川内原発1号機、鹿児島知事「早期の再稼働必要」
定期検査に伴い運転停止中の九州電力川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)1号機の再稼働について、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は29日、ストレステスト(耐性検査)の1次評価実施後、国による安全性の保証と住民説明会の開催を前提に「速やかに議論を進めるべきだ」と述べ、早期の再稼働が必要との認識を示した。
伊藤知事は定例記者会見で、自然再生エネルギーの構築には時間がかかるとしたうえで、短期的には「早く(原発を)稼働させた方が日本のためになる」と述べた。
県が国に要請している住民説明会については「3、4か所での開催を検討しており、国による丁寧な説明を求めたい」とした。
(2011年7月29日 読売新聞)
「川内原発再開が早い場合も」(NHK)
九州電力の貫正義副社長らはこのあと川内原発のある薩摩川内市の岩切秀雄市長を訪ね、調査結果を報告しました。
このあと岩切市長は公開ヒアリングの参加者の3割余りが九州電力や関連企業の関係者だったことについて「公平性を保つことを前提に考えると、このましくないと思う」と述べました。
一方で「空席が目立つことに配慮しての動員であり、定期検査で停止している1号機再開を認めるかどうかの判断材料にはなりにくい」と話しました。
また、岩切市長はこれまで1号機の再開について玄海原発が先に再開することを条件の1つにあげていましたが、「ストレステストの状況などから判断すると川内原発のほうが早くなることも考えられる」という考えを示しました。
07月29日 18時28分
配信の日付が誤りではないかと思いましたが、彼らは本気で再稼働させようと思っているようです。再稼働のトップバッターをつとめれば、九州電力から寄付がもらえるのでしょうか。道路を作ってもらって、J-ビレッジIIでもつくる皮算用でもしているのでしょう。あたかも日本全体を考えているかのような発言には、本当に恐れ入ります。
鹿児島県議会は、九州電力に一度虚偽答弁をされています。
やらせメールについては4日、鹿児島県議会原子力安全対策等特別委員会で共産党県議が追及したのに対し、九電の中村明・上席執行役員(原子力発電本部副本部長)は「番組があると社内や関係会社に連絡はしたが、どうこうしろと言った事実はございません」と否定していた。
知事は、健忘症か何かなのでしょうか?自分の県議会で嘘をつかれたのに、それを全く問題にせずに、カネに目がくらんで再稼働を許可しようとしている。
川内原発で何かあれば、鹿児島はおろか、有明海、韓国、山陰地方の海まで全て汚染されます。(陸上はもちろんです)EPZは、なぜ20km圏内で問題ないといえるのか?

明治維新は薩摩藩の力が大きく寄与しました。今度は、何の目的のために原発再稼働をしようとしているのですか?
すでに稼働している泊原発でさえ、いまだに安全のお墨付きをもらっていないのですよ。
薩摩おごじょ 立ち上がるときが来たようです。薩摩隼人たちにまかしていては、国を滅ぼします。
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