1号機 水素爆発
2号機 圧力抑制室の破損
3号機 水素爆発
4号機 水素爆発
となっています。
まず、事故が起きる前の状態を見ておきましょう。

1号機

これは、きれいに2つに区切られています。これこそ水素爆発です。事故前の写真と比較すると、線から上の部分がすっぽりなくなっていることがおわかりと思います。1号機原子炉建屋は、どの方角からみても、同じ形です。(爆風による力が均等にかかっているためと思われます)
また、上空から

黒いがれきで覆われているのは、元々の天井がそのまま下に落ちたため。
以上、2つをしっかりとご記憶ください。
2号機

別の角度

蒸気が出ているところは、ブローアウトパネルといわれ、これも想定内の破損です。
どちらも私自身は驚きません。
3号機(海側から)

3号機(上空から)

3号機やや山側から

1号機と3号機の壊れ方は同じでしょうか。
比較しますと
・1号機で直立して保存されている鉄骨の柱は、3号機では内側に倒れてしまっている。
・1号機では健全な状態を保っているコンクリートの建屋部分も柱を残して吹き飛んでしまっている
・建屋自体が原形をとどめていない状況。
1号機の横に抜ける(鉄骨部分の壁を横に吹き飛ばす)ような爆発とは違い、上部とコンクリートの壁を破壊するような強烈な爆発が起きている。
と思われる。
3号機のタービン建屋内に原子炉から飛んだと思われるがれきがあるはずです。(左下の穴)

このがれきを早急に調べる必要があります。(なぜか、3号機のタービン建屋の話は、ほとんど出てきていません。記者会見で、是非質問してもらいたい内容です。)
次に4号機
(海側から)

(上空から)

これは、天井の構造は比較的保存されています。が、やはり信じられないです。
同じ爆発に分類できるのでしょうか?