで出かけているわけではありませんよね?
もっとも、この軍縮大臣は、外務省の有能な官吏でしょうから、自分の考えでこういったことを発言しているわけではありません。ふるくは、原発導入時より外務省は「核武装オプション」にこだわっていましたし、ついこの間も天野前軍縮大臣(天野IAEA事務局長の弟)が
「『核兵器が使用された場合の影響が非人道的なものだという点では賛同している』としたうえで、『いかなる状況でも使用しないとしている点が、日本の安全保障政策と相いれない』」
として
「核兵器は非人道的なものだとして、いかなる状況でも使用すべきではないなどとする共同声明」
に反対したのは、記憶に新しいところです。

前回は、国内に巣くう原子力利権について述べましたが、今回は外務省を筆頭とする「核」利権があることもまた浮かび上がってきました。
ちなみに今回取り上げた佐野利男氏、Wikiには次のような表現がありました。
天野之弥がIAEA事務局長選挙で苦戦した際には、責任をとり総括審議官の松富重夫とともに頭髪を剃り丸坊主となった
この核利権は、米国の占領に協力した日本外務省が、米国から与えられた特権だと思っているのでしょう。米国は、核兵器の非人道性を被爆国に隠させる、外務省はその代わり核武装で国内のイニシャチブを握り、対外的には重要なIAEAのポストをもらう。
なんと、素晴らしい取引でしょう。。。
確かにこの動画を見ますと、被爆直後でもたいしたことはなさそうですね。
■関連ブログ
核不使用声明への賛同拒否−IAEAとNPTの天野兄弟2013年04月27日
1134.今も昔も全く変わらない原爆への対処法(終戦直後の日本、冷戦時代の米国、現代の日本)2014年08月07日
原子力発電所が核攻撃を受けた場合に発生する被害の大きさを。
それに対し、原発推進派をはじめとする人たちはこのように反論しておりました、「そんな事をすると被害が大きくなりすぎるので、いくら何でもそれはしないだろう」と。
でも、「敵に最大の損害を」これが戦争のセオリーですし、原発に対する核を含めた攻撃が国際条約によって禁止されていない以上、どこの国もやらないという保証はないのですよね。
正義の党だと、思いたい処ですが。
ところで、甲状腺がんを筆頭に、癌系で16種・非癌系で17種、計33種の、器官をばらつかせての各種病に関し、
厚労省からの各種病気の発症データから、
いろいろと算出してみました。
事故時は、3月31日の年度終わり前の
3.11前後でしたから
22年度に入ります。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8349/04beb10443ad66ac64d2e90dedfed4b2.jpg
何も、大きく増えたのは、
昨今、脚光の当たっている、甲状腺がんだけではないですね。
癌系だと、膵臓・脾臓がん、大腸癌、
その他の稀な腫瘍、
非癌系だと、
呼吸不全、前立腺肥大、急性膿皮症、骨折(元々、被爆すると、歯が欠けたり、
骨が脆くなるとは言われていました)等、
甲状腺癌の増加(全国レベルに直すと、
4割増程度)を上回る、
大きな、山(激増)が、幾つもあります)
個別にも、分析してみましたが、
地域には、対象患者数も、発症の増加率も、
関東・東北に、やや、バイアスがかかる
傾向にありますが、大阪・福岡・兵庫などでも、
多い症例もあります。大阪・福岡に関しては、
汚染瓦礫を処理していたのと、兵庫に
関しては、他地方と違い、
高線量地から、大量に米を買っている
影響もあるのか、と考えます。
今は、WBCの登場以上に、分子の染色の技術や、1mmの1000万分の1の分解能で、原子の電子軌道や陽子・中性子数、DNAの状況を観察して、セシウム137ならばセシウム137(事故のない状態では、絶対体内から検知され得ない)と、物質種を特定し、それがあることで、組織の破壊の状態も同定出来る技術が、チェルノブイリの時とは違い、進んだので、人が病気になった時、風評被害か、健康被害かの特定は、可能です。ここまで、症例が多いと、また、海外でも、甲状腺機能低下症等が、激増しているようですので、あらゆる医者や工学者は、時間を待たず、それをやり出すでしょう。それとデータで、気になった点が1つ。平成22年度から、23年度にかけては、あらゆる病気で、今までなら、考えられないような、全部、3割とか4割とか5割増。どの病気でも、2割台の増加を見つけるのが、苦労するような状態です。そして、23年度から、24年度にかけては、どの病症も、前年度の伸びが嘘のように、今度は、前と逆に、2割増の処を見つけるのが苦労するくらい、患者の増加は、緩慢になっていて、骨肉種・皮膚がん・肝硬変・肺炎などは、マイナスに転じましたね。厚労省は、前年度のとんでもない増加に、慌て、症例のし分け等があったのではないかと思います。(より、重篤でない症例名に押しやっている、と言う医者の話も訊いています)と、言うことで、前年比較だけではなく、平成22年度から、24年度の伸びも付記しておきました。
厚労種は、算定までは、して来ないのですが、
次年度(まもなく、公開される筈)に、一体どういうデータを置いて来るのかに関心があります。
と、言うことで、“原子力”のような、命に危ないモノに、利権は要らない(データを分析するのにも、憂鬱になります)と言うのが、私の結論ですが、何れにしても、小野先生は、もちろんですが、他の方々の皆さんも。どうか、お身体には、充分、ご注意されてください。
(福島県医大病院・いわき市立共立病院・福島赤十字病院・
東北大学病院・日立総合病院)の
平成23年度の、対前年比での各種病症の受診数増減率を、
全国平均のモノに比較させてみました。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8354/5a082aa609249b3318ad3d8ea9ef67bb.jpg
甲状腺から、肺炎・気管支炎まで、伸び率3〜5割あたりを一気通貫で走る
濃紺の蛇行線が、全国平均のモノです。
南東北の病院に限っては、
全部の病症項目がなかったり、過去データがない病院もあるのですが、
各種症例で平均化をかけた
全国平均の34.5%の伸びに対して、
福島県医科大学の42.5%、福島赤十字病院の49.5%の伸びは、
1年間でにしては、極めて大きいです。
なお、上記5病院は、全て、位置的に原発に近いのですので、
当初、全国平均を上回る症例があることを予測しましたが、
グラフに見るように、症例範疇未定のものも多いせいか、それはありませんでした。
個別で見ると、県立医大やいわき共立のように、甲状腺がんの
伸びが全国の40%に対して、100〜200%に達していたり、
いわき市立で、脳腫瘍の伸びが突出していたり、
福島県医大の耳鼻咽頭口腔がんの9割や肺がんの72%の伸びが目立ったり、
肝臓がんが、いわき市立で5割超え。日立総合といわき市立で、胃がんが、6〜7割増。医科大と赤十字で、大腸癌は、140〜200%の増。膀胱がんも日立で、
7割を超す増。皮膚がんの増加も、医科大で、伸び率が、全国平均の倍に相当する8割増になっています。また、県医大で、非ホジキンリンパ種で、たかだか100人の
患者から、250人の大台に上げている処が、癌系の特徴です。
非癌系の病気では、狭心症・慢性虚血性疾患で、全国平均と同様、
3〜5割の伸びを呈していますが、白内障で、患者が、150人から、
350人上げで、全国平均の伸び率39%を凌駕しているのと、
数は少ないながらも、赤十字で、
肝硬変が18人→34人と、日立で、前立腺肥大が、
17→32人と、何れも、
全国平均の倍前後の伸び。
いわきに限れば、慢性腎障害が9割強、前腕骨折が140%超えと、
全国平均の各々24%、38%を遥かに上回る伸びになっています。
あとは、東北大で、 妊娠期間短縮・低出産体重に関連する障害が、144症例から、
254症例と、全国平均の25%増を上回る形で、急増しています。
あらゆる部位のあらゆる病気で、ロシアンルーレットのように、地域構わずに、
発症が出るのが、放射線の内部被爆であると感じがあります。
グラフには、全国平均も、上記各5病院においても、症例で、平均化させた、
伸び率と、その分散も、付記しておきましたが、このグラフを見て、健康被害は、
無かった(起きていない)と言う人は、いないと思います。
(放射線でなければ、他に、この原因は、何?)
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8354/1a18991b8107d000b573792eea0fa907.jpg
やや、長期的なレンジでの、現象の見方になります。
これも、全国平均の各病症の伸び率と、
福島県医大・いわき共立病院・福島赤十字・東北大病院・日立総合病院で
比較しています。
依然、最左の甲状腺がんから、最右の肺炎・気管支炎に至るまで、
連続で、受診数増減率が30〜90%当たりを走る、一気通貫の蛇行線が、
全国平均の伸び率です。
このデータに関しても、原発近くの何れもの病院で、
病気の2年間伸び率が、全国平均のそれを上回っているものはありません。
福島の人も、重病になれば、地元の高線量は、避け、
東京や、あるいは、愛知、原爆での治療経験が
ある、広島などに、治療をしに行く可能性は、あるのかとも思います。
しかし、部分的にせよ、何が、今、病気として、危ないのかの、
参考にはなるので、原発近くの病院で、分析しています。
癌系の病症になると、日立で、甲状腺がん・脳腫瘍の受診の伸びが、
100〜150%増、東北大で、耳鼻咽頭口腔がんが、130%の伸び、
福島医大では、前年度に引き続き、H23→H24にも、発症が増えたので、
倍の伸びになっています。肝臓がんも、医科大と赤十字で、8〜10割増と高く、
膵臓・脾臓がんは、全国平均・5病院ともに、磐城を除き、5〜8割増の処に、
収斂しているものの、赤十字の大腸癌・膀胱がんは、150〜200%増と、
全国平均の5割に満たない増え方を大きく上回っています。
同時に、日立も、膀胱がんが、倍増しているのと同様、この病院では、
急性白血病・非ホジキンリンパ腫ともに、150%を超える伸びになりました。
非癌系の方は、医科大で白内障が、赤十字で肝硬変が、ぞれぞれ、24年度に入って、伸びはフラットになったものの、22年度から見れば、倍前後伸びています。
また、日立で、平成22年度の17人から、同23年に32人に
なっていた前立腺肥大の患者が、さらに、続伸、平成24年度には、55人と続伸、
2年間では、全国平均の94増を大きく凌ぐ220%超えの伸びとなっています。
また、いわき共立では、急性膿皮症が90%前後(全国平均で54%増)、前腕骨折が140%前後(同66%増)の伸びとなりました。東北大では、妊娠障害も、平成23年度での年率の伸びが大きく、全国平均の、倍の伸び(83%)となっています。
正直、厳然たる厚労省からのデータが、かく語りきと言った処ですが、
内部被爆と言うのは、チェルノブイリでも経験しましたように、
(多くの人が死に、皆の平均年齢も、短くなった)
どこで、重篤な病が表出するのか、
わからない、無差別テロのように、恐ろしいものだと思います。
安倍さんは、特定秘密保護法で、テロリストだけを対象に、
封じ込めると言っていましたので、
彼ご用達の、あの特秘保法で、猛毒物撒き散しの犯人・
そして、模倣犯を取り締まって欲しいですね。
元々、国内。電気は、足りてるし、より安全で、総体コストの安い電源は、
幾らでもあるのですが、推進側への踏絵として、
・ 再稼働したければ、家族共々、原発から、半径10kmの所に、
自ら、立地に住むと
・ 新しい首相・官房長官・経産相・原発後押しの官僚・同閣僚・
電力幹部・IAEAは、「事故が起こった時には、刑事・民事的に、
自分自身が詰め腹を切る」
と、念書に血判を押すと。
その2条件を彼らが、ビビッて拒否するならば、立地も、国民も、
再稼働は見送るべきだと思います。
皆さん。命だけは、お大切に。
各地方ごとにも、分析してみました。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/80a4c2b1e5fb6eb01d7e67029440ccbc.jpg
それぞれ、全国データ用に、下記のタグを作って、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/1fd47681fe552da52328e792ab1e89ff.jpg
平成23年度の対前年比のベースで、
地方ごとに、症例の伸びを出させ、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/de5a2ddefa6810fb11ba6cc1ec1edb97.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/1a76b9f0fb4adffc2117de86c09ffb7f.jpg
さらに、2年と言う、やや長めのスパンで、平成24年度のデータを
2年目比で出させ。。。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/3491436f5335d65821d1358d7ced6dcb.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/7c4f7a0421959cdcef3af1dc471b523d.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/f887e95be1a6fb906854102e7f984bc7.jpg
標準偏差もださせましたが、
あらゆる病症で、大きく増えています。
特に23年度の、対前年比では、3〜5割の伸び。
他の地域に比べ、
原発近くは、癌系・非癌系の病症問わずに、
ばらつきが多いですね。
事故後も、患者数(退院者数で集計)が伸びなかったり、
あるいは、減っているものもあるのだけども、増えてる方は、
全国の4割増加以上に、急増している、甲状腺がんだけにとどまらず、
耳鼻咽頭がん・大腸癌・膀胱がん・皮膚がんなどが増えている病院もあれば、
(むしろ、これらの癌の増加の割合は、昨今言われている、甲状腺のそれよりも、 はるかに大きいではないか)、
前立腺肥大・網膜剥離・前腕骨折・慢性系腎招待・急性膿皮症なども増えている
所も北大病院では、全国平均の伸びの2倍超えで、膵臓・ひ臓がんが増え、
乳がんも倍、急性白血病でも群を抜き、心奇形も、倍の伸び。金沢大病院も、
乳がんを筆頭に、膵臓・ひ臓がんでも、山。また、非癌系では、網膜剥離・
脳梗塞で山。横浜も、急性白血病で、国内平均よりも、伸びは、かなり高いか。
西・南日本に行くと、香川大で、食道がんが、100%を超える激増。
膀胱がん・大腸がんでも、伸びは、60%超え。非癌系の50%を上回る
高い伸びは、脳梗塞・慢性腎障害・急性膿皮症など。
熊本大学でも、骨肉種について顕著なのが、皮膚がん。非がん系では、
大腸癌パーキンソン病も大きく振れ。
肺がん・食道がん胃がん・膵臓/脾臓がん・膀胱がんで、倍の伸び。
急性膿皮症も高く、一体、何があったのかなあ、と・
(トモダチ作戦で、高線量を浴びた、戦艦が、沖縄に帰港?
か、内部被爆した、患者が、沖縄に逃げ?)
とにかく、原発は、厚労省からのデータを加工しているだけでも、危ないシロモノだと言うことと、改めて認識します。
本当に、誰も安全に責任を持たない中で、再稼働しようと言っているので、
それだけやりたいならば、
・推進屋は、全員、原発から10kmしか離れていない、原発立地に住み
・新首相・新官房長官・新経産相、それに、平然と原発を後押ししている、
閣僚・官僚・立地県の知事・原子力規制委・市町村長・電力幹部・IEAEに、
「事故時には、自分が、敢えて、原発系の刑事罰を行ける
(猛毒物撒き散しに関しては、オウムの場合がそうだった)
との念書にハンコを押させる。
今や、風評被害か健康被害かは、科学の粋にて、すぐわかってしまう
時代にあって、それは、我々が、家族も含め、自分たちの命をまもるための
再稼働の最低条件でしょう。
”安全第一”・”人命尊重”でないと、最終的には、経済も、外交も、
また、政府に懐疑的・忌避的になるだけで、その政府への協力も、進みません。
投票、とにかく、危険情報も、ちゃんと公開してくれて、
如何ばかりの金のことを考えるよりは、
(原発を始めれば、原発税という名目で、我々のポケットマネーが
知らない間に、抜き取られていくのです)
一番、国民の命を大切にする人に、路中、気をつけて、投票。
行って来てください。
地方ごとの病症の増えのデータに関して、
南東北の22年度単年度の伸び
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/3491436f5335d65821d1358d7ced6dcb.jpg
は
記載したけど、
22年度→24年度の2年のスパンの
伸び
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8366/2b274f52486b50f6fa3b956d86a7ef9b.jpg
は、添付していなかったのと、
あと、熊本も含め、
西・南日本のものが、
平成22年度→平成24年度
のものは、添付したものの、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8360/f887e95be1a6fb906854102e7f984bc7.jpg
この地方の、平成22年度→平成23年度の変化分を付けていなかったので、
今、ご紹介します。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8365/c778d6a0d75fb2392048b9c46e8fda88.jpg
それで、全体の分析も、
地方ごとの突出症例数(倍以上でかつ、全国平均の倍以上の伸びをしている症例)や、
増減率や標準偏差(ばらつき)が
大きいものから、上位3傑あたりを
マーキングするなどして、
分析性をよくしましたので、
これも付けておきます。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8365/dbddb0acd95f675b72a843b60146bcc0.jpg
年率では、なく、2年間のスパンで特に言えることですが、原発に近い所では、
33症例でやってみた病気の増え方。症例ごとの増減年間平均も、その標準偏差も大きくなっていますね。(増えてない病は、増えてない病であるのですが、増えが大きいものは、極端で)癌にしても、非癌にしても、どんな病が、突出して出るかわからない、原発事故の特徴からなあ、と考えている。それと、原発から、離れて行くと、徐々に、ばらつきも、突出の山の数も減っていきますが、
西南日本で、また、増化の突出数が増えて来たりします。これは、1つの仮説ですが、現地では、肺がんを6割増にしたと言われている、中国から飛んで来ているPM2.5の影響もあるのではないかと考えたりします。沖縄に関しては、甲状腺以外の3つの癌(脳腫瘍・肺がん・食道癌)で、2年のスパンで、倍化・2.5倍化しているのですが、これは、原因が判りません。彼ら、豚の脂肪を食べるのが好きだと言ったって、そんな食習慣は、今に始まったことではないし。原潜から、何か漏れた。。。?厚労省も、こう言う、いいデータソースを出してくれているのですが、国としては、この原発近くの、宮城から福島・茨城にかけての地域。原発の影響は、甲状腺がんだけではなく、他の肺がん・耳鼻咽頭癌・大腸癌・膀胱がん、白血病、前立腺肥大や急性膿皮症など、それに匹敵する伸び無いし、それ以上の伸びのものが、あるということ(データが言っている。厚労省も、ここまでは、自署で分析した筈です)は、言ってくれないといけないですね。国連器官のICRPやIAEAが、そう言えと、言うから、今まで、そうなっているから、自分たちは、そう言っているだけ、と言うのではなく、実データを精査に分析・税金を払っている国民に公開し、人の命を救う・自分達が情報伝搬を疎かにしていたことでの、多くの犠牲を出さない、とする、高い次元に立って欲しいと。その方が、却って、後々、国内パニックは起きません。とにかく、コトは、人の命に関することなので、安倍政権は、一応、議席の目的が達成されたということで、慢心による、隠蔽・情報の矮小化に走らないで欲しいと思っています。本当のことだけ、伝えると。今回、議席を増やした、共産党も、そこは、実は、反原発の潜在党員が半数いると言われる自民に対しても、チェックを厳しくして、国が誤魔化すことを防いで欲しいものです。
Abe君はへんずり解散や!