2015年04月20日

1270.東電テレビ会議34時間解説 (USB For Win/Mac)発売

・東電テレビ会議解説34時間のUSB版(For Win and Mac)を販売開始(送料・税込み 2,000円)しました。
こちらのページで、動画がきちんと稼働することを確認の上(一部、Windowsでは動作しない可能性有り)、申し込みください。
・基本的には、今までブルーレイ版として配布していたものと同じ内容です。参照などは、こちらの方が簡単かもしれません。

 以前から東電テレビ会議ブルーレイ版を販売していました。

 残念ながら、ブルーレイをお持ち出ない方も多いため、何か別の方法で配布できないかといろいろと試みてみました。両面DVD-R2枚程度で、うまく入れられないかとオーサリングをかけてみたりしたのですが、BD-RとDVDのエンコードの能力の差なのでしょう、とても正視に耐えないような画質にしないかぎりうまく納めることができませんでした。
 BD-Rの動画をmp4におとして、htmlから参照するようにしますと、およそ8.6GB程度になりました。ギリギリ、DVD-R(DL)にはおさめることができず、仕方なく最近安くなってきたUSBメモリ(16GB)に書き込んで、配布させていただくことにしました。

 USBメモリ のルートに index.html を作成しておりますので、そちらをクリックしますと、下記画面が出てきます。2015042001.jpg

 ここから、大まかなレジメと動画を見ることができます。サンプル画面はこちら

 申し込みは、下記リンクからどうぞ

2012020301.jpg

 最近、またちらほらと事故当初の分析が出てきました。この東電テレビ会議は一時資料として大変貴重だと思っています。つたない解説ではありますが、一度ご覧いただけますと、何が現場で起こっていたか(大半は非公開のママではありますが)は、ある程度わかります。
 「フクシマは大したことなかった」などということを平気で発言している人たちは、この動画をきちんと見たのでしょうか?

■関連ブログ
1205.東電テレビ会議解説(34時間BD-R)発売2014年11月04日

  
posted by いんちょう at 17:44| Comment(7) | 原子力
この記事へのコメント
 「フクシマは大したことなかった」などということを平気で発言している人たちは、この動画をきちんと見たのでしょうか?

平気でいうでしょう・・、そういうオバカさんたちですよ。
Posted by 南部のアホな大阪人 at 2015年04月20日 22:44
先生、DVD-R DLなら8.5GBまでセーフ!

どこかちょいと削って収まるようにできませんか?

最近はレンタル店でもブルーレイは氾濫していますが意外に持っている人は少ないみたい。

私も仲間内にブルーレイのコピーの希望者には配布するよと言いましたが応募者は一人だけで、いささか腰砕けになりました。
Posted by ハマの住人 at 2015年04月21日 11:56
今日の空。
一時太陽が出て青空も顔をのぞかせたのに、
その青空が綺麗じゃないです。
曇ってないのに、なんか見たこともないぼんやりした感じ。それも全面的に。
なんだか気持ち悪い・・・。

マスク2枚。
ガーゼの厚いのと、上から市販のふめん紙のマスク。
息苦しいはずなのに快適。なぜに???
花粉症用のメガネをしていても目がしばしば、こんなことなかったのに・・。

気流の予報を見ながらお出かけするようになりました。こちら関西。

これがずっと続くのかな?
真夏どうなるんだろう?
ああ、心配。

近頃、酒粕がマイブームでした。
異様に美味しい。
今日、お酒が被ばくによいとの記事を見ました。
身体の声、大切と思いました。
Posted by 風 at 2015年04月21日 21:11
こんにちは。
福島の原発事故が起こった当初でしたが、
京都大学の化学の修士を卒業して、
大手コンピュータメーカーに行った友人が、
「これからは、健康被害に関しては、
 改竄が進み、本当の処などは、
 出て来ないだろう。」
と、ポツリと、言ったのを思い出します。
「まさかー。日本人って、そんな誠意の
 無い筈が無いじゃない。
 小出先生の『原発が爆発した時点で、
 これからは、推進派と
 脱原発の人達との間の戦争なんだ。』と、
 言う発言とも併せて、何と、京大関係者は、
 大げさな事を言うんだろう。」
と、思ったものです。
さて、病気の患者数推移と言うのは、
厚労省が独自で出すこともあれば、
医療系の新聞社や、民間、そして、
がんセンターなどが代行して出すことが
あります。
また、死亡・出産系のデータとなると、
住民票をカウントしている、総務省の
管轄です。
ある統計Aを見ますと、
事故後1〜2年で、非がん系の発症は、全国で、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/87961d044cf70c057760081f8055b597.jpg
のように、がん系の病気は、
http://textream.yahoo.co.jp/message/1009501/el5feeeno/1/879794
となっており、この間は、3〜4割の患者増が、
当たり前のようにあります。
この統計に関しては、各病院ごとの発症のΣを
取っていて、大元は、厚労からのもの。信頼できると思われるので、引き続き、25年度、26年度を出して欲しい、と幾度となく言っていますが、年次の資料でありながら、1年半も、返事さえも返されることなく、データの更新がないので、本当のことを知られたくない人達からの圧力だと見ています。
ところが、別な男女別の全国統計Bの方では、がん死者を見てみますと、死亡の方は、増えていません。
事故前と流れが違うものとしては、男性の甲状腺がんが、前年比9%増になったなあ、と言うこと
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/082cdf095417b1f9b244917ef0bc0380.jpg
と、
女性では、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/43b2b26472294433d467bcd6b6657116.jpg
と、膵臓がんで亡くなられる方が、6%増になったくらいは、大きな変化はなく、
男女総計で見ても、事故前から漸増傾向だった
肺がんも含め、全部のがんで、年率5%までの
伸びですので、http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/36322113d833bf552606ead759a96322.jpg
十分、あり得るではないか、と見えます。
<続>
Posted by 浮き船 at 2015年04月25日 00:07
そして、全死亡・全出産の全国統計が、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/c2bb29d6a9059bbd2d4cd30d413cfd06.jpg
であって、事故年度の平成23年も含めて、
死者数の対前年比での各年の増減は、
平成26年次まで
順番に、+56,000人、+3,000人、+12,000人、+1,000人
です。
これくらいの増減だと、事故前、過去数年の処でも、
十分あり得る数字になっています。
この時点で、私は、患者は増えても、
今の医療技術で、死者は、フラットに近い状態に
なっているんだ、と思ったのです。
しかし、同じ所が出して来ている、
各種がんの罹患者数を見ると、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8797/42ca9bf6954cb801d7b9fcfb49913ec2.jpg
何故か、平成11年のデータから、
平成12年、平成13年が飛んでおり、
いきなり、平成14年のデータが来ています。
その中で、男性側は、肺がんが、女性側は、
膵臓がんが増えているようですが、
これも、平均年率で出さないと意味がないので、
事故前のトレースとも併せて、
それらを計算してみたのが、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8798/f3ea30866da59d11fce099db1b34982a.jpg
で、事故年では、対前年比、男性側で、
皮膚がんが25%増、前立腺がんが、21%増にも達しましたが、その後は、事故年には、−8%だった甲状腺がんが、+10%に転じたことが、目立つくらいです。
女性側では、事故年には、子宮がんが、対前年比で、+14%、膀胱がんが+11%、皮膚がんが+10%の伸びになっていましたが、以降は、事故年は、ほぼフラットであった、口腔・咽頭がんの+10%が目立つくらいです。
全体の流れの中で、http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8798/b8dc580ec959ee937dcb6b881b1731e4.jpg
確かに、事故年の2011年には、患者数が増えたがんも多いですが、それは、事故前であっても、男女とも、2007年から2008年にかけても、何の理由でか経験しているものであって、
しかも、2012年以降は、患者増は、沈静化しているように見えます。問題は、少なくとも、この統計では、平成12年と平成13年でデータが公開されて来ていない理由です。この統計B側が、先の統計Aと、比較されるのが嫌だからと見ます。
患者統計は、統計A、B、Cの3種くらい、
色合いの違うものがあります。
「何で、同じ病院から取ったもので、これだけ
 データが違うのか?」
と訊いてみても、データの発表機関や、厚労省自体が、我々にそれを教えることは、ありません。
いろいろと、データの取得条件を変えて、
今後、統計、D、E、、、と、品数が
増えて来ることも考えられます。
今まで、
「事故後、体調を崩した。」
「重病になった。」
と言う情報を、特に東日本で、多く
訊いてらっしゃるのも事実でしょうから、
(でないと、各病院で、
 下記のような、ガタガタの曲線や、
 総患者数の大きな増には、なりっこない
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8798/3fb4761bd32f488a7f2ea054e9048e97.jpg
 )
ここは、
一番、厳しいデータを信じることが、
生きながらえるコツだと思っております。
ここまで、胡散臭いことのないデータならば、
楽観的側のものも、信じるのですが。。。
尚、
京大卒と言う面では、私の父もそうでしたが、
勘なのか、経験則なのか、色々な事案で、
言うことは、よく当たっていたような気が、
しております。
長くなってすみませんでした。
各位。どうか、お大事に、また、ご安全に。
Posted by 浮き船 at 2015年04月25日 00:08
一応、人口動態も、添えておきます。
世間には、資料によっては、この4年余りの間、
死亡と出産を差し引いて、
15万人程度の減しかないんだ、
とするデータもあれば、
この総務省統計局の資料を出典とする、
上側のグラフのように、
事故直後から、トータルで、
128百万人から、4年かけて
127百万人へと、
ちょうど、100万人が減った、
とはっきりわかるデータもあります。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/8799/e7f79caf7e1d1b80bf80a831b8bc8d50.jpg
特に、毎年、晩秋から早春にかけて、
下のグラフのように、
出生が抑えられ、逆に、
死亡が増える傾向にあります。
(この時期に、人口減への加速化がある)
Posted by 浮き船 at 2015年04月25日 14:22
御無沙汰しています。
NHKのHPを見ていたら、次のような記事が載っていました。

http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20150424/4317821.html

北海道羅臼町で、海底が急激に隆起して陸地になってしまったそうです。

やはり自然界の出来事は人間の力では予測不可能な部分が多いですね。

江戸時代には若狭湾の近くでこんな現象も起きています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E3%82%8A%E5%B1%B1

原子炉直下でたった10メートル隆起しただけでも、原子炉の安全性を保つ事は可能なのでしょうか?
Posted by H.N at 2015年04月25日 15:13
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