http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110520-OYT1T00751.htm
1〜4号機廃炉、7〜8号機増設計画中止…東電
東京電力の清水正孝社長は20日午後の記者会見で、福島第一原発1〜4号機の廃炉、及び7、8号機の増設計画の中止を決めたと発表した。
同原発5、6号機と、福島第二原発は冷温停止状態を当面維持することとした。
経営合理化方針については、保有不動産など電気事業遂行に不可欠なものを除いて売却するほか、厚生施設を全廃するなどして計6000億円以上の資金を確保。さらに、投資、修繕費用など2011年度で5000億円以上の削減を行うことを明らかにした。
人件費については、代表取締役については、給与を全額返還し、常務取締役は60%削減することにした。
また、社長を退任することについては「大変なご迷惑をおかけし、経営責任を明らかにするべきと考えた」と理由を述べた。
(2011年5月20日16時04分 読売新聞)
おそらく、同じ人が話した内容とおもうのですが・・・
原子炉安定後の辞任示唆=避難者に生活資金仮払い―東電社長
2011年 4月 13日 21:30 JST
清水社長は、深刻な放射能漏れ事故を起こしたことを「改めて深くおわびする」と謝罪の言葉を繰り返した。その上で、自らの経営責任に関し「原子炉冷却の安定化や(放射性物質で汚染された)廃水の処理に取り組んだ段階でないと申し上げられる状況でない。出処進退については、そのときの判断もあるかもしれない」と述べた。
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_221735
この程度のことでは、もう驚きましませんが・・・・
・原子炉冷却がもう安定したのですか?
・廃液処理は取り組んだ??
1ヶ月足らず前にご自分が発言したことなのに、どうしてこういう発言が出てくるのでしょうか。
やはり、首相と原子力安全委員長と同じ病気なのでしょうか?
本日の発言で、大変注目すべきなのは、5−6号機です。
大量の地下水(東電発表)が毎日生じているのは、既報の通り
これだけの状況にありながら、経営陣はこれらの号機を全くあきらめておらず、それゆえに何か重大なトラブルがおきていても、公開されていないように思えます(毎日の大量の地下水のみ発表)。
質問が出来る方は、ぜひこの号機について質問してください。燃料プール、圧力容器から燃料を抜き取らない限り、どうにもならなくなりそうです(燃料を抜いたからといって、即廃炉というわけではもちろんありません。)おそらく,トラブルが表に出てしまい、その復旧・対策に時間をとられ,廃炉とつながってしまうのが、困るのでこういった対応をしているとしか私には思えないのです。
また、全く報道がなく表面上問題のなさそうな福島第二原子力発電所。
こちらにしめしたとおり,
50センチ以上の地盤沈下
+
2メートル以上の東への移動
が起きています。本当に何も問題がないのか、こちらも問いただす必要があります。
すくなくとも、福島の5-6号機、福島第二原子力発電所全号機 の使用済燃料は原子炉建屋内から早急に移動させてください。