2016年08月22日

1389.セミが鳴かなくなった夏

・熊本市ではお盆の前くらいまで、うるさいほどのセミ時雨であったが、急にセミが鳴くなってしまった。(皆無ではない)
・昨年、一昨年は一夏を通じてセミの鳴き声を聞かなかったが、今回は急に鳴かなくなったため、さすがにみんな気がついている
・セミがなくなくなった前後に何が起きたか、少し調べてみた。

 8月の上旬くらいから、急にセミが鳴かなくなった。これは、2011の時と全く同じ現象である。ある日の雨を境に自然が一変した。2016年8月20日、熊日の読書欄にも投稿があった。
2016082201.jpg  今朝、目を覚まして玄関を開けて、郵便受けに新聞を取りに行きながら「おやっ」と思った。いつもならば、頭の芯に突き刺さってくるような「ワシ、ワシ、ワシ・・・」というクマゼミの大合唱が聞こえてこない。
 先日、熊本市内で工事を請け負っている人と話をしたところ、市内各地でほとんどセミの声が聞こえない(最初のうちはうるさいほどだったのに)と指摘されていた。

熊本県庁の放射線測定(過去1ヶ月)
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8月4日に少量の雨なのに妙に線量が高くなっていることがわかる。7月30日、8月16日にはかなりの雨が降っているのに放射線量にほとんど変化がないことにも注目していただきたい。8月1日にもごくわずかの線量増加がある。
 311直後には雨が降るたびに放射線量が上昇し、それを御用学者達が口々に「ラドン」の影響だと「説明」していたのがウソだとすぐにわかる。同じ雨でこんなにも差が出るはずがない。

 では、8月4日にはどれほどの雨が降ったのか。
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たったの5mm程度しか降っていない。それであれほどにも急激に線量が上昇したのだから、濃度としてはかなり濃かったのだろうと想像がつく。

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天気図と気象衛星を見ると南方に台風が接近していたことがわかる。大気が拡散されて、彼の地の放射能がこちらに降ってきたと考えると、ある程度辻褄が合うのではないか。あるいは、大気中に浮遊しているチリが落ちていたのか、それとも近くの国で原発事故が起きたか。

 原因ははっきりしないが、そのいずれもが可能性がある。さらに同日に読みようによっては、恐ろしい記事が掲載されていた。

サトイモの花の記事である。
2016082202.jpg

 滅多に見られないが、92歳のフサヨ産が、70年前にも見たと証言している。70年前と言えば終戦のあと。即ち、長崎原爆の後である。同じことが起きたと考えるのは、考えすぎだろうか。

■関連ブログ
セミは鳴いていますか?2013年07月13日
重い腰を上げた日本野鳥の会だが・・・法人会員には原発マネー企業がずらり2012年05月11日

  
タグ:セミ 熊本市
posted by いんちょう at 22:13| Comment(20) | 原子力
この記事へのコメント
里芋の花の咲かせ方は、
種芋に普通は小芋を種芋として植えますが、種芋に前年の親芋を植えれば、
ほぼ100%花が見られます、
何でも放射能とか言ってるんですね。
医師ならちゃんと調べましょうよ

はっきり言いますラドンだけじゃありませんラドンが崩壊した元素も含まれます。
鉛-214:半減期約27分、ビスマス-214:同約20分等の元素も含まれます
自然由来が殆どと思われます
雨天時は上空の塵の降下の影響を受けるので線量は上昇するのが普通です。
熊本県では大気中の塵の状況も公表されているので
それを比較してから語りましょ。
Posted by Apophis at 2016年08月23日 00:54
こちら首都圏は台風一過の後ですが、前より鳴き声が増えてますね。

個人的な感触としては気温の低い日は鳴かない傾向が強いです。
場所的には林や成熟した大木の方には沢山集まっています。大木の近くにビルのあるところではテラスにゴキブリのように何匹もひっついてました。

住宅地のちょっとした目抜き通りの街路樹程度では殆ど集まってきません。

したがって気温の低い日の住宅地の街路樹では全く蝉の鳴き声を聞きません。
Posted by 岩見浩造 at 2016年08月23日 01:25
0.20〜0.26も有る
400km地域ではたまに1ッ匹泣くが沈黙の夏


都民が水位上昇におののき床下浸水多数
副知事でも良い
着物の体形見ると、ビア樽
動きは期待できない。長いこと無い

全国水死数名出てるのに、死者1名とNHK報道
農業被害多額
地震も心配 
専用機2000万以上掛けて行く事は無い

神奈川別荘の方が、許せる。
Posted by 農家 at 2016年08月23日 10:23
こんにちは。いつも鋭いご観察ありがとうございます。
突然上がった放射線量、極めて異常なことです。熊本でずっと鳴かなくなったのも異常すぎます。今夏は阿蘇の米塚に穴まであいたそうですし、川内はあの調子だし・・・。

この夏、熊蝉鳴きしきる時期に高知県のド田舎に滞在した私の発見したこと申しあげます。早朝やや明るくなってからクマゼミは一斉に集団で鳴き始めるようでした、が宿の向いの家から出勤の車がブォーオーッと蒸かして走り去ると、一瞬全部が鳴き止んでしまい15分ぐらい静かになりました。どんな車でも鳴き止むわけでなく、ほかの車では鳴き続けてました。(車種のえり好みがある?)昼飯時間に1Hほど鳴き止んでることもありました。もしかして集団行動が好きな蝉なのかもと、その時は考えましたが、地元の人はそんなこと気にもしてなくて、原因はわかりませんでした。高知県ではツクツクボーシが早くも7月上旬から鳴いてました。梅雨が寒かったそうで夏に北風が吹く気圧配置でしたが、(日本の南東から台風が連続接近し北海道に3つも4つもやってくるなど)極めて異常続きです。

熊本の鳴き止んでしまったクマゼミは、死んだんでなければ一斉移住でもしたか?でも次に羽化する後続もいないのか?など不思議です。

台風で、川内ばかりか韓国の原発の風下にでもなったか?蝉の死体集めてのスペクトル採ってみた方いらっしゃいませんでしょうか。熊本のクマゼミの抜け殻のスペクトルと比較できれば何かわかるかもです。

漢方生薬中でもっともメラトニン含有が多いのは中国クマゼミの抜け殻・蟬蛻・蝉退だというので煎じてみたら心地よい疲れが現れて来て「もう寝ようか」という気になってとってもよく、床擦れに塗って治りも早く、βブロッカーの不眠にも効いてると家族談のところ、もし熊本のクマゼミが被曝では、日本の蝉はつかえないのかなと残念です。

(すでにご覧かも知れませんが、川内が稼働前から何やらやらかしていたのではないか、九州・高知で年間で女人多死だと厚労省統計だそうです。人間にも影響が出たようなら、今年の蝉たちは幼弱時代から蓄積してきて閾値ギリギリで羽化してたのか・・・?  
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/303.html )






Posted by 蟬蛻メラ at 2016年08月23日 11:33
人工地震による核爆弾が熊本で使用されたのでしょう
Posted by 豊田 at 2016年08月23日 21:58
人工地震による核爆弾が熊本で使用されたのでしょう
井口博士のブログにあります
Posted by 豊田 at 2016年08月23日 22:00
東京は一昨年が一番静かだったように思います。一昨年より昨年、昨年より今年がより鳴いている印象です。関西と行き来することが多いので比較すると
分かりやすいです。
Posted by Tokyo at 2016年08月23日 23:21
正直、距離の問題および放射性物質を運ぶ雨水の動きを考えると、体制側すらホットスポットを認めざるを得なくなってる関東で多く熊本で少ないのは奇妙です。

稼働中の原子力施設由来であれば、他のモニタリングで反応があるように思います。
川内は、温排水による湾内の植生破壊の可能性が指摘されてはいますが、土中、大気への拡散の話は市民運動系からも寡聞にして聞きません。

まぁ、ニュースになるほどなら何か要因はあるでしょう。

311前に蝉の増減を調べた事例をみつけました。年によって2倍程度の増減はあるようです。丹念さに関して、この中学生は中々見込みのある子です。311後にも続けてないでしょうかねぇ。
https://www.tsukuba.ac.jp/community/kagakunome/pdf/10jyusyou/chu_7.pdf

クマゼミの羽化の過程
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiyake/kumazemi-occurance.html

セミの羽化が失敗する5つの理由!意外な原因とは!?
http://up-your-life.com/archives/1114.html
ストレスがかかるとダメだそうです。
(さて、そのストレスに放射能はどの位の量で影響するか)


文献でも「セミの自然誌」(中公文庫)他
セミ研究・観察本は何冊か出ているようですね。
先生も、この辺は調べられているのでしょうか↓。
市立、県立図書館でも結構あるのではないでしょうか。
http://zikade.world.coocan.jp/reference.html
Posted by 岩見浩造 at 2016年08月24日 01:19
連投失礼します。研究者から中学生まで抜け殻カウント、騒音測定は定番のようです。

下記の千葉の例は311前後9年に渡り、3ヶ所の公園で調査、ミンミンゼミの場合2013年に最少となり、最大だった2010年の8倍の差があります。
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/shido/documents/32semi9.pdf

大人がやると統計学を駆使し始めますが、期間が短い研究が目立ちますね。
http://nh.kanagawa-museum.jp/files/data/pdf/nhr/37/nhr37_025_032matsuo.pdf

原発事故原因説は先生のブログだけと思ってましたが、2011年にはあるようです。
http://zikade.tea-nifty.com/klingenlassen/2011/07/2011-3e53.html
2011年に少なかったという記憶は薄く、同様のコメントもPAの金目当てとも思えないですが、以前話題になったヤマトシジミの奇形話のような例もあるので逞しいは言い過ぎかも知れません。
Posted by 岩見浩造 at 2016年08月24日 01:55
鳩カラスすずめ激減
白カラス2011か2012年出現 以降激減
セミ鳴く夏はもう来ないかも
カエルも減りました。蛇も減った
鳥が減ったので
変な害虫が増えた
Posted by 農家 at 2016年08月24日 12:45
院長先生、残暑お見舞い申し上げます。お盆明けの頃に病院行った時、セミは鳴いてますよーと喧嘩を売って撃退されましたがww、気を取り直して第2ラウンド参ります!いざ
相変わらずの猛暑でもここ数日さすが朝晩や日陰に少し涼風の気配を感じるようになると、セミの声も減りました。近くの大学校内の木立などではまだ鳴いてますが。代わりに夜にはリーリーという虫の声が建物のどこかから聞こえるようになりました。季節の変わり目ですね。うちに侵入していたそういう虫(薄緑色で長い触角で、小さいのになんて完成された美しい姿)を一匹、先ほど牛乳パックに入れて近くの公園に持って行きそこで放してやりました。その公園はケヤキなどの大きな木が何本もあって全面草地ですが、その一本をよく見ると、あるわあるわ、セミの抜け殻が幹や葉に点々と。3メートル上ぐらいまでで20個くらいあったかな。足元にもごろごろと落ちていて、こっちはもう数えませんでしたが。また、木の根元から地面に盛り上がって広がっている根っこの周辺にはポコポコと直径2、3センチくらいの穴が無数にありました。根はずっと延びているので穴はかなり広い範囲に点在していました。これはセミが羽化するために地面から這い出す時できたものと思われます。そのケヤキの木はセミのマンションだったのです!セミは木に産み付けられた卵から幼虫に孵化したら、5年とか10年とか長く地面に潜ったままで根っこから樹液をちびちびいただきながらゆっくり成長します。一本の大木があって、その根元の地下に沢山のセミがひっそりと生きているところを想像するとなんかこう感動しますね〜ジーン。

その年セミが多いのかどうかを知る目安は、鳴き声ではなく、こういう定点の抜け殻数や穴の数の方が、視覚で確認でき確実と思います。鳴き声は午前午後とセミの種類が入れ替わるし(午前中はクマゼミのワシワシワシ、午後はアブラゼミのジージージー)、気象条件で変わるだろうし、分かりにくいと思います。
などと考えつつ家に戻り、そう言えばコメント欄の「夏のセミ祭り」はどうなったろうかと開いてみて、岩見様のコメントなど興味深く拝読しました。ご紹介の中学生の研究は大したものですね!感心しました。
セミに限らず、虫や鳥魚植物、生物への放射能の影響はあまりにも分からないことだらけで、あれこれ言いつつも院長先生の問題提起を安易に退けることはできないと思っています。恐ろしいことに、進行する被害は常に想像を超えるものであるらしいが誰もその全貌を示せてないのですから。
セミは土中で樹液(つまり水)を摂取して長く暮らすので、土壌や水の汚染が彼らにどう及んでいるのか、本当は中学生ではなく大人の生物学者が取り組むべきことなのですが。
Posted by タナトリル at 2016年08月24日 16:04
 小野先生のコメントが最近無いので、とても心配していました。先生が無事そうなので、とても、安心しました・・・。去年の夏、家族四人と愛犬と共に、熊本に行きました。私は、あなたの、存在、活躍を、心より、遠くで、心底、応援しています。有り難う。
Posted by 小倉 達生 at 2016年08月24日 21:10
連投失礼いたします。
よく読むと「お盆の前くらいまで煩いほどの蝉時雨であったが急に鳴かなくなってしまった」という文と、「8月上旬から急にセミが鳴かなくなった、8/4から一変した」という文が並んでいますが、「お盆の前くらい」とは8/4のことで8/4から以後ずっと鳴かなかった、と取ってよいのですか?
市内の他の所はよく分かりませんが少なくともうちの周辺ではお盆までずっとギャン鳴きしてましたです。
その8/4の線量についてですが、普段熊本県庁の数値は見ていませんので高いのに気が付きませんでした。私は熊本のモニタリング数値に関しては、5年来ずっとatmc.jp を見ていて、通常は八代市のみが表示され時々天草市になりますが、8/3〜8/5は普通通りの数値でした。午前中一回見ただけではありますが。
市内で一番参考になるものは院長先生のとこのGMー45でしょうがタイミング悪く7/24から中断中でしたし。
西日本に広げて見てみますと、規制庁モニタリング値は玄海原発のそばの外津浦と川内原発のそばの監視センターで普段通りだったし、山口の某TERRAも 普通。
強いて目立つことといえば、玄海原発の30キロ東にある福岡県糸島市の志摩局が、8月に入ってから連日0.05超えが続いて今に至っています。ここは雨が降った時以外は大体0.04台で、こんなに長く0.05台が続くのは5年間で初めてのことで訝しく思っていました。何なんでしょう。漏れてる?
また6/20頃からずっと低かったPM2.5が8月に入ってから高くなり、8/4の10:00に八代、山鹿、天草、葦北が警戒レベルでした。PM2.5と放射能値に関連があるのかないのかは私には分かりません。ないことはなかろうとは思いますが。
このようになぜ熊本市の線量がポーンと上がったのか知るには手掛かりは多くないし自分の観察も限定的で不十分だし、いまいち掴みきれない不安があります。そこにセミの鳴き声という観察材料としての安定性を欠くものを噛み合わせると論拠の根元がグラグラしてくる感じで、私としてはどうも落ち着かないものがあるのです。





Posted by タナトリル at 2016年08月25日 06:25
沖縄でも、実は、セミが鳴かなくなっているのです。セミは地中で生きる時間が長いので、2011年3月〜の放射性降下物が地中の幼虫に影響を与えているとしたら、しかし、沖縄に地中の幼虫に影響を与えるほどの放射性降下物があっただろうか?
原発が無いこと、米軍のおかげ?で、がれきの焼却もないこと、台湾を除けば、原発からの距離が最も遠いこと、から、内地からの避難者がとても多いのですが、核汚染に敏感な人たちだから逃げだしてきているので、彼らの話を聞いても、なにか、おかしいような気がするという声もあります。

考え過ぎという前に、自然の声に耳を傾けないといけないのだろうと思います。
原発事故の放射能汚染だけではなく、米軍基地の環境負荷についても考えないといけないのでしょうね。基地も核兵器も原発も、すべて、同根の問題なのですから。

ところで、沖縄って、堤防から釣りをしてもめったに釣れないのです。ひとつには、水が綺麗すぎて、プランクトンが少ない、小魚がいない、という理由もあるらしいのですが、しかし、ホテルや基地ができる前はここまで何もいないということはなかったというのです。
核施設だけではない、人間が自然に与え続けているダメージが人間の首を絞めていること、いや、息とし生けるすべてのものを苦しめていることを考えないといけないのでしょう。といいながら、エアコンの効いた部屋で書いているのですが…

小野先生のブログ、ツイキャス、いつも楽しみにしております。また、お勧めのはだしのゲン、昔読んだ記憶がありますが、沖縄でも7巻まとめておいてありましたので、買って読みました。
70年前の記録ではなく、今、我々が体験しているフクシマの現在進行形の話のドキュメンタリーに見えます。

先生のご活躍、かげながら応援させてい頂きます。



Posted by 島ナイチャー at 2016年08月25日 09:06
再連投失礼します。atmc.jpの八代の月間記録を調べてみたら、8/4の20:00に0.059、8/5の20:00に0.06μsv/hの山が残っていました。通常0.05〜0.054くらいが多いですから熊本市と同様に高かったと言えます。福岡県北九州市、佐賀県武雄市、長崎県壱岐も見ましたが山はなく、高かったのは熊本だけだったようです。
熊本市と八代市とその近郊の市町村は、後ろに九州山地を控えた盆地状になっており、前には有明海があるので湿気が澱みます。また島原半島と天草諸島の間の狭い海峡を通って、東シナ海からの風や雨が常に流れ込んで来るので、吹き溜まるというか、大陸方面からの黄砂やPM2.5などで白く霞むことも多い結構厄介な場所です。
この有明海は玄海原発からのプルームの格好の通路になるでしょう。特に冬場は北西の風が吹きますので、伊万里市の所を抜けて遮るものなくあっという間に来ますね、そして熊本盆地に溜まる。同様に県南側の八代海は川内原発からの通路。まさに挟み討ちの熊本と八代。
8/4、5のはどこから来たか定かではないが、そういう地形的なものが災いして吹き溜まったのかもしれませんね。
ところで最後にまだ少々疑問点が残っています。
新聞の投書の方は何日の朝に鳴いてないと思われたのか、また工事の方も何日の時点で鳴いてないと言っていたのか、そこいら辺がはっきり書かれていませんが、8/4との時系列の対照が明確でないと資料としての価値が半減するのではないでしょうか。
Posted by タナトリル at 2016年08月25日 23:24
さいたま市です。
去年、今年と蚊がほとんどいません。
今年はコウモリがいません。
去年は夕方のウォーキング中によく見かけました。
Posted by YKXINF at 2016年08月27日 11:19
地蔵盆という子供祭り(21日)の翌日あたりから、こちらもクマゼミの鳴き声が聞こえなくなりました。パッタリという感じです。気温は確かに下がっていますが...。
この時期にいたヒグラシの声もここ何年も聞いていません。以前は煩い位だったコオロギや鈴虫もあまりいないようです。今はアブラゼミが一匹だけ鳴いています。

証拠は出せないけれど、311から何かが変わりましたね。
ちなみに、蚊は増えてきました。それだけは、残念。
Posted by 京都に住んでいます at 2016年08月30日 11:50
暑苦しい熊本市にもさすがに涼風が立ち秋の気配ですが、私のカラッポ頭の中はまだなんとなくセミの鳴き声が反響しているようなwwので、ここらで自分用のまとめをやって秋を迎えようと思います。
さてまず「セミが鳴く」とは何かーーオスの成虫がメスを呼びたてる生殖活動なわけですが、これが少ない場合というのを2つに分けて考えます。
(1)その年のオスの成虫の生息数自体が少なかった。
(2)ある原因、ここでは局所的に降った放射能が問題となっていますが、それにより生殖活動がダメージを受けた。
ここではこの(2)が問題とされているわけですね。

(1)については、セミは幼虫として5年10年という長い年月を土中で過ごすのでその間に受けた環境の影響が大きいと思われます。その場所が開発されてしまったり木が切り倒されたり乾燥したり農薬が撒かれたり。また放射能は土壌の汚染、水の汚染、幼虫が吸う樹液の汚染として影響を与える。奇形が生じ上手く孵化できないなど起こるかもしれません。またオスの生殖能力へ影響するかもしれない。こっちの方は分かります。
(2)については、セミの生殖活動に短期的な大気中の放射能の増加が果たしてどのような影響を与えるのだろうか?
オスのセミは羽を擦り合わせて音を出し腹腔の空間で共鳴させてるそうで。人は鼻血など色々な症状が知られていますがセミの場合はどうなんだろう。気分が悪くなって鳴く気を無くすのか?こっちの方はますます分からなくなってきました。

(1)の長期的影響にしても(2)の短期的影響にしても分からないことが多過ぎる。どちらの現象にしても、腰を据えた専門の研究ではない者が日常生活の中で気付くのはなかなか難しいでしょう。
もし私が来年からセミへの注目を続けて行くとしたら、自分の家の近くで状態の安定した、今までもこの先もあまり変化の無さそうな場所を見つける。そしてセミの抜け殻がたくさんある所を定点とする。毎日そして何年も継続して比較観察しようと思ったら場所を絞り込むしかない。街全体とかつかめないですよ。
その定点で、抜け殻や地面の穴の数、セミの種類、鳴き始めの時期、鳴き声の勢い、鳴かなくなった時期、木が伐採されたなどの環境変化がないか、気象条件、そして放射線量などなど、、、あー、これはおおごとですね!やっぱり私は無理だわ。
あらためてヤマトシジミの野原千代さんはすごい!





Posted by タナトリル at 2016年08月30日 16:58
西日本にある大学に通っています。

土の中にいる蝉などの昆虫は、降雨による影響を受けている可能性が高いのでしょうか?
推測に過ぎませんが。

ある教授は、雨が降ると携帯の通信状態が悪くなると皆は思わないか?雨の中の放射性物質が影響していると私は思う、と話されていました。
教授の推測に過ぎませんが。

母は、「一生、内部被曝しないように食品に気をつけて」と、しつこく言います。
杞憂だと良いのですが。

甲状腺癌の子供達が増加していることが原発事故の影響を否定できない証拠だと思われます。
残念ですが。

Posted by ぴかにき at 2016年09月01日 10:08
昨日熊本城の二の丸広場を通った時、木立の中でツクツクボウシの声を聞きました。決して少ないという感じではなかったです。一昨日は近くの大学のそばを通った時やはりツクツクが鳴いていました。
ひと夏のセミの声の推移は、七月からお盆の頃までクマゼミとアブラゼミが煩いが、お盆過ぎると徐々に減ってゆき、夏休みの終わる頃にはツクツクボウシの声が目立つようになっていよいよ夏も終わるな、と気付かされる、というパターンでしょうか。
今年がこの定例パターンから外れていたという気は、何度も言ってますが、今だにどうしてもしないのですよ。
うちの家は熊本市内のど真ん中で交通量が多く、常に車の騒音と排気ガスに悩まされています。緑も乏しいのでそれで余計に、都会の騒音に混じって聞こえてくる元気な蝉の声や、窓の外を飛んで行く赤とんぼや雀や烏の群れなどはささやかなオアシスで、毎年自然と耳や目が向かうのですよ。私は虫の声に鈍感というわけでは決してありません。
我が家のすぐそばに木が生い茂ったお庭の家があり、例年そこが蝉の格好の基地になっていて、窓を開ければわんわん響いてくる特等席となります。春に大木の枝が相当切られたので今年はどうかなと心配していたのですが、いつも通りの賑やかさでした。

そして8月14日に院長先生がツイッターで「セミが全く鳴かなくなった」「八月上旬に東北の近場を通った台風の雨が降るまではうるさかった」と書いてあるのを見て、ええっ?と思い耳を澄ましてちゃんと鳴いてるのを確認しました。その後徐々に減って行き8月も終わりが近づいてくるとそこのお庭からは聞こえなくなったので季節も終わったのだなと思っていました。
問題の8月4日にどうだったのか、鳴いていた証拠を出せと言われても録音していたわけではないから何もない。7月の21日と23日にたまたま窓を開けて動画を撮っていたのを思い出して再生してみたらワシワシギャンギャンいう声がしっかり入っていたので、スマホの録音機能に改めて驚嘆しました。残念ながら8月には撮っていません。ちょうど8/4〜6あたりで撮っていたら良かったのにですね。
スマホは使えますね。まあ使うとしても来年のことですが。

それから「東北地方の近場を通った台風」は台風5号と思われます。8/8〜9に東北沖を北上しています。熊本市や八代市で大きく放射能値が上がったのは8/4の夜で、それより前です。4日には台風はまだずいぶん南の方にありました。4日の夕方激しい夕立が降ったのは確かです。覚えているし、写真もあります。
それではツクツクボウシとともに私のセミ祭りも終了させていただき、来年からのさらなる課題としたいと思います。

Posted by タナトリル at 2016年09月03日 14:24
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