(臨床像)
・一般的な風邪の症状,セキ、鼻水、痰、のどの痛みなど
・味覚異常、嗅覚異常
・結膜炎
・消化器症状 下痢など
非常に多彩で、これがあればコロナ肺炎といえるような症状はない。また、通常の風邪とも臨床上は区別できない。消化器症状を呈する群は発見が遅れ、また重症化しやすい。
(特徴)
・約5割程度の人はウイルスに罹患し、ウイルスを排出していてもほとんど軽症で済む
・約2割は症状が出てから7日ほどで人工呼吸器が必要なほどに悪化し、5%-10%は死亡する。退院までに相当の時間がかかる(2〜3週間?)ため、ベッドが回転しない
・人から人に非常に伝播しやすく、各種粘膜、傷から容易に発症する(鼻粘膜、のど、眼球、おそらく手足の傷などからも)
(治療)
・特効薬などはない。自己免疫で排除するしかない
・重症例では、人工呼吸器が必要となる。
・人工心肺は最後の手段として考えられなくもないが、肺が損傷しているため、離脱できる症例は非常に限られると思われる。持病のない、喫煙歴などのない20〜30代までが限度ではないか(感覚)
(国家としての対処方法)
・容易に人に伝搬するため、ウイルスを排出している患者を隔離する必要がある
・ウイルスの排出の有無を調べるには、PCR検査しかない。
・防護方法、手法を開業医レベルまで通達し、民間検査センターを通じてPCR検査を実施する
・PCR検査の擬陽性はほとんどない。偽陰性はあるため、仮に陰性であったとしても、熱が下がるまでは自宅隔離が望まれる
・PCR陽性の患者はウイルスを現時点で排出しているために、たとえ本人に症状がなくとも必ず隔離する必要がある。
・PCR検査をできるだけ容易に受けられる体制を至急構築する必要がある。ドライブスルー検査は非常に有効である
・軽症者を隔離するための施設(中国式の体育館型病院)、重症者を治療する病院明確に分離する
・軽症者病院で悪化した場合は直ちに重症者治療病院に搬送する
・PCR検査で2回陰性になったら退院
(今後の見通し)
・インドなど高温多湿な国家でも感染が広がっているところを見ると、気候によってコロナ肺炎が収束するとは考えられない
・検査を厳格にしても、無症状感染者はキャリアとして存在し、ある一定程度の感覚でかならず再度感染が起きる。
・ワクチンは今までの状況を鑑みると非常に困難。仮にうまく作れたとしても、全員が接種できるようになるまでには半年から1年かかる。そして、地球上でワクチンが接種済みとならない限り、撲滅は困難
・多人数での催し、移動は今後ますます困難となる。分散し、仮に感染が起きても防げるような体制を構築する必要がある。海外旅行時には、コロナ保険保険加入が必須
中国の医師の忠告です。この根本が未だにできていません。
自宅隔離は感染広げる、武漢の轍を踏まぬよう−中国がイタリアに警告
Bloomberg News 2020年3月31日 3:04 JST
イタリアは新型コロナウイルス感染(COVID19)の症状が軽い患者に、自宅での隔離生活を指示するのではなく、集団隔離施設に移すべきだと、欧州各国を歴訪した中国の専門家チームが助言した。
四川大学華西医院呼吸科の梁宗安主任は、武漢の医師たちも感染拡大の初期に同じ誤りを犯したと指摘。当時は武漢の医療施設にかかっていた過剰な負担を軽減する目的もあり、症状が重い患者は病院に入院させる一方、症状が軽い患者には自宅での隔離生活を指示していたという。
研究者らによると、自宅隔離では家族への感染防止を徹底しないばかりか、自由に外出を続けて外で第三者にうつすことも多い。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが30日報じたところによると、同国当局が28日に外出禁止の取り締まりを強化したところ、違反者のうち約50人が自宅隔離を指示された感染者だった。
武漢では2月初めにオフィスやスタジアム、体育館を転用した仮設病院に症状の軽い患者を全て隔離し始めてから、感染拡大が劇的に鈍化した。中国国外でパンデミック(世界的な大流行)が加速する中でも、公式統計によれば武漢では新たな感染例がほとんど現れず、封じ込めに成功している。
梁主任によれば同主任のチームは、中国に倣い症状の軽い患者を強制的に施設に隔離するようイタリアに助言した。今回のチームの一員である中国疾病対策予防センター(中国CDC)の研究員、肖寧氏によると、中国のある省の調査では、集団感染の80%が自宅隔離を指示された患者を感染源とするものだった。
肖氏は「それぞれの国で独自の制度があるため、イタリアの自宅隔離が正しいとか間違っているとかは言えないが、われわれはいくつかの問題を把握した」と指摘。チームが協議したイタリアの専門家は、どれだけの数の集団感染が自宅隔離の患者から発生したか言及できなかったと梁主任は述べた。
Bloomberg News 2020年3月31日 3:04 JST
イタリアは新型コロナウイルス感染(COVID19)の症状が軽い患者に、自宅での隔離生活を指示するのではなく、集団隔離施設に移すべきだと、欧州各国を歴訪した中国の専門家チームが助言した。
四川大学華西医院呼吸科の梁宗安主任は、武漢の医師たちも感染拡大の初期に同じ誤りを犯したと指摘。当時は武漢の医療施設にかかっていた過剰な負担を軽減する目的もあり、症状が重い患者は病院に入院させる一方、症状が軽い患者には自宅での隔離生活を指示していたという。
研究者らによると、自宅隔離では家族への感染防止を徹底しないばかりか、自由に外出を続けて外で第三者にうつすことも多い。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが30日報じたところによると、同国当局が28日に外出禁止の取り締まりを強化したところ、違反者のうち約50人が自宅隔離を指示された感染者だった。
武漢では2月初めにオフィスやスタジアム、体育館を転用した仮設病院に症状の軽い患者を全て隔離し始めてから、感染拡大が劇的に鈍化した。中国国外でパンデミック(世界的な大流行)が加速する中でも、公式統計によれば武漢では新たな感染例がほとんど現れず、封じ込めに成功している。
梁主任によれば同主任のチームは、中国に倣い症状の軽い患者を強制的に施設に隔離するようイタリアに助言した。今回のチームの一員である中国疾病対策予防センター(中国CDC)の研究員、肖寧氏によると、中国のある省の調査では、集団感染の80%が自宅隔離を指示された患者を感染源とするものだった。
肖氏は「それぞれの国で独自の制度があるため、イタリアの自宅隔離が正しいとか間違っているとかは言えないが、われわれはいくつかの問題を把握した」と指摘。チームが協議したイタリアの専門家は、どれだけの数の集団感染が自宅隔離の患者から発生したか言及できなかったと梁主任は述べた。
なお、日本の現状は次の通り
東京の軽症・無症状患者はすぐに退院させるべき、PCR陰性も簡略化すべきは現場の医療者とくに専門家はみんな同意だと思うが何がそれを阻んでいるのか。相変わらず意思決定の透明性がない。検査も少なすぎるがそれを正当化する理路も開示されない。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) March 29, 2020
そんなことしたら、その軽症者、無症状者がウイルスをばらまくと思いますが?それが、日本の感染症専門医としての、意見なんでしょうか?
— onodekita (@onodekita) March 29, 2020
はい。そもそも専門家会議が「軽症者は自宅で」と言ってるわけで、この業界のプロの常識です。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) March 29, 2020
なぜ、この業界のプロは、鎮圧に成功した国家の専門家の意見をないがしろにできるのでしょうか。このままでは、1億総玉砕です。
人工呼吸器は外国製が主流とか
NYとかイタリアの医療現場見ると
体力勝負
感染率10%で感染しても現場に向かうとか
戦場です
ところで
【PCR陽性の患者はウイルスを現時点で排出しているために、たとえ本人に症状がなくとも必ず隔離する必要がある】
これに確かなエビデンスがあるのでしょうか?
サイレントキャリアは何処からウィルスを輩出しているのでしょうか?
呼気から?
未だに厚労省は空気感染を認めていませんが
呼気からウィルスを輩出しているとしても、飛沫でなく、呼気は即刻大気拡散します。
粘膜や傷口から感染すると言うのも疑問です。
私は医療には全くの素人ですが
新型コロナは感染力が強く
飛沫核感染が起こり得る
季節性インフルは発症させるために必要なウィルス数が数万個と大きく飛沫核感染しにくいが、新型コロナは数個数十個でも感染してしまう。
だから、鼻腔や上気道の粘膜をくぐり抜けた、ほんのわずかなウィルスが直接肺を侵す。
こうではなかろうかと、
PCR検査と抗体検査をして
無症状感染者は隔離する必要は無い
既に感染拡大防止は手遅れだと思います。
症状のある患者を治療することに専念すべきだと思います。
幸い毒性はインフルと大差なく、8割は自然治癒するなら、2割の治療に医療資源を大量投与すべきです。
ウィルス学者よりも臨床医の知見を活かせるようにすべきです。
素人が勝手なことを述べて申し訳ありませんが
よろしくご指導ください。
実際そうやって濃厚接触者を生んで感染拡大してることは日本のショボいクラスター研究ですら認めてるではないですか。
エアロゾル感染はしますし、くしゃみは意外とエアロゾルをまき散らしますよ。それこそドアノブやスキンシップと意識しないスキンシップもありますね。