2019年03月08日

1451.カルテを音声認識で入力する。

IMG_20190228_094503.jpg勝間さんのブログを読んでから、音声認識に興味を持ち、現在は音声認識を用いてカルテを記述しています。その方法についてこちらで紹介したいと思います。

 最近の患者さんの大きな不満の一つとして、医師が全く自分の身を見てくれず、パソコンばかりに向かっているというものがあります。お金に余裕のある医療機関ですと、医療秘書を雇ったりして、医師が口で話したことをカルテにしてくれます。私の所は、もちろん、そういう余裕がないものですから、できるだけ早くタイピングできるようにと、ブラインドタッチはもちろん、親指シフトを使ってカルテを記述していました。私としてはできるだけ患者さんの目を見ながら、話したつもりではありますが、やはりどうしてもパソコンの方を見る、という状況になるのは、やむを得ないところです。
 カルテは、自分の覚書という側面がある一方、保険診療するにあたってはきちんと必要なことを記載しなければなりません。どうしてもカルテに、集中してしまうというのは致し方ないところなのです。(非常に細かいところまで指摘されます)

今回のこの記事も音声で書いているのですけれども、直すところは約10%も満たないくらいです。しかしながら文章を言葉できちんと話すというのは予想以上に難しいもので、どうしても冗長な表現になったりします。ご了承ください。

 現在の私の環境は下記の通りです。

自宅ではAndroidスマホ、職場では、Androidのタブレット。
音声認識については、外付けのマイクを使用。
ソフトはVoiceInput。

VoiceInputは無料のソフトです。ただし、インストールがやや難しいので、ある程度慣れた人でない苦労するかも。

使用しているハードウェア
  

もちろんタブレットにもマイクが付いているので、外付けのマイクなしでも十分に使えます。しかしながら、小声で喋ろうとしますと認識できなくなってしまいます。そこそこの価格のマイクをつかった方がスムーズに入力できます。また、患者さんのカルテという機密情報を扱いますので、タブレットは指紋認証が必要な高価な−と言ってもそれほど高くありませんが−機種を使用しています。上記タブレットは、指紋認証で電源も同時に入りますので、ストレスなく使うことができます。最近何かと噂のファーウェイですが、私自身は気にせずに使用しております。(価格/性能比では、一番でしょう。このような単調な業務だけさせるのは、もったいない感じがします。)

次に使用するソフトです。

VoiceInput (試作版)(タブレットとパソコンは、同一LAN内に存在している必要があります)
勝間さんはリモートマウスを使用しているようです。リモートマウスは、SimejiというAndroid・iOSの入力ソフトを使用しますが・・
・音声認識が無言の場合だと途中で切れる。
・薬剤などの名称、術語にやや弱い。
という弱点があります。VoiceInputは、これらの欠点がなく、句読点も同時に入るため、全く面倒なく使えます。(Voice Inputのエンジンとして使用されているGoogle日本語入力は、自動的には句読点が入りません)欠点としましては、カーソルのある位置に日本語がどんどん入っていってしまいますので、注意していないと予期せぬエラーが頻発します。
 例えば診察が終わって、さて薬などを入力しようとした場合に話してしまいますと−例えば脈拍を入れたいところに日本語が入ってエラーが起きてしまう−ということがあります。そういった点は不便ですが、いちいち音声認識のスタートボタンを押す必要がなく、薬剤名がきちんとカタカナで入力されるため、私自身はボイスインプットを利用しております。
 昔、Windowsの音声認識ソフトを利用したことがあるのですが、自分の声を何度も登録し、さらにできるだけ抑揚のない声で、ゆっくりと喋っても、誤変換ばかりでした。このVOICEinputは、ある程度長い文章を話すと、勝手に漢字を変換してくれる、つまり文脈を読み込んでそれで正しい漢字に変換してくれる(見ていますと、途中で漢字や日本語の修正が入ります)という機能がありますので誤変換はほとんどないと言って過言ではありません。

 いわゆる医療秘書をほんの3万円程度で手に入れることができるのですから、これを利用しない手はないと思います。私自身はキーボード入力にほとんど労力を取られていないつもりでしたが、実際に音声入力をしてみますと、キーボードで日本語を入力するのは−たとえ、しゃべるようにかけると言われる親指シフトでさえ−頭をかなり疲労させるということに気がつかされました。ただし、きちんとした日本語を、順序よく口述するのは結構難しく、どうしても文章を添削せざるを得ません。しかしながらそれはキーボードで最初から入力して、誤字脱字を直すよりもはるかに簡単です。

 現在、Androidスマホをお持ちの方であれば、追加費用を出すことなく簡単に試してみることができます。この入力方法を構築し、患者さんの目を見ながら話すことができる医療環境を作られてみてはいかがでしょうか。

 カルテなどを書く必要がない、あるいはパソコンに入力する必要がない方はLINEの文字入力の際に、simeji音声入力を使ってみてください。フリック入力に苦労していたのが嘘のように、いくらでも長い文章を書くことができるようになります、これは簡単にできますので、現在のクラウドを使った音声認識の素晴らしさを体験してはいかがかと思います。この音声入力のおかげで私はパソコンから、LINEをすることは無くなってしまいました。

posted by いんちょう at 22:51| Comment(3) | IT
この記事へのコメント
ご無沙汰していますがお元気そうで何より
です。
規制区域の山火事の影響か
300km離れていても線量高いです
0.2μsv/h最大〜0.1
半導体式低めに出る機種

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63950

先生のお話かと思いました
Posted by 農家 at 2019年04月25日 14:05
https://web.smartnews.com/articles/fQvFGwNZ5Lo

やっと村が崩壊する兆し
が資金力が有るのでしぶとい

熊本も0.14μsv/hに上昇
事故当時 0.08程度だったような
Posted by 農家 at 2019年04月27日 13:25
北海道士別で白いヒグマが見つかったそうです。
北極の白熊とは違いますが、白熊ですね。
Posted by uttegaeshi at 2019年05月02日 12:49
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