2020年07月10日

5000人全員がかかるわけではないから、イベントはどんどんやる。維新の選民思想

 2〜4月には、検査をしすぎると医療崩壊するという「デマ」が飛び交っていました。今はその逆。検査をしているから、陽性者が増えても問題ないと、政府自らが主張しています。
菅官房長官、都内で感染220人超「緊急事態宣言に該当せず」
2020/07/09 17:51
感染増はクラブなど接待を伴う飲食店での濃厚接触者らに積極的に検査をしているためだとした上で「検査数も3000件を上回っており、39歳以下の若い方が8割を占めている」と説明した
最初から、まともな人間は積極的に検査をしないとだめだと言っていましたが、愚鈍な人たちが検査抑制論を振りかざしていただけです。実際に積極的に検査をして感染者が増えても問題ないと主張しているわけですから、2〜4月の検査抑制論が過ちだったことは明らかです。

まさに「真理は時の娘」

 まあ、これはかわいい方。いい方向に変わっているわけですから

放っておけば、感染は治まるとする謎のK値理論を振りかざす維新は、いよいよその本性を現しました。

吉村知事 感染者急増もイベント緩和止めず「5000人全員感染するわけでない」
 大阪府の吉村洋文知事が10日、大阪府庁で会見し、大阪府内で9日に新型コロナウイルス感染者が30人と急増したことに関連し、イベント入場者を緩和することについて「感染者は増えているが、ルールを守りながら社会経済活動を進めることも重要」と、緩和を中止する意向はないとした。
「大規模イベントで5000人収容したからといって、マスクをして静かにしているなら5000人全員が感染するわけではない
 さらに「例えば4人でも5人でも、密な状況で大声で話しながら飲食すれば感染する可能性がある。人数が多いからといって一挙に広がる可能性はない。それよりも見えないところで、夜の街の行動などに対策をすべき」
5000人全員が感染しなければ、なにをやってもよい。そんなことを堂々と発言出来るその神経に驚かされます。
 それならば、原爆だって全員死ぬわけではないわけですから、なにを使ってもかまわないということになります。弱者を守ることが政治の本当の要のはずなのに、全員にはリスクがないのならなにをやってもよいとする自分の考えを平気で公の場で発言するその神経が本当に信じられません。そして、こんな政党を支持している大阪府民が多いことも。

 この調子でどんどんやれば、維新の政治家たち、そして市長、府知事も、コロナに感染することでしょう。ブラジル大統領の二の舞でしょうか。

 この次は、検査数、陽性者数の隠蔽に走るんではないでしょうか。なにがなんでも10月の都構想投票をやりたい維新。国民、住民の健康などどうでもいいのでしょう。

 それにしてもネトウヨ発言が、堂々とだしてくるこの政党は本当に恐ろしい。
自画自賛して、導入した大阪モデル。たんなる太陽の塔を青色にするパフォーマンスだったようですね。


 感染リスクの高いイベントを多数実施して、その後どうなるか。考えるまでもありません。

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posted by いんちょう at 20:32| Comment(1) | Covid-19
この記事へのコメント
優性思想なんですよね。
Posted by 玉砕したくねえ at 2020年07月11日 17:10
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