
これは、85%遮光で 50m 15,000円程度。 75%遮光ですと 8,000円程度
農業用だけありまして、それほど高くはありません。
使い方。
1.できるだけ壁全体をおおうようにつける(窓だけでは効果うすい)
2.壁・屋根とは少しだけでかまわないのでスキマを置く
理由
1.太陽熱は建物全体を暖めます。部屋の温度が上がってくるのは、窓からの直射日光だけではなく、むしろ壁からの二次的な太陽熱放射の方が寄与度が高い。全体を覆うことでこの輻射熱を大幅に減らすことができる。


こんな感じです。
2.壁・屋根との間に空間がないと、遮光ネットのメッシュがそよぐことがなく、すきまを通じて壁、屋根そのものがあつくなってしまい、効果が減弱してしまう。

こんな張り方では、あんまり効果がありません。少しだけ浮かせるだけで随分違います。

この工事を私と従業員総出で午後暇なときにやりました。(かかったのは材料費のみ)
効果は・・・

1階にレントゲン室があります。窓は鉛で遮蔽しており、太陽光はいっさいレントゲン室には入ってきません。しかし、夏は灼熱のような暑さとなり、クーラーをつけっぱなしにせざるをえませんでした。
今夏はコンクリートの壁からの輻射熱がほとんどなくなったためでしょう、毎朝ひんやりとするくらいでクーラーを使用する必要がなくなってしまいました。
また、屋上の60%程度を遮光ネットで覆いましたので、2階の部屋全体(2階建てです)がクーラーなしでも何とか過ごせる程度の室温(30-32℃)となっています。
マンションなどの場合は、窓だけではなくできるだけ壁全体を覆うようにし、さらに屋上全体を覆えば非常におおきな節電が可能となります。
一般住宅でも、ブラインド−のような感じの設備をつくり、瓦の上などを遮光することができれば、大幅な節電が可能となります。(これは、業者に頼まないといけないとむりでしょうか。)
緑のカーテンと組み合わせ(下地に使う)れば見た目もそれほど悪くなく、何よりもそれほど高くはない、取り回しのしやすい材料ですので、非常に有効な節電方法です。
関連ブログ
遮光ネット 2010.8.29
このようにネットを窓だけをはる方法は、カーテンをするのと効果はほとんど変わりません。(おすすめできません)それでも、効果はありますが。。
このエントリーは、今でも検索で訪れる方が結構おられます。
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