2014.12.19に雑談のツイキャスを行いました。
医院用のデータベース作成、環境整備、年末調整計算、年賀状作成等々のため、更新が滞っております。申し訳ありません。
■金・土曜日ツイキャスまとめ
-2014年-
5.10 5.14 5.23 5.30 6.7 6.14 6.21 6.28 7.5 7.12 7.19 7.26 8.2 8.9 8.23 8.29 9.5 9.12 9.19 9.26 10.3 10.10 10.17 10.24 10.31 11.7 11.14 11.21 11.28
12.5 12.12
2014年12月23日
1235.141219雑談ツイキャス
posted by いんちょう at 22:39| Comment(6)
| 原子力
年末ということで、お忙しいですね。
こちらは、気ぜわしい師走と言うのは、ない環境なので(常時、忙しい)、福島県内での白内障と胃癌患者の伸び(左)を、
全国平均(中)と比較してみました。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/00/be/1009503-4xc0beeeno/567/974d82eb7735977ee7215ae695186b2c.jpg
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/00/be/1009503-4xc0beeeno/567/b2735100152e654bacee7a3a9cbcfd68.jpg
概観では、患者の伸び率は、福島県の場合、
総じて、病院間バラつき(標準偏差)も大ですが、
平成22〜24年度の2年間で、
病院間平均を取ると、白内障で、全国5割の伸びも、
看過できない中、福島県では、更に、7割強の
患者増に。胃癌では、全国の割半ばの伸びに対し、
福島県では、それと更に大幅に乖離する形で、
グラフから一目、急勾配を認識出来るか如く、
伸び率で全国平均3割半ばの倍を超える、8割もの患者増に。
原発事故の放射能が、人に来れば、
白内障や胃癌になり易い理由も、グロスに書いてみました。(右)
予防は、白内障は外出時でのゴーグル、胃癌は食の厳正化かと。
また、小野先生が、Twitterで引用されておられた、
順天堂大学病院(東京)血液内科のデータ、
数値的なものを纏めておきました。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8396/bbc368ebe37152057856b142eee851f4.jpg
一般的には、病気は、増えても全国で、大体、年率1割程度、肺癌で、
2割増える年が、稀にある程度ですが、この、急性白血病・
悪性リンパ腫を含めた、血液疾患の患者数が、2011年→2012年に、
3.5倍にもなったと言うのは、全国平均で、全る病気で、
年率4〜5割増のものが、ざらに出ている事も含め、驚愕で、
もはや、南東北だけではない、と言う感じです。
尚、当病院で、次年の2012年→2013年比較で、
入院患者数が、3割増なのに、
新規患者数が微増(+7%)になっているのは、
医師数キャパにより、裁き切れなかったのでは、ないかと。
(基本、紹介状外来故、それを書く側の病院で、
満杯になれば、順大病院以外への振分けは、コントロール可かと)
“東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 −中間取りまとめ−”が出て来ていて、
国民にパブコメを求めていますが、
http://www.env.go.jp/press/files/jp/25690.pdf
http://www.env.go.jp/press/files/jp/25691.pdf
その中で、記載に、特徴的なのが、
1)具体的根拠を示さず、あくまで、内部被爆による健康被害の概念はないとする
方向からの結論付けとして、
「放射線被ばくにより遺伝性影響の増加が識別されるとは予想されないと
判断する。さらに、今般の事故による住民の被ばく線量に鑑みると、
不妊、胎児への影響のほか、心血管疾患、白内障を含む確定的影響(組織反応)
が今後増加することも予想されない。
こうした評価は、WHO 報告書やUNSCEAR2013 年報告書での評価と
同様である。」と、結んでいること
2)さらに、「およそ100mSv を下回る低線量被ばくによって発がんのリスクが増加するという明白なエビデンスは得られていない」ことをチェルノブイリや福島での医療現場の現実とは違う、絶対的なモノとし、それの論拠付けとして、“東北・関東各地は、どこも、100mSvより低かったでしょう。”としていること
3)「今回の原発事故については、避難等に伴う心身の影響が認められている
ことから、これらへの対応がより重要であると指摘があった。
特に、放射線に対する不安に加えて長期の避難生活による生活習慣の変化、
生活設計が十分にできないことの不安とストレス等が血圧、肥満度、血糖値と
いった健康指標の悪化をもたらしている、また、それらが十分に改善されて
おらず今後さらなる悪化も懸念されるとの意見があった。」と、言い
仮に、病気の増加があったとするならば、あくまで、ストレスによるものだと
断定している点です。
昨今の、各病院、あるいは県単位での、
血圧、肥満度、血糖値以外の、具体的各症例での激増具合を示すことを
していないのは、片手落ちだと思います。
実際、現場は、
平成22→24年度だと、全国的には、50%以上の患者の伸びを記録した症例では、耳鼻咽頭口腔がん・脾臓/膵臓がん・その他の稀な癌・呼吸不全・前立腺肥大・急性膿皮症・前腕骨折・乳児の先天性心奇形があります。さらに、原発に近い、宮城・福島・茨城の地域に限れば、
上記の症例のうち、全国平均以上に、顕著に伸びが大きいものとして、勿論、甲状腺がんが入っていますが、肝臓がん・大腸がん・膀胱がん・非ホジキンリンパ腫・白内障・網膜剥離などがあります。これらが、全部、ストレスだと考えにくいかと思います。年率150%とか200%増とか、患者数が延びている病気などは、特に。。。「これ、事故原発からの放射能のせいで、ないとするならば、他に何のせいか?」と、環境省で、審査した、「何、言ってんだよ〜!?」の丹羽さんも入っている、17名の委員の方々に訊きたい。病院を通して出て来ている、これら、厚労省からの、各種病いの患者数の推移の実データを土台の上に議論してしまえば、ここが、厳しく追及されるに決まっているので、示さなかったのかとも見ます。また、国連機関の何処何処が、そう言っているんだから、結果ありきではなくて、コトは、今後の多くの人命にかかわること。本音で、議論されないといけない。よしんば、ここで議論に早めに決着を付けるためには、早めに、WBC(ホール・ボディー・カウンタ)の上を行くやり方として、検体を持って来て、セシウム137やストロンチウム90が患部から、検出され得ないのか否か、放射性物質以外の。他のウィルスが検出されるのか、大規模に検査した方が、
いいかと思います。
今の技術では、それが可能なので、環境省にとっても、事実が分かって嬉しいと思うのです。
何れにしても、予防と事前の精密検査は、国民皆が要になって来ていますし、
病気になった皆様は、お大事に!
先日の21日
NHK2チャン夜23:30
サイエンスぜろ
放射能の内容やってました。
その中で
「セシウムボール」と
初めて聞く単語 作ってきました。
「セシウムボール」
電子顕微鏡でセシウムの状態かんさつ。
7マイクロメール
濃いセシウムの粒
ガラス状の粒
セシウムは全体の5%
(記憶で)66ベクレル
静岡までとんだ。
食べる内部被爆だと。
呼吸の内部被爆だと。
ーーーーーー
(感想)
ふざけた番組と思いきや。
内容はすごく勉強になった。
こんなに小さくて
こんなに強く
1000ベクレル超えてたら
1000人中の一人とか
100人中の一人とか。
歯抜けの様に
激やせするのも
分かる気がして怖かったです。
福島の浜通りは「文化が無い」という事ですが、田舎暮らしをしていた私も同感です。
仕事の関係で私は新潟県の長岡市にわずかの間住んで、柏崎市にほぼ3年住んでいました。
柏崎は僻地です。
飲食店は午後7時位で閉店するし、人は少ないし、私が大好きなジャズのコンサートもないし、大都市である新潟市までは高速で飛ばしても2時間近く掛かるし、雪はドカドカ降るし、とても住みにくい町でした。
しかし、原発があるおかげで国から交付金が出るらしく、裕福な町ではありました。
原発のある町は僻地が多いですが、いざ事故が起こった場合には犠牲者を出来る限り抑えるためでしょうね。
しかし東海原発は半径30kmに100万人以上住んでいる訳ですが。
長岡市に住んでいた時には、原発関係の交付金をもらえました。
住んでいるだけでお金をもらえるなんて、なんて不思議なシステムだとは思いました。
柏崎市に引っ越すと、原発関係の交付金がもらえなくなりました。
原発により近くなったのに、原発関係の交付金がもらえないのは不自然だなと思いました。
二重の意味で不可解なシステムですね。
そして、静かに運転していたかのように、見えていたものが、ある日、突然、事故で牙を剥く。原子力規制委の態度を見れば、判るように、IAEAも含めて、何処の原発に対しても、本音では、「事故確率=0だから、太鼓判を押せる」とは、言いません。しかも、その事故の後遺症は、チェルノブイリの例を見るまでもなく、世代を渡って、10年・20年・30年と続く。シャブと同じですよ。最近、ようやく、原発は、建造から廃炉までの、火力・風力などに比べての総体コストの高さ・使用済み廃棄燃料の処理/受け入れ地域・国模索の絶望性・海に捨てる温排水に伴う地球温暖化側の促進・受給で、原発が無くても、国内電力は、節電も不必要な状態で賄えていること・原発の燃料であるウランが、大気汚染を防御するシールド性が、近年とみに向上した火力発電所用の石油・石炭・LNG、それにシェールなどに比べ、逼迫、人の命を永らえるための、医療用アイソトープなどへの利用を最優先にすべき・しかも、何より、地震・津波を筆頭に、山崩れや火山噴火・隕石落下も含め、各種自然災害が起きた時の、事故の深刻性と甚大性・後々まで続く後遺症が、他の発電所によるものより、チェルノブイリ・福島を見るまでもなく、抜きんでいる、と言う状況。その中で、最後には、多くの国民に迷惑をかけ、自地域も何れかの時には疲弊して来るんだけど、“当座、何もせずに、楽を出来る”と言う、悪魔の囁きである、シャブを買う(交付金をもらう)人になってもいけないし、売る(交付金を与える)人になってもいけない。しかも、国側も、かつて、日本が、北朝鮮を、「原発を隠れ蓑にして、核兵器を作ろうとしている。」と言うことで、非難したのと、同じことをしようとしているので、原発要だとしたら、それも、国民に明かした上で、議論されるべき。ICRPやIAEAなどの、米仏が主体となって作った、たかだか国連付きの小規模団体に、30万人も、医者・医学者を抱えている、日本国と言う、“日の丸”と言う国旗もある独立国に、「甲状腺癌以外は、被害が無かった話しにせよ。」「事故は、矮小化側に、国民に見せよ!」と、日本の(菅・野田・安倍)政権に嘴を、多くの国民の命に係わることで、挟んで来られること自体、我々日本人皆が、おちょくられているようで、実に、不愉快だ。(それで、あっさり、「はい。そうですか?」と折れて、話しを訊く方も、訊く方だが。)県や、厚労省も、サポートして、手に職をつけて、より、禍根がなく、より、国益に通じる、
平和利用側・安全側の職業に、人々は、
転職して行って欲しいのですね。
独身家庭も1万円/年ですね
柏崎は道路整備に投入?
避難路解りにくい印象