

今月発行された日医「生涯教育シリーズ」に放射能汚染の記述が見られました。かなり珍しいことと思われますので、こちらで紹介させていただきます。
まず、項目が「放射能汚染」であることに、衝撃を覚えました。フクシマの救世主としてもてはやされている某医師は、(誰かの指導なのでしょうが)「放射線」としか発言しません。放射能汚染と正面切って書いていること、そして内部被曝について書かれていることに注目する必要があります。
さて、目次。
大規模災害に伴う健康リスク
放射能汚染による健康リスク@―福島原発:ヒトの被曝の現状と健康調査計画… 細矢光亮
放射能汚染による健康リスクA―福島原発:環境汚染の広がり…………………… 吉田 聡
放射能汚染による健康リスクB―福島原発:甲状腺がんをめぐる論争…………… 田代 聡
放射能汚染による健康リスクC―チェルノブイリ原発事故………………………… 今中哲二
今中先生以外は、存じ上げません。肩書きを紹介します。
細矢 光亮 ほそや みつあき
福島県立医科大学医学部小児科学講座 主任教授
田代 聡 たしろ さとし
広島大学原爆放射線医科学研究所 副所長
吉田 聡 よしだ さとし
量子科学技術研究開発機構 経営企画部長
今中 哲二 いまなか てつじ
京都大学原子炉実験所 研究員
放射能汚染による健康リスクA ─福島原発:環境汚染の広がり
吉田 聡
では、フクシマによる放射能汚染の程度が、定量的に書かれています。

希ガスであるキセノンは、フクシマの方がチェルノブイリよりも多いのは周知の事実ではあるのですが、きちんと書かれた票を見るのは初めてです。(私自身の著作の中でも触れていますが、なかなか書かれていません)。そして、ヨウ素も一桁〜5割違うのみ。あれほどの健康被害が起きたチェルノブイリと対して差が無いのですから、あれほどの健康被害が出るのも当然です。セシウム134/137も1/10〜1と殆どさがありません。
また、
環境の汚染とモニタリングデータの意味
陸上環境の汚染状況を把握するために用いられるモニタリングデータの1 つは,地表の単位面積当たりに存在する放射性物質の量[例:ベクレル/ 平方メートル(Bq/m2)]であり,現地で採取した土壌中の放射性物質の量を実測することなどによって得られる.大気から地表面への放射性物質の沈着量とその後の変化を評価す
るために重要であり,様々な種類の放射性物質に対するマップが作成されている.半減期が短いため,十分な観測データが得られなかったヨウ素131 に対しては,ごくわずかだが同時に放出されたヨウ素129(半減期:1570 万年)の定量結果を用いて推定することが行われている.
とこれまた、国際標準のBq/m2に触れています。これも驚きです。日本の測定データで、この単位で発表されているのはほとんどありませんから。やっぱり、わかっているんじゃん(当然ですが)。陸上環境の汚染状況を把握するために用いられるモニタリングデータの1 つは,地表の単位面積当たりに存在する放射性物質の量[例:ベクレル/ 平方メートル(Bq/m2)]であり,現地で採取した土壌中の放射性物質の量を実測することなどによって得られる.大気から地表面への放射性物質の沈着量とその後の変化を評価す
るために重要であり,様々な種類の放射性物質に対するマップが作成されている.半減期が短いため,十分な観測データが得られなかったヨウ素131 に対しては,ごくわずかだが同時に放出されたヨウ素129(半減期:1570 万年)の定量結果を用いて推定することが行われている.
最後の今中先生は、チェルノブイリのことだけを紹介しています。驚いたのは次の先天奇形児のグラフ

チェルノブイリが1986年ですから、直後に近隣地域で増え、その後全域にわたって三倍程度にずっと増加することが見て取れます。「被曝では奇形児は増えない」とする主張が明らかにウソであることが、このデータからも見て取れます。
この本には、もちろん他の環境汚染−地球温暖化、火山の爆発、洪水、震災、アスベスト、農薬、化学物質、ヒ素などにも触れられています。が、放射能汚染についても、ある程度正面切って取り上げています。記述は、穏やかではありますが、注目すべき書籍です。(医師会に入会されている先生には無料で送られてきます)特に、フクシマが環境に放出した放射能量は、大多数の医師が知らないはずです。かかりつけの先生にお話しされてはいかがでしょうか。
■関連ブログ
除染レベルを上げたのはできなかったから、足の被曝は500mSvだった・・医師会の講習会より2012年07月20日
東電社員から、医師へ−あなたの知らないフクシマの事実 2012年11月13日
タグ:放射能
放射能を拡散している人は、奇形にしろ、癌にしろ、増加することは承知の上だと思うのですが、1%程度の頻度なら自分は大丈夫だと高を括っているのでしょうか?容赦なく、誰彼かまわず一定の確率で影響を及ぼすのが放射能の怖さなのに。
社長いわく、宮城県知事からの依頼ということで、宮城県冲産の処分に困った15000ケース分の冷凍さばを加工出荷。魚の状態が異常でした。完全にたんぱく質が壊れたような状態で解凍水はかつて見たことの無いほどどす黒く濁りました。今夏です。
さて、魚の放射性物質の安全基準値は
諸外国のセシウムで10倍。水溶性のストロンチウム90は公表すらされてないと認識しております。責任者は海外には出せないと言ったが。毒性が200倍のストロンチウム90が怖いです。
今年のNHKの福島第一原発汚染水処理も垂れ流しと独占報道があり。
消費者の
経口被曝の可能性が心配。
生臭くて、不味くなった。
宿泊している宿にお願いして焼いてもらい、仲間と酌み交わしながら、成仏を願って食したことを思い出す。誠に素朴な味でした。
釣った人でないと味わいない食味、イワナの風味をこれでもかと食人に味わわせる食感。もう二度と再び、此の食味は味わえない。当方は年だから、諦めている。糞馬鹿次世代のガキ共は経験はできないだろう。昭和も平成も遠くなったと思う。
311フクイチの教訓はいかされているのでしょうか?
全電源喪失で、バッテリー騒動あり、交通マヒありでした。
地震で原子炉が破損した1号機などはともかく、電源があれば防げたであろう連続爆発など、お粗末の極みでした。
それらに対して、対策はとられたのでしょうか?
私は、311以降、対原発事故の為の消防署のような機関が必要ではないかとずっと思っていました。
数百トンを運べる大型ヘリ、全国の非常用電源に対応した移動式大型電源、散水用大型飛行艇、訓練された応援要員などなど。
その後、再稼働されましただけで、イッコウにそうした事故対策専門組織が組織された話がありません。
原発を扱う日本人は馬鹿なのでしょうか?
センセでしょうか、それともトンキン大学にまだおられる方の「センモンカ」の方のセンセでしょうか。まあ、どっちにしても、「内部被曝も外部被曝も一緒です」という、物質の体内挙動すら無視した、物理学コンプレックス丸出しのICRPの間違った理論受け売りの馬鹿げた発言や、事故後3年たっても5年たっても「鼻血は出ません」と、これまた間違った「線量計算の拡大解釈」の落とし穴に気がつかず、鼻血が出るメカニズムに想定すら及ばなかった愚かな人たちのことですね。受験勉強スタイルのお利口さんバカが高じるとこうなるのか、という見本のような人たちでした。
所詮あの大学は、勉強がなまじできるもんだから、一部の人間は、物理学コンプレックスに陥ってしまうのでしょう。数式が美しければ物事の真理、と錯覚してしまうんだな。で、数式をいじれる人間やその体制のことを、殊更に崇め奉ってしまう。物理学は、所詮、ものとものとがくっついたり離れたり、というpassiveな影響しか考察対象としないので、生体内物質の複雑な「機能」の考察には、到底想定が及んでいないうえ、生命体のような非線形の塊のようなシステムを丁寧に考察するには、無理な拡大解釈に拡大解釈を重ねるしか能がない。物理学の法則自体を導き、適応するにも、生物学以外への適応においても、かなり無理やりな前提条件で、パラメータを単純化しすぎるのが常なのだな。まあ、ふつうの頭をもってりゃ、御託をならべなくても、「あんたらの理論、むりやりじゃね?」と気がつくのが普通なんだが、あの人たちは、科学ということを、「現行物理学崇拝」と勘違いしているから、pitfallに気がつくことができず、丸め込まれてしまう。
センセがたが、昨今「放射線」と殊更に強調しているのは、もしかしたら、当時の自分たちの考えの浅はかさに、そろそろ気がつき、あえて、当時の恥を隠すために、正当化しようとしているのかもしれませんね。だとしたら、当時のバカさ以上に、薄汚いことです。自分の浅はかさくらい、さっさと認めればいいのに。
旧態依然の物理学の論理形態がすでに破綻しているのは、現在の原子力発電(熱核融合)にかわる新しい発電技術として注目されていた、放射線のでない固体核融合(熱核融合と違って安全な常温核融合)も少し調べればわかるようですね。
室内で且つ常温状態でヘリウムが生成される現象が、これまでの物理学理論に反するとして米国などをはじめとして世界で、「現在の物理学では理論的に説明できない現象に関して、特許は認めていなかった」。その背後に原発マフィアやウラン鉱山利権屋が居たのかは知る由もありません。
詳しくは、上記の括弧内の語句や、「solidfusion-newtitle.pdf」などで御検索ください。
ですから結局こうしたことを踏まえれば、『その原発』そして『その放射能』が果たして人体にとって本当に安全なのかは物理学者ですらも裏づけできないということにもなりますし、だからこそ原発利権屋は安全だと異常に喧伝したり、一方でSPEEDIの即時未公開や廃止したりなど、都合の悪いデータ群は隠そうとしたりするのでしょうね。
http://hbol.jp/40154
国の新たな「原発事故対策指針」では、住民避難にSPEEDIのデータは使われないことになった
放射能は放射性物質が放射線を出す能力です
放射性物質による汚染が正しい
だから普通の医師はこの言葉は使いません
放射線被ばく、略して放射線です
>uttegaeshさんへ
各再稼働原発のウェブページを見ればいいです
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/nuclear_power/anzenkakuho/takahama/genba.html
http://www.kyuden.co.jp/torikumi_nuclear.html
などなど幾らでも出てきますよ
タイのプーケットのパトンビーチのBIG-Cというスーパーマーケットの魚売り場だった。
背筋が凍ったのと同時に、東南アジアに出荷されているといううわさが本当だということがわかった。
宮城県沖15000ケースの冷凍さばは、本来放射性廃棄物として処理されてもおかしくない代物でしたから。
政治行政が、闇に閉ざされています。
10年経てばみんな体の異変で逝くだろう?若い人は移民の研究をすべきだろう。小松左京の日本沈没第二部は実際起こると思う。