2011年04月13日

累積被爆問題(計画的避難区域)

 計画的避難区域という訳の分からない言葉が出てきました。

当初、IAEA 3月31日(木)1時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000008-jij-int
時事通信 3月31日(木)1時18分配信
 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。
 同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした

 これに対して、日本政府
2011.3.31 12:34 (1/4ページ)
 枝野幸男官房長官が31日午前11時から首相官邸で開いた記者会見の詳報は以下の通り。
【IAEA調査】
 −−IAEA(国際原子力機関)が福島県飯舘村に放射性物質の濃度調査に入って、IAEAの基準だと、避難の値を超えていて、避難勧告を出すよう日本政府に伝えたということだが、どう対応するか
 「IAEAの土壌調査の中に、IAEAの基準の一つを超過するものがあったという報告と、その状況を踏まえて状況を慎重に把握するよう助言があったということだ。当該周辺含めて、この間、大気中の放射線量についての継続的なモニタリングも行ってきているので、今回の土壌についてのIAEAのモニタリングの結果も踏まえながら、さらに精緻(せいち)なモニタリングを行っていかなければならないと考えている」
 「なお、この土壌の放射線量が基準値を超えているということについては、長期間、そうした土壌の地域にいると蓄積で健康被害の可能性が生じるという性質のものなので、大気中の放射線量、周辺地域、継続してモニタリングを行っている。今の時点で健康被害の可能性というよりも、こうした状況が継続する、長期にわたるという場合の可能性について、しっかりと把握をして対処していかなければならない。そういう性質のものと認識している」

その後、

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104060456.html
2011年4月7日1時10分
放射線の積算量の測定を始めた先月23日以降、福島第一原発から約30キロ離れた浪江町の積算量は約11.63ミリシーベルト、飯舘村は約6.83ミリシーベルト。24時間屋外にいるとの仮定に基づくため、屋内にいる時間を勘案すれば実際の積算量はより低くなるという。

なぜ、3月23日からなのですか?
3月11日から15日に大量被爆があったはずです 

そして、昨日、レベル7の発表と共に、3月11日からの累積も発表されました。

福島・浪江で34ミリシーベルト=大震災後の積算放射線量推計―安全委時事通信 4月12日(火)0時8分配信
 原子力安全委員会は11日、福島県内の53地点について、先月12日〜今月5日の大気中の放射線量の推計積算値を発表した。毎日8時間屋外にいた場合、福島第1原発から24キロ北西に位置する浪江町赤宇木椚平で、最大の34.0ミリシーベルトに達していた。
 安全委によると、現時点の線量が続くと仮定した場合、椚平では東日本大震災発生から1年が経過する来年3月11日には313.9ミリシーベルトに達すると推計。健康に影響を与える可能性が高まるとされる100ミリシーベルトを上回る。
 ただ、安全委は放射性物質は今後、時間の経過とともに減少するほか、雨などで地表から洗い流されることでも減るとしている。
 今月5日までの推計積算値は、浪江町の他の6地点で1.7〜20.3ミリシーベルト(来年3月11日時点では13.0〜154.8ミリシーベルト)、飯舘村の4カ所は1.5〜11.1ミリシーベルト(同15.3〜91.1ミリシーベルト)。福島市の3カ所は0.4〜2.1ミリシーベルト(同2.4〜16.8ミリシーベルト)。

 政府にはもっともっと素早い勧告を望みます。被曝は累積します。
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posted by いんちょう at 10:06 | TrackBack(0) | 原子力
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