2011年07月28日

モンゴル最終処分場頓挫〜東芝

2011.7.2(土) 熊日一面、三面から
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米原子力大手ウエンスチングハウス・エレクトリック(WH)を子会社に持つ東芝の佐々木則夫社長が五月中旬、米政府高官に書簡を送り、使用済核燃料などの国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ新構想を推進するよう要請、水面下で対米耕作を進めていることが1日、分かった。
(中略)
東芝広報室の話 包括的燃料サービス(CFS)構想は世界の原子力平和利用に対して、価値のある構想であると理解している。当社は民間企業として将来的にサポートできると考えている。これらを伝えるために、書簡を送付した。モンゴルのCFS構想は国際的な核不拡散体制の構築、および同国の経済発展に寄与できるという点で意義があると考えている。

(三面)
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「福島であんなに大きな事故を起こしたにもかかわらず、”原子力村”には全く反省の色がみられない
 今回明らかになった東芝の対米工作について、原子力政策に携わる日本政府高官はあきれ顔で言い放った。さらに「書簡は福島第一原発事故を受けた原子力業界の危機感の表れ」と指摘した上で、拙速だと切り捨てた。


 これは、熊日に乗ったスクープですが、おおきな扱いになっている印象はありません。私は、最初ウソだろうと思ったのですが、東芝の広報がいけしゃあしゃあとコメントを発しているところをみると本当か。。。と思って、怒りがこみ上げました。

使用済み核燃料をモンゴルに貯蔵 日米との合意原案判明

 モンゴル産のウラン燃料を原発導入国に輸出し、使用済み核燃料はモンゴルが引き取る「包括的燃料サービス(CFS)」構想の実現に向けた日本、米国、モンゴル3カ国政府の合意文書の原案が18日明らかになった。モンゴル国内に「使用済み燃料の貯蔵施設」を造る方針を明記し、そのために国際原子力機関(IAEA)が技術協力をする可能性にも触れている。
 モンゴルを舞台としたCFS構想が実現すれば、核燃料の供給と、使用済み燃料の処分を一貫して担う初の国際的枠組みとなる。福島第1原発事故を受け、当面は構想の実現は難しいとみられるが、民間企業も含め後押しする動きが依然ある。
共同ニュース(2)2011/07/18 17:57 【共同通信】


モンゴル、核廃棄物受け入れを拒否 「処分場」構想は頓挫か2011/7/28 15:30
モンゴル国内に日本の核廃棄物処分場を建設する構想をめぐり、日本がモンゴル政府から核廃棄物の受け入れを断られていたことが明らかになった。松本剛明外相が2011年7月27日の衆院外務委員会で、服部良一議員(社民)の質問に答えた。事実上、構想が頓挫した形だ。

松本外相は、7月23日に行われたモンゴルとの外相会談の内容について、

「モンゴル側からは、国内法令の関係上、核廃棄物の国内の受け入れ、つまり外国から自国への受け入れは困難であるとの立場の表明があったと記憶している」
と明かした。また、今後の核廃棄物の処理のあり方については、

「非常に扱いが難しいゴミで、各国とも課題として残っている。他方で、使用済み核燃料は、不拡散の観点からすると、ある程度しっかりとコントロールされている必要がある」
と述べるにとどまった。


 東芝は日本のように札束でほほをたたけば、最終処分場を作ることができると思っていたようですが、やはり無理でした。

 それにしても、この工作はどういうことでしょうか。福島の事故が全く収束していない状況で、こんな工作を裏でやる・・・原子力村の反省のなさ(今流れています安全デマをみますと当然ではありますが)は・・


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タグ:P 廃棄物
posted by いんちょう at 22:05| Comment(0) | 原子力
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