
・フランジ部に見られる溶融黒色物質を東電は、「ケーブルの溶融物」と発表しているが、それではこんなに高線量になる理由がない。事故当初にメルトダウンし気化した燃料がフランジ部から漏洩したのではないか想像する
・2号機を担当しているのは東芝。決算を発表できない理由もよくわかるはず。
フクシマの収束の担当は、
1,4号機・・・日立・GE
2,3号機・・・東芝
と決められている模様。4号機はご承知の通り、すべての燃料の取り出しが完了したため、廃炉としてはめどが立った。1号機も細野がつけた馬鹿げた建屋カバーを取り外し、燃料プールからの燃料取りだしが予定され、また格納容器内部もロボットで観察するといった一応の進捗が見られている。
予定が遅れているのは、2号機、3号機。3号機は屋上部分の解体がほぼ終了しているものの線量が低下せず、先が見通せない状況。それよりも、一切の情報が出てこないのが、放射能最後の防護壁−原子炉建屋−がほとんど破損していない2号機である。1,3号機と異なり、建屋内に放射能をとどめてしまっているために、建屋内線量があまりにも高く調査も何もできないのであろう。
当初、2号機の格納容器内部は、2013年上旬には終了する予定であった。ところが、予想以上の線量のため全く進まず、最近ようやく出てきた情報が、次の報道
福島、2号機貫通口で溶けた物質 千ミリシーベルト超
東京電力が事前調査した福島第1原発2号機格納容器の貫通口。ふたの隙間から黒っぽい物質が溶け出した形跡(矢印)がある=6月26日(東電提供)
東京電力は29日、福島第1原発2号機で溶け落ちた核燃料のロボットによる調査に向け、格納容器の貫通口を事前調査した結果、貫通口のふたの隙間から何らかの物質が溶け出た形跡があることを確認したと発表した。8月に予定している本調査に影響はないとしている。
ふたのパッキンや、貫通口内部にあるケーブルの被覆材の可能性があり、周辺で毎時千ミリシーベルトを超える放射線量を計測した。事前調査に使用したロボットでは千ミリシーベルト以上は計測不能という。
東電が26日、カメラの付いたロボットで貫通口付近を調べたところ、ふたの隙間から黒っぽい物質が溶け出た跡があった。
2015/06/29 21:16 【共同通信】
東京電力が事前調査した福島第1原発2号機格納容器の貫通口。ふたの隙間から黒っぽい物質が溶け出した形跡(矢印)がある=6月26日(東電提供)
東京電力は29日、福島第1原発2号機で溶け落ちた核燃料のロボットによる調査に向け、格納容器の貫通口を事前調査した結果、貫通口のふたの隙間から何らかの物質が溶け出た形跡があることを確認したと発表した。8月に予定している本調査に影響はないとしている。
ふたのパッキンや、貫通口内部にあるケーブルの被覆材の可能性があり、周辺で毎時千ミリシーベルトを超える放射線量を計測した。事前調査に使用したロボットでは千ミリシーベルト以上は計測不能という。
東電が26日、カメラの付いたロボットで貫通口付近を調べたところ、ふたの隙間から黒っぽい物質が溶け出た跡があった。
2015/06/29 21:16 【共同通信】
東電の資料


右側の写真を拡大してみると、高放射線のために撮影素子に乱れが生じていることに気がつくであろう。

さて、このペネの場所を調べてみると・・・・


つまり、何らかの液体がこのCRD搬送用レールを伝わって漏れたものではない。液体成分ではなく、気体成分が漏洩したのだろう。

当時、この黒色の煙を「ケーブルが燃えた、M/Gセットの油に火がついた」として、ごまかした。
今回もまた「ゴム、ケーブル被覆材が溶融したもの」として発表しているが、それではこの高線量の説明がつかない。格納容器フランジ部まで溶融燃料が充満し、2号機の格納容器圧力が設計圧を越えたために、燃料そのものが漏れ出したと推測する。この黒色物質の物性を調べれば、由来は簡単にわかるはずなのに発表されていないことこそが、真実を物語っている。
なお、2,3号機を担当している東芝が粉飾のために、決算を発表できないでいることを指摘しておきたい。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000000-mai-bus_all
「昨年末段階で融資枠の未使用分が約3500億円あり、これを上積みする方向で銀行側と調整する。←あらかじめ見込んでいますね
風や水の通り道でもない限りは、遠くにいくほど、薄まるのでしょうが、
当然のことながら、放射能低減対策せず、自家用米が基準値超え ― 福島
ということですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000047-asahi-soci
福島県は、これに対し、「(他県とは違い)2012年から、すべての県産米のセシウム137の放射性物質濃度を調べる“全量全袋検査”をしている。これは、特異な事例。基準値超えの米が流通することはない」としていますが、セシウム137と同等程度出たと言われる、ストロンチウム90に関しては、何処の県でも何ら検査していません。(それもしなくていいと言う、科学的根拠は、何処にもなく、検査をすれば、お金も手間もかかると言う、経済的・工数的根拠があるだけ)
だからこそ、今でも、各国、それを知っていて、日本の食品に対して、50か国も
輸入規制に出て来ている訳ですね。(農水省発表)
http://saigaijyouhou.com/img/20150519061840sdfsd.jpg/
そこを、韓国と台湾にだけ、
「何故、日本の食品を食わない?!
危ないと言う科学的根拠を出せ!
WTOに訴えるぞ!」
と、人権蹂躙付きの恫喝もどきで言うのは、
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1428983195/
彼らにとっては、日本の存在。ビビったと思います。
実際、仕事で、韓国の人と最近、
こちらは遜りつつ、ごくフェアな交渉したつもりなのですが、
「放射能汚染が懸念される食べ物を、我々国民の口に押し込まれるだけではなく、
今度は、どんな無理難題を押し込んで来るのか?」
と言う、モノ凄い、相手方の身の毛がよだっているような警戒感を感じたのです。
菅さん。
「台湾・韓国が輸入規制を強化して来るのに、
国民が気づいてしまえば、日本人まで、東北・関東の産品を食べなくなる。」
と心配してのことでしょうが、
客観的に見て、“危ない”ということは、
上記の朱色の世界地図を誰よりも把握している
農水省の職員が、宴会でのビンゴゲームで、福島米が当たっても、
誰も、その商品を持ち返らず、会場に置き去りにされてしまうと言う現状や、
政権のお膝元の厚労省の発表として、健康被害は、既に出ていると言う現状も、
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/69/70/1009508-6ebda3eeno/266/0bbf0cc4dff055c057f882ad79c33c00.jpg
特に東半分の国民は、皆知っている訳で、
ああ言う、恫喝は、あらゆる今後の仕事上の交渉で、
国益を害するだけなので、不要でした。