2011年06月03日

放射線管理区域の設定をせよ−福島廃棄物処理

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060301000161.html
福島の廃棄物処分に被ばく限度 20ミリシーベルトを検討
 災害廃棄物仮置き場でがれきの放射線量を測定する担当者=5月9日、福島県いわき市
 政府の原子力災害対策本部が、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染された震災がれきなどの廃棄物について、処分に携わる作業者の被ばく放射線量限度を設ける方向で検討を始めたことが3日分かった。福島県内の作業者では、年20ミリシーベルトを上限とする案が浮上している。
 環境省によると、福島県内の震災がれきは290万トン。汚染レベルが低いと判断した県南部と会津地方では平常通りの処分を認めたが、それ以外の地域では仮置き場に集積されたままで、対策が急務となっている。
 これまで、廃棄物を取り扱う際の対策として、内部被ばくを避けるためのマスク着用などが示されているが、被ばく線量の規定はない。
2011/06/03 09:22 【共同通信】


 なぜ、このようないい加減な管理で作業させるのでしょうか。放射線管理区域の設定をしていないために、悪名高い(私が発言しているだけですが)文科省管轄になっているのでしょう。旧、科技庁の方々は、放射線管理のこと、放射能の怖さがわかっているのですか?また、労働環境にも関係しますので、厚労省も管轄となるはずです。

 直ちに放射線管理区域に指定し(どこまでの範囲が必要なのでしょうか?)、従事者には放射線管理の教育が少なくとも必要です。

 文科省の方々、いつまでこんなことをしているのですか?管理の方法がわからないのならば、さっさと、保安院に所轄業務を移管してください。
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posted by いんちょう at 11:16| 原子力