
カメラどころか、インターフォンも何もないベルだけの非常にシンプルなタイプ。いずれ、カメラ付きのインターフォンに交換しようと思ってはいたものの、親機を設置するのに適当な場所がなかなか思いつかない。(下手に設置すると、今よりも動線が悪くなるw)
ネットでいろいろと検索していると、格安でスマホを親機とする装置が販売されていた。木造住宅であるから、線の取り回しにはそれほどくろうしないだろうと安易考えて購入を決めた。
15,000円未満であるから、仮に失敗したとしてもそれほどのダメージはなかろう。
安心・安全のPanasonic製になると
50,000円前後を投入すればスマートホンで対応できるようだが、それも自宅にいるときのみ。外出時はメールによる連絡のみのようだ。
15,000円で外出時もスマホ対応ができるとなれば、素晴らしいではないか。早速購入してみた。


気になっていたのが、「米国の電源アダプタ」の仕様。

コレならば、そのまま使える。
その他の接続用アクセサリー

ドアベルを接続するには、説明書に寄れば3通り

1.電源とLANを別々につなぐ
2.LANケーブルの接続元で、アダプタを用いて電源と一緒に供給(Configuration 3)・・この接続方式はなかなかの優れものだと思う。機器までつなぐケーブルがLAN一本ですみ、かつ安価(POE(Power on Ethernet)用アダプタのみの追加)
3.電源のみ供給し、Wifiでドアベルとルーターを接続
当初、2で対応する予定でいろいろと頑張ってみたが、どうにもこうにもドアベルの場所から天井裏にケーブルを這わせることができなかった。(釣り名人をつかってみても何かに干渉してうまくいかず、天井裏からケーブルを引っ張り上げることもできず)
幸いなことに2芯のケーブルは天井裏までつながっているので、このケーブルで電源を供給することに決めた。まず、付属の電源供給用ケーブルを切断

天井裏のチャイム用ケーブルに電源供給側のケーブルを半田付け



ドアベル側

まず、電流を流し+−をテスタで調べて、付属の電源ケーブルをつなぐ。(極性を間違えると、本体が壊れる)

ここまで来れば、電源を接続して終了。無事、スマホ対応ドアベルを設置できた。

(注意点)
・あらかじめ、ドアベルの設定は自宅内LANに接続して行う。ドアホンの裏面に印刷してあるQRコードを読ませれば簡単にペアリングでき、その後Wifi設定(無線用パスワード設定)を行えばよい。
・ドアホンの発生する音声は英語。この音声は、
Wifiドアベル→歯車→システム設定→音声プロンプト
で無音にできる。が、ドアホンの呼び出し音、アラーム音も鳴らなくなるため、ドアホンに「英語は無視してください」と張っておく方が良い。
・スマホの電源を切っている時にもドアホンの呼び出し音がなるように、スマホ側でアプリの設定を行うこと(スリープ時にもアプリを動作させておく)
・Androidの場合は上記設定で呼び出し音が連続的に鳴るが、iPhoneの場合はNoticeが一度だけなのでリアルタイムではおそらく気がつかないと思う。-ためしてみたところ、iPadでは、通知音が連続でなった。iPhoneの場合はわからない。
以上で、どこにいてもドアホンと自分のスマホが連動するようになる。(真っ暗闇でも、赤外線でこのようにうつすことができる)

これで我が家は、不意な来客にも、世界中どこにいても−(どこに行くこともないですが)−対応可能となったのである。
ドアチャイムさえあれば、ちょっとした工事で設置可能。腕に覚えのある方はいかがだろうか。
(数日使っての不具合点)
・スマホのアプリは、かなり電力を食う。また、途中で停止してしまうことがある。家にいるときも、アプリを動作させていないと、来客時に気がつかないことがある→室内用の別売りベルが必要になりそう。
当方マンション管理費で全戸のインターフォンをカメラ付きのものに業者が交換しましたので、余計な訪問者も居なくなりました。
ただただ、ブログを読んで呆れ返っている最中です。
おめでとうございました。
このブログを快く思っていない個人・団体も存在すると思いますし、セキュリティーに関わる情報は出さないのが普通だと思うのですが、あえて公表される深慮遠謀が理解できないです。