2020年06月23日

ショクダイオウコンニャク商法の終焉

 ショクダイオウコンニャク(英語名corpse flower(死体花))と呼ばれる植物がスマトラ島に存在します。世界最大、そして2年に一回しか花が咲かず、死臭を漂わせることで有名となり、世界各地で栽培されているようです。
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 死臭のような臭いを島全体に漂わせ、それに惹かれてくる虫たちを媒介にして、受粉をして子孫を残す。あまりにも壮大な自然界の仕組みにうならされました。



 これは自然界の仕組みですが、人間の社会も同じ手法で金儲けをしています。

電通をはじめとする広告社が大々的な「宣伝」を行い、世界各地から人を集める。できるかぎりたくさんの人を集めて金儲けをする。テレビもなにもかも、現代は世の中「宣伝」ばかりと行って過言ではありません。

No Nukes Japanで、コロナが影響した社会現象を私は、

「バベルの塔」

と名付けました。人が協力し合って一つのことを成し遂げられなくなったわけですから、聖書と同じ。

、20世紀から続く大量消費を支えた

ショクダイオウコンニャク商法

が、終了したのではないでしょうか。世の中が大きく変わるときには、その全貌が見えてくるまでには時間がかかります。文明の大きな転換点に、現在の我々はいるように感じています。

  
posted by いんちょう at 20:21| Comment(0) | Covid-19
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