さて、新入社員の書いたPCR不要論を見てみましょう。もちろん、彼一人で書いているのではなく「専門家」の意見を聞いています。まず、第1番目。峰宗太郎医師−私の界隈では「マシュマロくん」と呼んでおりますけれども。。
かれは、米国に留学していながら、毎日数時間はツイッター(マシュマロ)に精力を傾けておられます。あの生存競争の激しい米国の研究職なのにたいしたものです。

特異度はどれほどであると考えるのが、より適切なのだろうか。
峰宗太郎医師は「実際には99%程度以上で、99%以上-100%未満のどこかにあると思われる」とBuzzFeed Newsの取材に回答した。
まあ、そうですね。人間がやる検査ですから、100%未満までは認められます。まあ、ここまではいいが、そのあと。峰宗太郎医師は「実際には99%程度以上で、99%以上-100%未満のどこかにあると思われる」とBuzzFeed Newsの取材に回答した。
「検査前確率(事前確率)が低い場合には、やはり偽陽性の可能性は特異度がかなり高くてもゼロではない。偽陽性では本当は感染していないのに隔離されてしまう、時に感染のリスクが上がるようなところへ入れられてしまうなど、より人権的に問題になる結果を招くこともある。いずれにせよ、どこまでも問題です」
いやはや、そんなに信用出来ないのならば、陽性になったらさらに検査をすればよい。(仮に)偽陽性が出たとしても、陽性患者を野放しにして、感染を拡大する方がだめだ。となぜわからないのでしょう。こんな馬鹿げた理論で、説明しようとしているのは、本当に日本だけです。「検査結果によって、治療方針や隔離などの(社会的)対処方針が変わるのであれば検査は有用です。しかし、新型コロナウイルスによる COVID-19 については特別な治療法があるわけではなく、まずは症状に応じた治療が重要となっています」
この人物が新型コロナについて全くなにも理解していないことが、この一文からすぐにわかります。確かに治療法はありません。対症療法です。が、一番大事なのは陽性者の隔離
です。検査で陽性が出たら、集団から隔離する。そのことこそが検査の一番の目的で、治療法云々とは関係ありません。かれは、この新型コロナが「感染症」であることすら、知らないのでしょう。マシュマロを投げている暇があったら、ちょっとは勉強しろと思いますが。
「無症状かつ事前確率の低い人への検査を『不安』解消を望む心理から提言されている人もいるようですが、そもそも、検査をしても偽陰性もあり、検査を何度繰り返そうが改善する部分は限られています。複数回検査を行えば見落とさないという考え方は明確な誤りです。なので、『真の安全』には結びつきません。よって、得られる『安心』は『偽物の安心』です」
こんなことをいいだしたら、すべての臨床検査は無意味となります。神ではない人間がやる検査をいかにうまく組み合わせて、治療をするか。かれは、臨床の経験が全くないのでしょう。だから、こんな「ニセモノの安心」というわけです。そんなことをいったら、胃がん検診、その他検診すべてが、「ニセモノの安心」以外の何物でもないのですけどね。まあ、なにを言っても無駄でしょう。結局彼の結論は、
「大事なことは、検査一辺倒になるのではなく、現実にこの感染症の火種が社会に残っているという事実と完全な封じ込め(すなわち感染者すべてのあぶり出し)は無理であるという現実を受け入れ、しっかりと各自が予防策を徹底した生活である『新しい生活様式』を行うことです」
こんな、コロナと共生をしていたら、経済は死にます。5000人全員がコロナにかかるわけではないから、イベントはどんどんやると主張している維新と根っこは同じです。みんな安心して、食事をして、旅行をしたいんです。そんなの無理だから、びくびくしながらマスクをして、食事をしましょう、旅行は感染に気をつけて では、気分も全く乗りません。こんな考え方をしている国家など、一つもありません。ここまで言うのならば、
新型コロナは怖くない。致死率はたかだか数%で、若者はまず大丈夫
と主張されたらどうなんでしょうか。医師として働くことだけはやめていただきたいですが。
次の岩田医師は、全くなにを言っているか理解出来ません。おそらく、この記者も、なにより本人自身が、なにを言いたいのか、さっぱり理解出来ていないと思います。
では、岩手県で偽陽性が出ていないのはなぜなのか。
「有病率が非常に低いところでPCRをやるとたいていは陰性に出ます。しかし、まれに陽性に出た場合に、それが偽陽性になる可能性が高まる。少なくとも、有病率が高いところよりはずっと高まる。これが特異度の問題です」
有病率が低いところで陽性が出るのは偽陽性が多いと。偽陽性かどうかは、再度検査すればよろしい。何度も言っていること。限界があるから検査をしないという態度は、もはや医療とは呼べません。「有病率が非常に低いところでPCRをやるとたいていは陰性に出ます。しかし、まれに陽性に出た場合に、それが偽陽性になる可能性が高まる。少なくとも、有病率が高いところよりはずっと高まる。これが特異度の問題です」
「検査の特異度は、検査『そのもの』が出す数字ではありません」。岩田医師は言う。
「検査の結果には、患者の増え具合、検査技師へのプレッシャーや疲労度など、いろいろな検査『そのもの』以外の要素が寄与します」
「あるデータの特異度だけで、別のケースにおける検査の特異度を決めつけるのは間違いです。これを外的妥当性の問題と言います。僕は特異度も感度も、ある程度、複数のデータをもとに幅をもたせて理解するようにしています。1点のデータに基づく決めつけは危険です」
特異度のことを説明したかったのでしょうが、そこで終わっています。一番の問題は、検査をするかどうか、だけです。「検査の結果には、患者の増え具合、検査技師へのプレッシャーや疲労度など、いろいろな検査『そのもの』以外の要素が寄与します」
「あるデータの特異度だけで、別のケースにおける検査の特異度を決めつけるのは間違いです。これを外的妥当性の問題と言います。僕は特異度も感度も、ある程度、複数のデータをもとに幅をもたせて理解するようにしています。1点のデータに基づく決めつけは危険です」
彼は、100%の検査はないのだから、陽性者が少ない地域ではするなと主張したいのでしょう。中国でなにが行われているかも全く知らない医師。
陽性者を隔離する
ことだけが、PCR検査の一番の目的です。陽性者を隔離さえすれば、いままでどおりの経済活動が可能となるわけですから。それが、理解出来ていない。治療が主目的ではなく、それ以上感染を広げないための隔離が主目的なのです。
それを治療が変わらないから、検査の必要がないと未だに言っているのならば、すくなくとも感染症専門医の肩書きは外してください。それにしても、この記者もお気の毒。この人たちに、いくら質問しても、もやもやは増えるばかりなのではないでしょうかね。会社の方針に従って、訳のわからない記事を多数入稿させられるとは、少しばかり同情を禁じ得ません。
おかしな記事を見たときは、その記者も記憶せよ2020年07月12日
5000人全員がかかるわけではないから、イベントはどんどんやる。維新の選民思想2020年07月10日
不衛生で密な場所ですし、言われていたことが起きただけでしょう。本当に感染源は派遣されていた保健師一人なのか。。。
感染者の数を先読みするのが検査シーヤ派の売りですが、検査隔離が遅々として進まないことに苛立つ余り、他が疎かになるのはどうかと思います。
最早、感染者予測は天気予報のような物、まぁ起きるべくして起きる訳で、ワイドショーの方は懸命にも検査増えるまでの日常について現実的な議論にシフトしてますよ。
サージカルマスクもお面もしないでウロウロするお天気占い師に成り果てない様、私も気を付けないと。
マシュマロよりまともな研究者でも趣味嗜好は終わっててドン引きなんているでしょう多分。
まぁ私みたいな胡乱(うろん)な家系でもアメリカで研究医として花開いた「というお話」になってる親族がいるので、私自身はそこまで舶来信仰は無いのですが。
「布マスク愛用者は危険」
自衛隊員 他県応援医師看護士
全員PCR検査しないと、いけません。
もう大流行で、駄目かもしれませんね。
(濃厚)接触者の警戒をすべきです。
こっそり実施していればよいですが。
米海軍、航空母艦で大量発生。そのため海軍の戦力大幅ダウン。
沖縄米軍の大量感染も顕在化。
スペイン風邪。帝国海軍、軍艦矢矧(やはぎ)の
集団感染の悲劇。密な艦内「至ル所患者」
台湾。優等生の台湾も収束後、唯一の大量感染が
軍艦「磐石」でのもの。感染者36人。
軍隊は最もリスク大のところです。
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