2009年09月19日

ローマは一日して成らず

09091901.jpg 中学校の頃に習った、英語での月の名称。
January
February
March
April
June
July
August
September
October
November
December

Octopusと言えば、たこ 8本足。なぜ10月なんだろ
とずっと不思議でした。
この本を読んで解消。

英語(他 欧州各語)の母体は、ラテン語。ラテン語はローマの公用語。欧州のことをわかるには、ローマの歴史を知る必要があるとこの本を読んで思いました。

 現在使われているグレゴリオ暦は、ローマの将軍である「ルビコン川を渡った」ユリウス・カエサルの制定したユリウス歴が元になっています。ユリウス当時のローマの暦は、現在の3月が年の初めでした。ユリウスが当時クレオパトラ統治下であったエジプトに言った際に太陽暦を学び作ったと言われています。

 一年を365日(4年に1度の閏年)と決め、最終月である2月が他の月よりも短くなったわけです。


Janualy 語源はヤヌスの神
February 清めるとという意味を持つpurificatioからきているらしい。家畜を殺すのがこの季節だった。
March 軍神マルスに語源を持つ
April 花開くという意味のaperioから
May 旅と商いの紙Mercurius(マーキュリー)から
June Iuno女神、または若者に語源を持つ
July (ラテン語でユリウス)ユリウス・カエサルの出生月
August 初代皇帝 アウグストゥス記念して
September 3月から数えると7番目(Sevenと似ています)
October 3月から数えると8番目(Octopus )
November 9番目の月 (nine)
December 10番目の月(Decimal)

なるほどと思いました。こう言って教えてもらうと、無味乾燥な世界史の授業もおもしろくなりそうです。

 この塩野七生氏の「ローマ人の物語」。おすすめです。
posted by いんちょう at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/32256049
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック