2015年03月29日

1267.橋爪文さんの講話と対談(お知らせ)

 私も、20〜30分ほどプレゼンします。

3月29日(日) 《橋爪文さんお話会》
〜被曝と、わたしたちの未来〜

今年は、広島・長崎原爆投下、終戦から70年になります。
広島で被爆し、核のない平和な世界を願って海外を一人旅をしながら原爆体験を伝えてこられた「少女十四歳の原爆体験記」著者・詩人の橋爪文さんを迎えてお話を伺い、福島原発事故後の日本をどう生きるか わたしたちの未来を考えたいと思います。

ゲストに現役の医師でブログ「院長の独り言」で情報発信をされている小野俊一先生(元東電原発技術者)をお迎えし文さんと対談していただきます。
「院長の独り言」http://onodekita.sblo.jp/article/64113153.html

場所《サロンカリヤーナ》博多駅から徒歩10分
福岡市博多区住吉3丁目 9ー1 
カワイアーバンビル402
 https://www.facebook.com/salonkalyana?pnref=lhc
      
時間 10時〜12時 (10時からです。訂正します)
(15分前にお越しください)
参加費:1000円
定員:10名〜20名

予約先 080-5074-4007(田辺)
   メール peace.move.move☆gmail.com (☆⇒@に)
人数と連絡先携帯番号・メールアドレスをお知らせください。

◇橋爪 文(詩人)
広島に生まれ14歳で原爆被爆。日本ペンクラブ、日本詩人クラブ、詩と音楽の会他に所属
被曝による数々の病気を抱えながら詩作、還暦を過ぎての英語留学、七十歳からヨーロッパひとり歩き原爆体験を伝え核廃絶だけでなく原発の危険性にも言及、海外からの取材や講演依頼も多い
詩集「昆虫になった少年」「乗り捨てられたブランコのように」 詩と随筆「不思議な国トルコ」詩の歌曲、合唱曲も多数
著書:「少女・十四歳の原爆体験記」(高文研、初版2001年。2011年に改訂版出版)
      「フーモギの百五日」(かまくら春秋社 2008年出版)
      昨年7月に「ヒロシマからの出発」を広島のトモコーポレーションから出版

◇小野俊一(医師)
1988年東京電力入社、福島第二原発に5年、本店原子力技術課安全グループに2年勤務
退職後、1996年熊本大学医学部に再入学
現在、熊本市にて医院を開業
ブログ(院長の独り言)・ツィッター・DVD(フクシマの真実と内部被曝にて情報発信中
著書:「フクシマの真実と内部被曝」
BLOG:http://onodekita.sblo.jp/
twitter:@onodekita


橋爪文さんは、東京在住ですが、このたびピースボートのショートクルーズに水先案内人として乗船し、博多港へ寄られます。
九州に来られることはまずないと思っていた文さんの来福、ぜひお話を聴いていただきたいと思い企画しました。
小野先生との対談というこの貴重な機会、ぜひお越しください。
少人数でお話を伺いたいと思いますので、ご予約をお願いいたします。


「原爆体験を世界に」橋爪文〜NHKラジオ深夜便から(1)2013年03月27日
「原爆体験を世界に」橋爪文〜NHKラジオ深夜便から(2)2013年03月28日
世界中のみなさん、反原発に向けて立ち上がりましょう 橋爪 文(原爆被ばく者)2011年08月23日
タグ:講演 橋爪文
posted by いんちょう at 11:11| Comment(10) | 原子力
この記事へのコメント
先生、私は『焼き場に立つ少年』の写真が忘れられません。

http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/c45f9793732aa7e8116d123f503b3dd9

勝手にリンクかけていいのかな?
ダメなら消してください。
Posted by 風 at 2015年03月23日 21:14
いつも拝読させて頂いております。

橋爪文さんの講演会で、小野先生がお話をされるそうですね。残念ながら参加出来ませんが、頑張って下さい。

さて、本日の日本経済新聞にある記事が出ていました。

電力自由化の際、経産省が9電力会社に「原発で作った電気を新電力に販売を義務付ける」そうです。

経産省の言い分は「原発で作った電気は安いから、新電力が競争に負けてしまう。なので、安い電気を新電力に買い取らせて売らせる」そうです。

何とも不可解な話です。経産省は本気で言っているのでしょうか?

ゆくゆくは新電力に原発で作った電気を強制的に買取させる腹積もりなのでしょうか?

この制度を原発の延命策にするつもりのようですが、小野先生はどう思いますか?
Posted by H.N at 2015年03月24日 23:22
こんにちは。
うーん。
広島原発でも、明らかに、健康被害は、
いろいろな病気で出ているんですよね。
ところで、私がかつて、投稿した、中部地方での、各種がん患者の増減データが
ソースの場所で、消されたようなので、再褐しておきます。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/32/8e/1007201-ffcbbbabcabf0bcv/1720/ec0ca1861965318e1417ca7c7ca1b474.jpg
事故原発から離れていても、病気としては、増えている所も、
あるということですね。
全国レベルで見ると、
各種がんの増え方は、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/74/70/1006502-elbcg/1518/edaac8a8f165bbff2870ec9e22daf066.jpg
非ガン系の病気の増え方は、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/bb/c7/1007267-kdced5bb8a69a96h/733/5b8d4badd4eaab426913f8a4d750516b.jpg
です。
原発事故による、健康被害の特徴としては、
極端の発症の少ない病気も
(全国よりも発症増の小さな病気さえも)
あれば、
逆に、大きく患者数が、グラフのように、2年で6割増ないし倍増と、
伸びる病気もあります。
ちなみに、脳膜血管閉そく症の場合は、全国平均では、311後2年間で
たかだか14%の伸びだけだが、東日本単独で絞ると、+11ポの
25%に患者増は、跳ね上がっています。
事故前は、非がん・ガン系問わず、何らかの病気になり、
病院に通っている、ないしは、
入院している患者数は、全国で、約250万人位でした。
症状が現れていないだけで、軽重問わず、
潜在的に病気を抱えている人を入れれば、
病気持ちは、500万人と言われました。
それが、311後、症例間で、平均おしなべて、
3割台の増だから、つまり低く見積もっても、
150万人も増えたことになります。
推進屋さんのやった仕事は、"凄い"の一言に尽きると思います。
軒並み死刑判決になっている、オウムがサリンを
20年前に、東京の地下鉄や松本市と言う、特定の地域で撒き散らした事象など、
推進屋が、福島から放射能を撒き散らした事案には、
到底、足元にも及ばないのではないのでしょうか。
なお、他人が周囲でバタバタ病気になった場合、
風評被害なのか健康被害なのかは、
こうしてデータ分析してみて、患者数の推移が、
今までの増減の延長線上にあるのか、
また、各種がんも含めて、表やグラフのように、
事故前にはない、トレンドを示す場合、
放射線物質以外に、他に原因があるのか、
消去法で考えてみれば、すぐに判るのと、
今は科学が進歩したので、DNAの切れ具合も含め、患部周辺に
セシウム137やストロンチウム90等、放射線物質が検知されるのか否かで、
病気の犯人が判るようになりました。
(顕微鏡でモノを観測する場合、
 1mmの1000分の1の分解能にまで持って来れるようになったのです。
 Medical Engineeringの発達です)
こうして、物証が上がるのが、時間の問題な中にあって、
推進屋は、一切、多くの人を傷つけた罪の意識さえも感じる事なく、
電気は、原発は無くとも足りており、
原発は、火力・風力等、別電源と比べれば、コストも高く、
また逆に発電効率は低く、
燃料のウランが石油・石炭・LNG・シェールと違い逼迫、
最終的な使用済み燃料の引き受け手が、世界何処にもない中、
彼らは、その後に及んで、誰も事故が起こった時に、詰め腹を切ることから
逃げているのに、別な地域(複数)で、再稼働したいと言っています。
どうしましょうか?小野先生。
Posted by 浮き船 at 2015年03月27日 10:05
いつも貴重な情報発信有り難うございます
東京在住なので横浜の講演会は伺わせていただきました。今回は兄が博多に住んでいるので、代わりに兄に予約してもらい、お話しを伺いに行ってもらいます。
私に出来ることは、大切な家族だけでも、情報を共有して、原爆と原発が同じだということと、福島の真実を理解してもらうために努力することだと思っています。
今回は、そのいい機会になればと思っています。
Posted by 早川 千春 at 2015年03月27日 22:13
最近、被曝者と言う話が霞んで見えてしまう。

原爆以外でも、被曝者が沢山いる状態があるのに、なんだか
片手落ちのような違和感を感じてしまっています。

普通の被曝でも、劣化ウラン弾の被曝でも火傷はないけど、
原爆の被曝と同じかもっとひどいのに
私達は、その事を認識して聞いているのかな?と
疑問を持ってしまう。。

なんだか、その場その場で
注目された物だけに目が行って
関連性のある他の問題は抜け落ちてしまう、そんな気持ち悪さが残ります。

問題の本質までたどり着いかない
緩さ、甘さ、もどかしさを強く感じます。

原発をのさばらせたのは、
私達の深く考えず、きらびやかな物だけに注目して結論をだし、
簡単に違うからと誰かを攻撃するその姿勢が
原因ではないでしようか?

マスコミが注目しないと忘れさってしまうし、
反原発や人権活動しているのに
平気でセクト化してしまう。

差別している事に気がつかないで
差別するのは一番悪い状態です。

私は、この、自分と違う立場の人を理解せず、
簡単に差別してしまう心が、
類推ができず、舞台が変わると
非難対象者と同じことを自分がしてしまう状態が

今の壊れた社会を作った原因だと
思っています。

おの先生の薬局への見解や
平等を言い立て、弱者に同じ金額の税金を科し
無理やり取り立てる行政の姿に疑問を感じない状態に
日本社会のいびつさを感じます。

今日では、多数決は民主的でも、平等な手法でも無くなって
来ています。
考え方を変えないと、狂った社会のままになってしまうと思います。


医療事故は、薬剤師の見解ら、発覚する事が多いです。

薬局が儲ける為に院外調剤があるとか変なデマだけは、
流すのは止めて下さい。

3権分立の様に、医師の権力に歯止めをかける安全装置ですので、
煙たいのは、分かりますが。。

先生の論だと
お金がかかるからと
原発の安全装置を外した東電と
同じではないかと感じてしまいす。

欧州では繰り返し処方の制度があり、診察料かからずに薬を買えます。それを取り上げ医師の受診が無駄だ儲け過ぎだと論じる事も可能です。
日本は診察代安いですから、金額はあまり変わらないと思いますが、、、
これを安い料金のまま、一回にかえたら、
医師の経営が成り立たなくなり、
医療が崩壊します。

昔、医師が儲けていたのは薬局や薬剤師の取り分を食っていたからです。今また、上納金を納める悪習が戻って来ています。
これらは、患者さんの不利益に直結します。

ワクチンや抗がん剤、保険制度、
安かろ悪かろうのジェネリック
医療行政の問題は制度や職能への理解や知識が足りないので、好き勝手な嘘が通って医療崩壊に繋がっている。

同じ医療を担う立場なのに、理解も知識もなく、その職能を要らないと論じる。なんか間違ってる。

これが差別という物だと思いますが、よくみると日本はあちこちに差別が転がっていて驚きます。

それと
薬局で、病状を聞かれるのは
医師の処方が間違っていないか、
正しい処方せんが渡っているか
確認するためです。
患者の取り違えや、病院でのpc入力ミス、間違った薬の処方せんが
日常的に来ます。

ほぼ毎日、病院への確認作業が必要で、
実際に間違った薬がオーダーされていて訂正になる事も多いです。

日本では、まだまだ医師が王様的
雰囲気が強いですが、他の職種は各々に専門性を持っています。
それぞれが安全装置と考えたら、
安易にそれを外したら怖い事になると学んだ筈です。

院内調剤では、処方のチェックという安全装置が無くなります。
薬剤師以外に調剤させる事は、違法ですし、安全装置の無い状態です。

日本では、薬剤師側の問題もあり
機能出来てない場合もありますが
だからと言って、安全装置が無くて良いとしてしまったら、
犠牲者が増えたつづけるだけです。

安全装置無しで平気なのは、
電力会社だけでなくて、私達もなのでは? 社会の必要な規制や規則まで、要らないと思い込まされていないでしょうか?

Posted by 何度もすみません at 2015年03月28日 09:51
いつも、読ませて頂き勉強させてもらっています。
原発問題をきっかけに
沢山の社会の矛盾に気づきました。

そして、
騙される原因の一つに、
差別的行為を許してしまう心にあると思い至りました。

気付かない差別がそこここに
散らばっています。
だから、ダブルスタンダードが
成り立つ。

これが変われば、原発も戦争もすぐ止まるきがします。
多くの人に気がついてほしいです。
(特に、おじさんお爺さん、
昨今は、女性も多いです。)

長々とすみません。

Posted by すみません at 2015年03月28日 10:10
講演お疲れ様でした。昨日のツイキャスでご感想を拝聴しました。私は生憎都合がつかず参加申しこみ出来ず残念でしたが、ツイキャスで院長先生が橋爪文さんの話がとても良かったと、お疲れの中にも晴れ晴れしたご様子なので本当に良かったと嬉しく感じました。思えば先生はこの数年間、医師業のかたわらせっせと膨大な発信を続けてこられ、時には気持ちのめげるような事や嫌なこともいっぱいあったことでしょうから、橋爪さんと直にお会いになり聴きにこられた方々とも充実した交流を持たれた一日は、何よりの御自身のリフレッシュになったことでしょう。今夜のツイキャスは再編集ということでしたので明日の配信を楽しみにしています。よろしくお願いします。
Posted by タナトリル at 2015年03月31日 01:04
ABCCの捏造問題、結構なスクープなのではないでしょうか(それとも橋爪さんは既に同様の話を各所でしているのでしょうか)。

各地の記者クラブにFAX等で流して、反応があるか試してみても良いのではないかと思います。気骨のある記者なら連絡がありそうなものです。西日本は放射能に関して比較的まともなジャーナリズムがある可能性もありますので。
Posted by 継続的活動に敬意 at 2015年03月31日 10:13
甲状腺がん因果関係なし
は、まさに福島放射線影響研究所
でしかない。

近所の患者1000人日の公立病院は
院内処方で薬剤師1人ほぼ破綻状態
無駄も多かったと思う。やたら薬くれた。

現在2院外処方で早いが
高く成ったと思う。

先生のシステムは地域医療などでは
画期的で広く普及すべきでしょう。
Posted by 農家 at 2015年04月01日 11:03
こんにちは。
いつもの関係ないコメント。
ーーーーーー
4月の商工会議所の月冊子に
市の人口減少問題が別冊ついてました。
ツッコミ所まんさいですが‥
置いといて。

市の将来推計人口と
全国推計人口のグラフに
(1990年〜2040年)

2010年 1億2805万人
2020年 1億2410万人 約395万人減。
2030年 1億1661万人 約749万人減。
2040年 1億0727万人 約934万人減。

もちろん
2010年までが増えていて、
急降下してます。

ーーーーーー

いやぁ〜
ボクのざっくり計算と同じです。
自分の概算力にビックリです。

関東4000万人
10年目1割 400万
20年目2割 720万
30年目3割 864万

全国減だから、
もっと緩やかだろって
ツッコミ聞こえてきそうですが‥。
そこの数字は
移民受入と相殺です(^^)。
ーーーーーー
あくまで
少子高齢化の話しです。
Posted by 先生の本かったよ。 at 2015年04月03日 09:24
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