2011年07月17日

原発安全神話虚構思い知る(熊日投稿採用)

2011.7.16(土) 熊日朝刊から
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それでも続けますか?(私の原題)
 東京の大学を卒業してから30歳になるまで、東京電力−福島第二原発に5年、本店の原子力部門で2年間勤務していました。今回の原発災害で報道されている大熊町、浪江町、双葉町、富岡町の街並みその他すべて見覚えがあります。
 会社を辞めてからも、数人の方たちとは交流があり、大熊町の梨を毎年送っていただきました。去年お礼の電話をしたときに、定年まであと数年とのことで、その時は「熊本に遊びにくっからな。」と会話したことが忘れられません。今から20年くらい前に、3代は持つようにと立派なひのき一本柱をつかった屋敷を楢葉町(現在避難区域)に建て、完成祝いとご自宅に冷やかしに行ったこともあります。今頃は一体どうされておられるのでしょう。
 福島原発の立地点は、国内原発の中ではもっとも理想的な場所で、断層はなく、岩盤の上に建設されており、地震があろうと津波があろうとほとんど揺れることもなく、事故になることは絶対にない。と勤務している全員が思っていたのです。
 原発で事故が起きないというのは、虚構に過ぎないとわかりました。熊本の近くには川内、玄海原発があり、事故の際には、両原発から100キロ件程度の熊本県は人が住めない地域となってしまう可能性が高いでしょう。電気という利便性のためだけに、ヨウ素剤を常備し、避難経路、場所を具体的に考えておかねばならない生活を送るしかないのでしょうか。


7月10日に投稿した読者の広場です。

採用していただきありがとうございました。さすが新聞社。全体の内容が分かる題名に変更していただきました。

今回は熊本について書いていますが、日本全国安全な場所などすでにありません。玄海原発に何かあれば、北海道をのぞく全ての都道府県が人が住めなくなってしまうでしょう。それほどの能力が原発にはあります。

追伸
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posted by いんちょう at 16:34| 原子力