
・彼のツイートによれば、「とにかく安全で皆さん楽しく働いてます!」とのことである。
・批判精神の全くない記事、ツイートはどう考えても東電の「広告」以外の何物でもなかった。
食べて応援しているカンニング竹山氏が、「プライベート」で福島第一原発を見学した。
カンニング竹山、福島第一原発を視察
2016年6月1日
お笑い芸人のカンニング竹山(45)が5月31日、東京電力福島第一原子力発電所をプライベートで視察し、ツイッターで報告した。
竹山の視察は仕事ではなく、完全にプライベートなもので、数カ月前から申請し、実現したという。
竹山がその目で見た第一原発は「マスコミ報道と全然違いました」。視察にもう防護服は必要ではなく、建屋付近まで行ったが線量は0・01。これはその場に3時間とどまっても歯科検査でレントゲン1回を浴びるのと同程度の線量で、女性も含めた作業員が「安全で皆さん楽しく働いてます!」という。
彼のツイート2016年6月1日
お笑い芸人のカンニング竹山(45)が5月31日、東京電力福島第一原子力発電所をプライベートで視察し、ツイッターで報告した。
竹山の視察は仕事ではなく、完全にプライベートなもので、数カ月前から申請し、実現したという。
竹山がその目で見た第一原発は「マスコミ報道と全然違いました」。視察にもう防護服は必要ではなく、建屋付近まで行ったが線量は0・01。これはその場に3時間とどまっても歯科検査でレントゲン1回を浴びるのと同程度の線量で、女性も含めた作業員が「安全で皆さん楽しく働いてます!」という。
本日、プライベートで東京電力福島第一原子力発電所に視察に入りました。
— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2016年5月31日
防御服はもう必要ありませんでした。建屋付近まで行きましたが線量は0.01。3時間で歯のレントゲンぐらい。労働環境が良すぎて驚いた。女性も沢山います!知らな過ぎた! pic.twitter.com/NsnSqiEH7B
0.01 と数字のみを書いていることだけで、何にも理解していないことが明らかであり、かつ被曝で最も重要な内部被曝を外部被曝と混同していることが、歯のレントゲンと比較していることからも簡単にわかる。
極めつけなのは、このツイート。タイベックと呼ばれる放射能防護服は、放射線(線量)を防ぐ機能は全くなく、放射能の付着を防ぐ意味しかない。線量が低いからこの格好でいいのではなく、汚染されていない(かなり怪しい話である)と東電が評価しているから、タイベックを着せていないだけである。上記、歯のレントゲンと恥ずかしげもなく比較しているのもさもありなんである。東京電力福島第一原子力発電所、後ろに見えるのが3号機。この場所までは線量が低いのでこの格好で行けます。
— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2016年6月1日
さぁ、グッディ!出番の水曜日。 pic.twitter.com/AqsII4dcNH
「仕事」ではないと言っているのだから、当然ノーギャラなのであろう。同行したという共同通信記者の書いた記事。
笑顔も活気もあるじゃない! カンニング竹山さんが驚いた福島第1原発
高橋宏一郎 | 共同通信仙台編集部長2016年6月1日 19時30分配信
お笑い芸人のカンニング竹山さん(45歳)は、プライベートでたびたび福島を訪れています。普通の観光客として福島に来て、県産品を食べ、酒を飲み、人に会うことが竹山さんなりの支援です。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が起きた2011年、TBSラジオの報道番組で福島を訪れて以降、多忙なレギュラー番組出演の合間を縫い、何度も何度も後輩芸人や奥さんを連れて福島県内各地を回り、ツイッターでその様子を発信しています。
そんな竹山さんが5月31日、廃炉作業が続く福島第1原発に入りました。親交ある元ラジオ福島のフリーアナウンサー大和田新さん(61歳)が東電との間を取り持ち、実現した私的な見学です。事務所の後輩で、出身地福岡の中学の2年後輩でもある漫才コンビ髭男爵のひぐち君(42歳)が一緒に来ました。芸人さんがプライベートで事故後の第1原発を見学するなんて、もちろん初めてのことです。
新聞記者が同行して、顔写真をWebで公開する。これのどこが、私的見学と言えるのであろうか。どう考えても「広告」そのものである。高橋宏一郎 | 共同通信仙台編集部長2016年6月1日 19時30分配信
お笑い芸人のカンニング竹山さん(45歳)は、プライベートでたびたび福島を訪れています。普通の観光客として福島に来て、県産品を食べ、酒を飲み、人に会うことが竹山さんなりの支援です。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が起きた2011年、TBSラジオの報道番組で福島を訪れて以降、多忙なレギュラー番組出演の合間を縫い、何度も何度も後輩芸人や奥さんを連れて福島県内各地を回り、ツイッターでその様子を発信しています。
そんな竹山さんが5月31日、廃炉作業が続く福島第1原発に入りました。親交ある元ラジオ福島のフリーアナウンサー大和田新さん(61歳)が東電との間を取り持ち、実現した私的な見学です。事務所の後輩で、出身地福岡の中学の2年後輩でもある漫才コンビ髭男爵のひぐち君(42歳)が一緒に来ました。芸人さんがプライベートで事故後の第1原発を見学するなんて、もちろん初めてのことです。
「いやあ、来てよかった。毎回福島に来るたびに復興の進み具合が見えたりして新しい発見があるんですが、きょうはイメージと現実の落差に驚きの連続で、びっくりすることばかりでした。福島第1原発の中がどうなってるか知っている人って、ほぼいないでしょう。情報もなかなか出てこないし。私も含めて、ものすごくひどい環境の中で過酷でっていうイメージですよ。それが、けっこうみんな笑顔も見せて、楽しく仕事しているように見えました」
「やんちゃっぽい地元の兄ちゃんもいるし、女性もたくさんいて、活気があるじゃないですか。原発の外でも、周辺地域に多大な迷惑を掛けたからって東電社員がいろいろな奉仕活動をしていることを初めて知りました。社員も作業員の皆さんも本気なんだなって分かりましたよ。こんなこと言うのもおこがましいけど、うれしかったです。もし若かったら、ここで働いてみたいと思いました。内と外のギャップをなくす努力を、これから僕なりにやってみます」
自腹で福島に通い続け、連れて来た後輩の交通費や宿代、飲食代も全部おごっている竹山さんです。太っ腹な心意気と、何でも自分の目で見てやろうの精神に私は大いに共感しました。夜は酒を飲みながら「次はバラエティで入りたいなあ。でも(笑福亭)鶴瓶師匠が一番の適任かな」と秘めたる構想(?)を披露。さすが売れっ子、またイチエフでお会いしましょう!!
ほんの数人の「プライペート」見学であるにもかかわらず、記事中では小野明所長と直接話す。そもそも、所長と話をする見学会などよほどのことがない限り実現しない−それが、東電のお役人体質そのもの−にもかかわらず、考えられない厚遇と言わざるを得ない。「やんちゃっぽい地元の兄ちゃんもいるし、女性もたくさんいて、活気があるじゃないですか。原発の外でも、周辺地域に多大な迷惑を掛けたからって東電社員がいろいろな奉仕活動をしていることを初めて知りました。社員も作業員の皆さんも本気なんだなって分かりましたよ。こんなこと言うのもおこがましいけど、うれしかったです。もし若かったら、ここで働いてみたいと思いました。内と外のギャップをなくす努力を、これから僕なりにやってみます」
自腹で福島に通い続け、連れて来た後輩の交通費や宿代、飲食代も全部おごっている竹山さんです。太っ腹な心意気と、何でも自分の目で見てやろうの精神に私は大いに共感しました。夜は酒を飲みながら「次はバラエティで入りたいなあ。でも(笑福亭)鶴瓶師匠が一番の適任かな」と秘めたる構想(?)を披露。さすが売れっ子、またイチエフでお会いしましょう!!
彼は、訪問一ヶ月前にフクシマの「風評」について、力強く語っている。
「踊らされすぎ」 カンニング竹山さんが見た不謹慎狩り2016年4月30日13時28分
熊本地震発生後に、ネット上で起きた「不謹慎狩り」。東日本大震災以降、福島をたびたび旅行しツイッターによる報告を続けているお笑い芸人のカンニング竹山さん(45)は2012年に、「不謹慎狩り」に似た経験をしました。
「不謹慎狩り」なぜ起きた 地震後にネットで広がる
◇
■福島の野菜を買ったら「炎上」
2012年2月に、後輩芸人3人とプライベートで福島に行きました。レンタカーを返したら、横にイトーヨーカドーがあったので弁当を買おうと思って入ったら、地元応援コーナーがあって福島の地元の野菜を売っていた。それで、野菜を買ったんですね。単純に安かったですしね。それを普通に、「地元の野菜を購入して福島旅行は終わりました。地元野菜コーナー、バンバン売れてました」とツイートしたら、批判が殺到した。
「何で危ない食品を紹介してんだ」「福島なんか行ってんじゃんねーよ」「危ない所に行って、何大丈夫だって言っているんだ」って、真実も何もないことばっかりだった。ほかにも「何にも知らないくせに拡散してんじゃねーよ」「何間違ったことやっているんだ」「芸人が余計なことしてんじゃねーよ」とか、いろいろありました。
イラッときましたよね。芸人だからこんな風に言われるのか、とも思いました。こんな反応がくるとは思っていなかった。ここまでバッシングするのか、正しい情報をみんな知らないんだ、と思った。あなたたちがおっしゃっていることは、行き過ぎですよ、と思った。
熊本地震発生後に、ネット上で起きた「不謹慎狩り」。東日本大震災以降、福島をたびたび旅行しツイッターによる報告を続けているお笑い芸人のカンニング竹山さん(45)は2012年に、「不謹慎狩り」に似た経験をしました。
「不謹慎狩り」なぜ起きた 地震後にネットで広がる
◇
■福島の野菜を買ったら「炎上」
2012年2月に、後輩芸人3人とプライベートで福島に行きました。レンタカーを返したら、横にイトーヨーカドーがあったので弁当を買おうと思って入ったら、地元応援コーナーがあって福島の地元の野菜を売っていた。それで、野菜を買ったんですね。単純に安かったですしね。それを普通に、「地元の野菜を購入して福島旅行は終わりました。地元野菜コーナー、バンバン売れてました」とツイートしたら、批判が殺到した。
「何で危ない食品を紹介してんだ」「福島なんか行ってんじゃんねーよ」「危ない所に行って、何大丈夫だって言っているんだ」って、真実も何もないことばっかりだった。ほかにも「何にも知らないくせに拡散してんじゃねーよ」「何間違ったことやっているんだ」「芸人が余計なことしてんじゃねーよ」とか、いろいろありました。
イラッときましたよね。芸人だからこんな風に言われるのか、とも思いました。こんな反応がくるとは思っていなかった。ここまでバッシングするのか、正しい情報をみんな知らないんだ、と思った。あなたたちがおっしゃっていることは、行き過ぎですよ、と思った。
なお、彼は時々ニュースになるような体調不良を起こしている。
カンニング竹山「歩けないほどのめまい」で大学病院へ[ 2012年12月17日 16:05 ]
カンニング竹山、急性喉頭炎で半日入院2016年5月18日
熱のまったく下がらない急性喉頭炎を2週間前に罹患していながら、この福島第一原発訪問。あっぱれだ。
しかし、本当にプライベートならば、熊本地震で応援に来たスマップの中居氏のように黙って来るべきではないのか。共同通信の記者を引き連れて、歯の浮くような東電礼賛コメントをてんこ盛りにして、「プライベート」はどう考えてもおかしい。これらの文章は、東電の一方的な「広告」以外の何物でもない。竜田一人氏の「いちえふ」を思い出すのは、私だけではあるまい
■関連ブログ
2016年05月11日
1370.サミット期間中に危険すぎて休止するフクシマ作業は何か
1345.「放射能の被害の大半はわかっている」と主張する竜田一人氏の主張2015年12月28日
モーニング掲載「いちえふ」−元原発技術者としての目から2013年10月22日
高橋宏一郎 共同通信仙台編集部長
1965年福岡県生まれ。読売新聞西部本社(熊本支局)から1993年に共同通信へ。成田支局、東京社会部などを経て2012年6月から14年6月まで福島支局長。
最近、芸人をコメンテイターに起用して、御意見番的存在にまで仕立て上げつつある番組が、一部で注目を集めているからかもしれませんが。
でも彼らとて、下手に体制を敵に廻して、干されたくはないでしょうから。
というか、そんな気骨のある人物は、そもそも起用なんてされないでしょうし(笑)
カンニング竹山の頭のレベルが良く分かって何よりな記事です。放射能で寿命が縮んだら自業自得ですな。
ここまで嘘っぽいと、この芸人信じるバカはそう多くはないのでは?!
まともな知性な人ならかえって疑いを持つ逆効果。
多分過去をあまり知らないこれからの若い人向けのPR?
地下に漏れた危ない物を回収する事は不可能だろうから永久にこのままの現場が続くことでしょう、数十年後にカンニング竹山氏の孫が私的に訪れて現在と同じレポートをするかもね?
隠蔽体質の東電が何の拘束も掛けずにノーチェックで個人の自由な発信を許すはずがないのは言うまでも無い。
それより
どなたかが書いていたように
まあ、自業自得と言えばそうだが
他人事ながらこのお方の体調が心配になる。
ほんとに何だこりゃとしか。
だったら山本太郎は毎日入れる(笑)入れてくれないとは思うがな。きっと志位さんも入れてもらえない。
なんなら入れてくれるなら、俺も一度くらい訪れてもいいけど、入れてくれる訳ねえよな、、。
チョッと考えれば、竹山が入れるにはどれだけの訳が有るのか、簡単に分かるだろうに。そこに気が付かないとしたら、東電も共同通信の記者も「マヌケ」としか言いようがない。
尚、1〜3号機周辺350m以内及び海風が直接通過する正門方面道路500m以内はタイベックスとマスク必須なんだけどね。そいう話には一切触れないこの気持ち悪さ!!
>鶴瓶師匠が一番の適任かな
一番言いたかったのはこれかなと?
鶴瓶氏は、反核発電で煩く言ってるので、それを凋落したいのでしょう。
芸能人の反核者を少しでも減らしたいのがミエミエだ。
できたら鶴瓶氏に大阪から参議院選挙出馬して欲しいんだがなァ、、。お維の票を相当喰っちまうと思うんだけどね(笑)
ドタキャンで代理の人はいれてもらえません。
そんな場所に気軽にプライベートで入れてもらえません。
すなわち、竹山探偵が入れたのも、
事前の準備ありきで、東電のプロパガンダであることがバレバレです。
作業員が集まらないのかなぁ・・・
こういうお笑いもあるんですね。
久昌通信223号から転載します。
www.tamano.or.jp/usr/kyushoji/tushin/223.html
久昌通信223号(平成28年6月号)
本物の『5』
そろそろ梅雨の走りかと思わせるような天気が続いています。以前は「体調をととのえるのが難しい時期です」などと言っても、はんぶん人ごとのように思っていたのですが、そうでもなくなってきた今日この頃です。
5月下旬に、岡山の曹源寺でおこなわれた住職研修会で、岡山盲学校の元教頭先生・竹内昌彦(たけうちまさひこ)氏の講演を聴きました。竹内氏は小学校高学年の時、完全に失明、その後の様々な困難も、本人の負けん気とご両親はじめいろんな人達のおかげでそれらを克服、努力を重ねて教職に就かれたのです。素晴らしいご講演でした。
ご紹介したいことばかりなのですが、字数制限もあり一つだけにします。私に一番印象深かったのが、竹内氏が盲学校の中学一年生の時、先生から「あなたの5は本物の5ではない」と言われた、というお話です。
中学生になってから、勉強が面白くなってきてよく努力するようになった竹内氏は、一学年の終わりに成績優良児で表彰されました。
もらった通知簿を自分で見ることはできませんから(目が見えないので)、担任の女性の先生に読んでもらう事になりました。「竹内君、よう頑張ったなあ。全部『5』がついとるよ。学校中でオール5はあなた一人だけよ。私も鼻が高い、ようやったわ」と、ここまでは賞賛の言葉であったのが、そのあとに厳しい言葉が続きました。「でもなあ、私から見ると、あなたの『5』は、ひとつも本物じゃないなあ。」
「あなたは、自分の成績だけよかったらそれでいいと思っとるじゃろ?あなたを見よったらそれがようわかる。勉強がわからん友達を放っとるじゃろ。今年は自分のことだけで精一杯だったと思うけど、来年は勉強がようわからんで困っとる友達に親切に丁寧に教えてあげなさい。それができたとき、あなたの『5』は本物になるんよ」
・・・この教えが、その後、自分の為だけでなく、人を喜ばせるために様々な努力をなさる竹内昌彦氏の基礎となったに違いありません。
転載終わり
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竹内昌彦氏は教師だけでなく鍼灸師の資格も持っておられますから、ご存じの方も多いでしょう。
haikei-takeuchi.jp/profile/
氏が盲学校中学1年のときの女教師担任先生のこの教えこそが、釈尊が説かれ給うた大慈悲の教えそのものであると思います。
澄明住職に先ほど電話してそう申したら住職も全くそのとおりだと教えて下さいました。
戦前に先生になった人はみな先祖代々正法仏教徒なのであるなあ、といたく感じ入りましたので、竹箒塵取和顔愛日本語CCへ投稿いたした次第です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
mail to 豊岳正彦 masa-ho@sky.icn-tv.ne.jp
「竹箒塵取和顔愛日本語フルオープンCC」
四正勤
これから起ころうとする悪は、起こらない先に防ぐ。
「悪を予防するFluワクチン皮内接種」
すでに起こった悪は、断ち切る。
「悪を断ちきる断捨離NHK解体廃棄」
これから起ころうとする善は、起こるようにしむける。
「竹箒塵取和顔愛日本語フルオープンCCネット口コミ三宝帰依活動」
すでに起こった善は、いよいよ大きくなるように育てる。
「三宝帰依仏心仏法日本国憲法を地球憲法にしましょう」
拈華微笑 不二院顧心正顔居士ほうがくしょうげん拝
・・・・・
以上、阿修羅へ投稿しました。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/473.html#c53
以後HN通りがけは実名の戒名読みほうがくしょうげん拝となります。