2011年04月18日

福島の思い出(3)・3交代勤務

 最初の配属は、原子力発電所の運転(3交代)業務でした。私たちの前の年までは、3週間程度と非常に短かったのですが、私たちの年だけ来年の1月1日までという長丁場。5月から1月までですから、8ヶ月程度。(さすがに評判が悪く、翌年からは夏くらいになったようです)

 配属されたのは、1−2号機のD班でした。

発電所の三交代は、次のように分かれています。

1直 8:00-15:10
2直 15:00-22:10
3直 22:00- 8:10

(勤務時間が事務部門と異なっていたため、評判が悪く、少し変わりました。)

1日目 1直        8:00-15:10
2日目 1/2直(とおし) 8:00-22:10
3日目 2直        15:00-22:10
4日目 3直        22:00-翌8:10 
5日目 3直        22:00-翌8:10 
6日目 あけ 3直終了後の時間(休み)
7日目 休み
8日目 休み

のサイクル。

これを3サイクルか4サイクルしたあとに日勤業務となります。

日勤  8:00- 16:00 (このあたりあやふや)

を一週間。このときに、いろいろな研修や、有給休暇を取ります。

 平日も休みになりますし、ひるまもぶらぶらしている感じですので、近所の人には、
「あそこのご主人、働いているのかしら?」
と思われてしまうようです。

夜間には、交代で1−2時間の仮眠をとっていましたが、体は非常に疲れました。もう2度とはしたくありません。

福島第二原子力発電所は、2プラント一当直体制でした。

当直長 1名(課長クラス)
副長  1名
主任  2名(1プラント1名)
副主任 1−2名?(1プラント1名)
運転員 3名?(この人数は、ちょっと怪しいです)

我々大卒組(がくそつ といわれてました)は、2名ごとの配属。

定員にははいらない、研修の扱いでした。
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posted by いんちょう at 19:55 | TrackBack(0) | 原子力
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