2016年04月02日

1350.「乙武ワールド」を「理解する」

2016040201.jpg・自民党から参議院東京選挙区に出馬予定指されていた乙武洋匡氏が、週刊新潮の不倫報道によって出馬取り消しとなった。
・記事が漏れてきたあとに出てくる情報は、たとえば浮気をされた奥さんが謝罪をしたりという、世間一般常識からするとかけ離れた内容ばかりであった
・常識で非難することはたやすいが、人間それほど変わらない。なぜ、そういった心理、状況になるのか考察を進めてみる。


2011.5.6・・汚染のひどかったはずの楽天スタジアムでの始球式

 みごとにやりのけ、そしてマウンドから移動する速さに感動を覚る。

 上記のようにさわやかイメージで売っていた乙武洋匡氏の不倫−しかもあろうことか、5人以上の−がセンセーショナルに報道された。
報道前・・
乙武洋匡氏「判断する時が来れば」政界進出否定せず
[2016年3月19日16時50分]
 自民党が夏の参院選の出馬に向け最終調整中であることが明らかになった、「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(39)が19日、都内で行われた「イライラしない子育てシンポジウム」に参加した。

 参院選の話が出てから初の公の場で、イベント後の囲み取材で記者から政界進出について質問されると「もし今後、政治という道がベストであるというふうに私が判断する時が来れば、私の中でそういう覚悟をする時が来るのかも知れません。それは十数年前から一貫して、変わることのない思いです」と否定しなかった。
 かれは、早稲田政治経済学部卒であり、政治家を志すのはまったくもって当然である。身体障害者なのに、「さわやか」「誠実」で弁も立ち、顔も立派。たしかに自民党から立候補すれば、下手をするとトップ当選すらあるくらい。おいおい、よりによって自民党からか?と思った人も多かったはず。当選間違いなしの立候補表明、半月ほど前に、このさわやか 青年の裏の顔を暴いた。

乙武氏、自民擁立正式断念 5人と別に新たな不倫も[2016年3月31日8時52分 紙面から]
 自民党は30日、夏の参院選東京選挙区への擁立を調整していた作家の乙武洋匡氏(39)について、擁立を断念した。「週刊新潮」が報じた不倫問題への反発が強く、支持を得られないと判断した。乙武氏は、当初から出馬の意思はないとするコメントを発表したが、一部では、かねて政界転身への意欲が強い乙武氏が、出馬の機会を模索しているとの見方もある。一方、週刊新潮は今日31日発売号で、乙武氏の新たな不倫を報じることが分かった。

 今月24日に「週刊新潮」で乙武氏の不倫が報じられた後、静観してきた自民党が「乙武切り」に動いた。「不倫は選挙でもついて回る」(党関係者)と、出馬に反対の声は、日に日に拡大。乙武氏、妻の仁美さんが週刊誌発売日の早朝、謝罪文を出すスピード対応を取ったが、これがさらに批判を招いた。出馬や今後の活動への影響を最小限に抑えようと、政界関係者ら乙武氏周辺がシナリオを描いたが完全に裏目に出た。

中国での報道
不倫相手の動画(確かに誰が見ても美人の部類に女性ばかり。ここに出ているだけでも5人はくだらない)

 そして、まさしく袋だたきになった妻の謝罪文
このたびは、夫、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。
このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております。
今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました。
本人はもちろん、私も深く反省しております
誠に申し訳ございませんでした。
2016年 3月24日
乙武仁美
 なぜ、不倫された被害者である奥さんにまで謝罪させるのか?ネットでは非難囂々。たしかに、通常の感覚では奥さんにまで謝らせるのは、聞いたことなどないし、ありえない。まさしく、選挙目当てで火消しをはかったとしか考えられないのが普通である。しかも、漏れ聞こえてくる内容がどうにもこうにも理解できない。

乙武氏旅行「ダミー」の男性、悪いことは教えないと日刊スポーツ 3月28日(月)10時1分配信
 男性は「女性は乙武氏の身の回りのサポート役で、不倫ではないと思った。晩ご飯も3人で食べた」と主張。その上で、「私も反省している部分がある。彼は非常に能力の高い人間だが、世の中、やっていいことと悪いことがあると教えるのは、僕たちの役割。ちょっと目をつぶろうよという面があった」と述べ、周囲で乙武氏の行動をとがめる空気が薄かったとの認識を示した。
この発言だけを聞いても、さっぱり要領を得ない。不倫ではないと思っていたのに、なぜ同室のホテルに泊まるのか。いいわけとしてもお粗末すぎ(女性は乙武氏と同室し、「ダミー」とされる男性は、別室)

さらに不思議なのは、10時以降北区禁止の夫婦間のルール
乙武氏、不倫の温床!? 10時以降は帰宅禁止“夜のルール”明らかに
友人の話として、「(3人の子供を寝かしつけたうえで)帰るとまた俺の世話しなくちゃいけないでしょ。だから10時過ぎたら事務所に泊まってと言われている」との乙武氏の言葉を紹介し、こうした「半別居状態」が妻も謝罪文を出した背景にあるとしている。

 まず、これを見たときに???である。乙武氏は自分で排泄行為さえできない。それなのになぜ、事務所に泊まれと言えるのか。事務所に24時間看護システム、要員があるのか?とさらに疑問がわいてくる。ますます、「乙武ワールド」は理解不能となる。

 人間誰しもほとんど変わらない。洋の東西、人種を問わず、根っこは同じである。第三者から見てどうにも理解できない不思議な行動を取っていても、もし自分がその状況に身を置けば同じことをするのである。と考えることで、「真実」が見えてくる。たとえば、731部隊で捕虜を人間と見なさずに無慈悲で殺したり、あるいは死ぬことがわかっている特攻に「志願」して死ぬ。非難するのはたやすいが、それでは何の問題解決にもならない。自分でも同じような行動をするのは、どんな状況か?と考えると全体が見えてくる。もちろん、それは今回のフクシマ原発事故、被曝問題にも当てはまる。

 わたしが乙武ワールドを「理解」することになったきっかけは、この「事務所に泊まる」との取り決めである。一人で排泄さえできない彼は、必ず他者の支えが必要である。それは服を着せたり、食事をさせたりすること以外にも、入浴の世話、そして日本人が目を背けてしまう性の問題−彼は自分自身ではどうにも処理できないのである−も含まれる。はたして、それは奥さんが毎日できることか?看護のプロである当院の看護師に聞いてみたが、「がんばって、週一回が限度」とのことであった。たしかに、ものすごくできた女性でもその程度が普通である。通常彼のような身体障害者一級手帳を持っている人物は、施設に入って一生を過ごす。そもそも、家庭を持つどころか、八面六臂の活躍なんて、普通は夢物語に終わるのにである。

 もしかして、彼にとっては不倫すること(できること)が生きるため「必要」なのではないか?

と考えを進めると、いろいろな問題が氷解するのである。

【最悪】乙武が愛人を事務所に住ませていた事が判明 / しかも銀座イタリアンでトラブルを起こした際の女性だった2016.03.30

 家賃を補助する+アルファ程度の費用で、すべての世話をしてくれるわけだから、彼女の存在は乙武氏にとっても、そして奥さんにとってももちろん必要なのである。しかも、乙武氏に魅力があるから、きちんと不満もなく今の生活を送っているのである。では、この彼女と、奥さんだけで、乙武氏を支えられるか?と自問してみよう・・・先ほども述べたとおり、生活となると週一回が限度である。しかも一ヶ月限定なら大丈夫だろうが、今後ずっと と考えると誰しも尻込みしてしまう。乙武氏に常に女性の影があれば、つきあう女性もむしろ気が楽である。いや、逆に独占欲のある女性ならば、彼の面倒を見る前に自分自身がつぶれてしまう。長続きする女性は少ないだろうし、乙武氏も十分にわかっているから「肉食」をやめられないのである。

 そう考えると、クリスマスから正月にかけての不倫旅行は、むしろこの時期に乙武氏の「介護」から開放させてあげたプレゼントも考えられなくもないし、むしろ3人で海外旅行をする−ダミーとされる男性がいなければ、移動さえ不可能だろう−ことじたいが驚異である。その期間中、一緒に過ごしている女性は、すべての介護を一手に引き受けているのだから。もし、「介護」がビジネスだとしたら、すくなくとも5人以上の人間がチームを組まないと不可能である。(24時間の介護なのだから)お金がいくらあっても足りないし、そもそも海外旅行に行けるはずもない。
 そう考えてみると、乙武氏の「才能」は彼が、彼らしく生きていくために神が与えた代物であろうし、奥さんが謝った理由もよくわかるのである。

 人が転んだときに、横で転んであげる

ことによって、他人の苦しみを自分のみに感じる。それでのみ、世界が広がる

ところが、ネット上で有識者と言われる人たちのコメントは、健常者目線の非常に偉そうなモノばかり。

倉田真由美氏、不倫乙武氏に「ピン芸人挑戦を」

 なぜこのような報道が出てきたかまで、暴露されている。

政治資金ごまかした松田公太さん、逆恨みで乙武洋匡さんの不倫旅行を暴露山本一郎 | 個人投資家 2016年3月28日 23時48分配信
全体の構造からすれば、一連の元気会からの出馬するしないで誓約書まで取り付けた乙武さんから降りられてしまい、おまけに自民公認で東京選挙区から乙武さんに出馬されてしまうと東京の定数がいっこ増えて(定数5→6)なお、松田さん自身が落選しておかしくない状況に陥ったため、最後には「ネタ元が松田公太と元気会だ」とバレるのを構わず週刊新潮にネタを流したというのが真相です。


自民党から出馬予定の乙武洋匡に“不倫”報道、複数愛人説も! マツコ・デラックスが見抜いていたその本質とは?
「不謹慎でもいい? あたしにとって、好きな顔なのよね。この人はどこか変態性を秘めているはずで、それを垣間見たいと思わせるとこがあるの。世間は清廉潔白みたいな感じで乙武さんを評しているけど、絶対にそんな人じゃないだろって」
「この人は近所のおばちゃんたちが褒め称えるような人ではないぞ、くせ者だぞって」
「だって、例えば乙武さんが銀行に勤めていたら絶対にイヤ〜な行員になっていたと思うもの(笑)。それにね、本当にただのいい人だったら、この世界で生き残っていませんよ。(略)あたしが言いたいのは、『あんたたちが思っているほど、乙武さんは単純な人じゃないのよ』ということね。……あたし、余計なことを言ってない?」


 まさしくこのとおりである。

乙武氏は、障害者の性の問題にも光を当てた。それでも「不倫」はだめと主張する女性は多いだろうが、ある意味価値観を揺さぶっているわけであり、今回のこの暴露記事は彼にとって良い方向に働いてほしいと思う。「いい人」なる虚像を本当に作り上げてしまうと困るのは彼自身なのである。
 与党自民党の選挙対策委員である茂木は「乙武を他党から出さないことが重要なのだよ」と発言している。

彼には、ぜひ東京都参議院選挙区の「山本太郎」枠(無所属)で出馬して、当選してほしい。そして、自分の「才能」を当然ではなく、周りに本当に助けられていることをわかったうえで、良い政治家になってほしいと思う。
タグ:乙武洋匡
posted by いんちょう at 22:07| Comment(9) | 原子力
この記事へのコメント
>当共産議員選挙区の「山本太郎」枠
ココまで言いますか!
なら言いましょう。当共産議員選挙区の「山本太郎」枠で出馬して落選して欲しい。
乙武氏がどのような人間かは関係ない。性の処理の為に女を食い物にしているのも生物として当たり前。人間のオスの生殖器も精子も多数のメスに精子を振り掛けるように出来ているんだからね。
しかし問題は、彼の性根だ。自分が昇る為に人を蹴落とすことに何の欠片の情もないなんて、そここそ彼の人間性の欠落点なんだと。人間は一人では生きていけないなんて言わない。彼の場合は一人では生きていけない事を貴殿も認めてもだ。
しかしだからこそ彼は一人では生きていけない事を心に秘めなくてはいけない人間なのだ。そういう人間が国会議員になんぞなったらどういう政治をすると思うか?この殺伐とした日本を今以上に酷い事にしてしまうとは思わないのか?
核発電で逃げ惑っている人々を今以上に苦しめる事に生き甲斐を感じるかも知れない。子供が保育園を落ちた女性に向かって精子を振り掛けるかも知れないぞ!そんなことすればその女性は今以上に苦しむ事になる事に、貴殿は気が付かないのか!?
 当共産議員選挙区の「山本太郎」枠の言い方には相当の憎しみを感じるが、貴殿はそんなに憎まなければいけないほど山本太郎に苦しめられたのか?
 ハッキリ申し上げる。その不満を他に使った方がイイと思う。又はこれだけの事を書くならば、自分で挑戦なされる事をお勧めします。
Posted by 武尊43 at 2016年04月03日 04:53
う〜〜〜ん。
乙武さんは、東京都の教育委員もやっていましたよね。
乙武さんの行動に「精神の高潔さ」は、感じられません。
有名人と寝たいと言う女性側からの欲望も有るのでしょうが・・・・。
どちらにしても、介護に原因を集約してしまうのは、理系単純化過ぎる気がします。
たびたびの海外旅行の費用も誰が出していたのでしょう。視察旅行なら、介護者の費用もその機関が出していた可能性がありますよ。
Posted by ナイーブ at 2016年04月03日 18:01
そういえば5年ほど前一人で電動車椅子操りながら携帯でおしゃべりしてるのを見かけました。

彼の書いたもの/書かれたものを調べれば出てきそうですが、おむつでもしてるんでしょうか。

まぁ記者時代の甘ちゃん振りからすると山本太郎程活躍出来るとは思わないですね。
出来るようになるとすれば大化けが必要。
Posted by 岩見浩造 at 2016年04月03日 18:24
まぁ山本太郎氏も「大化け」したクチではあります。

事故当初の訳も分からず周囲にケンカを吹っかける姿勢だけで突っ走ったら議員にすらなれなかったでしょう。

この他にもオシドリマコ氏など大化けした人は何人かいます。既存のライターでも原発問題を専門に加えた人は少なくありません。が、乙武氏がそれに続けるかどうかは正直、微妙。
Posted by 岩見浩造 at 2016年04月03日 18:48
氷結ではなく,氷解ですな。
Posted by ケンシロウ at 2016年04月03日 20:57
コメントの武尊43さんの文中に「当共産議員選挙区」というのが3回出てきますが、これは「東京都参議院選挙区」でしょうね。変換ミスかな。
山本氏と乙武氏の選挙論争、本当にあったら面白そうですね。聞いてみたいような気がする。例えば東京オリンピック・パラリンピックについてどう思うか、とか。結構良い論議になるのではありますまいか。
この記事で院長先生の眼目とされるところは、なんかつじつまの合わない情報を目にしたらああでもないこうでもないと自分の頭でよっく考えてみましょう、ということだろうと解釈いたしました。
Posted by タナトリル at 2016年04月05日 02:03
最近記事が掲載されていなかったので、謀略組織に、定番の口封じされてしまったのかと心配していまいた。原発公害問題は、健康被害がそろそろブレイクしそうなので、当局もさらなる締め付けしそうです。私のような
雑魚でも、やられるかもしれないと思いましたが、まあ虫けら同然で見逃されているようです。
Posted by ピタゴラス at 2016年04月06日 10:07
久しぶりに拝見しました。
裏をみる解釈で面白いですね。
いろいろな考え方が大事ですね。

地震の件、お見舞い申し上げます。
早く落ち着くと良いですね。
Posted by ひさしぶり at 2016年04月15日 17:43
この乙武騒動については、私としては不倫の問題には興味がなく、むしろ「なぜ乙武氏が、現在の自民党から出馬」をしようと考えたか、に一番の関心を持ちました。
なぜなら、たとえ乙武氏が頭脳明晰で優秀な人物だとしても「心ない人たち」というものは、どこの世にも存在している訳であり、そのような人たちによって様々な、嫌な思いをさせられてきたことは想像に難くないからです。なので常識的に考えれば「将来的に、同じような障がいを持った人が生まれてきても、その人には自分とは同じ思いをさせたくない」と思いそうなものです。もし乙武氏が「障害者や、社会的な弱者が、のびのびと暮らせる社会」を目指す政治活動をするために出馬をしたのであれば、なぜ「現在の自民党」を彼が選んだのか、これこそが最大の疑問でした。確かに自分の考えを政治的に実現させたいという考え方から「政権与党の中に入り込んで、中から変えていく」という考え方もできるかもしれません。ただそれは、かつての自民党が、派閥で云う「宏池会」や、旧木曜クラブ系の派閥の「経世会」などが中心になって、党を引っ張っていた時代であれば「党の中から変える」という考え方にも、ある程度の望みが存在していたかもしれません。だが現在の安倍自民の進めている政策と、そのやり方を見ていくのであれば、母子手当の削減、介護保険制度の改悪をはじめとする福祉の切り捨てや、税制の面でも「弱者に厳しく」(外形標準課税強化など)、逆に、儲かっている企業に対する優遇税制や、大金持ち、投資家に優しい税制(低い累進課税や、配当控除)など、まるで「強きを助け、弱きを挫く」という、社会的弱者が益々、住みにくい社会をつくるものばかりであります。しかも、それらを国会で数の力を使って強引に押し通してきました。
で、乙武氏ほどの頭脳があるのであれば「いまの安倍自民を中から変えるのは無理」だということは直ぐに理解できる筈です。それなのに、なぜ乙武氏は政治家として出馬する政党に自民党を選んだのでしょうか。
 ここで一旦、乙武氏のことは置いておいて、いまの日本の政治状況を考える上での一番の問題である、内閣総理大臣の安倍晋三についての疑問も、ここで考えてみたいと思います。いま安倍政権は、TPPや、戦争法制、秘密保護法、核開発及びに原発再稼働の推進、武器開発と輸出の推進、労働法制の改悪、格差拡大経済政策など、一般国民にとっては何のメリットもないどころか、不利益の多い政策を推し進めています。この安倍政権のやり方は「まるで一般の日本国民を敵視」しているかのような強引さがあります。これら一般国民にとっては最悪の結果しかもたらすことのない数々の政策は、米国や、大企業に対しては大きな利益誘導をする可能性があるのでしょう。かつての自民党政権であれば、ある程度、米国や企業の利権の確保や誘導をしつつも、国民の生活への配慮とバランスを、何とか取ることを考えながら政策運営を進めてきました。しかし、いまの安倍政権は「それが皆無」なのです。この安倍政権の「平気で嘘」をついてでも悪政を進める強引なやり方、一国の首相が自国民のことを、まるで「敵視」するかのような政策の進め方に私は理解ができず、ずっと強い疑問を抱いていました。
ただ、この安倍晋三の国民敵視についての疑問は、ある人から聞いた次の話で謎が解けたような気がしました。それは「安倍晋三が子どもの頃、同級生たちから岸信介の孫ということで相当、からかわれた」らしい、という話です。ちょうど、安保闘争、岸内閣の解散などの時期と安倍晋三の小学校の入学時期が、ほぼ重なります。この時の安保問題では岸首相は国会前のデモ隊に対して右翼まで動員して鎮圧しようとする強引なやり方をしました。それが多くの国民の反感を買い、山口県内ですら岸信介に対する不信感が広がったと言われています。(当時、その影響で安倍晋太郎が山口の選挙区で落選しています)この頃の政治状況を考えるならば、当然、安倍晋三の同級生の親たちの中にも岸に対して強い不信感を持っていた人たちがいたことでしょう。そして、この年頃の子どもというものは親の影響を強く受け、かつストレートで残酷です。つまり、この少年安倍晋三は「大好きなお祖父ちゃんのことで、同級生から深い心の傷を負わされた」のでしょう。その時、プライドの高い少年晋三は「おまえら平民に、お祖父ちゃんの何が判るんだ!おまえらなんか一生平民だろ!僕は総理大臣になる人間なんだぞ」と心の中で思ったのでしょう。
この、安倍晋三の人格形成の原点、歪んだ権力欲の原点がここにあるのではないでしょうか。そして安倍晋三は「門地のないような一般国民なんかは大嫌い」なのでしょう。
 ここで乙武氏の話に戻します。乙武氏の場合、重い障がいを持ってはいましたが頭脳明晰であったため幼少時代から一目置かれる存在だったのでしょう。ただ、冒頭でも述べましたように、どこの世にも「心ない人」というものは存在しているものであり、かつ、乙武氏に対して、不当な偏見を持つような人間というものは、概ね乙武氏よりも知能が遙かに低い人間だったのでしょう。その時、プライドの高い、少年乙武氏は「おまえらは、身体は丈夫かもしれないが、頭は俺より悪いだろ。絶対に、おまえら馬鹿どもよりも、俺は偉くなって見返してやるぞ!」と思ったのでしょう。
この時に乙武氏の心の中に形成された「歪んだ権力欲」こそが、自民党からの出馬を選択しようとした理由なのだと思います。
 それから話は変わりますが、小野先生のブログの記事の最後に、山本太郎のことが「取って付けたように」言及されているのにも気になりました。私も山本太郎が立候補した時には応援していましたが、議員になってから放射能汚染の避難基準問題で「1mSv/yが、本当に良いのか、3mSv/yが良いのか、5mSv/yが良いのか」といった発言をしたり、この頃の国会での「おっかな、びっくりな国会質疑」にも、がっかりさせられることが多く「役者なんだから、ハッタリでも良いから国会質疑で、もっと攻めていってくれよ」と思ったものです。それから山本太郎は生活の党と合流をしましたが、その時の会見も、言い訳がましく聞こえました。
しかし、生活の党と合流してからの山本太郎は徐々に変化を見せてきている気がしています。大物政治家、大臣相手での質疑においても言いたいことが、はっきりと言えるようになってきていますし、そして何よりも「時に、己のアホキャラを武器にする余裕」まで出てきています。
この山本太郎の変化を見て「やはり小沢一郎は、たいしたものだな」と、つくづく感心しました。これは、尋常小学校高等科卒の宰相と呼ばれた大物政治家に薫陶を受けた政界のサラブレッドの小沢一郎が、今度は門地も学歴もない新人政治家、山本太郎を育てている、という構図なんですね。(山本太郎自身が、いま薫陶を受けているという自覚があるか否かは不明ですが)これは、なかなか(よい意味で)愉快なことだと思います。兎にも角にも山本太郎は「人との出会い」に恵まれています。これを生かし切ることができれば、ひょっとすると、もう一段「化ける」かもしれません。もちろん「良い意味で」化けてくれれば良いのですが、元俳優のレーガン元大統領(新自由主義を推し進めた張本人)の例もありますので、もちろん化ければ良いという訳ではありませんね。
そういえば(蛇足ですが)アベノミクスとは、あのレーガン大統領がアメリカで失敗した経済政策の「レーガノミクス」の日本での再演ということなのでしょうか。
Posted by 肝入三幅 at 2016年05月20日 22:02
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