ブラジル最高裁、政府にデータ公開命令 感染者数など「復活」―新型コロナ
2020年06月10日07時32分
【サンパウロ時事】新型コロナウイルスの感染者数が世界で2番目に多いブラジルで、政府が累計感染者数などの発表を中止した問題で、最高裁は8日夜(日本時間9日午前)、従来の詳細なデータを発表するよう保健省に命じた。これを受け、同省は9日、公表内容を元に戻した。
政府はこれまで、新規および累計の感染・死者数や致死率などの感染状況を、グラフを交えて詳細に公開してきた。しかし、5日付のデータから突然、新規の感染者と死者、回復者の数字のみに情報を限定。「深刻さを隠蔽(いんぺい)しようとしている」と激しい批判が起きていた。
すでに、死者数に手を加えていることは報道されています。
6/14(日) 10:30配信読売新聞オンライン
新型コロナウイルス感染症の「死者」の定義が、自治体ごとに異なることが、読売新聞の全国調査で分かった。感染者が亡くなった場合、多くの自治体がそのまま「死者」として集計しているが、一部では死因が別にあると判断したケースを除外。埼玉県では10人以上を除外したほか、県と市で判断が分かれた地域もある。専門家は「定義がバラバラでは比較や分析ができない。国が統一基準を示すべきだ」と指摘している。
(社会部 安田龍郎、さいたま支局 田野口遼)
■県と市でズレ
福岡県では、県と北九州市で死者の定義が異なる事態となっている。
北九州市では、感染者が亡くなればすべて「死者」として計上している。これに対し、県は、医師の資格を持つ県職員らが、主治医らへの聞き取り内容を精査して「コロナか否か」を判断。この結果、これまでに4人の感染者について、北九州市は「死者」として計上し、県は除外するというズレが生じている。
また、62自治体のうち残る5自治体は「定義は決めていないが、今のところコロナ以外の死因は考えられず、死者に含めた」などとしている。
・死亡診断を下した医師に無言の圧力を加えている
・最も重要な個人情報である死亡診断書を勝手に閲覧し、情報を操作している
いくら医師の資格があっても、決して許されないことです。
これでは、ブラジルのことなど笑えないどころか、ブラジルよりもひどいことをやっているのです。ここまで、ひどい数値の操作が日本でやっているとは、未だに信じられない思いがします。
死者の数が少なくなれば、国民が安心するとでも考えているのでしょうか。真実に勝るものなどなにもないはずでずが。。。
アメリカ軍が制作した東京大空襲の記録映画の
タイトルが「科学なき者の最後」だったそうです。
それから75年たって、日本のコロナ対応の
記録映画を作るとしたら、どんなタイトルをつける
のだろうと考えると、何だか頭がくらくらしてきます。
陸軍は右ねじ、海軍は左ねじの頃から我々は
何一つ進歩していないのかもしれません。