2020年04月24日

政府の専門委員会は平気で嘘をつく

 昨日、岡江久美子氏が63歳の若さでお亡くなりになられました。発熱後、3日で呼吸不全、PCR陽性、人工呼吸器を使うも残念ながら、究明することは出来ませんでした。
 ここで問題となったのが、「発熱後4日間は、家でじっとしていなさい」という指令です。

2020年03月17日のブログ敵前逃亡した医師に未来はあるのかで紹介しました。
 プライマリー・ケア学会が2020/03/11に発表した 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引き」 には、下記のように書かれています。
2020031701.JPG
感冒様症状の患者には一定期間の自宅療養を促す。
 新型コロナウイルス感染症の発症初期は感冒様症状のみを呈し,他疾患との鑑別が極めて困難なため,早期受診のメリットはありません.また,安易に早期受診することで待合室等で感染が拡大するおそれがあり,症状があるにもかかわらず無理をして出勤,登校その他外出した場合には外出先で感染拡大するおそれもあります.
これらを踏まえると,感冒様症状の患者には発症初期には自宅療養を促し,早期の受診を避け,不用意な出勤等の外出を避けていただくことが必須です.
1.症状が軽いときは自宅療養してください
2.症状が4日以上(高齢者,持病,妊娠では2日以上)続いたら,「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」へ電話相談してください



 これを読んだときには腰を抜かしました。風邪症状の時は、早めに医者にかかるようにと「指導」していた学会が、180°主張をかえ「新型コロナウイルス感染症の発症初期は感冒様症状のみを呈し,他疾患との鑑別が極めて困難なため,早期受診のメリットはありません」と言い切っているからです。そして、

1.症状が軽いときは自宅療養してください
2.症状が4日以上(高齢者,持病,妊娠では2日以上)続いたら,「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」へ電話相談してください

 つまり、クリニックには来るな。帰国者・接触者相談センターに電話相談しろ。と医者の役割を100%放棄しています。コロナのPCR検査が出来ないのならば、正直私もこれしか対応方法はありませんが、しかし発熱患者が、すべて帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」へ電話相談したら、電話がパンクするのは火を見るよりも明らかです。なぜ、こんな馬鹿げた指針を平気で出したのか、プライマリーケア学会は、猛省し、学会自体を解散すべきだとこのときから私は感じています。

4日間待ったばかりにたくさんの方が亡くなられた事実が表に出てきますと・・・

 専門者会議の委員(釜萢敏)は、4月22日に次のように発言しました。
2020042401.jpg



 プライマリー・ケア学会もいきなりはしごを外されてしまいました。きちんと反省し、訂正するのならともかく、このようなまるで官僚がこねくり回したような発言を平気でするような人物が、日本医師会の理事であり、かつ専門委員会の一員でもあるのです。なぜ、自分たちの間違いを認めないのでしょうか。そして、なぜ、諸外国の報告(無症候性の人もいるし、様々な様相を呈する)を知見として取り入れないのか。
 医師の免許を取るのは大変でしたし、それ以降も勉強し続けろと言われ続けているのに、なぜトップに立つ人たちは全く勉強しないどころか、自分の誤りさえ素直に認めようとしない。こんな医師会を誰が信用してくれるでしょうか。
 医師会は組織として、今までの経緯を反省し、問題点をきちんと列挙し、方針を転換してください。そうしなければ失った信用を取り戻すことは出来ません。

2020年03月17日
敵前逃亡した医師に未来はあるのか

  
posted by いんちょう at 20:41| Comment(3) | 新型肺炎
この記事へのコメント
 あえて言わせてもらいますわ。
 9年前の福1事故から誰も何も学んでいないのですよね。
 自称権威のある、まして国とつるんでいる組織の偉いさんなんて信用しちゃいけないのですよ。
 彼らがドヤ顔して説明している事が絶対に正しいとは限りませんし、ましてそれが間違っていたことが明らかになっても、彼らは絶対に責任は取らない。
 だから様々な情報が飛び交う中から、自分で取捨選択した上で判断して行動する、これが大事だと思います。
 もしそれが自分に悪い結果をもたらしても、他ならぬ自分自身が判断し決断した事なのですから、責めるべき相手は自分自身ですし、それなら諦めもつきますしね。
 ホントこれは日本人が、9年前に悟っているべきだったのですけどね・・・。
Posted by 新潟県民 at 2020年04月24日 23:35
まぁ日本型組織では毎度のパターンなので、最初からこうなることを想定してこの手のバカ者を排除する方向に我々市民も動いた方が良いと思いますよ。

大変なことだとは思いますが、驚かされるようなことかなとも思うのです。こっちも医療に限らず色々学んできているので。
Posted by 岩見浩造 at 2020年04月25日 02:10
昨日TVで
感染症専門の院長 温泉付き病院
Dia.P. 報道見て、燃えて、手を上げて
15人受け入れ 完治
4階建て CTの配置が良い 駐車場から
直接ドアで入れる
防護資材は潤沢に在庫
惜しげなく使ったので助かったと
婦長さん 切れ者

同級生の外科医も出ていたが
皆目 治療の見当付かないとか

近所の小児科医2名も医大で研修中画像
防護着の着用訓練
『感染です」と怒鳴られてた

でも県内10名〜20名開業医が 
医大で訓練
素晴らしい光景でした

PCR検査は相談センター経由で
110から倍増させるのみでした
山梨ウオークスルーですが

軽症ホテルにはPCR検査機置いて
即回していました
Posted by 農家 at 2020年04月25日 10:48
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