東京電力は18日、福島第1原発3号機のタービン建屋で、台風6号の接近に備えて屋根に開いた穴をふさぐ修繕工事を実施した。予定する2カ所のうち、大きい方の修繕が完了。19日には残りの穴もふさぐ予定。
穴は、3号機原子炉建屋の水素爆発で飛散したがれきによって開いたとみられる。タービン建屋には高濃度の放射性汚染水がたまっている。穴から雨水が降り込むと水位が上昇し、あふれる危険性があるため、雨水の浸水を防ぐのが狙い。
東電によると、18日にふさいだのは、縦11メートル、横14メートルの楕円(だえん)形の大きな穴。縦5メートル、横16メートル、厚さ40センチの鉄製の構造物3枚を、クレーンを使ってつり下げ、穴の上に並べてふさいだ。この作業で、作業員2人が計画していた被ばく線量の10ミリシーベルトを超えた。最大は12ミリシーベルトだった。
19日は、縦5メートル、横2メートルの楕円形の小さな穴をふさぐほか、水素爆発の爆風でふたが吹き飛んだ天窓もふさぐ予定。また、配管が破損した二つの雨どいの入り口部分の穴にも、水が流れ込まないように土のうを置くという。【河内敏康】
おそらく、この部分の穴でしょう。今までほおっておいたのか、そちらの方が不思議。

そして、この穴は、3号機●爆発のときのガレキの一つです。
10S前後のところで、いくつかおおきな破片が見えます。2011.8.10消去確認
こちらの方がスローモーションになっており、分析しやすいです。なぜ、この動画をここまで隠したがるのでしょう。
この時の工事の写真(東電発表)
屋根の部分

どうして、こんなにも巨大な構造物が必要なのでしょうか?雨のためだけとは思えません。放射線の遮蔽を考えての措置でしょう。
そうして、工事の状況

クレーンでつり上げて設置するだけの作業です。建屋内で何かしたわけではないのに、作業員の被ばくが12mSvととんでもありません。一体どれだけの時間がかかったのかはっきりとはしませんが、おそらく短時間にしているはずです
サーベイマップ(2011.6.24以降公開されていません)

少なくともタービン建屋の回りには、それほどの高線量はありません。
穴の周囲がとんでもない高線量であることが分かります(発表されていません)この穴のむこうにはなにが隠されているのでしょうか。天井の下は、おそらく3階で、空調設備がある部屋、その下の2階は、タービンのある通称オペフロ。どちらも水没しているはずはなく、ガレキの写真などは撮っているでしょう。
このガレキの正体は何ですか?
東電、政府は知っているはず。
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タグ:1F
建屋内部の当時の惨状はどんなでしょう?
巨大な酷い汚染瓦礫は撤去されたのでしょうか?
未だに情報公開ないですよね。