2020年05月10日

発熱後4日間待てと「推奨」した人殺し集団

厚労省が、ようやく4日間の自宅待機を取り下げました。発熱後に4日間は、自宅待機をせよと言い始めたのは元々専門家の医師たちです。特にプライマリー・ケア学会が医師向けパンフレット(2020年3月11日)に、
感冒様症状の患者には発症初期には自宅療養を促し,早期の受診を避け,不用意な出勤等の外出を避けていただくことが必須です.
1.症状が軽いときは自宅療養してください
2.症状が4日以上(高齢者,持病,妊娠では2日以上)続いたら,「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」へ電話相談してください
と、書いてあるのですから、医師の一部はそう対応し、マニュアル対応しかできない保健所が4日間の発熱を金科玉条のように守ったのも当然です。


しかし、有名人たちが次々と亡くなり、その臨床経過が明らかになると、とてもそんな悠長なことはできないことが誰の目にも明らかになってきました。

志村けん(70)
3月17日 倦怠感の症状があったため、自宅静養。(発症日)
3月19日 発熱・呼吸困難の症状が出現。
3月20日 訪問診察をした医師の判断により、都内病院に搬送。重度の肺炎との診察を受け、入院。
3月23日 新型コロナウイルス検査陽性が判明。
3月24日 人工心肺転院
3月29日 死去


岡江久美子63歳
4月3日 発熱。自宅療養
4月6日 容体が急変して緊急入院し、新型コロナウイルスの陽性と診断。集中治療室で人工呼吸器を装着
4月23日 死去
昨年末に初期の乳がんのため手術を受け、今年1月末から2月半ばまで放射線治療
特に岡江久美子の死が与えた影響は甚大でした。乳がん放射線の治療をしていて、免疫がおちていたとはいえ(放射線照射では免疫はおちないというトンデモ学説を流す人は相変わらずいるようですが)、それでもこれほどまでに急激に進行することは本当に驚きです。さすがに厚労省もこれではまずいと、方針転換を決めました。

加藤厚労相、「『37.5度』は基準ではなく誤解」と発言 今日にも「目安」を改定
2020年5月8日
「相談や診療を受ける側の基準ではない」

大臣は記者会見の中で、2月に発表した目安について「相談する側の目安で4日以上、平熱以上が続く場合は必ず相談するようにと申し上げてきたが、相談や診療を受ける側の基準のように思われてきた。われわれから見れば誤解だ」と述べ、保健所の担当者らには、症状を聞き取るなどして対応するよう強調した。
相談したところで、マニュアルにはねつけるように書いてあるのですから、白々しい話です。役所の理論で国民をだませると考えているとしたら、最後には厚労省解体まで進むと思いますが。

 厚労省には臨床能力はありませんから、当然助言した人がいます。そのうちで有名なのが、「コロナ専門家有志の会
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#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること コロナ専門家有志の会2020/04/08 23:07
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もし体調が悪いとき、どうすればよいのでしょうか。

もちろん、誰でも出来るだけ早くお医者さんにかかりたい。しかし、行った先の病院などの医療機関でコロナに感染してしまうこともありえます。また、今は皆さんで協力して医療を守っていくことも大事です。

微熱やせき等の風邪の症状がある時、まずはご自宅でしばらく様子をみましょう。ご自宅で安静にして、体の回復を待ちましょう。

持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱でも4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください。
風邪の時はできるだけ早く医療機関を受診しましょうキャンペーンをしていたのに、いきなり真逆の説明。私自身、怒りを感じました。これは、PCR検査をさせない、できないためです。こんなことを平気で吹聴したものは、医師免許を返上すべし。

2番目
#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(おさらい・4/27更新版)
452コロナ専門家有志の会2020/04/27 20:52
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この記事は、4月8日に投稿した同タイトルの記事の内容を更新するものです。相談・受診の目安は2月17日より変更されていませんが、3月22日に厚生労働省から全国の自治体向けに補足説明の通知が出ています。そこで、補足説明された内容が、皆さまに届いていない可能性をふまえ、わかりやすく整理しなおし「おさらい・4/27更新版」といたしました。今後も状況の変化に対応して内容を更新していきますので都度ご確認をお願いします。
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体調が悪いと感じたときは?

体調が悪くなってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
微熱やせき等の風邪の症状がある時、まずはご自宅でしばらく様子をみましょう。ご自宅で安静にして、体の回復を待ちましょう。健康だと思っていたとしても、いまから備えておくことが大切です。

持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱の場合は、4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください。

ただし、次のいずれかの症状にあてはまる方は、相談・受診の目安に従って、お住まいの地域の「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に相談をしましょう。

・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く方
ようやく、4日間の縛りを少し外してきました。患者が多くなってから、このようなことをやり始めるとは戦力の逐次投入もいいところ。最初にどーんと大きく網を張って、徐々に絞るのではなく、その逆をやっているのですから、あちこちパンクするのは当然です。しかも、まだ自宅待機を勧めています。

3番目
#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(5/8更新版)
コロナ専門家有志の会2020/05/08 23:35
「相談・受診の目安」、どこが変わったの?

厚生労働省の自治体向け通知及び別添資料(5月8日付)によると、体調が悪いときに帰国者・接触者相談センター(地域により名称が異なることがあります)などにご相談いただく目安が、次のように変わりました。

●みなさんへ
以下のいずれかに該当する場合には、すぐにご相談ください。ただ、あげている目安は「絶対」ではありません。体調に不安があるときは、帰国者・接触者相談センターなどに相談できます。

 右向き三角1︎次のような「強い症状」が1つでも出たとき
 ・息苦しさ(呼吸困難)
 ・強いだるさ(倦怠感)
 ・高熱等

●基礎疾患がない、64歳以下の方へ
比較的軽い風邪の症状(発熱や咳など)が続く場合、帰国者・接触者相談センターなどに相談しましょう。もし、症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。
厚労省基準の後追いばかり。この集団は専門家のはずですが、役所の広報機関となっているようです。なぜ、自分たちの頭で考えて、提言しないのか。むしろ、あなたたちが基準を作っているのではないのですかね。そして、ホームページ上にやたらと出てくる「(「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」厚生労働省・2020年5月8日 より)」気味が悪く、そして責任逃れ臭がぷんぷんしてきます。比較していただければわかりますが、最初はそれほど厚労省の基準へのリンクはありません。
 そして、4日間自宅で治そうがすっぽりきえていますね。自宅で治すのではなく、4日間たったら必ず相談しろに変わってます。本当におかしいですし、1ヶ月足らずで基準をころころ変更するのなら専門家ではありません。しかも、海外の症例報告がたくさんあるにもかかわらず、全部無視。

 原発事故の時に学びましたが、このようなことをやるときに集団ととらえてはいけません。面倒でも、個々人の名前をきちんと記憶すること。このコロナ専門家有志の会は、特に悪質ですので、構成員を列挙いたします。

新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会メンバー(50音順)
◎は新型コロナウイルス感染症対策専門家会議メンバー
今村顕史 がん・感染症センター 都立駒込病院感染症科 部長
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大曲貴夫 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長
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◎岡部信彦 川崎市健康安全研究所 所長
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小坂 健 東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野 教授
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◎尾身 茂 独立行政法人地域医療機能推進機構 理事長(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 副座長)
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◎押谷 仁 東北大学大学院医学系研究科微生物分野 教授
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◎釜萢 敏 公益社団法人日本医師会 常任理事
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◎河岡義裕 東京大学医科学研究所 感染症国際研究センター長
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◎川名明彦 防衛医科大学内科学講座(感染症・呼吸器)教授
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賀来満夫 東北医科薬科大学医学部特任教授
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齋藤智也 国立保健医療科学院健康危機管理研究部長
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◎鈴木 基 国立感染症研究所 感染症疫学センター長
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田中幹人 早稲田大学政治経済学術院 准教授
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◎舘田一博 東邦大学微生物・感染症学講座 教授
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中島一敏 大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科 教授
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中山ひとみ 霞ヶ関総合法律事務所 弁護士
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西浦 博 北海道大学大学院医学研究院衛生学教室 教授
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◎武藤香織 東京大学医科学研究所公共政策研究分野 教授
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◎吉田正樹 東京慈恵会医科大学感染症制御科 教授
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◎脇田隆字 国立感染症研究所所長(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 座長)
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和田耕治 国際医療福祉大学大学院公衆衛生学教授
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疲れました。これほどの人をそろっているのに何の提言もしないとは・・日本医療のトップ集団能力がどれほどのものか、はっきりとわかりました。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議メンバーが全員含まれています。ということは、

コロナ専門家有志の会 ⊃ 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

です。厚労省に責任を押しつけている場合ではありません。

敵前逃亡した医師に未来はあるのか2020年03月17日
無資格、未経験、時給1000円のパートが保健所でPCR検査可否を決めている2020年04月29日

  
posted by いんちょう at 08:46| Comment(6) | Covid-19
この記事へのコメント
今回の国の対応、私は凄く怒っています。
そしてそれに追従する一部の国民にも苛立ちを隠せません。

三月末ごろ、38度以上の熱が4日間連続で続いたため、保健所に相談しました。
その時、「あくまで相談基準」と言われ、最寄りの内科をたらい回しにされたのは忘れません。
濃厚接触者、海外渡航歴がないと相手にされなかったのが三月の状況です。
それから今にいたるまで、何が変わったのでしょう。出てくるのは言い訳ばかりです。

治療目的だからいらない?
感染が疑わしい状態で会社に迷惑かけられますか?
無症状感染者を生んで、クラスター発生させて責任とれますか?
感染者出たら事業所業務止まります。取引先で発生させたらリテラシーが疑われます。

検査数増やしたら医療が崩壊する?
PCR検査の能力向上は国民全体に受けさせる前提でなくとも必要です。
接触の多い医療従事者、命の危機に関わりやすい重傷者、高齢者、ここらの検査も効率的にやるべきです。

感染はもう収束傾向?
水際対策失敗しといて再発のリスクないと言えますか?
あの感染者数に対して、国民全員で経済自粛やって、こんなに期間かかっているのに楽観視しますか?
生活様式の変更、いつまでどこまで許容できますか?
今後国外から持ち込まれたときに防げますか?

ただただ、このまま我慢してればなんとか楽になるだろう。そんな論調にうんざりです。
Posted by a at 2020年05月10日 10:04
中山ひとみ弁護士

帝人株式会社株主総会資料 p10参照

https://www.teijin.co.jp/ir/stocks/general-meeting/pdf/gm_170622_01.pdf
Posted by 船場の船渡御 at 2020年05月10日 11:53
最後の集合関係が良いですね。

TV出てる専門家は国策に公然と関与している人と、TVで喋って食べているだけの人に分かれるので、どうしようかなと悩んだところでした。

それにしても政治家・官僚・専門家の間で流行ってないのが不思議で仕方ない。秘密裏に最高級の治療を受ける手筈を整えているにしても、特効薬無い世界だから大した保険にもならないでしょう。

マスク・消毒薬などの予防処置で少しばかり優遇されてても、日常のそこらかしこで三密を発生させまくっているマイナス点の方が大きいですからね。彼等が一番新しい生活様式に適応できていない。

その周辺者も似た傾向なのも不思議。例えばSPで亡くなった方やクラスターに巻き込まれた話も見当たらない。

警察官でコロナで死んだことが確認されたのは一人だけ。警察官一人が担当する人口は500人台位で、逆に言うと500何十人に一人は警察官となる。

5月に入った頃に500人を超えたので、死者の数を大体把握出来てるとするなら、妥当な数値のように思えます。所得面では恵まれ、確実に検死出来る一方、人と会う機会が多く、現場は不衛生なことも多いので、これから警察の死者が激増すると、市中の感染実態は相応に酷いということも言えそうです。

メディアはサツ周り中心にその辺意識していそうです。
Posted by 岩見浩造 at 2020年05月10日 12:12
上から2番目の大曲貴夫医師(国立国際医療研究センター 国際感染症センター長)については、東京都のアドバイザーとして、当初 小池都知事の隣で会見に同席していたときは、小野先生はかなり高評価のようでしたが、その後の主張内容はやっぱり……、ということなのですね。
Posted by 宮田 将 at 2020年05月10日 13:24
中山ひとみ氏の写真は、帝人(株)の151回定時株主総会招集案内にあります。
https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170525/ai8a53/140120170523481239.pdf
Posted by 渡邉 建 at 2020年05月10日 13:38
 この国には「粛清」がありませんからねぇ・・・。
Posted by 新潟県民 at 2020年05月10日 15:52
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