2020年08月06日

無能集団「日本感染症学会」は、いつ学会の中止を決断するか。

 日本全国でコロナの流行が激しくなってきました。ここ、熊本市でも大学病院の医師が感染したりと、もはや流行を食い止めるのが、かなり困難になってきた印象を受けます。負けている戦争を勝った勝ったと宣伝し、本土空襲までやられていながら、「勝っている」と信じ込んでいた日本人。もちろん、そのDNAは捨て去られていません。今は、

・感染者数は増えているのは、検査数が増えているから(だから心配ない)
・重症者はいないので大丈夫
・そもそもコロナはインフルエンザより怖くない
・感染者数の発表をやめろ

といったまさに「大本営」的な手法で、国民を騙そうとしていますね。私自身はこのような情報社会の中で、騙される方が悪いとは感じていますが。

 さて、このコロナ楽観論をまき散らす有害な学会の一つに「日本感染症学会」があります。先日もブログで紹介しましたが、未だに全体学会を開くことをあきらめてはいないようです。

第94回 日本感染症学会学術講演会の開催について(2020年8月3日)
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第二波が全国に広がる状況が続いております。先生方におかれましては、COVID-19診療で大変な状況になっているものと拝察いたします。このような状況の中で、第94回日本感染症学会学術講演会はWEB開催(+学会後のオンデマンド配信)を主に、無理のない範囲でのOn-site参加のハイブリッドで開催させていただくことをご連絡させていただきます。ただし、今後の感染状況の急激な悪化や緊急事態宣言の発令などの場合には、WEB開催のみになってしまう可能性があることをご理解いただければ幸いです。COVID-19に関しては、その感染のリスク(3密環境、発声によるマイクロ飛沫感染など)から防止策まで、ここ数か月で大きな前進がありました。第94回日本感染症学会学術講演会では、感染症の専門家集団としてこれからの学会の在り方、COVID-19との対峙の方策に関して、先生方のお一人お一人の行動を通して社会に情報発信ができればと考えております。

学会へのWEB事前参加の申し込みは7月31日で終了いたしました。これからの事前申し込みは運営事務局へのメール(申込書+振り込みを証明)で8月7日(金)まで受け付けております。詳細は大会HP 「追加事前参加申込(メール受付)」をご参照ください。最新のプログラムがHPに公開されておりますように、COVID-19関連の企画も多数用意されておりますので、どうぞご視聴いただきますようお願い申し上げます。
プログラム

最後になりますが、COVID-19禍での学術講演会開催へのご理解を改めてお願いするとともに、感染症の診療・研究・教育に携わる全ての方々に感謝申し上げます。引き続き日本感染症学会の活動へのご理解とご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

第94回 日本感染症学会学術講演会 会長
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舘田 一博 (東邦大学)
なぜ、たった4ヶ月先の状況を見通せないのでしょうか。日本にはたくさんの学会があり、それらの総会は3〜4月に行われています。今年は大半の学会が、3月の時点で開催をあきらめ、オンラインと変更しています。それをコロナの専門家であるはずの学会が

・夏には収束する

という根拠の全くない(3月の時点で、シンガポール、南米でも流行していたので、気温に関係なく感染が広がることは明らか)希望的観測で8月に学会を開くことに決めたわけです。まさに

無能集団

が恥をさらしていると言ってよいでしょう。おそらく、来週には学会をすべてオンラインにすることを決めることでしょう。4月の学会の時にも、代議員総会はやると主張し続けて、最終的に断念しています。

 この学会に所属している先生は、要注意。おそらくPCR検査のことも、今後の流行のことも、なにもおわかりになっていないでしょうから。

8月の日本感染症学会はどうなるか。2020年07月29日
ドタバタで学会を8月に延期した感染症学会2020年04月12日

   
posted by いんちょう at 19:54| Comment(1) | Covid-19
この記事へのコメント
御無沙汰しております。以前は失礼しました。何故リンクされている宣伝に冷蔵庫や置台が入っているのでしょうか。今夜のツイキャスが楽しみです。
Posted by 岩見浩造 at 2020年08月07日 17:10
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