2011年07月29日

1年の売電収入未満で水力発電を中部電に売る三重県〜これは許してはならない

中部電が水力発電所買収=三重県保有、きょうにも基本合意
中部電力は29日、三重県が保有する10カ所の水力発電所を買収することを明らかにした。買収額は105億円で出力の合計は9万8000キロワット。同社は再生可能エネルギーの活用をさらに進めたい考えだ。
 同社によると、東京電力福島第1原発事故以前から、三重県から水力発電所を売却したいという申し出があり、前向きに検討をしてきた。不足する管内の電力供給力を補う目的で今回の決定に至ったとみられ、29日中には基本合意する見通しだという。(2011/07/29-10:55)


 この水力発電の売電単価契約は、いくらでしょうか?おそらく、初期の水力なので、2-3円/kwhのはずです。

 これは、明らかな再生可能エネルギーであり、電力会社による売電単価は20円/kwhでも問題ありません。

仮に、10円/kwh, 20円/kwh として計算してみましょう。

10x9.8万kw = 100万円/hr の収入

1日で 2400万円 1年で 87億6000万円

の収入が得られます。

もし、かりに再生可能エネルギーということであり、20円/kwhとするならば、

175億円

の売電収入となります。

この売却はダンピング以外の何者でもありません。なにか裏にないでしょうか?

適正価格は、1000億円程度であるべきで、これでも投資をすれば、年間 17.5% もの利回りになります。

 三重県の皆さん、こんなに不当な安値で再生可能エネルギーである水力発電を、原子力推進派の中部電力に売り渡していいのですか?

 電力会社は、自治体の初期の水力発電を不当な安値で買電しています(契約見直しをしていないため。)水力発電を所有している自治体は、電力会社との契約を見直す必要があります。(おそらく、2-3円/kwhのところが多いはずです)

 裏になにもないとすれば、水力発電の本当の価値を知らない自治体職員が、百戦錬磨の中部電力の口車に乗ってしまったというわけでしょう。自治体の水力発電は、今後おおきな収入源として、見直されるはずです。
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posted by いんちょう at 11:37| Comment(2) | 原子力
この記事へのコメント
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/496.html

いつも勉強になります。

 大体7円から8円kwhのようです。
PPSに売れば10円以上になりますね。
Posted by 農民 at 2012年08月29日 00:38

http://www.pref.mie.lg.jp/ZAISEI/HP/arikata/houkokusyo/houkokusyo_denki.pdf
(収益と費用は66P)


三重県電気事業
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/20050900993.pdf

三重県企業庁水力発電事業価値算定等業務委託の入札結果
http://www.pref.mie.lg.jp/NYUSATSU/2010030549.htm
三重県企業庁水力発電事業価値算定等業務委託の入札結果

1 入札件名  三重県企業庁水力発電事業価値算定等業務委託

2 入札日   平成22年3月29日

3 落札決定日 平成22年3月29日

4 落札者   津市栄町3丁目255
        日本工営株式会社三重営業所
        所長 大原 一仁

5 落札金額  1,200,000円

6 入札方法  一般競争入札

7 入札公告日 平成22年3月8日
Posted by まおう at 2013年01月28日 14:34
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