2011年06月16日

放射能を除去できる浄水器−−問題点も

本日熊日朝刊の記事です。
2011061611.jpg

 さすが、技術立国ニッポン。こういった不可能とされる放射性物質の除去装置を発明し、売り出されているようです。(福島県の調剤薬局)

 しかし、問題もあります。たとえば、1キログラムあたり 300ベクレルの水を100リットル濾過すると30,000ベクレルの放射能がたまり、さらにそれを10日間続けますと、300,000Bqという大変高濃度の汚染となってしまいます。この濾過器をどこに捨てるか、今度はその問題も出てきますので、汚染された濾過器の流通まで考えておかないと、家の中でも放射線を出し続けることになってしまい、内部被曝は避けれるものの、外部被曝量がかなり上がってしまうことになってしまいます。
 この浄水器を購入する場合には、ガイガーカウンターが必須でしょうし、回収ルートも必要です。(回収ルートできているのでしょうか?)不燃物に出してしまうと、こんどは処分場が汚染されます。大変やっかいな問題が生じます。

 また、気になる記述があります。
5月の飯舘村の水道水

ヨウ素  54Bq/kg
セシウム 803Bq/kg

5月でさえ、半減期が短いヨウ素が出ていることに驚かされますし、セシウムの量はさすがに多すぎるでしょう。これを水道水につかっていたとは、私には信じられませんし、3月ではいったいどのくらいの量だったのか・・・

 この浄水器を、原発の濾過に使えば、ずいぶんと安上がりになると思うのですが、採用する予定はないのでしょうか?・・・100台で20,000リットルになります。まあ、放射能レベルが違いますが、考慮する必要は十分あると思います。

 明るい話題ではありますが、考えさせられる記事です。ペットボトル製造工場には、是非導入していただきたいと思います。
タグ:P
posted by いんちょう at 21:35| 原子力