
・重症被曝により東電を訴えていたのはニュースに流れていたが、本人、家族に病状を聞きに行った日本の報道については私は知らない。
・この原子力空母について、今までブログでまとめたこととあわせて紹介したい
小泉講演会の予定 2016.5.26(火)
5月26日(木)午後2:00〜3:30(開場 午後1:30) 有楽町 朝日ホール (参加費2000円)
この話も当然出てくるであろうから、注目である(まだ、空席がある模様)
今回のフクシマで最大の被曝をしたと思われる集団が、トモダチ作戦に従事した最新鋭原子力空母ロナルド・レーガンの乗り組み委員たちである。原子力空母に搭載されている放射能検知器が振り切れたという噂もあるほどで、東電を相手取って訴訟を起こしている。
(既報)
小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」
カールスバッド〈米カリフォルニア州〉=田井中雅人、平山亜理 2016年5月18日19時57分
東日本大震災の「トモダチ作戦」に従事し、福島第一原発沖で被曝(ひばく)したとして、東京電力側を相手に集団訴訟を起こした米海軍の元兵士らが400人に達した。「原発ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相(74)が訪米して健康被害の訴えに耳を傾け、「見過ごせない」と涙を流した。
小泉氏は訴訟支援者の求めに応じ、15日から原告の元兵士ら10人と面会。窮状を聞き、17日(日本時間18日)に現地で記者会見を開いた。「救援活動に全力を尽くしてくれた米国の兵士たちが重い病に苦しんでいる。見過ごすことはできない」。感極まって泣き、訴えた。「原発推進論者も反対論者も、何ができるか共同で考えることだ」
カールスバッド〈米カリフォルニア州〉=田井中雅人、平山亜理 2016年5月18日19時57分
東日本大震災の「トモダチ作戦」に従事し、福島第一原発沖で被曝(ひばく)したとして、東京電力側を相手に集団訴訟を起こした米海軍の元兵士らが400人に達した。「原発ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相(74)が訪米して健康被害の訴えに耳を傾け、「見過ごせない」と涙を流した。
小泉氏は訴訟支援者の求めに応じ、15日から原告の元兵士ら10人と面会。窮状を聞き、17日(日本時間18日)に現地で記者会見を開いた。「救援活動に全力を尽くしてくれた米国の兵士たちが重い病に苦しんでいる。見過ごすことはできない」。感極まって泣き、訴えた。「原発推進論者も反対論者も、何ができるか共同で考えることだ」
この乗務員たちは、米国でも「被爆の影響ではない」としてあしらわれているのだが、実際には様々な被曝症状がでていることは、訴状からもかがえる。
「原発情報不正確」東電に94億円賠償請求 トモダチ作戦参加の米兵2012.12.27 20:35 [日米関係]
東日本大震災後、三陸沖に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員8人が27日までに、東京電力福島第1原発事故の影響が正確に伝えられず被ばくし健康被害を受けたとして、同社を相手に計1億1千万ドル(計約94億円)の損害賠償を求める訴えをカリフォルニア州サンディエゴの米連邦地裁に起こした。米メディアが伝えた。
乗組員らは米軍による被災地支援の「トモダチ作戦」で急派され、搭載機が発着する飛行甲板などで作業していた。東電によると、事故収束作業をめぐり、海外の裁判所で同社が訴えられたケースはないという。東電は「訴状が届いておらず、コメントは差し控えたい」としている。
訴えたのはロナルド・レーガン乗組員のリンゼイ・クーパーさん(階級不明)ら。米兵8人のほか、その家族1人が原告に加わっている可能性もあるという。(共同)
東日本大震災後、三陸沖に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員8人が27日までに、東京電力福島第1原発事故の影響が正確に伝えられず被ばくし健康被害を受けたとして、同社を相手に計1億1千万ドル(計約94億円)の損害賠償を求める訴えをカリフォルニア州サンディエゴの米連邦地裁に起こした。米メディアが伝えた。
乗組員らは米軍による被災地支援の「トモダチ作戦」で急派され、搭載機が発着する飛行甲板などで作業していた。東電によると、事故収束作業をめぐり、海外の裁判所で同社が訴えられたケースはないという。東電は「訴状が届いておらず、コメントは差し控えたい」としている。
訴えたのはロナルド・レーガン乗組員のリンゼイ・クーパーさん(階級不明)ら。米兵8人のほか、その家族1人が原告に加わっている可能性もあるという。(共同)
よくみると、朝日新聞がこれらの乗務員の症状を伝えてくれていた。
トモダチ作戦、称賛の陰で 元空母乗組員ら健康被害訴え
核と人類取材センター・田井中雅人 2015年10月1日13時08分
(前略)
■帰国後に体調悪化
トモダチ作戦に従事した元海軍大尉のスティーブ・シモンズさん(37)に会うため、記者は米国ユタ州ソルトレークシティーを訪ねた。
ロナルド・レーガンの元乗組員たちは事故から約1年9カ月後の2012年12月、「東京電力福島第一原発事故で東電が正しい情報を示さず、被曝(ひばく)した」としてカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に提訴。当時、艦載機部隊の管理官だったシモンズさんも訴訟に加わっている。
「空母では当初、海水蒸留装置の水を飲んだり、その水で調理した食事をとったりしました。現場海域に着いてから3日後の2011年3月15日、艦長が『水を飲まないように』と命じました。だが、すでにシャワーを浴びたり、水を飲んだりしたあと。その後も、甲板の洗浄には汚染された海水を使っていました」
「乗組員は強い放射線にさらされ続けましたが、当時は健康へのリスクに無知でした。私たちは人道支援にあたったのであり、核惨事に対応できたわけではない。東電が正しい情報を出していれば、違った対応がとれたはずです」
シモンズさんは帰国後、体調が悪化。様々な症状に苦しんでいる。
「11年末、車を運転中に突然気を失いました。高熱が続き、リンパ節がはれ、足の筋力が衰えました。髪の毛が抜け、体重も十数キロ激減。トモダチ作戦前は登山をするなど健康体でしたから、症状が現れたときには打ちのめされました」
「筋肉を切り裂くような痛みは腕や胸に広がり、全身のはれや囊胞(のうほう)、発汗、膀胱(ぼうこう)不全などを発症。通院するソルトレークシティーの退役軍人病院の医師は『放射能の影響だろう』としています」
(中略)
「作戦に従事した元乗組員2人が亡くなり、ほかの仲間も深刻な健康被害を抱えています。一方で(係争中の訴訟は)米国内で理解されていません。私自身は海軍に16年以上勤めたので医療費を受けられますが、20代の若い仲間は健康問題が生じると何の保障もなく海軍を追い出されている。見捨てられません」
(中略)
「16日午後11時45分、福島第一原発東方沖約230キロの海域を航行中に放射性プルームに包まれた」「17日午前5時7分に抜け出すまでの5時間あまり強い放射線にさらされた」
(中略)
一方、米国で訴訟を起こした元乗組員側の原告は250人を超え、10億ドル(約1200億円)の救済基金の設立を要求。2人が骨膜肉腫や急性リンパ球白血病で亡くなっている。東電側は「政治的問題なので裁判になじまない。日本で審理するべきだ」として却下を申し立てている。(核と人類取材センター・田井中雅人)
当時の被爆状況は動画で公開されている。核と人類取材センター・田井中雅人 2015年10月1日13時08分
(前略)
■帰国後に体調悪化
トモダチ作戦に従事した元海軍大尉のスティーブ・シモンズさん(37)に会うため、記者は米国ユタ州ソルトレークシティーを訪ねた。
ロナルド・レーガンの元乗組員たちは事故から約1年9カ月後の2012年12月、「東京電力福島第一原発事故で東電が正しい情報を示さず、被曝(ひばく)した」としてカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に提訴。当時、艦載機部隊の管理官だったシモンズさんも訴訟に加わっている。
「空母では当初、海水蒸留装置の水を飲んだり、その水で調理した食事をとったりしました。現場海域に着いてから3日後の2011年3月15日、艦長が『水を飲まないように』と命じました。だが、すでにシャワーを浴びたり、水を飲んだりしたあと。その後も、甲板の洗浄には汚染された海水を使っていました」
「乗組員は強い放射線にさらされ続けましたが、当時は健康へのリスクに無知でした。私たちは人道支援にあたったのであり、核惨事に対応できたわけではない。東電が正しい情報を出していれば、違った対応がとれたはずです」
シモンズさんは帰国後、体調が悪化。様々な症状に苦しんでいる。
「11年末、車を運転中に突然気を失いました。高熱が続き、リンパ節がはれ、足の筋力が衰えました。髪の毛が抜け、体重も十数キロ激減。トモダチ作戦前は登山をするなど健康体でしたから、症状が現れたときには打ちのめされました」
「筋肉を切り裂くような痛みは腕や胸に広がり、全身のはれや囊胞(のうほう)、発汗、膀胱(ぼうこう)不全などを発症。通院するソルトレークシティーの退役軍人病院の医師は『放射能の影響だろう』としています」
(中略)
「作戦に従事した元乗組員2人が亡くなり、ほかの仲間も深刻な健康被害を抱えています。一方で(係争中の訴訟は)米国内で理解されていません。私自身は海軍に16年以上勤めたので医療費を受けられますが、20代の若い仲間は健康問題が生じると何の保障もなく海軍を追い出されている。見捨てられません」
(中略)
「16日午後11時45分、福島第一原発東方沖約230キロの海域を航行中に放射性プルームに包まれた」「17日午前5時7分に抜け出すまでの5時間あまり強い放射線にさらされた」
(中略)
一方、米国で訴訟を起こした元乗組員側の原告は250人を超え、10億ドル(約1200億円)の救済基金の設立を要求。2人が骨膜肉腫や急性リンパ球白血病で亡くなっている。東電側は「政治的問題なので裁判になじまない。日本で審理するべきだ」として却下を申し立てている。(核と人類取材センター・田井中雅人)
驚かされるのが、訴訟をした人間がどんどんと増えていること。小泉氏の発言によれば、400人をすでに超えているらしい。これは本当にただならぬことである。
このように原子力空母乗組員たちが重病になり、フクシマの甲状腺癌が異様に増え、30代からの急死が珍しくなくなってしまった。明らかにおかしい状況なのに、モンダイナーイ を繰り返す御用学者、ご用医者、ネトウヨ。いったいいつになったら気がつけるのだろうか。死ぬまで無理なのか?
なお、小泉氏は、きたる5月26日(木)14:00より、講演会が有楽町で予定されている。今回の話も当然ふれられるはずで、かなり聞き応えのあるものとなるだろう。参加できないのが本当に残念である。
■関連ブログ
1213.「トモダチ」作戦で汚染された最新鋭原子力空母ロナルド・レーガン、横須賀配備へ2014年11月13日
原子力空母ロナルド・レーガン乗務員の東電告訴が教えてくれるフクシマの真実2012年12月27日
1277.2015.6.4(木)鹿児島−小泉純一郎氏講演会
彼が聞かされた話では既に訴訟の原告は現在500人を超えているとのことです。そして重症者が10人は居るとのこと。
病院に駆け込んでも放射能との因果関係は証明されないと通告されるのは我が国と全く同一。この点では日米は歩調を合わせているんですね。
満席が予想されますので早めに出かける予定です。
日本国内でも、一番公式的に近く、福島の健康調査の甲状腺ガンの被害が表に出てきているのに、それに涙することはなく、あえて米国で涙を流してみせるなんて、何のためなのかな、と不純な意図を疑りたくなります。
フクシマ後に矢庭に「原発で反省しました」なんて言って反原発を唱えても説得力はゼロです。反省したのなら、自ら率先して牢屋に入るなりして、東電役員にも責任の取り方を示すべきだと思います。
「反省した」らOKならば、誰でも許されるということになりかねません。
多分訴訟王国のこじつけが大きいと思う。
まず、空母ロナルドレーガンは軍用の艦船です。
これの意味が解りますか?
軍艦と言うものはCBR兵器による攻撃に耐えるように作られてます。
もちろん乗員を防護するのは当然のシステムとして組み込まれているのです。
水の問題ですが、そのような放射性物質を含んだ水をろ過できない
なんてことは軍用艦船ではあり得ませんよ
良く考えてください核戦争を戦い抜くため設計されたのが空母ですから
しかも原子力推進艦で???そんな脆弱なら役に立たない船を
あの軍事大国が作るでしょうか
原子炉の莫大な電力で電気分解、再結合と言う方法で作った水ですからな。
水とはどう考えてもおかしいと感じますがね
>甲状腺がんはもっと苦しいだろう。
甲状腺癌には、ヨウ素131を治療目的で使います。
http://harecoco.net/hospital_retrieval/index.html
この事はご存知ですか??
本当に可哀想だが、最近の国内でも、
若手作曲家加藤旭氏16歳脳腫瘍で逝去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160528-00000148-spnannex-ent
鎌倉市の高校生でもあったが、福島事故後2年で発症。惨い。当2か月だけで病死。佐藤竜也氏悪性リンパ腫で(享年38)、今坂勝広胃癌で(同40)、小川信太郎心不全で(同39)、前田健虚血性心不全で(同44)、日大教授心不全で(同58)、岡野麻里安腹膜癌で(同49)、水谷優子乳癌で(同51)。何れも還暦迄届かず。311前は、絶対こんな異常は無かったが、チェルノブイリで先行ウクライナ政府の福島事故直後予測通り、病種多彩。日本の平均寿命、サンプリングベースで、43歳と平安時代のそれに近づき。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/fc/9e/200000001-cbe8c1c848fe73d34ccb64cb180d02df/1139/a2a6d871f9786e80b62f3a89390b268a.jpg
鎮魂。
事故5年余にし1Fは1国で手に負えず未収束・健康被害増の当惨状。安倍⇔電力⇔規制委間。事故時責任擦り付け合う中、推進屋。あく迄、個人利権得る為だけに、本災害列島で安全でっち上げ、地元知事には「本県民。元々岬守りし防人の末え。原発爆発しても皆頑強故、健康被害に遭う事なし」「(今回熊本地震で気象庁・地震学者「次にどこに大地震来るか予測不可」と漸く白状も)原発には大地震来ず」と嘯かせて迄、再稼働したく、又余震続こうが危かろうと、事故れば、てめえは逃げるだけ。住民・国民懸念無視し、動いてる物は止めずと言いhttp://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/ff/57/552020083-0bgdcbf8bb0a43a4bdbf7a47a4a4ffckdca4nammfda4ka4ua45a4oa47a4a4/3164/42bf25147d0ce68af594dc5435cc06f7.jpg元々、
こんな酷い事故現場の状況で
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/10412/4388955c7818a4ce20339a6db714bbea.jpg
地下水が建屋に入り込んでいるのに、汚染水が出て行かない筈ないだろう、と。案の定、茨城・栃木・新潟の地下水・上水道でも、セシウム137を検出。
http://ameblo.jp/64152966/entry-11479567305.html
海側の遠くはニュージーランドのカキ・ツナからも、
セシウム・ポロニウムが検知される中
http://ameblo.jp/64152966/entry-11479567305.html
「放射能は湾内でアンダーコントロール」なる、誰が聞いても、嘘の誘致宣言。今になりJOC会長森言う様無理あったが、1F汚染水問題IOCに口封じして貰う為の“表なし”=“裏”ばかりの招致賄賂明らかに。ホスト役舛添の公金横領もあり、エンブレム、コテコテに汚れ。なれば、今がいい機会。
現時点で、あらゆる病症が、国内。前代未聞の右肩上がり
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/00/be/1009503-4xc0beeeno/769/9e2fb92c1cd700dd3a115d18be74fdb9.jpg
急逝・早逝も多発。
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/ef/84/1009502-cfiteeno/217/586fb3bffa9a1ea7873b3d7490fab3c9.jpg
チェルノの例からは、発症ピーク1年後と言われる故、今後の国民犠牲1人でも少なくする為、IOCに全る事バレ、タオル投入の前に、却って、本邦側から正直に事態言い自主的に降りれば、以降、取り繕い用の隠蔽・数値改竄はもはや不要。
今のように、「ヤマセとは違うが、この、事故現場発で出ている霧は、何ですか?トリチウムですか?」
http://textream.c.yimg.jp/res/textream-cimg/78/b0/1009501-el5feeeno/10412/4388955c7818a4ce20339a6db714bbea.jpg
と東電に聞いても、現実に「その霧そのものが、弊社では、確認できません。」との答えが返って来ることもなくなり
(まさに、“おいしんぼ”の時の、自らの症状を主訴しただけなのに、
「あなた。幻想を見ているのでは?」との、鼻血批判の構造)。
代りに、今起きている事の本当の情報が、全公開され、
現場収束に関しては、機をてらっただけの凍土壁も、予定と違い、
案の定凍ってない中、
(これに関しても、東電は、「5月には、必ず完璧に凍ります!」
と、2か月前に言っていたのを思い出す)
大手を振って海外に収束法・工法に関しSOS出来、
医療側も万全警戒を集中させることが可能に。
逆に、それをせずば、今以上に、国内外汚染で多く死ぬのである。
推進屋(1昔前までの日本の世是は、“人命尊重”、“安全第一”だった筈だが、あなた方は、何で、そこまで、人の命を蔑ろに出来るのか?)、それに、招致に関し、嘘をつき賄賂を通してまでの5輪屋(そんなんだったら、日本人誰しも、他に急を要する、もっとやる事がある中、東京で5輪などやって欲しくない。世界で、最もスポーツマンシップが無い野蛮な国民として、品位を下げるだけだもの)には、「これ以上、罪を重ねるな!」と言いたい。