
1118.がれきが風で数十キロ飛散することを認めた政府
農水省は@コメからセシウムが検出された南相馬市はさらに風下にあたり、8月19日のSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の計算では3時間で達するA基準超が複数検出されたのは同市だけB前年度は同地域のコメから基準超は検出されていない――などの理由から、8月19日のがれき撤去で飛散した可能性があると判断。今年3月に東電に再発防止を要請した。東電は「どこまで飛散したか把握していないが、防止対策に取り組みながら近く作業を再開する」としている。
東電は3号機のがれき撤去を終えたが、高線量のがれきが残る1号機は手つかずで、建屋を覆ったカバーを近く解体する方針だ。「最も早く作業が進む方法だが、放出量は増える」とし、飛散防止剤の散布を増やして対応するという。それでも天候や風向き次第でどこまで飛散するかは不透明だ。村山武彦東工大教授(リスク管理論)は「飛散の可能性を情報提供するのが大前提だ」と指摘する。
農水省は@コメからセシウムが検出された南相馬市はさらに風下にあたり、8月19日のSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の計算では3時間で達するA基準超が複数検出されたのは同市だけB前年度は同地域のコメから基準超は検出されていない――などの理由から、8月19日のがれき撤去で飛散した可能性があると判断。今年3月に東電に再発防止を要請した。東電は「どこまで飛散したか把握していないが、防止対策に取り組みながら近く作業を再開する」としている。
東電は3号機のがれき撤去を終えたが、高線量のがれきが残る1号機は手つかずで、建屋を覆ったカバーを近く解体する方針だ。「最も早く作業が進む方法だが、放出量は増える」とし、飛散防止剤の散布を増やして対応するという。それでも天候や風向き次第でどこまで飛散するかは不透明だ。村山武彦東工大教授(リスク管理論)は「飛散の可能性を情報提供するのが大前提だ」と指摘する。
今回、1号機の放射性のチリが大気中にどのように拡散するかをシミュレートした結果、伊勢志摩まで放射能が拡散するという結果がえられたため、政府が東電に対して中止を要求したのではないかと考えてもまったく矛盾しない(直接文書等で伝えたわけではあるまいが)
なお、この騒ぎの元となった3号機。がれき撤去後まったく発表が見られない。2017年以降の燃料取り出しが本当にできるのだろうか。
それにしても、いろいろと見事につながってくるものではないか。
■関連ブログ
1297.無事に終わった3号機燃料交換機取りだし 2015年08月07日
1118.がれきが風で数十キロ飛散することを認めた政府
>伊勢志摩まで放射能が拡散するという結果がえられたため
ソースは?Sppeiですか?サイトに無いけどね
大体ですね、黄砂など数千メートル上空まで上がるほど大規模でない限り
もしくは大規模な上昇気流または爆発的現象が無い限り塵が
数百キロも飛んで行くって物理現象を無視してますね。
地球上は重力って物が有るっての・・
重元素は飛散しても数十キロから100キロまでやね。
だから、事故時も米国が避難を呼びかけたのが100Kmだったんだからね
米国は核実験のフォールアウトの及ぶ範囲を知ってるはずだからね。
根拠のない陰謀や嘘は止めましょうよ、でないと反原発が単にオカルトになっちゃうからさ
重元素だって化合物になったり、混合物になる。こうなると比重だって軽くなるから遠くに飛ぶ。粒の大きさが小さければもっと飛ぶ。
当然、黄砂は上空に上がらないと日本に到達しないよ。上空の偏西風で移動しないと日本に到達するまでに拡散するから。時速200km/hとして一日で日本に到達する。
福島から関西は近いから、風力3~4(時速20km/h)で一日で到達する。もちろん、風向や気象条件によるから必ず来るわけではない。
福島事故の時に、さんざんシュミレーションが発表されて、静岡以遠にも飛散しているのに、今更飛ばないというのなら、すぐ忘れる日本人の典型だねw
上のコメントは火消しでしょうかね、低レベルの。
そのためにお茶が汚染されてフランスから突っ返されました。ちょうど新芽の出る時期だったし、やられたのは主に無農薬減農薬のお茶。苦労して茶の木育ててきたのに。茶農家は独自に研究を重ね、子育てと同じように慈しんでやっていますから気の毒でした。
また、駿河湾沿いの生垣が特に海沿いだけ異様に変色していました。塩害ではありません。蝶が激減しました。ツバメもものすごく減りました。回復していません。
なんですかねぇ。熊本での地震が発生して、それに伴い川内原発の安全性及び再稼働を問題視する声が上り始めた途端に、このブログにも妙なコメント、それもHNを使い分けているがどうも同一人物のそれらしい、てのが増えましたねぇ。
まぁ川内原発が再稼働し、せっかく他の原発の再稼働のめども付き始めたこの時期に、それが暗礁に乗り上げかねないような問題点を指摘することさえ防がなければならない人たちが暗躍しているのかもしれないでしょうけど(笑)。
例えば、熊本の地震の被害が明らかになった時点で、私ですら指摘した「原発立地地域で大地震が発生した場合における立地自治体が立てた避難計画の実用性」に関してですが、一部国会議員が同様なことを指摘したものの、「原発を政争の具にするな!」とわけのわからない批判を受けてそれで終了とされてしまいましたし。あとは一部週刊誌が同様に大地震に対する原発の危険性の指摘をしてそれでおしまい。
本当はそこから色々と議論しなければならないはずなのですが、それをやられると原発再稼働なんて実は無理だ、という結論に達しざるを得なくなるので、それ以上この問題には深入りしないようにとマスコミ各社にお上からお達しが下っているのかもしれません。
何しろ熊本地震以前には、あれほど熱心に原発事故時の住民避難問題を取り上げていたこちらの新潟日報でさえ、ダンマリ決め込んでいますからねぇ。
それをぜんぜん無視してるのがありえない。
福島では3.11以前は大きな地震が来ても、放射能が漏れるような事故は絶対起きない事になっていた。
ところがいざ事故が起こると、東電はメルトダウンしていることは認めず、放射能が漏れ出したら、政府は胃や肺のレントゲンと比べて、直ちに健康に影響は無いので自宅避難せよと指示を出し、医大職員達が実測した放射線量から自主判断でヨウ素剤を飲んでも、一般市民には必要無いという事だった。
事故当初2週間の被曝量は計測値が無いという事で不明のままだ。(福島市内で24マイクロシーベルト/hが計測されていたが)
そして当初は空間線量3.8マイクロシーベルト/hが安全の基準にされ、学校が再開された。
至るところで、植物の以上を眼にしていても、低線量被ばくによる健康被害の心配は小児甲状腺がん以外にはないという事で、一般市民が細かな健康調査を受ける事はない。鼻血を含め少々の不調で病院を訪れる人は少ないと思うので、十分なデータがあるとはとても思えない。
山菜やキノコ、竹の子、イノシシなどの出荷停止が続く中、今では、まるで除染で放射能被害が全て無くなったかのように、避難指示を全て解除して、全ての避難者を返す勢いだ。
そのうち、何が何でも原発を動かしたい連中の中には、原発は事故を起こして放射能漏れを起こしても安全だと言う輩が現れそうだ。
日本では原発事故は起きえません!
と言っていたのが、福1事故後は、
実は原発事故なんて起きても大した事ないのですよ(はぁと)
と明らかに論調を変えましたよね。
伊勢志摩鳥羽は海も山もあり住むにも遊ぶにもすごくいい所なのに、実際は放射性のチリがしょっちゅう飛んで来ているのかもしれないと今更気づきました。
福島では、ホットスポットだった所は、除染しても線量がなかなか下がらない上、しばらくするとまた高くなって来ます。