専門医と言われる人が、今回次のようなツイート
さすがに、これは見逃せません。未だに偽陽性云々を言うこと自体、あまりにも低レベルです。そして、強制的に入院させるほど影響を与える検査を1回の陽性のみで決めつけることはありません。それは、医療者にとっても、そしてなにより妊婦さんにとって大変な出来事ですから、何度も確認します。全国の妊婦さんへ.全額補助のPCR検査がはじまりますが,けっして希望してはいけません.いまの状況で無症状の妊婦さんに万が一「陽性」がでても,9割以上が非感染です.それにもかかわらず,強制的に指定病院に入院隔離させられ,帝王切開となります.術後も赤ちゃんと2週間隔離,強制断乳となります
— 室月淳Jun Murotsuki@集英社新書「出生前診断の現場から」 (@junmurot) July 14, 2020
仮に陽性だとわかれば、当然隔離されます。が、もし、陽性をかくして出産し、あとからクラスター感染がわかって、他の妊婦、医療者、そして嬰児に影響を与えた場合に責任はとれるのでしょうか。
この専門医と呼ばれる人の主張は、もはや明らかに間違いであり、そもそも海外諸国で「偽陽性」による人権侵害が起きたと問題になったことなどただの一例もありません。
それほど、PCR検査は正確であり、今までの臨床検査とは一線を画しています。遺伝情報はすべてDNAで決まっており、いわば神の領域と言ってよい分野です。この遺伝子工学で20世紀後半からの医療は本当に大きく変わりました。そのことを知らないわけですから、なさけない。なんとこんなツイートまで
つまり、この医師は「遺伝子」を全く知らないのです。この手の医師が未だに跋扈していることに、正直驚きを禁じません。この愚かな医師の「ツイート」を信じて馬鹿を見る妊婦さんがいないことを祈るのみ。こういうことは経験的に100回に1回は想定したほうがいいのです.採取法が悪いとか検査の不手際と個人を責めるひとがいますが,ヒューマンエラーがゼロとするほうが非現実的です.臨床では特異度99%ならばすぐれた検査と評価できます.99.99%すなわち偽陽性が1万回に1回というのは臨床では非現実的です
— 室月淳Jun Murotsuki@集英社新書「出生前診断の現場から」 (@junmurot) July 14, 2020
99%の根拠が「経験的に100回に1回は想定した方がよい」とは、あきれ果てて言葉もありません。その専門医の肩書きはいったいなんなんでしょう。こんな大雑把な感覚で、大事な妊婦さんたちを危険に陥れるとは・・
さて、この人物一応ファイリングしておきましょう
室月淳 研究室
1.研究室長紹介

写真われわれの胎児医学分野講座は2010年4月に発足いたしました。常勤スタッフ3名(室月,宮下,佐藤),社会人大学院生2名(宮下,小澤),ひとりが兼任なので合計4名でスタートしたミニ講座です。
大学の中でも少人数しかいない。よくわからないシステムですが、目立つことが要求されるのは確か。経歴は、1.研究室長紹介

写真われわれの胎児医学分野講座は2010年4月に発足いたしました。常勤スタッフ3名(室月,宮下,佐藤),社会人大学院生2名(宮下,小澤),ひとりが兼任なので合計4名でスタートしたミニ講座です。
1960年、岩手県生まれ。東北大学医学部卒業後に東北大学医学部産婦人科に入局。カナダ・ウェスタンオンタリオ大学ローソン研究所に三年間留学し、国立仙台医療センター産婦人科医長、岩手医科大学産婦人科講師などを経て、現在は宮城県立こども病院産科科長。東北大学大学院医学系研究科先進成育医学講座胎児医学分野教授を併任
臨床的にはたいしたものだと思いますが、想像力がないのでしょう。自分の病院でクラスターが発生するなど、考えていないのでしょうか。ちょっとした想像力があればすぐにわかると思うのですが。そして、一番驚いたのは、固定ツイート
他人の不幸を「医師冥利につきる」と発言し、あろうことかそれを堂々と公表するとは、私には全く神経が理解できません。おそらく、放射線など怖くない発言をしてきたのでしょうね。震災と今回のウイルスパンデミックと、自分の人生で2回も試練を経験するとは医師冥利につきます。あとでふりかえって恥ずかしくない選択をしたいものです。ウイルスはわれわれを分断し孤立させて自由と尊厳を奪おうとしています。われわれは陰謀論などに与せず、科学に基づいた行動をしていきましょう
— 室月淳Jun Murotsuki@集英社新書「出生前診断の現場から」 (@junmurot) April 25, 2020
なぜ、こんな医師が未だに多いのでしょう。自分の概念に凝り固まっている医師。わたしは「オウム真理教症候群」と名付けましたが、未だにその状態に陥っている人がたくさんいます。
いろいろ振り回されてわからなくなったら、海外でどうか?を見てみるとすぐにわかります。
−同じことが海外で問題になっているかどうか
−海外ではどのような対策をとっているか
インターネットを使えば、日本語で上記の事柄は簡単に得られるはずです。世界の英知を信用するか、あるいはガラパゴス医療の日本の医師の言葉を信用するか。
決めるのは、他でもないあなた自身です。
ただ、一つだけわからないことがあります。なぜ、このようにPCR検査を妨げようとする医師が、ある一定程度いるのか。その本当の目的だけは未だにわかりません。
PCRスンナ派の牙城−かながわコロナ通信−が消滅2020年06月18日
PCR検査忌避は、医療崩壊そのものであるPCR検査デマは、どのように広がっているか2020年05月23日
「オウム真理教症候群」・・高IQが陥りやすい罠2020年05月17日
地方紙に県 産婦人科医 会長が
書いていました
妊婦が検査すると不利になるとか
人間、生の感情を率直に表すと大抵碌でもないことが起きるので、気を付けないといけません。この先生とスタッフが陽性判定となって心から反省し、妊婦が寄り付かなくなって閑古鳥となることを願うばかりです。
当然平素から指摘されているように「ドッキドキのワックワクー」だの「見物」だの「1億人死のうが大した問題ではない」だの言いながら嘘をちりばめて売文を続けるコロラド先生も、同系統のクズだと思います。
わたくしが不思議でならないのは、新型コロナウイルスのPCR検査にだけは100%完璧を求めて、完璧でないのならやったら有害だと決めつけるところです。諸外国の例を見ても数十万人程度では偽陽性は問題にならないほど正確ですし、それでも心配であれば複数回検査すればすむことだと思います。新型コロナウイルスのPCR検査だけは、やらない理屈を声高に叫ぶ人がいるのが不思議です。
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/twwatch/1594692244/389
>反ワクチンの被害者家族のブログを潰して周ってるのは確認できた。
>マジでヤベーやつじゃん。
裏が取れてないので今のところ保留。
とは言え、村中女史が突撃取材で非難囂々だった裏で、ブログつぶしとなると、村中など氷山の一角と言うことになりますね。
昨日だかのツイキャス聞いて思い出しました。311の地震で中断された時の国会中継も、HPVに関する審議でした。