2020年04月02日

なぜ、コロナPCR検査で外国籍の人数が優位に多いのか

このブログにPCR検査で外国籍が多杉野では内科とのコメントをいただきました。



 確かに多すぎますので、少し調べてみました。

まず、反論



 検査の陽性陰性で区別することはありませんから、この原因はもっと別なところにありそうです。このPCR検査は「行政検査」という耳慣れない範疇に入っています。(つまり、お役所仕事なんです)

新型コロナウイルス感染症に関する行政検査について(依頼)
事務連絡 令和2年2月17日
1検査対象者について新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる方の行政検査については、都道府県等において、主に別紙第7の1(4)で示された疑似症患者等について、これまで行われてきたと承知しているが、今般、別紙に示された疑似症患者の定義に該当する者に加え、以下のいずれかに該当する者についても行政検査を行うこと。
・37.5°C以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、入院を要する肺炎が疑われる者(特に高齢者又は基礎疾患があるものについては、積極的に考慮する)
・症状や新型コロナウイルス感染症患者の接触歴の有無など医師が総合的に判断した結果、新型コロナウイルス感染症と疑う者
・新型コロナウイルス感染症以外の一般的な呼吸器感染症の病原体検査で陽性となった者であって、その治療への反応が乏しく症状が増悪した場合に、医師が総合的に判断した結果、新型コロナウイルス感染症と疑う者

 これをよむと、入院を要する肺炎なら調べてやらんこともないと言うことのようです。諸外国と全く異なりますね。さらに 別紙第7の1(4)をみると、なぜ外国籍の人間が多いかは簡単にわかります。

(4)感染が疑われる患者の要件患者が次のア、イ、ウ又はエに該当し、かつ、他の感染症又は他の病因によることが明らかでなく、新型コロナウイルス感染症を疑う場合、これを鑑別診断に入れる。ただし、必ずしも次の要件に限定されるものではない。
ア発熱または呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、新型コロナウイルス感染症であることが確定したものと濃厚接触歴があるもの
イ37.5°C以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域に渡航又は居住していたもの
ウ37.5°C以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域に渡航又は居住していたものと濃厚接触歴があるもの
エ発熱、呼吸器症状その他感染症を疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定の感染症と診断することができないと判断し(法第14条第1項に規定する厚生労働省令で定める疑似症に相当)、新型コロナウイルス感染症の鑑別を要したもの
※濃厚接触とは、次の範囲に該当するものである。
・新型コロナウイルス感染症が疑われるものと同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があったもの
・適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していたもの
・新型コロナウイルス感染症が疑われるものの気道分泌液若しくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高いもの

 いまや、海外の大半でコロナウイルスの流行が確認されていますから、外国人が発熱を訴えると、下記のルーチンで簡単に検査をしてもらえるわけ。
2020040201.JPG

 本来すでに日本もまん延国なのですから、「WHOの公表内容から新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域に渡航又は居住」を満たしていると考えられますが、お役人の頭の中には日本は入らないのでしょう。だから、インフルエンザ、マイコプラズマ検査をして、陰性ならば簡単に調べる。PCRする母集団の数が大きいわけですから、なかなか検査してもらえない日本人と比較すれば、外国人の方が陽性になる人数が多くなるわけです。陽性患者がなかなか出なかった鹿児島−今週の国体を意識して、わざと検査を絞っているとい噂−の最初の患者は?

新型コロナ、鹿児島で初の感染者 九州全県で確認 福岡も新たに3人
2020/3/27 6:00 西日本新聞 社会面
 鹿児島県は26日、英国在住で同県姶良市に滞在していた40代の日本人女性会社役員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同県で感染者が判明するのは初めてで、これで九州7県全てで感染が確認された。
 外国籍ではありませんが、英国居住だから、渋々調べて陽性が出たわけです。つまり、海外に居住しているか、あるいは外国籍でない限り検査をしないという「ルール」が存在しています。

 ちなみに、熊本は・・・

熊本の1例目女性、医療機関たらい回し 新型肺炎
2020/2/25 6:00 (2020/2/25 9:22 更新)西日本新聞 熊本版 古川 努
 熊本県内で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認された熊本市東区在住の20代女性は発症後、せきや高熱が続く中、医療機関で確定診断に至らず「たらい回し」の状態となっていた。21日の救急搬送まで50代の父親の車で三つの医療機関と自宅を往復し、結果的に父親も2例目の感染者になった。女性が入院したのは発症から5日目。初期対応は適切だったのか、市は今後検証する方針。

19日には体温が39・6度に達し、市内の別の医療機関Bを受診。だが、前日のインフルエンザ検査で陰性だったにもかかわらず、再び同じ検査を受け、再び陰性を確認。この日も父親の車で帰宅した。

 女性の症状は20日、さらに悪化。せきや高熱、嘔吐(おうと)、下痢の症状があり、深夜になって医療機関Cを受診した。コンピューター断層撮影(CT)検査で肺炎が確認され、医師が保健所に連絡。検体を採取し、ようやく新型コロナウイルスの検査につながった。だが結果は出ず、この日も医師から自宅待機を指示され、父親の車で帰宅した。

 検査で陽性反応が出たのは21日正午。40度の高熱で同日午後、救急車で市内の感染症指定医療機関に搬送された。入院後も肺炎の症状や全身の倦怠感が続き、市は24日、「重症化した」と判断。意識はあるが歩行は困難という。

 厚生労働省の検査対象の基準は、感染者との濃厚接触や流行地域への渡航歴があり、37・5度以上の発熱と入院が必要な肺炎が疑われる症状がある場合。ただ、実際には医師の判断に委ねられている。

 市によると、医療機関A、Bはいずれも、市や保健所に相談していなかった。ある市幹部は「初めてのケースであり、医療機関にも戸惑いがあったかもしれない。だがAはまだしも、Bの対応には疑問もある」と指摘する。

 一方、20日に自宅待機させた経緯について、市は「医療機関と相談センターが協議して決め、家族にも感染防止の徹底を伝えていた」と説明。「結果的に感染が確認され、父親も感染した。今後改めて検証し、次の感染例に備えたい」としている。 (古川努)
 この方は、厚労省の指定する条件は満たしていませんでしたが、医師の判断で検査をして陽性が見つかっています。もう2月下旬から、国内感染の陽性者が出ているわけですから、本来日本人全体である程度の症状があれば検査するべき時期にきているのは明らかです。インフルエンザで陰性、その他の細菌性肺炎で陰性などと言う時間の空費をすべきではありません。ただちに、保健所をこのPCR検査から外し(行政検査の対象から外す)、一般の医療機関で簡単に検査ができるようにシステムを構築すべきです。
 あまりにも検査数が少ないことで、ついに日経新聞まで1面に取り上げました。


人体実験重視グループ−抗体検査派と お遊びクラスター探偵ごっこチーム を早く解雇し、世界の専門家を招聘してください。お願いします。


posted by いんちょう at 16:23| Comment(1) | 新型肺炎
この記事へのコメント
毎日ご苦労様です

産総研+杏林のPCRを
マスクとセットで配備すれば良いのに
全国16台配備とか
感度は従来より落ちるそうです
その基幹医大で集団医療感染崩壊の恐れ

脳髄感染20代は快方に向かってるとか
Posted by 農家 at 2020年04月03日 11:33
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