2011年05月25日

1-3号機メルトダウン報道について

.福島第1原発 1号機と2号機の格納容器に穴の可能性
毎日新聞 5月25日(水)2時31分配信
 東京電力が24日公表した福島第1原発2、3号機で炉心溶融があったとする報告書の中で、1号機は原子炉圧力容器の外側にある格納容器に直径7センチ相当の穴、2号機では格納容器に直径10センチ相当の複数の穴が開いている可能性が初めて示された。東電は炉心溶融による2、3号機の圧力容器の損傷について「限定的」としているが、高濃度の汚染水がタービン建屋に漏れ出すなど、圧力容器やその外側の格納容器の健全性は元々疑問視されていた。東日本大震災から2カ月半。対応に問題はなかったのか。事故収束に向けた工程表の履行も危ぶまれる。【平野光芳、八田浩輔、久野華代】

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 メルトダウンは、冷却材喪失事故(Loss of Coolant Accident LOCA) と発表した時点で、確定しています。

・・・武藤副社長が海水注入の時に、「水位計は、ダウンスケール」とはなしていますので、その時点で少なくとも東京電力技術者たちは、想定。および、国内外の専門家たちも原子力史上最大の事故(複数炉心でのメルトダウン)が起きたと考え、おそらくレベル7以上(レベル7より上はいまのところありませんが)の最悪事態と判定しています。さらに3号機の爆発。停止していたはずの4号機で爆発が起こり、こんどは炉心以外に、核燃料が全く無防備(水以外の遮蔽物がない)で保管されている燃料プールの存在に注目が集まりました。
 米国の規制委員会が注目しています。

 これが、3月15日までの専門家の分析のはずです。正式発表するには、それを裏付けるデータがない限り流言飛語として、取り締まりを受けていたことでしょう。本来は、様々な意見があってしかるべきで、それから取捨選択していく能力がこの情報過多時代には求められているにもかかわらず、報道統制をしようとしていました。

 この報道も、IAEAの査察が本日から始まったのと関連しているのでしょう。

おそらく、現場はこんな感じだったかと・・
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ゴルゴ13 (64)海難審判・10月革命の子・2万5千年の荒野 (SPコミックス)より
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posted by いんちょう at 06:42| 原子力