海外では、日本以上に関心が高く、連日報道されているようです。
地震が起きてから、翌日くらいの夜にエジプト人の友人(医者で現在は、サウジアラビアで研究職をしています)から電話がかかってきました。
(電話といってもSkypeを使っているので無料。TV電話でした)
・・・余談ですが、この友人の導きでエジプト旅行をしました。未完ですが、ホームページもあります。・・
私が、東京電力に勤めていたことを知っており、当時私が彼に
Japan shoudn't Have nuclear power plants.
と言っていたのを覚えていて、実際どうなのかと聞いてきたのです。
まだ、原子力発電所が爆発する前だったので、非常に優秀な人たちが対応している。最悪の事態は防げるのではないかと言った趣旨の会話でした。
その後はみなさまご存じの通り。
とても話せる内容がありませんので、以降コールも無視しています。(本日さすがにE-mailは書きました)
日本に住んでいる友人よりも、ずっとずっと危機感が強いことだけは記述しておきます。
さて、
恐ろしい記事を発見しました。
http://fpaj.jp/news/archives/2618
東電原発事故外国人記者向け会見が無視された日〜共同会見開始とは偶然?
<日隅一雄>

東電原発事故に関する会見が、統合対策本部の主導で、本部、保安院、東電、文科省、原子力安全委員会の合同で行われ始めた25日昼、官邸で行われた外国人記者向けの会見に出席者が1人もいなかった。これは偶然の一致だろうか…。
4月に入ってからは、私もさっぱり原子力関係のニュースは見ていません。
・重要なことが話されない
・枝葉末節の話ばかり
なので、時間が無駄なのです。
また、天木 直人氏のこんなブログも見ました。
http://www.amakiblog.com/archives/2011/04/26/
一部引用します。
放射線流出を止めることがすべてに優先する
(中略)
日本政府が何にもまして最優先で取り組むべき
は福島原発から放出され続けている放射線流出を一日でも早く止めること
だ。すべてはそこから始まる。
この国の指導者たちはなぜすべてをそこに集中しないのか。
わかっていながらそれが出来ないとすれば、それこそ大問題である。
事態は我々が考えているよりはるかに深刻ではないのか。
このブログを読んで、愕然としました。危機感が強いと思われる人でさえ、この程度の認識。
チェルノブイリでさえも10日間足らずで放射能飛散は、食い止めています。それさえが、できない状態が、最初から続いています。
・止める
・冷やす
・閉じ込める
1ヶ月もたつというのに、このステップの最初の段階しか(しかもそれは、地震が起きてすぐに終わっています)終了していないのです。冷やすというステップも、水を垂れ流ししているだけ。きちんとした工程表では動いていない。。。
私のブログも技術的な話ばかりで、根本的な問題を話していなかったようです。
今回の天木氏のブログを読んで、痛感いたしました。
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