2011年07月18日

お天道様が見ている−東電株について

 小さいころ、悪いことをするとよく、

「お天道様が見ているから、やめなさい。」

と言われていました。

かげで悪いことをしていても、かならずその報いを受ける。真っ正直に生きなさいと言う意味だと理解しています。

同じような言葉に

天網恢々疎にして漏らさず
天知る地知る子知る我知る(四知)

などがあるでしょうか。

悪銭身につかず
 電力が原発で得ようとした利益は、全てなくなってしまいました。まだ、続けようと思っている人が多いのには、私には信じられません。(経済を振りかざすのは、それこそ災厄の犬 の輩そのもでしょう)

東京電力の株式の値動き
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6月の上旬に148円をつけてから、一貫して上昇しています。

(私は自社従業員持ち株会に入っていましたが、退社してすぐの時期に売り払っており、現在は端株しかもっていません。原発事故後も東京電力株は、一切売買していません)

 この後、どうなるのでしょうか。現在の賠償法案が成立することを見越しており、そうすれば額面を回復するのかもしれません。福島の現状は、情報が小出しにされていることもあり、なかなか実情は理解できず、そのために思惑を呼び売買も非常に活発です。

 ただ、確実なことは日本全体・そして地球全体に対して、今まで人類が経験したことのないスケールで被害を引き起こしているのは間違いありません。

 この株に手を出すことは、今回の事故の当事者の一人となることを意味します。(もちろん投資範囲内の有限責任)

 お天道様は見ていますよ。
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posted by いんちょう at 00:28| 原子力