2016年06月06日

1381.東電は、爆発直後の1F-3号機の核種分析を公表し、「核爆発」論に決着をつける義務がある

2016060501.jpg・事故当初、1F-3号機できのこ雲を伴う爆発が起きた。その建屋に東電は6月に調査のため入り、床のチリを拭き取る調査をしている
・CTBTの調査手法によれば、核実験をしたかどうかは施設の放射能を分析することで簡単にわかる
・このチリの分析結果は5年間公表されていない。この事実こそ、3号機核爆発の間接的証拠である

 3号機の核爆発に関しては、今まで何度も取り上げて、丁寧に説明してきた。決定的な証拠はないものの、ありとあらゆる証拠が、核爆発であることを示唆している(今月紹介した3号機爆発時に、福島第二で中性子線観測されたことも、核爆発であることを強く示唆している)

 ありとあらゆる情報の中でも、事故当初より気になっていることが一つあった。それが、爆発直後に3号機建屋を立ち入り調査した動画。


この中で、床のダストをサンプルする場面が出てくる
2016060601.jpg

 この検査は、核分裂であることの証明になるのではないかとずっと考えていた。その推論が間違っていないことが「独裁者に原爆を売る男たち」という書籍の中に書かれていた。以下抜粋(p.38)
2016060501.jpg イランで実際にあったケースだが、「他の場所で保管していたが、核物質保管容器が壊れたため、漏れ出してしまった」などと言い逃れをするケースもある。そうした場合、IAEAは、「核物質が漏れ出した」という場所を査察し、本当に、その場所で核物質が漏れたのかどうかを検出する。
 その時に役立つのは、「環境サンプリング」と呼ばれる調査手法だ。10センチ四方の木綿の布で、核物質が漏れ出したり、使われたりする可能性がある施設の床や壁などを丹念に拭き、研究所に持ち帰り分析する。布に細かな核物質が付着するため、これを分析すれば、極めて高い確率で施設内で実施した過去の核活動を把握できる。核物質の寿命は長く、実験が数年前の者であっても嘘を見破ることができる。
つまり、東電の行ったこの検査の結果さえわかれば、

・核爆発があったかどうか

など簡単にわかるのである。未だに公表されていないことから考えて、この分析結果は核分裂が起きたとしか考えられない結果が出てきたのであろうと容易に想像がつく。つまり、この調査結果を出していないことこそ、3号機で核爆発(即発臨界)が起きた証拠と言える。
 この時風下にいた原子力空母の乗組員たちに深刻な被爆被害が起きたのも当然であった。

 それにしても、なぜCTBTはこの核汚染に本気で立ち向かわないのか。大変疑問に感じている。

■関連ブログ
3号機の爆発−どう考えても核?(50万アクセス)2011年08月10日
1377.福島第一3号機爆発時、10km離れた福島第二で中性子線が観測されていた

   

posted by いんちょう at 22:17| Comment(14) | 原子力
この記事へのコメント
最近規制委員の知人から本を渡されました。

放射線 必須データ32:被ばく影響の根拠 単行本 – 2016/3/10
田中司朗 (著, 編集), 角山雄一 (著, 編集), 中島裕夫 (著, 編集), 坂東昌子 (著, 編集), 一瀬昌嗣 (著), 宇野賀津子 (著), 口羽文 (著), 田栗正隆 (著), 竹内文乃 (著), 中村清一 (著), 樋口敏広 (著), & 3 その他

創元社がこんな本を出すんだ、と驚きました。元々は心理学などでいい本を出していたのですが。内容はこれから精査してみたいと思います。目の前に生じている事実を説明できるものかどうか。
Posted by Tokyo at 2016年06月07日 09:31
核爆発論についてですが、爆縮レンズなしでどうやったら爆発までのプロセスを説明できるかが鍵なのではないでしょうか?
Posted by   at 2016年06月07日 11:29
峠三吉「すべての声は訴える」を全世界の子供の教科書に掲載しよう!

アメリカ合衆国ホワイトハウスオバマ大統領と日本国総理大臣官邸安倍晋三総理大臣に中てて、以下のメールを送信しました。

2000字以内の字数制限があるため、「長周新聞社への豊岳正彦過去メール」投稿全文を短縮した形になっています。

テーマ:峠三吉「すべての声は訴える」を全世界の子供の教科書に載せよう

本文(2000字以内):

拝啓 オバマ大統領殿/安倍晋三総理大臣殿

私の伯父豊岳明秀は、海軍少尉として昭和二〇年駆逐艦橘に乗り組み戦艦大和とともに特攻出撃したが途中回航して津軽海峡防衛任務に就き、そこでグラマンの攻撃を受けて撃沈され乗員の6割145名の戦死者を出したうち4割の生き残りとなって、原爆投下敗戦後復員して久昌寺の第20世住職になりました。

私の母豊岳悦子は終戦前呉の海軍病院(後の国立呉病院現在がんセンター)に勤務する看護婦で、昭和二〇年広島原爆投下後9日目に入市被曝した二次被爆者となりました。

私の父豊岳正道は久昌寺の次男坊として生まれ、終戦前に岡山医専を出て戦後岡山大小児科学教室の助手として岡山日赤病院勤務中昭和三十年森永ヒ素ミルク中毒企業公害事件の発見者となりました。

私豊岳正彦は父母が国立岩国病院に勤務中の昭和三二年同病院官舎で生まれ、空襲後に占領された岩国基地の米軍人が傍若無人に町中を闊歩する中岩国で幼少期を過ごし、中学高校と広島修道学園に通い、その間原爆被爆者の方々と濃密に接して育ったので、中学生の頃から義務教育で習った「日本国憲法」を使って原爆核兵器と戦争や原発を地球上からなくそうと考えていました。

我が妻の叔父は昭和二〇年神風特攻隊に志願して戦死しております。


戦後かつてビートルズのジョンレノンが「ビートルズのレコードを買って曲を聴く人数は聖書を読む人数よりも多い」と豪語しましたが、レコードを買ったりラジオで聞いたりビートルズの曲を聴く人よりもはるかに短時間で世界中の5億人以上に読まれた日本人のガリ版刷り詩集があります。

原爆被爆者教師で詩人の峠三吉原爆詩集です。

GHQコードのもとで日本のみならず世界中の出版社がこれまで絶対に出版せず今なお出版しないこの日本人ヒロシマ被爆者万国民的詩人峠三吉の一編の詩文があります。

二〇一二年、山口県の長周新聞社chosyu@k3.dion.ne.jp 宛に送ったメールのなかに私豊岳正彦 masa-ho@sky.icn-tv.ne.jpがその詩文「すべての声は訴える」を全文タイプしました。

私の過去メール全文を全世界に公開いたします。

長文ですので以下の私のスプートニク投稿文にてお読みください。
http://jp.sputniknews.com/opinion/20160607/2259556.html

敬具

臨済宗信徒 豊岳正彦拝

_________________


スプートニク日本

日中ともにトランプにもクリントンにも何を期待すべきか分からない © REUTERS/ David Becker/Nancy Wiechec/Files
オピニオン


コメント豊岳正彦
03:31 07.06.2016 | 編集する | カットする
Posted by ほうがくしょうげん拝 at 2016年06月07日 11:48
核爆発を起こすのに必要な物を理解して
おられない時点でこの説は検証にも値しませんよ。
施設内にダンパーが何処に有る訳ですかね?
核爆弾の爆発原理を良く勉強された方が良いです。
原発で核爆発を起こすことが不可能なのが解るでしょう。
臨界と核爆発が別だという事も解らないのですか?
Posted by Apophis at 2016年06月12日 15:52
ダンパー?
もしかしてタンパーでしょうか?

タンパ―なしでも一応爆発はしますよ
分裂増殖の繰り返しが出来ないから爆発の威力が小さいですけどね
大量の核分裂可能な物質が存在してるんですから・・
当時の炉内はドロドロ状態の炉内ですからねぇ
まあアレが核爆発だったかどうかは知りませんけどね
残念ながら可能性はあります
Posted by 残念ながら at 2016年06月13日 02:21
発推進派の触れられたくないタブ−のひとつ、低濃縮核爆弾でアインシュタイン=シラードの手紙の内容の一部、「このタイプの単体爆弾がボートで運ばれ、港で爆発すれば、それは港全体を破壊してしまうばかりでなく、その周辺地域をも破壊してしまうでしょう。しかし、この爆弾は、飛行機での輸送には、重すぎることも明らかになるでしょう」

日本の戦時中に研究が進められた仁科原爆の報告書の一部 「三十一キログラムの水に濃縮ウラン十一キログラムを混ぜた場合、普通の火薬一万トンのエネルギーに相当する」との記述があるが、U235の10%の濃縮に失敗し仁科原爆は失敗した、そのプロセスは単純でU235を船で運び目的の港に停泊し水を注ぐだけ、兵器としては機動性が悪く出港中に攻撃されれば味方の甚大な影響がさけられず、米国は高濃縮核爆弾の開発を進めた。

使用済み核燃料のPr239はU235より反応しやすく、中性子を放出するPr240も少量ながら含まれ核暴走しやすい、使用済みプ−ルは高濃度のホウ酸水で循環冷却されているので核暴走がおきないようになっているが、もしシビアアクシデントが発生した場合核暴走の危険は避けられない。

1F1号機でなぜ核暴走がおきず3号機で核暴走が疑われるのか、院長が説明しているようにあきらかに爆発の状況が違う、1号機は配管損傷と全電源喪失で12日15時36分爆発、3号機は隔離時冷却系が作動していたので14日11時1分に爆発、全電源喪失は11日15時41分、全電源喪失から爆発までの時間は1号機で約1日、3号機で約3日弱(3号機ではMOX燃料だったので崩壊熱は1号機より高い)、3号機の使用済みプ−ルの水位はかなり低下していたと思われ、水素爆発しプ−ル水位は変動し(スロッシング)使用済み燃料の衝撃は1号機より大きく数グラムの核暴走したと考えている。
Posted by いつもROMばかり at 2016年06月19日 01:26
核兵器の核分裂と使用済みプ−ルの核暴走(院長は核爆発と言っている)を比較し、電磁パルスが発生してないから核爆発ではないとか、爆縮レンズがないから核爆発が起こらないとかまったくのデタラメ、核反応の量が違う、広島では約1キログラム。1F3号機では数グラムの核反応で爆発した、当然影響は限定的になる。

核燃料が1個の中性子を捕獲し2〜3個の中性子放出しそのうちの1個が次の核燃料に衝突した状態を臨界状態、1個以下(使用済みプ−ルでは0.95以下)を未臨界.それ以上になると核暴走(指数関数的に増えて行く)の危険性がある、核兵器では連鎖1回あたり約100万分の1秒で核反応を実行させる、(爆発したときの衝撃で核反応の条件が崩れる)。そのため減速材は使用しない(広島の原爆では中性子の効率を上げるため反射板で遮蔽したが、核分裂は約3パ−セント)。

使用済みプ−ルの爆発の連鎖1回あたり1万分の1秒位で、爆発した衝撃で核反応の条件が崩れるので核反応は数ガラム程度で原子炉建屋を吹き飛ばす規模になり、都市を壊滅する威力にならない、原爆は一瞬で壊滅的な被害になるが、使用済みブ−ルの爆発は人類が制御できず収束できない状態が今後も続く(30年ぐらいで取り出すと言っているが無理、自分たちは引退した次の世代に責任を押しつける)

3号機の使用済みプ−ルの全容を東電は公表しておらず、一部の写真しか公表していない、院長は核爆発と言っているが爆発の規模からすれば核爆発の表現は大げさかもしれない、しかしそのプロセスは核爆発そのものだと思う。
Posted by いつもROMばかり at 2016年07月08日 01:39
>タンパ―なしでも一応爆発はしますよ

爆発はあり得ません、核物質が臨界に達しても
それを、一定時間維持する圧力が無い限り、爆弾の様な爆発はあり得ません。
爆弾はその圧力の維持に苦労するんですから
臨界に達してもその熱で一瞬にして核物質はバラバラです。
原子炉の溶融燃料が百歩譲って臨界に達したとしても、圧力を維持出来ないと水10リッターを蒸発させるぐらいの
エネルギーしか出ませんよ。

チェルノブイリの象の足は核物質と炉内構造体が溶けて混ざり合ったものです。
何故、核爆発を起こさないのです?

>使用済み核燃料のPr239はU235より反応しやすく、中性子を放出するPr240も少量ながら含まれ核暴走しやすい

Pr240はアルファ崩壊です。ヘリウム原子核を放出するのですよ。
それに燃焼度約26,000から約35,000MWD/tの原子炉では
全プルトニウムの内25パーセント程度はPr240です。
逆にPr240は核分裂性でないんで核分裂の発生には邪魔になる物質です。
使用済み核燃料のプルトニウムは1000Kg当たり核分裂性は6キロほど、全プルトニウムでも10Kg足らず
つまり核分裂性は0.6パーセントしかありません、それに微量の燃え残りウラン
新燃料より核分裂は起こせないですね
貴方の理論を肯定すると燃料交換は必要なくなるんですよ。
そんなことはあり得ない事です
Posted by Apophis at 2016年07月10日 23:46
今日は眠いので簡潔に書きます。(資料を探すのが面倒なので)
爆発は急激な圧力の上昇です、圧力が低くても爆発します(例 1号機の水素爆発)そして核燃料は中性子の放出量を制御できなくなると暴走し爆発の危険性がある。

チェルノブイリでは核燃料がむき出しのため溶融デブリに金属冷却(純度を下げる目的もある)し、ホウ素投入(再臨界防止)冷却のため窒素注入、水との接触をさけるため決死隊がサプレッションプールの水を抜いた、つまり再臨界を防ぐために冷却水(減速材)を使わなかったので再臨界にならなかった。

定期検査の時燃料交換は1/4だけ交換し燃料の再配置します(使用済み燃料のPr239の発熱量はU235より多く核分裂による中性子も多く出るさらにPr240からも中性子が出るので制御できなくなる危険が生じるのと効率を上げるため)使用済み燃料もそのまま燃料として使用可能だが、気密性の問題(炉心損傷)で3年後位で交換します
Posted by いつもROMばかり at 2016年07月13日 00:04
>爆発は急激な圧力の上昇です、圧力が低くても爆発します(例 1号機の水素爆発)

急激な圧力の上昇では有りません、
人間は急激な膨張による圧力波を爆発と捉えているだけです。
殻の有る物なら殻が堅牢であれば圧力の上昇では爆発しません
何も解ってないようなので良いですか?
内部圧力と外殻がどの程度圧力に耐えるかが爆発の破壊力を決定します。
同量の火薬を使っても、外殻の強靭な砲弾と裸の爆薬の爆発は
内部の圧力の上昇が違うので前者の方が当然破壊力は大きくなります。
つまり、解放された時の圧力波が破壊を生み出すのです。
水素の場合は、3号機では内部の圧力の上昇幅が大きかったと言えます
つまり混合気が爆発の強さに影響するんです
動画をスローで見ると良く解りますよ
横からオレンジの炎が噴き出して、上が吹き飛んだ瞬間に引っ込んでます。
これは、科学爆発の特徴です。
原子核反応なら、中心部の温度が高温ですので、冷えるまで真空状態が化学爆発より長く続きます、
つまり、炎が引っ込むと言う現象が起こる筈がないのです。
水蒸気爆発ならそもそも炎など存在はするはずが無いです。しかも最初の蒸気は透明です。

スリーマイル事故もいい例です
あの原発も事故当日の夜遅くに格納容器の圧力が跳ね上がったのが記録されています。
だけど、格納容器や建屋の目に見える爆発は有りませんよね。

使用済み核燃料を交換するのは、核分裂に使用できる核分裂物質
が少なくなるので交換するのです
使用済み燃料が27トンの燃料が有ったとしよう(100万キロワット1年分)
1トンは燃えカス(核分裂生成物)
プルトニウムは0.2トン
ウラン235は0.21トンぐらい(0.8パーセント)
単純に言っても核分裂性物質は最大に見ても1.6パーセント以下です
オクロの天然原子炉よりも低いですね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%84%B6%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89
つまり、爆発だ臨界だは反対派の虚言や妄想を見てるんです。

240の問題は自発核分裂を僅か起こす可能性が有るってだけです。
しかも、熱中性子では臨界しません。
原子炉の使用済み燃料程度の濃縮率や系外放出の確立を考えれば
臨界超過や臨界に達する確率は有りませんよ。
核兵器で邪魔になるは扱う人間に影響が有るからです。
http://rokamoto.sakura.ne.jp/education/nuclearpower/nuclear-fission-chain-reaction141209A.pdf

Posted by Apophis at 2016年07月16日 00:04
おっと失礼まだあった

>決死隊がサプレッションプールの水を抜いた、つまり再臨界を防ぐために冷却水(減速材)を使わなかったので再臨界にならなかった。

事実は違います、チャンネル炉の場合に陥りやすい欠点です
あの原子炉の場合は注水系が爆発により機能してません。
それで、冷やし臨界制御のためすために鉛や砂を入れた訳ですが
この炉特有の問題に応じて対応しただけ。
減速材のに固形の黒鉛ブロックを使って居たため、黒鉛が減速材の役目を担ってた訳です
それは、爆発しても其処に存在する訳ですから、臨界しないために水をつかわなかったと言うのは
全くの的外れも良いとこです

事故後に溶融した炉心から溶融燃料がプールに落ちて水と接触し、水蒸気爆発を起こすのを防ぐ目的で水抜きが行われました。事故発生から約10日後です
所が事故後、水と接触していた事が確認されています。

つまり、水抜きも制御に水を使わなかったのも臨界とか全く関係ない事です
減速材は敷き詰められた黒鉛ブロックだから、水は冷却のためだけのもの。
どこかの反原発扇動家の嘘を信じちゃったのかね
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=02-07-04-12

そもそも、原子炉の臨界条件って結構シビアなもんですよ
燃料棒の間隔が変わるだけで臨界は停止しちゃうぐらいですから。
何せ、臨界させるためには4から5回水分子に接触した丁度良い速度の熱中性子が必要なんです。
2回でも6回でも核分裂は起こりません。
Posted by Apophis at 2016年07月16日 00:25
何年前からかこのブログを見て、先生の見識を参考にして来ましたが、先生がたまに発する、被害を受けている福島県民まで馬鹿にする様な言動は、福島に住む者として不愉快で腹ただしくもあります。
放射能を怖がる気持ちはよくわかりますが、事故によって出来た廃棄物を、利益を得て来たとわ言え、あらゆるものを失った福島県民にだけ押し付けるのは、余りにも身勝手で無責任です。原発によって利益を得て来た人々はもっと数多くいる筈です。先生もその中のお一人でしょう。
福島には国や県が安全だと言っても、不安に思いながらも、様々な事情から汚染された土地に暮らさざるを得ない人々が沢山います。それに乗じて、政府は帰還困難区域まで、補償を打ち切って、住民を帰そうともしています。
除染によって、出来た大量の廃棄物や、これから廃炉によって出てくるであろう、高濃度の廃棄物など、国も県も福島を最終処分にしないと言っていますが、他所へ持っていく事が、いかに非現実的で、最終的に福島で引き受けざるを得ないことは被害を受けた福島県民が一番よく知っています。
ですので、影響力を持つ先生の口から、「福島県民の自業自得で全てを受け入れるのは当然」の様な言動は慎んでいただきたいと切に願っております。今回の震災に遭われた先生も、被災された人々のは気持ちは良くお分かりでしょうから。
どうぞ、こちらよりは、安全な土地で、健康に留意されて正しい情報を発信し続けて下さい。原発に頼らない日本が1日でも早く訪れる事を願っております。
Posted by yamanokami at 2016年07月22日 02:19
3号機について考察した結果.水素爆発では説明できない。
まず最初にエネルギ−とは何か、ミクロの世界では粒子の運動量、粒子の運動が停止した状態が絶対温度(-273度)圧力0その色は暗黒の世界(ケルビン温度0)、そして揺らぎが生じると(粒子の運動量上昇)温度が上昇する。温度が1度上がると1/273圧力が上がり、温度スペクトルが変化する(地球では大気があるので誤差がある)、そして揺らぎが発生すると時間とともに平衡になり収束する(エンタルピー第二法則)、破壊する威力は発生するエネルギ−に比例し、時間軸に反比例する、そして周りの物質の膨張率に比例する。

水素爆発したとき熱量が発生し、周りの温度上昇(空気)し、熱せられた空気は膨張する、膨張した空気は圧力が増大し、平衡になるまで膨張は続く。そして温度に比例して温度スペクトルが変化する、水素爆発は水が発生するので水は水蒸気になり気化するときエネルギ−の損失を伴う、気化しても発生したエネルギ−が大きいと平衡になるまで膨張を続ける。

原子炉の壁や天上に膨張したエネルギ−がぶつかる、するとエネルギ−は運動エネルギ−となりコンクリ−ト−を破壊するとともに、エネルギ−は減少し、(温度と圧力の減少)温度スペクトルが低い方に変化する、そして平衡点にくると上昇も止まる(1号機の例)

3号機ではオレンジの火柱を上げたそして使用済みプ−ル側だけ、水素は空間に平均して充満する、(爆発のエネルギ−も平均に拡散して1号機のようになる)そして壁を破壊した後でもオレンジ色の火柱があがったとすれば、天上全体に平均して火柱が見えたハズ、どう考えても水素爆発のエネルギ−では熱量がたりず説明が出来ない。

3号機では水素爆発が引き金になり、核暴走のエネルギ−が発生し増大したエネルギ−がオレンジ色の火柱になった、核暴走のエネルギ−は球面体に広がりながら方向性を保ち、火柱を上げ、キノコ雲を上げた。

3号機の核暴走を否定する推進派は、オレンジの火柱とキノコ雲のエネルギ−がどこから来たのか説明出来るのだろうか。
Posted by いつもROMばかり at 2017年04月02日 00:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。