Accessは、Microsoftのデータベースソフトです。20年以上の歴史があるソフトで、Visual Basicでプログラミングが出来ますので、比較的容易にソフトを構築できます。当院で稼働している電子カルテ、レセコンDynamicsも、このAccess上で稼働しています。
また、もう5年以上前に作成したプログラム 在庫管理、調剤チェックのプログラムpJAZもこのAccess上で動いています。
やや高いソフト(1万円ちょっと)しますが、サブスクリプションで使えるため、月1000円台でも利用可能です。microsoft 365 personal、Microsoft 365 Apps for businessなど
起動画面

(ソフトの概要)
・Accessを使ったソフト
・患者リストの作成は、
ダイナミクス検査コード 100140 が含まれている(コレを2月からこつこつと入れていました。いまは、六十五歳未満のかかりつけ患者に対して入れてます)
もしくは、
CSVファイル
"ID","氏名","フリガナ","性別","誕生日","連絡先","年齢","申込日"
3255,"平x x子","ヒラxx xxコ","女","1924/01/15","080-xxxx-xxxx",97,2021/4/28
1234,"古x x子","フルx xxコ","女","1934/03/30","090-xxxx-xxxx",87,2021/4/30
で行えます。現時点では、CSVファイルの方が簡単ではないでしょうか。
・入荷予定バイアル数 を入力すれば、各日付の接種枠が自動的に設定されます。
予約入力 (最初に接種日と時間を入力のこと)
未予約者リスト
の2つを使って、予約の抜けがないようにしてください。
キャンセルが出た場合は、
予約者リストから該当患者を削除して、キャンセル等の寄与約確認ボタンで該当患者を拾い上げることができます。
火曜日しかダメとか、そんな条件がある人は 「予約希望条件」に記入すれば、未予約者一覧の備考欄に表示されますから、参考にしてください。
予約枠確認で、あとどれだけの接種枠が残っているかが、確認できます。残が○になるよう、調整してください。
3週間後は自動予約されます。
1日18人までは接種可能だろうと考え、
1回目 2回目
1週目 6人 0
2週目 12人 0
3週目 12人 0
4週目 12人 6人
5週目 6人 12人
6週目 6人 12人
と言った変則的な予約管理をしておりますが、十分対応できます。適宜、一覧を出すようにしておかしなことになっていないかは必ず確認ください。
なお、ソフトの管理で
・ダブルブッキングは起こりえません。
いくつか、ロール紙プリンタで伝票を作成しておりますので、試用してみてください
なお、当院では、接種券と予約伝票は 同じフォルダーに入れて管理しています。
伝票番号の入力も可能です(熊本市は住所の右上のバーコードが伝票番号になってます)
下記リンクから、ダウンロートください。
ダウンロード
以下、ソフトの概要画面
最初に、バイアル数を入れると、接種枠を自動で決めてくれます。

予約枠に入力し、割り振りが済むと上記のように○が表示されます。このとき2回目の予約も入っていますので、確認してください。
予約表 フォーム上部の一回目に日付けを入力すると、3週間後の日程も自動で入ります。時刻も考えて指定してください。候補時刻は 時刻一覧テーブルに記入すれば増やせます。

接種者一覧を印刷すると、こんな感じ

左側のチェックは、日程確認が終了していることを意味します。右下青の連絡済みからIDを入力することで反映されます。
右側のチェックは、接種番号(接種券)を預かっていることを意味します。これは、右上の接種番号を入力することでチェックされます。この両方がチェックされれば、書類、予約の伝達が終了していることを示します。
予約を入れた場合には伝票を発行し、カルテに入れておくと管理が簡単です。つらなって3種類発行されます
患者伝達用

カルテ控え用

処置室用(下記写真参照)

セリアで購入した薬カレンダーに リストと決定券を下記のように入れ、管理しています。一番左はバイアルの入荷予定本数が印刷された紙です。

ダウンロード
何か質問がありましたら、コメント欄にお書きください。
なお、ソフトを利用した際の不利益は、保証できません。自己責任でお使いください
接種券のクリニック名を自院固定としておりましたので、変更しました 201.5.16 16:55
案内文 というテーブルがありますので、そのc欄を自院の案内に変更してください。
無料で使用できますが、役に立ったと思われましたら、
PaypayID mango880
まで、寸志をいただけますと幸いです。
ダイナとRS_Baseユーザーです。
先に作成されたワクチン管理のソフトは大変重宝させて頂いたおります。
また今回、作成された新型コロナワクチン管理ソフトも使用させて頂きたく思っております。
さてお伺いしたいのは2回目の接種時刻に関してです。
F_接種予約日のデザインビューでコンボボックを作成し、事項一覧テーブルとリンクさせて入力は可能となりました。
しかし、コロナ接種券のレポートの2回目時刻にリンクさせる方法がわかりません。御教示頂ければ幸いです。
尚私のアクセスは2013であり、レポートのバーコードはデザインビューで消去させて頂いております。
1回目、2回目で時刻が異なることは想定していません。
2回目は、1回目と同条件の3週間後です。
二回目接種時間は一回目接種時に設定する運用方法に変更して、解決しました。お騒がせしました。
お伺いしたいのですが、64歳以下の接種が開始された場合は、65歳以上に入力したダイナの「100140」の検査項目は一旦削除する必要があるのでしょうか?
ありがとうございます。1回目と2回目は同じ時刻にした方が、お互いにメリットがあるとは思うのですが・・
さて、ご質問の65歳以上の100140は消去する必要はありません。このソフトを使用し続ける限り、特に問題は起こしません。私のソフトには、すでに65歳未満の方のデータも入力されつつあります。
なお、ワクチン管理ソフトをご利用でしたら、このそふとのQRコード、バーコードで、簡単にファイザーの製造番号、有効期限をふくんだバーコード(QR)が作成できますので、ご利用ください。
右のまん中にボタンがあります。
コロナの扱いが残念でなりません。
豊中市「かねしろクリニック」のホームページをご一読ください。
溜飲が下がりますから。
検査コード 100140を作成し、data dynaとリンクをしました。接種する患者さんの各々のカルテに検査コード100140を入力しないとだめなのでしょうか?
CoVRでの接種者追加ボタンについて質問です。
Dyna+RSbaseを使用しています。
CoVRに名称変更される前のバージョンのソフトでは、新規にコロナワクチン予約者を取り込めていたのですが、CoVR最新バージョンにすると、新規コロナワクチン予約の患者さんが取り込めなくなってしまいました。
検査コード100140は既に使用していましたので、100264に設定し、CoVRのクエリ(高齢者コロナ接種希望と高齢者コロナ接種追加分)の検査コードを100264に変更しています。変更箇所が違っているのでしょうか?
よろしくお願いします。
原理的にはそうなりますが、今からそれでは間に合いません。
1.IDのみのCSVファイルを作って、読み込ませたあと、CSV-ID連携ボタンをクリック
2.ダイナでたとえば65歳以上の患者を患者検索で作って、Excelにコピペして、「患者検索追加Excel」ボタンをクリック(2021.05.31 V4.35以降)samplefileをダウンロードしてご確認ください。
のどちらかをお試しください。なお、若年者とか、これから追加出来る人の場合は 100140をカルテに追加しておくと非常に便利に管理出来ます。
今までの方式ですとリストから削除する場合には過去カルテを変更する必要があったことから、方式を変えました。
おそれいりますが、Visual Basic Editorを起動して、
Private Sub コマンド40_Click()
'ダイナミクスからの読み取り設定
Dim Kensacode As Long
Dim TorikomiD As Date
Dim Tname As String
Kensacode = 100140 ' コロナ接種希望者の検査コード。この値を調整してください。抽出条件が変更されます。
Tname = "T_コロナ接種者一覧" '取り込み先テーブル
のうちKensacodeをお好みの数値にご変更ください。日付けで制限をつけたために、SQLをVBAに取り込んで、今まで使用していたクエリは使用しなくなりました。
削除はしておりませんから、クエリを直接クリックしていただければそのまま使えます。いったん全削除をするルーチンがありませんので、重複分のエラーは出てくるとは思いますが、たぶん大丈夫です。
もし、T_コロナ接種者一覧のIDコードのキーが外れていましたら、バージョンアップしていただくか、キーの指定を追加してください。
よろしくお願いいたします。
はじめまして 西宮市で小児科内科で開業しております日野と申します。
コロナウイルスワクチン予約ソフトの紹介ありがとうございます。 すごく便利そうで使ってみたいのですが
取り込むエクセルファイルについてお教えください
当方 高齢者予約の始まった日に電話予約の嵐に巻き込まれ ようやく 名前と 電話番号を記録した申込者のエクセルを作りました。ダイナの65歳以上検索のデータからVlookup関数で カルテ番号 漢字氏名等 データ取り込めたものもありますが、データのない人もいます。それで"ID","氏名","フリガナ","性別","誕生日","連絡先","年齢","申込日"のデータにブランクのあるものが多いのですが(IDはカルテ番号と異なる連番をつくるとかして)取り込みは可能なのでしょうか
ただ、私にはハードルが高いので、CSV-ID連携で使用することとしました。ただ、この場合、年齢表示が出ないのですが・・・できれば表示したいです。
よろしくお願いします。
ampleファイルのうち、T_コロナ接種者一覧.xlsxにそのデータをコピーして、上段真ん中のExcel読込をクリックしてください。接種者一覧が作成されます。
ID連携から、そのデータを入力するのはちょっと面倒ですので、検査コードを簡単に指定出来るようにしました。
現在の最新バージョン 2021060402CoVR.zipをダウンロード→バージョンアップ
そうすると、案内文の最下段に検査コード欄ができていますので、その数字を現在お使いのコードに変更してください。
よろしくお願いいたします。
最新バージョン2021060402CoVRで、検査コードを書き換えたところ、患者さんのデータがうまく取り込めるようになりました。
とても楽になりました。ありがとうございました。
便利に使わせて頂いております。
さて、高齢者の2回目接種のキャンセルの方が何人か出てまいりました。
例えばAさんが、1回目接種後に、2回目をキャンセルされたため、2回目に他院で1回目を接種して2回目を当院で受ける予定のBさんを入れると、1回目のAさんのデータが消えてしまうと、スタッフから言われました。このようなイレギュラーなケースにはどのように対処すれば良いでしょうか。
宜しくお願いします。
Aさんの2回目の接種日を たとえば 2030/12/31
Bさんの1回目の接種日を たとえば 2000/01/01
とされてみてはいかがでしょう?入力時にエラーは出ますが、そのご書き換えれば問題なく利用できるかと思います。
有り難うございました。
御教示頂いた方法で、うまくいったようです。
今後ともよろしくお願いします。
2011年原発事故の後、twitter等で放射能健康被害の数々の子細を追ったりしてブログにも上げていましたが、今、新コロワクチンによって恐ろしい健康被害が出ているのを、恐らく医師として知っていながら、日本医師会等の立場上からか、PCRやコロナワクチンを推進している。立場があるからそうしているなら、原発推進の人にも立場があるから正しいと認めているのと同じです。最近は書くことに覇気がないのも、そういう諸事情によるのでしょうね…
今回のコロナワクチン管理で、F_接種予約日formから”券印刷”を行う際にプリンタ設定を行ってもTM-88Vになってしまいます。使用中のプリンタがTM-88Wなので設定を変えたいのですがどのように設定したらよろしいのでしょうか?ご教示いただければ幸いです。
「コロナ接種券」というレポートをデザインモードで開き
ページ設定 -> ページ設定
でプリンタを指定すれば、うまくいきます
かかりつけ患者のみの対応で行っていますが、先生のソフトには大変助けられております。
時々、職員の入力ミスで”予約登録済みです”
のメッセージが出ることがあります。
予約入力からでは、日付指定での患者検索の機能だけのようでが、患者名あるいは患者IDから何月何日にワクチン予定者にリスっとアップされているかを検索するにはどのような手段がありますでしょうか?
摂取者一覧に1回目、2回めの接種日が表示されるとわかりやすいのですが。要望ばかりで申し訳ありません。
予約入力で日付指定をしないで、ID番号検索をすると指定患者の接種日の一覧が出ることを確認しました。
申し訳ありませんでした。