2011年06月22日

チェルノブイリよりはるかに線量高い?−福島

1986年5月8日の原子力産業新聞を入手することが出来ました。
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 シチェルビナ副首相はまた、同発電所付近の放射線レベルが十〜十五ミリレントゲン/時へ、最高時の二〜三分の一に減少し、事態が安定化へ向かっていることを強調した。

チェルノブイリ事故は、1986年4月26日で、この会見は5月6日。

六日付プラウダは、川への放射能流入を防ぐため、発電所近辺を流れるピリピヤット川に堤防を築く工事が始められたとしている。

 翻って日本。100日以上経過しているのに

福島第1原発:地下ダム計画文書 東電が作成を認める
2011年6月21日 20時40分 更新:6月21日 20時49分
 東京電力が福島第1原発事故で地下水の汚染防止のため設置を検討している遮蔽(しゃへい)壁(地下ダム)の費用が1000億円レベルになるなどと記した文書(6月13日付)について、東電は21日の会見で「当時の考え方をまとめたもの」と同社が作成した文書であることを認めた。
東電は内容について14日に発表する予定だったが、費用計上による債務超過を懸念。毎日新聞が20日に報じて明らかになった。
 文書は、債務超過で市場から厳しく評価されないよう、国の支援がないと設置事業を前倒ししないという趣旨が記載されている。この点について、東電は「まだ合理的な費用の見積もりができていないなかでの表現」と釈明。具体的な工期などの見通しは示さなかった。【奥山智己】


 会社のことを心配して、未だに着手していない状況です。噂では、株主総会を乗り切るためということですが、まさか本当ではありませんよね?これが、技術大国日本とうたわれた真の姿。

 さて、チェルノブイリの周辺放射能

10-15 ミリレントゲン/時 = 10-15mREM/h = 0.1-0.15mSv/h
(少なくとも、10日後)

最高時でも、
0.2-0.3mSv/h
(やや怪しい気はいたしますが)

しかし、このくらいの数値なのです。

かたや、現在の福島第一サーベイマップ
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0.1-0.15となっているのは、ほとんどありません。

発電所周辺の放射線量は、もしかするとフクシマの方が高いのではないですか?(周辺の定義がこれだけではよく分かりませんが・・)

追記(2011.6.22 23:40) 周辺放射能と呼ばれるのはこちらでしょうか?
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これを見ますと、事務本館前 重要免震棟近くでは、 0.35-0.4mSv/hあります。1日で8mSvを被ばくしてしまいます。

発電所周辺は、この新聞に書かれているチェルノブイリと同じくらい 0.1-0.15mSv/hrでしょうか。

 チェルノブイリよりはるかに汚染が少ないとは、とてもいえないと私には思えます。
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posted by いんちょう at 08:39| 原子力