2011年03月18日

福島第一原子力発電所の津波状況(新聞記事から)

 福島第一原子力発電所の様子が徐々に漏れてきました。

特に津波発生直後の以下の記述

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110318-OYT1T00188.htm?from=main4

海が白い壁、ポンプ次々流され…地震当時の原発

福島原発
 想定外のトラブルが相次ぐ東京電力福島第一原子力発電所。


 激しい揺れで建物内の設備は壊れ、海岸沿いの施設は高さ6メートルの巨大津波によって根こそぎ流された。当時、建物内にいた人たちの証言から、巨大地震によって同原発が想像を絶する被害を受けていた実態が、少しずつ分かってきた。

 「海を見ると、サァーッと海面が沖に向かって引いていくのが見えた」。11日午後、同原発6号機近くの関連施設にいた男性技術者は、地震の激しい揺れが収まり、屋外に避難しようと階段を駆け降りたところで、海面の異変に気付いた。

 あわてて階段を上って屋上から海を見ていると、約30分後、水平線の向こうから白い壁のような巨大津波が押し寄せてくるのが目に飛び込んできた。高さ約6メートルに達する大波は、同原発沖合に設置された、幾重にもある防波堤をのみ込んでいった。

 1号機から6号機までの原発の周囲は、あっという間に水浸しになった。それぞれの原子炉建屋に隣接する発電施設に冷却水を供給しているポンプ設備が、次々と流されていく。この設備を失えば、発電施設内を通る高温の蒸気を冷却することができない。技術者は初めて見る光景に恐ろしさを感じ、「これは危険なことになる」と直感した。

 1号機内で電気設備関連の作業中だった男性作業員は「揺れるというよりは、横にも激しい勢いで振り回されている感じ。縦揺れはほとんど感じなかった」と振り返る。原子炉頂部にある天井からつり下げられたクレーンや照明が、激しくぶつかり合う音を聞いて、「これは普通じゃない揺れ方だ」と気付いたという。

 建物の廊下では、ずれた金属製配管の継ぎ目から、水が勢いよく流れ出ていた。余震が続く中、非常灯で薄暗い階段を懸命に駆け降りたが、「出口の扉は本当に開くだろうか」と心配になったという。

 放射能に汚染されているかもしれない水の怖さより、このまま原子炉といっしょに閉じこめられてしまう恐怖の方が強かった。その後、1号機は水素爆発で建屋が大破。「あそこに閉じ込められていたらと思うと足がすくむ」と語る。

 2人はいま、住民らとともに避難所生活を余儀なくされている。作業員は「地震はあるかもしれないと思ってはいたが、ここまで大きい揺れは想像もしていなかった」といまだに信じられない様子だった。

 技術者は「原発で仕事をしている自分が、こうして住民といっしょに避難していることは複雑な思いだ」と語り、「何とかこのまま最悪の事態だけは避けられれば」と天を仰いだ。(後藤将洋、影本菜穂子)

(2011年3月18日12時35分 読売新聞)

 私が津波の情報を聞いたときに思い浮かべた状況と寸分変わりません。

白い壁のような という表現は、恐怖そのものです。

 現在、いろいろな情報が出て、それに対する解説もされています。放射能、原子力は目に見えず、よくわからないというのも確かだと思います。それでも、発表された情報を自分なりに咀嚼して判断していくということは、非常に大事です。
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posted by いんちょう at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力
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